安価『天○』

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2007/06/09(土) 22:57:21.17 ID:s00s0x180
前スレの安価書いてみた
お題「天○」(色々と怖いので伏せたw)
僕の運命はこの天○家に生まれてきた時点で決まっていた。
幼稚園小学校、中学校と親にしかれたレールの上をただ進む毎日だ。
そして、このまま行けば現・天○であるお父様の後を継ぐことになる。
正直、僕は普通の人間として生きてたかった。
学校でバカやったり、コンビニで立ち読みしたり、買い食いしたり。
でも、そんなことは出来るわけがない。
もしかなうとしたら僕が別の人間に生まれ変わるしかないから。

数年前からある噂が流れ初めた。僕がこの噂を聞いたのは最近になってからだけど。
『16歳の誕生日までに性行為をしたことが無い男子が何割かの確率で突然女体化する』
最初のうちは誰も信じなかったらしい。だが次第に噂は現実へと姿を変えて行った。
3日前にテレビの生中継中に偶然高校生が女体化した。
この映像により日本中は大パニックになった。
過去のデータを振り返ってみるとココ数年で15、16の男の子が失踪してる事件が多数起きていたらしい。
それも誕生日の前後に頻繁に起こっている。
これはただの偶然なのかもしれない。

僕は涙が出るほど嬉しかった。
これだ、この現象が僕にも起これば、僕は運命から逃れられる。
幸運にも僕の誕生日は5日後。たった5日間の辛抱で僕は違う自分になれる。
女の子になったらここを抜け出して、誰かの養子になろう。先の事を考えると笑みが止まらなかった。

だが、現実はそう簡単には進まないみたいだ。
一連の騒ぎで僕を女体化させないように色々と動き始めているみたいだ。
僕を女にさせないように、僕をどこかの女性と性行為をさせようと。
           ―誕生日まであと…5日。






189 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 19:42:18.40 ID:xhRT5YjG0
朝が来てしまった。あと4日か・・・。
『幸仁様!幸仁様!』…うるさいなぁ。
『ドアを開けてください!幸仁様!』
「嫌だね」
外に出たら何をされるか分からないから。
『・・・』
どうやら諦めてくれたようだ。
これから毎日コレが続くのかと思うと憂鬱になる。
…御飯どうしよう。

コンコン―。誰かが壁を叩く音がした。
隣の部屋にはたしか姉さんがいるはずだけど・・・。
コンコン―。壁を叩いて返事をする。
「幸仁?いるんでしょ」
「…あぁ姉さんか」
「あんた部屋に閉じこもってるんだって?」
さすがに情報が回るのは早いな。「…うん、まぁ」
「それって『アレ』が原因でしょ?」
「そんなところかな」
「正直に言ったらいいのに…で、やっぱり女の子になれると思ってるの?」
「まぁね。あと4日が経てば全てがうまくいくさ」
「はぁ~、本当にあんたってバカね。あと4日もそこにいられるわけ無いじゃない。お父様がだまっちゃいないわよ」
「・・・うっ」
「そんなことだろうと思ったわよ。…私に任せときな♪」
「任せなって…姉さんが無理っていったんじゃないか…」
「あんたをここから 脱 出 させてあげるわ」
「そ、そんなこと無理に決まってるじゃないか!監視カメラ、センサー、警備員がたくさんいるんだ」
「気にしない気にしない、…今夜0時ちょうどにまた壁を叩くわ。本当にここから出たいんだったらまた返事してね」
「どうして姉さんはそこまで…」
「私も…外に出てみたくてね」






190 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 19:43:58.26 ID:xhRT5YjG0
姉さんがなんとかしてくれたみたいで僕の部屋にはだれも来なかった。
御飯は姉さんがベランダに置いてくれた。
僕は1日中朝の姉さんの話を考えていた。
…どうやって外に出るんだろうか?
・・・
・・

目がさめると辺りはもう真っ暗だった。
!?僕は慌てて時計を見る。
『0時00分』
…よかった、過ぎてなかった。
コンコン…。
この音は、姉さん!僕は急いで壁まで向かった―。
           誕生日まであと…3日。



とりあえずココまで書いた。
安価で書いたのに夢がひろがりんぐ、で困ってるwww
さっさとコレ終わらせて続き執筆したいですorz



205 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 20:27:13.83 ID:xhRT5YjG0
>>190の続き
注意:ここから先の文章は大変カオスと化しております。ご注意くださいますようなにとぞ…アッー!
壁の向こうから消え入るような声が聞こえてきた。
「…える?聞こえる?」
「うん、聞こえるよ」
「…本当にここから出たいみたいね。じゃ早速出よっか」
「え?なんかこう作戦とか…」
「外出れば分かるわよ」
「え・・・?」
「さ、急いでいくよ」
隣の部屋からはドアを開く音が小さく聞こえた。

恐る恐るドアを開ける―。
外には誰もいないみた…「!?」
「…なんだよ、姉さんか…」
「なーにびびってんのよ♪ちゃっちゃと行くよ」
「え?でもカメラとかセンサー・・・」
「あぁ電源落としてあるから大丈夫♪」
姉さんの左手には意味深なリモコンのようなものが握られていた。
僕達は裏口へむかった。






