安価『待つわ』

240 :巫女課長:2007/09/23(日) 05:38:53.07 ID:nVvlQTcuO
「かわいい顔してあのっ子
わりっとやるもんだねっと♪」

今、ステージ上で女性が歌っている。

「毎回、来るたびに思うんだが、
ここ本当に神社なのか?」

「俺に聞くな。」

「だが、そんなところがいいと思うぞ。」

ステージ上の女性は当然のように巫女装束を着ていた。
うちの巫女の人だ。

ここは、うちの神社だ。
父さんは何を目指してるんだ・・・

「真咲はステージにのぼらないのか?」

「な、イヤだよ恥ずかしい。」
絶対イヤだ、死んでもイヤだ。



241 :巫女課長:2007/09/23(日) 05:39:20.62 ID:nVvlQTcuO
「そうか、見たかったな。真咲のステージ姿。」
祐作は残念そうな顔をしていた。
「どうしてもっつて言うなら・・・」
祐作のためなら、
少し恥ずかしいのぐらい我慢できる・・と思う。
「なに言ってんだ馬鹿。
真咲の可愛いい姿を他の男に見せてたまるか。」
「ゆうさく・・・」

「だから、俺の家で歌ってくれ。」

「ゆうさく?」

「衣装はこっちで用意するから。」

「ゆうさく!?」



「まーつーわ、
いつまでもまーつーわ。」
数時間後、俺は祐作の部屋で歌っていた。
勿論巫女スタイルで。


しかし、なんで今時「あみん」なんだよ・・・


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最終更新:2008年09月07日 21:03
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