安価『貧乳っ娘になって乳首をいじめられる』

武井「貧乳っ娘になって乳首をいじめられる」
真樹「は?」
武井「いや、昨日そういう安価をもらっちまってな」
真樹「……ふぅーん」
武井「っつーワケで、早速安価を実践に移そうと思うのだが」
真樹「ちょっと待て。まさか対象は俺じゃなかろうな?」
武井「お前以外に誰がいるよ?」
真樹「いやいやいや。俺は確か貧乳って設定はなかったはずだぞ。スク水になった時も『発育した胸が云々』って描写されてたはずだ」
武井「そんなもん安価をしてくれた人の熱い想いと読者の切実な願いと作者(と書いて神と読む)の何か色々があればちょちょいのちょいよ」
真樹「なんか最後のが一番デカい気がするんだが……」
武井「まあ諦めろ」
真樹「断固拒否するっ!」
武井「そう邪険にするなよー、これでもかなり折れてる方なんだぜ?」
真樹「あ?」
武井「本当だったら中学生時代の真樹のトラウマになった事件を書こうとしてたんだぜ?」
真樹「……最悪だな。『安価:再会』の例のシーンだけでも気分悪くした人がいたってのに」
武井「げろしゃぶは隠れSだからな。ついヒロインにそういう事をしたがる傾向にあるな。あのシーンでも本人は『ちょっとソフトにしすぎた』っつってたしな」
真樹「あれでか!?」
武井「ま、そんなこんなで……」
真樹「ん?」
武井「やらせてもらいます!」
真樹「うわ!? ちょ、待てーーーっっ!!!」


258 名前:貧乳っ娘になって乳首をいじめられる 投稿日: 2008/03/21(金) 21:31:21 [ 6y0I5q1Y ]
 どさり、と真樹は尻餅をついた。
 かなりの勢いだったので、下が布団だったのは幸いだった。
「おいっ! 武井」
 尻餅をつかせた張本人の名前を呼ぶ。
 しかし武井はじっと真樹を見つめるばかりで返事をしてこない。
「いきなり何するんだよ」
「温泉宿に男女二人で泊まって、他にナニするってんだよ」
「お、お前なあ……」
 非難しようとするが、その前に武井の手がスルリと真樹の浴衣の合わせに侵入してくる。
「お、おい!」
 ひやり。
「わひゃっ」
 武井の手が予想以上に冷たく、真樹の口からはへんてこな音が漏れてしまう。
「真樹、お前何も付けてないのかよ…」
「なっ、なに呆れた顔してんだよ! いいだろっ、別にそんなの付けるほどの大きさでもねーんだし!」
「でも、付けてないと形が崩れるって言うぜ?」
「元男な俺にとっちゃ別に悲しくも何ともないね」
「俺が悲しくなるだろ?」
「え?」
 突然のその言葉に咄嗟に反応できず、よって次の武井の行動もすんなりと受け入れてしまった。
 ――ちゅ。
 実際にはそんな音がしたわけでもないのだが、武井は真樹の唇に自分のを重ね合わせてきた。
「~~っ!!」
 血液が一気に頭に昇り、思考が一瞬止まりかける。
「うわ、わ……!」
 わたわたと意味不明の踊りを踊り始めた真樹は無視して、武井は合わせに突っ込んだ手を大きく開く。それと連動して真樹の浴衣は呆気なくはだけた。


259 名前:貧乳っ娘になって乳首をいじめられる 投稿日: 2008/03/21(金) 21:32:13 [ 6y0I5q1Y ]
 頼りない電光の下に、真っ白な真樹の肌があらわになる。
 全体的に肉付きが足りなく、とくに胸囲などは同世代の女の子より、一回りほど下の女の子と比べても足りないのではないかと思わせるものだ。少年といっても通用するかもしれない。
「見るなよぉ……!」
 慌てて前を隠そうとするが、その手を武井に掴まれてしまう。
 そのまま、もう片方の手で真樹の胸を撫でてきた。
「あ…っ」
 思わず声が漏れる。
「何すっ……」
 さわさわ。
「あぅ!」
 さわさわさわ。
「っい………、お前……んっ……ちょっ……とぉ!」
 掴んだ真樹の手から力が抜けるとみるや、その手も真樹の胸をいじくる事に使い始める。
 両手で刺激を与えられ、真樹は我慢できずに仰向けになる。それと同時に、彼女の長い黒髪が放射状に広がる。
「貧乳は感度がいい、ってホントだったんだな」
「うるせ……え!?」
 きゅう、と乳首をつままれる。
「さっきまでまっ平らだったのになあ」
「っんだと!?」
「今はもう、つまめるぐらいに“立て”ちゃって」
 武井がゆっくりと手を離すと、小さくも自己主張している自分の二つの突起が見えた。
 顔が真っ赤になっていくのが、鏡をみなくても分かる。咄嗟に顔を背けた。が、
「……はうっ!?」
 自分の胸元に湿った生暖かい物が触れてきた。
 慌てて視線を戻すと、武井がベロで乳首を舐めていた。
「おいっ! いい加減にしろよ!?」
「やだ」
 それだけ言うと、また真樹の乳首を飴か何かのように舐め始める。


260 名前:貧乳っ娘になって乳首をいじめられる 投稿日: 2008/03/21(金) 21:33:21 [ 6y0I5q1Y ]
「ほんとに……んぁ! ……ダメだって言って……んんー!」
 抑えようにも、口からはいやらしいあえぎ声が漏れてくる。
 それが自分の発したものだなどと真樹は信じられなかった。
 片方の乳首は舌で弄ばれ、もう片方は指で弄繰り回されている。爪でツンツンとつついたり、ピンと弾かれたり、クリクリと捻られたり、きゅうっと引っ張られたり。
 その度に真樹の体は敏感に反応する。
「あうっ……あん! ……や、も……きゃ」
 次第に体全体の筋肉が弛緩してきて、口もだらしなく開きっぱなしになる。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!」
 武井が真樹の乳首を甘噛みする毎に、真樹は空高く上り詰めていく気分になる。
 脳みそなどとっくに溶けてしまっているのだろうと思った。
「変……だよっ……俺っ…武井っ…なんか……だめっ!」
 思考が。視界が。
 白一色に塗りつぶされて。
 そして……。



 ―――ちゅんちゅん。
 気がつくと、いつもの自分の部屋のいつもの布団の中で真樹は目を覚ました。
 服もいつものパジャマだ。浴衣などではない。
 胸も、あの洗濯板のようなものではなく、しっかりとした双丘を形作っている。
「……夢、か」
 なぜか安堵感より先に、寂寥感が襲ってくる。
 そして。
「うわぁ! 濡れてるうう!?」
 小さな神社に、驚愕した少女の叫び声が響き渡った。

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最終更新:2008年07月21日 05:34
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