『瞬』(1)

59 名前:ABY []:2007/07/13(金) 01:18:07.54 ID:MRBMOwIT0
保守のついでに書いてみた。下手だと思うが、見てやってくれ。
朝起きると体に違和感があった…ダルい、というより
フラフラする。何時までもベッドの前にいてもしかたないので
部屋から出ようとドアにむかうがバランスを崩して椅子に
頭をぶつける。

原田(主人公)「痛っ…?」

妙に高い声が聞こえる。今日は俺の誕生日、まさかと思ったが
まだバランスがうまくとれない。壁にそって洗面所まで行く。
…やっぱりだ、俺は鏡を見た瞬間言葉が出なくなった。
鏡に映ったのは整った顔で髪は少し茶色ぽいショートカットの
女性。俺は13才で女体化してしまったのだ。

-ガチャ
1階に降りてリビングのドアを開ける。台所からは物音がするので
たぶんお母さんがいるのだろう。…何て言おう。
とりあえず普通に挨拶してみよう…。

原田「あの…おはよう…」
お母さん「え…?もしかして瞬(主人公の名前)?」
原田「うん…起きたらこんなんになってた…」
お母さん「ああ、女体化したの。少し早いわね。」



70 名前:ABY []:2007/07/13(金) 01:47:32.81 ID:MRBMOwIT0
お母さんはあまり驚いてはいなかった。前から女性用の下着は
適当な物を一着用意していたらしいので今日はそれを着て
学校に行くことになった。朝ご飯を食べた後、学校の準備をする。
しかし、今日一日のことを考えると気が重い…

学校の校門、ここで俺が誰だかわかる奴はいないだろう。
しかし問題は教室に入る時だ何て言えばいいんだろう?
と、考えているうちに教室の扉の前にきてしまった。
それよりも今頃だが制服が男子のままだった大丈夫なのか?コレ?
女体化しましたって言ってるようなもんじゃん。道端にいる人が
なんで俺のこと見てたのかやっとわかった。



79 名前:ABY []:2007/07/13(金) 02:39:21.44 ID:MRBMOwIT0
そんなことを考えていると担任の野山先生が歩いてきた。

野山「おはよう。」
原田「おはようございます。」
野山「ん?見かけない顔だな、転校生じゃないよな。」
原田「いや、先生、僕ですよ。原田です。」
野山「原田?お前もう女体化したのか、早いな。」
原田「そうですね」

野山先生は40才位の男性教師だ。いつも優しく生徒からの
評判もいい。先生と話をしたら少し落ち着いた…よし、行こう。

原田「おはよう~」
池田(クラスの男子)「え?誰?」
海川(原田の幼なじみであり親友)「転校生?」
黒木(クラスの女子)「見かけない顔ね」



43 名前:ABY []:2007/07/14(土) 12:28:37.07 ID:cxBrWZWr0
林川(男のオタク友達)「スゲーな、誰だか全然わからなかった。」
原田「だろうな、自分でも誰だかわからなかったんだから。」
長橋(男のオタク友達)「女体化ってこんな可愛くなれるのかよ。
胸もまあまああるな、ちょっとさわらせて。」
原田「殺されたい?」
長橋「女になんか殺されねーよ。」

調子にのってる長橋の左手をつかみ小指をねじ曲げる。



45 名前:ABY []:2007/07/14(土) 12:49:31.31 ID:cxBrWZWr0
長橋「痛い!痛い!関節はやめろ!」
原田「関節技(サブミッション)こそ王者の技。」
林川「大魔法峠www」

あまり強くすると長橋の小指が折れそうなのでここらへんで
やめておく。

長橋「痛え~」
林川「お前女体化しても何も変わらねえな。」
海川「見かけは全然違うのにな。」
原田「まぁな。」



47 名前:ABY []:2007/07/14(土) 13:01:58.57 ID:cxBrWZWr0
話をしている間に結構時間がたっていたらしくHR開始の
チャイムが鳴る。

