安価『未来予知』

358 名前: 孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日: 2007/11/27(火) 22:33:34.18 ID:QM+676Gy0


小学2年生の頃、ある夢を見た。目が覚めるとそれが現実になっていた。
その日から僕には不思議な力が宿った。


そして次第にその力は強くなっていく。


中学に入ると、目が覚めているときでも自分の意思で未来が見ることが出来るようになっていた。
中間テストなどで前の日のうちにどの問題が出るのか分かっていた。
だから、僕はずっと学年トップだった。もちろん両親は大喜びさ。


中学2年の時、初めて賭け事に力を使った。
結果、僕は中学生にして月30万程稼いでいた。
僕は力に溺れていった。


だが、寝ている間は自分意思で見る、見ないを選択出来ない。そして、僕はあの夢を見た。


夢の中で僕は女の子になっていた。
暗い道を1人で歩いている。辺りには街灯が途切れながら光っている。
すると、そこに3~4人の影が見えた。背格好からすると大人の男性であろう。
だんだん僕に近づいてくる。そして1人の男の手が僕の体に触れたその時―――。
僕は目が覚める。


非現実的な未来を初めて見た。・・・少し疲れているのかもしれないな。今日の学校はサボろう。
あまり今日は面白そうな日には"見えなかった"からね。


夜になり、僕は布団から出る。1日寝て過ごしてしまった。
ギュルルル~。腹が鳴った。そういえば朝から何も食べてかったっけ。
冷蔵庫を開けるが何も無い。・・・コンビニでも行くか。


僕の生前の記憶はこの数分後に消失する・・・。

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最終更新:2008年07月21日 20:03
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