無題 2007 > 05 > 20(日) 2 さまのすけ

良いんすか!?じゃ遠慮無く… 
会話文が多いから手抜きに思われるかもしれない… 
>>647の続き 

その日の帰り道は何が違った。
話が弾まない。何処となく空気が重く苦しい。いやな沈黙が降りる
その気まずい沈黙をやぶr…

『なぁ、恵輔(俺)・・・』

『んあぉ!?』
突然掛けられた静かな声に俺は、
「あ」とも「お」とも取れないすっとんきょうな返事をしてしまった




恵『どうしたよいきなり?』

翔『・・・。いや、やっぱ良いよ・・・。』

(以降、基本恵→翔→恵の順)

『何だよ、言いかけたんなら言えよ』
何なんだ呼んどいて…

『いや、良いって良いって』

『いいから言えって』

『だから良いって!』

『何だよさっきから!言いかけたんなら最後まで言え!
それがスジってモンだろ!?』
全く何なんだよ!呼んどきながら…




翔『そ、そうか… じゃ、遠慮無く…』

翔也は少し間を置いてから言葉を発する…

『ズバリ言うぞ』
細木数子みたいだなwwwwwww
なんて思って少し吹いてしまった
しかし、翔也の顔からは真剣さが見て取れる
俺に吹き出されても突っ込まないって事は、
よっぽど大事な事なんだろうか?
でも正直、シリアスは似合わねぇwwwwwwww



翔『お前は… 童貞なのか…?』

恵『・・・・・。
はぁ!?真面目な顔して何言ってんだお前?
脳みそに変な虫でm…
あー…アレか…』
「アレ」とはつまり「15、16歳位までに童貞を捨てなければ女体化」
という意味不明な現象の事である

『分かってんなら話は早い。で、どうなんだ?』

『その…まだだ…』

『お前、大丈夫なんか?誕生日までもう一週間ねぇんだろ?』

『けど、なる確率なんて宝くじに当たるより低い確率だし、
16越えてからなる確率なんて更に低くなるんだぜ?
心配いらねぇよ』
と、高を括っていたのがいけなかった




翔『じゃあ、もしなったらどうすんだよ!?』

恵『だからなるわけねぇだろ?』

『何でお前はそんなに余裕ぶっこいてられんだよ!?
お前はっ!自分がそうなっても良いと思ってんのか!
夢を潰しても良いと思ってんのか!答えろよ!!!!!』

『っ…良いわけ… ねぇだろ…』
俺は歯切れの悪い答えを残すと、その場から走り出した。
逃げ出した…かもしれない…。
後ろから翔也が怒鳴っている…


この後、俺がどれほど悔やむかはまだ分からなかった…


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最終更新:2008年08月02日 03:59
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