原田「先生きたぞ。」
海川「長橋早く席戻れwww」
長橋「何で俺だけ席遠いんだチキショー」



25 名前:ABY []:2007/07/15(日) 22:26:36.53 ID:5J4HxTsR0
午前中の授業が終わり、昼休み。

原田「おい、飯食おうぜ。」
海川「おう。」
長橋「あー、飯、飯」
林川「石山(社会担当の男性教員)の授業めっちゃ眠くなるわ~。」

俺、海川、林川、の席をくっつけそれぞれ弁当をひろげる。
席が遠い長橋は椅子を持ってきて林川の机を半分借りている。

長橋「そういやお前(原田)さぁ~、女子の友達つくんねーの?」
原田「何で?」
長橋「だって女体化した奴って大体は女に馴染むために女子の友達つくんじゃねーの?」
原田「俺は今までどうり男友達だけでいいよ、めんどいし。」
長橋「ビッチか?」
林川「ビッチ、ビッチ」
海川「ジュリアラスはビッチで(ryげふん、げふん、なんでもない。」原田「…お前らって…」

見事につながったビッチコール。言うまでもなくこれは
俺が貸したふぃぎゅ@謝肉祭のワンシーンだ。



13 名前:ABY []:2007/07/15(日) 23:02:45.59 ID:akBgR8MC0
飯を食い終わってしばらく話をしていると予鈴が鳴って
みんな適当に席につきはじめる。先生がきて午後の授業が始まった。
-放課後、校門で友達とわかれる。俺と林川が一人で帰り、
海川と長橋は一緒に帰る。それぞれの最短ルートを使うとこのわかれ方になる。

海川「じゃあな。」
長橋「じゃあなー。」
林川「おう。」
原田「あばよ。」

家までは一直線で帰る。俺の家から学校までの間には店は一件もないからだ。



22 名前:ABY []:2007/07/15(日) 23:38:24.47 ID:akBgR8MC0
家についてお母さんにただいまを言って私服に着替える。
学校に行ってる間に数着下着や服を買いに行ってくれたらしい。
しかしスカートばかりじゃなくてズボンも買ってきてほしかった。
男物でもはけないわけではないが…せっかく買ってきてくれたので今日はスカートをはいてみる。

原田「何かスースーして変なカンジ…」
お母さん「似合ってるじゃん。可愛いよ。」

元々男だった俺が可愛いと言われても複雑な気持ちにしかなれない。特にやることもないのでPCを起動して2chでVIPを見ることにする。

原田「VIPにも女体化した人って沢山いるみたいだな。…あ、明日から3連休じゃん、海川達よんで1日中ゲームでもするか。」

洗濯物をたたんでるお母さんがいる2階へ行く。

原田「お母さん、明日からの3連休の後ろ2日、海川達家に泊めていい?」
お母さん「いいけど、お母さんその日お父さんと旅行行くんだよ。食べるもの適当に用意しとくからそれでもいい?」
原田「いいよ。電話で聞いてくるね。」



28 名前:ABY []:2007/07/16(月) 00:53:15.25 ID:VSAwScnD0
全員に電話をしてみたところ一応全員来れるらしい。ただ林川と
長橋は小学校の頃の友達が海外に引っ越すそうで夜の10時に
お別れ会に行って朝の6時にまた来るらしい。

原田「全員来れるってさ。」
お母さん「うん、じゃあ4人分ご飯用意しとけばいい?」
原田「うん。」
お母さん「もうお風呂はいる?」
原田「あー、うん、はいる。」
お母さん「はい、着替え。」
原田「うん。」

PCの電源をきってから風呂場にむかう。着替えをかごに入れて先にトイレに行くことにする。

-使い慣れたモノが無いとやはりしにくい。男だった時は
座るのは大の時だけだったが女体化した今ではどちらでも
座らないといけない…不便だ。終わったときも女は
小でも拭かないといけない…やはり不便だ。