207 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 20:30:16.28 ID:xhRT5YjG0
>>205続き
不思議なことに裏口に着くまで誰とも出会わなかった。
いつもは夜中でも警備員がいるはずなんだけど…。
「さっここまでは計画通り。ここからが問題なのよね~」
「問題って?」
「さすがに外の警備員には効果が無かったみたいでね」
「何の話?」
「睡眠薬♪散布型遅効性無臭性のね。7時ごろにに屋敷中にまいといたのよ」
「…詳しくは聞かないよ」
「そうしてくれると助かるよ」
何で僕が巻き込まれなかったかは姉さんが持ってきてくれた御飯に解毒剤的なものが入っていたかららしい…。

「さて…やりますか」
そういって姉さんは持ってきたバッグから銃のようなものを取り出した。
「ちょ、なにそ(もごもご)」
「黙って見てな!」
僕の口を手で塞ぎながら銃を構える。
パスンッ―
パスンッ―
パスンッ―
サプレッサーによって抑えられた発砲音が数回聞こえた。
「…こちらαチーム、目標は完全に沈黙した」
『ザザー…こちらβチーム、合流地点の確保に成功した。作戦どうりの場所にて待つ。オーバー』
姉さんがなにやら無線機のようなもので話していたが僕にはなにがなんだが分からなかった。


どうやら脳が腐りきっているようです。天○関係ないなコレ



216 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 21:16:18.22 ID:xhRT5YjG0
>>207続き。会話が多すぎてスマソー
「さっ行こっか」
「あ、うん」
かすかに漂う火薬の匂いを後にして裏門から外に出た。
外に出ると数人が待ち伏せていた。
ヤバイ、早く逃げないと「姉さん!早くにg」
「まぁ落ち着きなさい。大丈夫、この人たちは私達の味方だから」
数人のなかの1人が僕のほうへ向かってくる。
「やぁ、幸仁。久しぶりだね」
どこか聞き覚えのある優しい声…誰だろう…あっ
「叔父さん!…利幸叔父さん!」
「しーっ、あんまり大きな声を出すんじゃない。…久しぶりだね幸仁」
「生きてたんだ…生きてたんだね…うぅ、うわー」
「おいおいもう高校生だろ?そんなに泣くなよみっともない」
「だっで、だっでぇ」
利幸叔父さんは数年前に死んだとされていた。
お父様から聞いた話だと外国で何者かに拉致され、殺された、と。
「俺が死んだ?…あのクソ兄貴が。人を勝手に殺すんじゃねぇ。…で、これからどうするんだ」
「私はどっか遠い所へ行くわ。そうね…ヨーロッパなんか素敵じゃない♪」
「え、じゃ僕も着いて行く」






217 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 21:18:18.32 ID:xhRT5YjG0
>>216続き
「(静かに!)」
突然姉さんの声が小さくなる。
「(だれか来る…)」
辺りに緊張が走る。ドクン…ドクン…心臓の音がやけにでかく感じる。
ガサッ。
「やぁー、皆さんおそろいで」
この声、この姿…
「お、お父様!」「お父様!」「兄貴…!!」
「こんな時間にどこにお散歩ですかな?」
獲物を狙うかのように僕を見ている。
「ど、どこって・・・ちょっとトイレ…」
「…つまらないね。0点だ」
僕の胸倉を掴みお父様は言った。
「さっさと部屋へ戻るんだ」
「お、お父さん…くる・・しいよぉ」
気が付くと僕は地面を離れていた。息が苦しい…
「クククッ、俺から逃げた罰だよ。貴様は逃げられないんだよ」
だんだんと意識が薄れていくような気がしていく。あぁ…力が入らない。
「おらぁ!」
ドン。僕は突然地面に落ちた。
「叔父さん!」
姉さんの声だ。さっきまで僕が持ち上げられていた場所に叔父さんとお父様が向かう会うような形でいた。
「…おい、なんの真似だ?」
今まで生きてきてコレほどまでに低く、恐れを感じた声はなかった。
「また俺の邪魔をするというのか?利幸よ…あぁ?」
「…お前達は早く逃げろ。ここは俺がなんとかする」
「でも…」
「いいから行けぇ!!!」
姉さんは僕の手をひくと力いっぱい走り出した。






220 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk []:2007/06/10(日) 21:38:10.51 ID:xhRT5YjG0
>>217の続き
「さぁ…コレで邪魔者はいなくなったな。本気で行くぜ?」
「ふん、雑魚がわめくな」
「雑魚かどうかは…コイツを喰らってからにしなぁ!」
一見ハンドガンのように見えるがコレ、実は違法改造マグナムなのである。
「おらぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ズキューーーーーーーーーーーーン!


俺「…って漫画書いて見ようかな~って思うんだけどどう思う?」
友「ねーよwww」
俺「サーセンwww」
キーンコーンカーンコーン
俺「おっそろそろ昼休み終わりか」
友「んじゃまたなー」
俺「おぅ!…もう書き始めてるんだけどな」
        …to be continued



どうしてもこのエンディングがやりたかった。
前フリ長くてスマーソルトキック

さてやっと本編かけるぜw

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最終更新:2008年07月21日 19:57
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