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安価『紅茶のシフォンケーキ』

俺が女になっちまってから、もう2ヶ月が経っていた。
当初心配していたようないじめのような物も無く、
今まで通り平凡な毎日を送っている。
まぁいくつ男だった時と比べて、変わった所もあるけどな。

「んーーーーっ。うまーっ」
女になった事で、変わった。というか
一番うれしかったのが、ケーキとかを注文しやすくなったこと。
どうも、男の時は人の目が気になっちゃって、
ケーキを注文するのを躊躇ってたしなぁ…。
「はぁ……幸せ……」
思わず口元が緩んでしまった。
「ほら、口にクリームついてるよ」
そう言われ、友人に口元をふきふきされた。
「んー、自分で拭けるってば…」
「まぁまぁ、そう言わずに…ふきふき…っと」
「むー…」
男だった時は結構喧嘩っ早くて、怖がられていたというのに…
今じゃ、こんな感じで、友人数人にペット扱いされているわけだ。
でもまぁ、今の生活も、これはこれで気に入っている。
「んー…やっぱりケーキ食べてる時が一番かわゆいねぇ…」
なでなで
「頭を撫でるなっ!」
「あー、ほらほら…怒らないで怒らないで
 このケーキあげるからさ」
「ふん、俺が食い物に釣られると思ってるのかっ」
全く、失礼な奴だ。
「えー、でも。大好物の紅茶のシフォンケーキだよー?」

「しふぉん…紅茶…?
 ふ、ふん!今日はこの辺で許してやるっ」
はぅ…幸せ…。
「あ、そのケーキのお金は、自分で出してね」
………ダマサレタ…。


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最終更新:2008年08月02日 03:49
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