90 名前:お芋 []:2006/11/13(月) 01:24:49 ID:1IQju6yM
昨日は投下できなくてごめんね
今日はちゃんと投下するね
しばらくして質問攻めから開放された相原はぐったりしていた
「おつかれ相原」
「む・・・」
あ~ぁ拗ねてる・・・
頬っぺたふくらませてる相原
別に可愛くなんか・・・ないんだからな!
「そう拗ねるなよ
アイツだってお前と仲良くなろうと」
「それは分かってるし杉野さんはいい子だよ・・・
だけどさっきからボクを見てニタニタしてる君が気に入らない」
「ニタニタって・・・俺はな」
「変態みたいだった」
「へ・・変態ってお前・・」
「変態」
「ちょっとまてー誰が変態かー!」
「なぁ~に?誰が変態なの?」
俺達の会話が気になるのか杉野が会話に入ってきた
「三浦」
相原は真正直に答えた
「ってそんな回答すんな!!」
「薫ちゃんそれは違うよ」
「ん?」
杉野が相原の言葉に待ったをかけた
「そうだ違うぞ相原、杉野よちゃんと言ってやれ」
「あのね薫ちゃん崇はね・・・」
「うん」
相原はコクコクと頷きながら杉野の言葉を待っている
「崇は変態じゃなくて
ドッ変態なんだよ」
「そうだ相原!俺は変態じゃなくてドッへ・・・・・・・
ギザマーーーーー」
何を言うかと思ったらコイツはーーーー!!!!!!!
しかもド変態じゃなくてドッ変態って!
ちっちゃい「ッ」は何だ!ちっちゃい「ッ」は!!
「やっぱり・・・さっきボク達を見てる顔があまりにも危険だったから・・・」
「あ~気をつけてね薫ちゃん多分あのドッ変態は薫ちゃんを見て欲情しちゃったんだよ」
「ゾク・・・・怖い・・・」
「大丈夫だよ薫ちゃんは私が守るから」
「杉野さん・・・」
「叶って呼んで薫ちゃん」
「でも・・・いいの?」
「私は薫ちゃんにそう呼んでもらいたいの」
「かな・・かなえ・・・ちゃん」
顔を真っ赤にして相原は杉野の名を呼ぶ
「なあに?薫ちゃん」
杉野は相原の頭を優しく撫でてそう言った
「叶ちゃん」
「薫ちゃん」
2人は手と手をとりあう
とてもすばらしい光景
とてもステキな光景
今ここに新たな友情が・・・・
「って!俺を使っていい雰囲気を作るな!!」
「うわっ!ドッ変態怪人ミウランダーだ!!逃げて!薫ちゃん」
「クラァ!誰が変態怪人だ!誰が!」
「きゃ~たすけて~私たちドッ変態怪人に襲われる~」
杉野は相原に抱きついてそう言った相原もそれにのっている
俺「うるさい!!だいたい「ドッ」ってなんだ「ドッ」って!!」
杉「ド変態をさらに凌駕する変態」
俺「どんな変態やねん!」
杉「薫ちゃんをみて欲情する変態」
俺「ちょっと待てー!俺がいつ相原で欲情した!」
相「さっき?」
俺「違うわ!!」
杉「正直に言いなさい
あんた薫ちゃんみたいな子好みでしょ?」
俺「ちっ・・・違うわ」
杉「いい加減吐いちまいなアンタの趣味なんかお見通しよ」
俺「刑事さん俺違うんです本当に」
杉「ええい!証拠はあがってんだ!この前小柄の子をあんな事やこんな事してる本を見つけたんだ!」
俺「そんなもん持ってねえよ!」
杉「あんだと~?刑事と書いてデカに向かって何だその態度は~」
俺「ち・・違うんです刑事さん俺そんな趣味もないし本も持ってねぇんです」
あれ?なんか立場が逆転してるような・・・
杉「さあ吐いて楽になりな」
しかも追い詰められてる・・・・なぜ?
杉「さあ!」
ヤバイ・・・
杉「ハリーハリー!」
ここは逃げの一手で・・・
最終更新:2008年07月21日 03:38