「これを付けるんだ!元気でるから!」
女体化した俺は、兄から犬耳の付いたカチューシャを受け取った。
「…ん」
取りあえず兄に言われたままに犬耳を付けてみた。
「次はこれを着るんだ!元気でるから!」
そう言って次はメイド服。
「その次はこれだ!元気出るから!」
その次はガーターベルト。
一体兄はどこで手に入れたんだろうか。
そう言って次々と魅惑(?)のコスプレグッズを言われるままに付けていった。
正直楽しいかもしれないと思った俺は変態。
「SUGEEEEE!弟が犬耳(中略)メイドたんに!?」
「お兄ちゃんがやれって言うから…><」
「お前ノリノリだな」
そう言われると、急に尋常では無いまでに恥ずかしくなってしまった。
パチリ
兄が俺の恥ずかしい犬耳(中略)メイドたん姿をカメラに納めていた。
「や、やめろ!やめるんだ!」
カメラを片手に廊下へと出て行く兄を追いかけて行った。
すると運の悪いことに母がいた。
「…何してるの…」
「いや、弟が犬耳(中略)メイドさんになりたいって言うから」
「兄貴の馬鹿野郎!」
こうして俺の恥ずかしい写真は黒歴史となったのでした。
めでたしめでたし
最終更新:2008年09月06日 23:50