『巫女会長』

206 名前:巫女会長の話し[>>205どうも] 投稿日:2007/09/23(日) 21:53:07.71 ID:nVvlQTcuO
この学校は腐っている。
なぜなら、腐り系の部活が多いのだ。
正確に言えば殆んどが、
同好会止まりなのだが。
だから活動費は自腹らしい
が、だからこそ、廃部などの処置が出来ない。
そういう奴らは、余っている教室等を許可をとり使用している。

俺はオタクが嫌いだ。生理的に受け付けない。
だから、この役職についた
この「腐敗系文化同好会撲滅委員」に

これまで、何個ものオタク系同好会を潰してきた。
そして、あと1つ。
最後に残った同好会を潰すだけ。
簡単な仕事だと思っていた。


「てめぇら、さっさとこの部屋から出ていけ!」

「この部屋は我々、巫萌え同好会が、
正式な手続きで使用許可を得たものだ。
私たちが出てく必要は無いと思うが。」

最後に潰すのが、この『巫女萌え同好会』。
名前からして気持ちの悪い。
さっさと潰したいとこだが

207 名前:巫女会長の話し[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:53:50.50 ID:nVvlQTcuO

ここの会長が、なかなかしぶとく、
うまくいかないのだ。

「お前らみたいな気持悪い集団は、この学校の名前を汚すんだよ。
他の同好会みたいに家で細々とやってろ。」
「他は、君達が潰したんだろ。
私達は屈しないがな。」

「そうかい、そっちがその気なら、
こっちも実力行使でいくからな。」

「いいだろう。
おい吉田。やってやれ。」

声をかけられたのは、最近入ったらしい一年だ。
なんでも本物の巫女を彼女にしたらしい。
笑うしかないな。

「えっ?
俺これから真咲と用事あるんで、
じゃあ、お疲れ様でした。」
その吉田という奴は帰っていった。

「で、どうする会長。
頼みの綱はいなくなったな。」
手をボキボキとならす。
「そうだな、冷静に話し合おうか。」

208 名前:巫女会長の話し[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:54:40.11 ID:nVvlQTcuO
その後、その会長をボコボコにして帰った。
まぁ、これぐらいで、アイツはびくともしないが・・・
これからジックリと痛めつけていけばいいだけだ。


翌日、俺は女体化した。
「あ・・・ああ、忘れてた・・・」

すっかり忘れていた。
最近忙しかったからな・・・
「全部あいつらのせいだ・・・許さん。」

次の日、俺は巫女萌え同好会の使う教室にむかった。
そこには、憎き会長がいた。
優雅にお茶などのんでいる。

「おや、あなたか。
随分と可愛らしくなったな。」




210 名前:巫女会長の話し[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:56:03.92 ID:nVvlQTcuO
何故か俺が女体化したことを知ってた。
というか、
俺の外見はかなり変わったはずだが、
何でわかるんだ?

「みての通り、私一人だ。
なにか、ようでも?」
「なにか、じゃねぇよ!
てめぇらのせいで女体化しちまっただろが。
責任とれよ。」

「責任?
貴方の童貞に我々の責任があるとでも?」

「うるさい!
てめぇらに構ってて忘れてたんだ。
とにかく責任とれ。」
奴は、ヤレヤレとしたそぶりをした。

「わかった。
取り合えず、そこに座って。
ゆっくり話し合う必要があるな。」



212 名前:巫女会長の話し[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:57:00.85 ID:nVvlQTcuO
そう言い俺を席にすすめる。
「どうぞ。」
ポットから茶を注ぎ俺の前に置いた。

俺はそれを一口飲み
「わかればいい。
それで何をしてくれるんだ?」
と聞く。

「もう、決めている。
貴方も気に入るはずだ。」

「ほう、それはなんだ?」

「すぐにわかる。」

どういう意味だ?
わけがわからん。
ん・・・なんか眠くなって・・・き・・・


目が覚めた。
先程と変わらない場所、目の前の奴も変わっていない。

「おまっ、何しやがった!」
「気に入ってもらえたか?」



213 名前:巫女会長の話し[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:57:27.20 ID:nVvlQTcuO
「は!?なにいっ・・・」
俺は気づいた、巫女装束を着ている。

「・・・」
俺は言葉を失った。

「どうだ?巫女装束の着心地は。
中々似合ってるぞ。
因みに私がつくったんだ。」

「・・・どういうことだ。」

「いやな、我々同好会を潰さないでいただきたいんだ。」
そういい、何かを片手で振る。
データを入れるスティックかなんかだろうか。

「いや、巫女装束に着替えさせる途中で仕方なく、
君を裸にしなくてはならなくてね。
記念に記録したんだ。」


214 名前:巫女会長の話し[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:58:04.61 ID:nVvlQTcuO
「なっ、返せっ!」
必死に取り返そうとするが避けられた。

「残念だが、もうデータは家に送っている。
この意味はわかるか?」

悔しいが打つ手はない。

「くっ・・・わかった、ここにはもう手だしさせない。
これでいいのか。」

「ありがとう。
それでこそ我が会員だ。」
「・・・はっ!?」
今、奴はなんて言った?
「ああ、忘れていた。
君は"責任"をもって私があずかろう。
君には、専属巫女として働いてもらう。」

片手でデータスティックを振っている。
拒否権は無いということだ。




216 名前:巫女会長[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:59:27.28 ID:nVvlQTcuO
「ようこそ巫女萌え同好会へ。
たしか、名前は香山唯(かやまゆい)だったな。
女のほうが似合った名前じゃないか。」


俺はその日から放課後、巫女装束で過ごすことになった。

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/23(日) 21:59:32.83 ID:FCADYvyP0
>>215
オーケーオーケー!
大体その辺りで書いてやるぜ!

そして支援


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最終更新:2008年09月07日 21:40
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