安価『股間のレイズァガンが行方不明』☆

顔も良いわけじゃなく、スポーツが巧いわけでもなく
これといって人に誇れる物が無かった俺にも
たった一つだけ、人に自慢できるモノがある。
【レイズァガン】の異名すら持つ俺のナニだ!
このレイズァガン(新品)こそが俺の誇り、俺の自慢。
このレイズァァァァガン(新品)がある限り、俺は堂々と生きていける!
そう、昨日までは。

「アッー!俺のレイズァガンがNEEEEEEEEEEEEEEEEE」
朝起きてみれば、俺のレイズァガン(新品)がつるっとした
クレヴァスへと変化していて、胸にはあるのか無いのか
微妙に判りづらいくらいの胸がちょこんとあるだけだった。
「そ、そんな…俺の誇り、俺の全てが…」
「はっ…もしや…このクレヴァスの中に隠れているのではッ!?」
「ここか!ここな…ひゃぅんっ…」
びりっと電気が走った。
どうやら、俺のレイズァガンから漏電したようだ。
「くそっ、ただのクレヴァスの癖に生意気なッ!」
「んぅっ…も、もっと奥にあるに違いないぜ…ふぁっ…」
――こ、これはこれで…。
「いやいやいや!イカン!だまされるな…
 これは、俺のレイズァガンの威力に恐れた組織の陰謀に違いない!」
「んっ…ぅぁっ…無い…?」
「あぁっ…あぅっ…」
「レイズァガン…レイズァガン…無い…無いよぅ…」
唯一の誇りを無くし、目からは涙が溢れてくるが
その手、指は止まろうとしない。
――戻りたい。――という願いと、男の時とは
比べようもない圧倒的な快楽がせめぎ合っている。
長い、長い一日が始まる。


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最終更新:2008年08月02日 03:50
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