それでは行きます
前スレ>>723-727の続き
場面が変わるので注意
ま、まさか…
その「まさか」である。
ドアが完全に開かないうちに俺は電車から飛び出した。
そして駅のトイレへと向かった…
鏡を見た瞬間、絶句した。ショックのあまり声も出ない…
何で… 俺が…
雀の涙も無い確率なのに…
誕生日まで一週間近くあるのに…
16越えたら確率は更に低くなるはずなのに…
…
何で… 俺が…
ショックだったのは、ダチとバカやってた俺が居なくなる事じゃなかった…
翔也と一緒に夢と白球を追えなくなった事が一番堪えた…
気が付いたら俺はホームのベンチに座って、
震える指で何度も打ち間違いながら
「今から○○駅に来て欲しい」という内容のメールを送った…
最終更新:2008年08月02日 04:00