原田「ひゃっぅ…」

ティッシュが触れた瞬間、体に電気が走るような感じがした。
妙に甲高い変な声がでる。拭き終わりパンツをあげて水を流し
手を洗ってお風呂にはいるため風呂場に行く。



37 名前:ABY []:2007/07/16(月) 01:33:44.11 ID:VSAwScnD0
風呂場の前で服を脱いでいく。鏡で自分の体を見ると自分でも
驚くくらいに綺麗だ。男の俺が今の俺を見たら一目惚れしそうな
程だった。風呂の扉を開けてなかに入る。いつもと同じように
一度お湯を体にかけてからお湯につかった。

原田「ふぅ…」

よく考えると女体化しても特にこれと言って困ることも
無いような気がする。好きな女子がいたわけでもないし、
友達には独身貴族になるとも言っていた。男の頃は俺様的キャラ
だったけど女になったなら女王様とかでもいいし、いっそ男を
通しても問題ない。それに友達の反応だって大して変わらない。
1度の人生で男と女のどちらも楽しめるというのは考えに
よっては得なのかもしれない。



50 名前:ABY []:2007/07/16(月) 02:06:39.70 ID:VSAwScnD0
あまり長くお湯につかるとのぼせてしまうのでそろそろ頭を洗う。
髪はショートカットなので以前とあまり変わらずに洗えた。
問題なのは今、体を洗う時だ。あんまり変なところを触っていると
変な気分になってしまいそうだ。元々女なら問題無いのだろうが
俺は元は男だ。それにこの年頃なら女性の体に興味もある。

原田「…胸くらいなら大丈夫かな…」

興味本位で自分の胸を揉んでみる。

原田「んっ…」

石鹸でスベスベになってるがそんなことよりとにかく柔らかい。
綺麗なピンク色をしている乳首にも手を伸ばす。

原田「あ・・んぁ…」

欲望に耐えられなくなり下に手を伸ばした時…

お母さん「ちゃんと洗えてる?手伝おうか?」

お母さんのおかげで我にかえれた。

原田「う、うんちゃんと洗えてるから大丈夫だよ。」
お母さん「そう。」

この後普通に体を洗い、風呂をあがった。



35 名前:ABY []:2007/07/16(月) 23:17:10.81 ID:7PgNyLuS0
風呂からあがって扇風機の風に少し当たった後ベッドに
寝転がる。あいつら(海川達)が来るのは明後日なので
明日はゆっくりできそうだ。

原田「あー、明日何しようかな…いつもしてること…オンラインゲーム、VIP、エロゲー、マンガ、ラノベ、他の奴らって休みの日何やってんだろ…」

そんな独り言をぼやきながら俺は眠りについた。



100 名前:ABY []:2007/07/19(木) 01:02:57.03 ID:xVV3HPG00
体のダルさを感じながら目を覚ます。時計を見ると
まだ8時30分前後だ。前まではパワパフZやら赤ずきんやらを
見るために早起きしていたが、最近は11時位までは普通に
寝ている。というわけで寝よう。また目を閉じ、しばらくすると
眠気が戻ってきた。

-今日2度目の目覚め。体のダルさもだいぶ楽になっている。
時計を見るとぴったり11時だ。ベッドからおりて着替えを
はじめる。



117 名前:ABY []:2007/07/19(木) 01:18:39.14 ID:xVV3HPG00
原田「あれ?ズボンがねぇ…」

ズボンどころか今で着ていた服が無い。捨てたということは
ないだろうけど…多分お母さんはリビングにいるだろう、
聞いてみるか。

原田「前着てた服ってどこにある?」
お母さん「あ、クリーニングに出しちゃったけど着るんだった?」
原田「ん~そうだったんだけど…いいや。」
お母さん「終わったらすぐとりに行くからそれまでスカートでいて。」
原田「うん、わかった。」



127 名前:ABY []:2007/07/19(木) 01:50:02.97 ID:xVV3HPG00
女物の服に着替える。やはりまだスカートは慣れない。

原田「やっぱ何かスースーして変なカンジなんだよな…」

しかし今日は本当にやることが無い…この体に早く慣れる
ためにも出かけてみるか。


キリがいいし今日はとりあえずここまでで。

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最終更新:2008年06月11日 01:44
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