『山中響の憂鬱』4

16歳まで後5日
本日は水曜日
天気は晴れ

今日もとても素晴らしい光景、もとい、目も当てられぬ光景が広がる
また1人女体化していた、
長田って奴で俺も結構仲良くしていた
つくづく不公平だと思うな、なんで男だけ女体化するんだ?女も男になればいいのに
神はこれで何を伝えたいのだろうか、そんな事を考えるてる暇は無い、泣いてる長田も欠席している岡島にも興味は無い
今日俺がココに来た理由はただ1つ!

―――――女体化症候群遅延促進部…っ!!!

なんか文法が間違ってる気もする部活だ、しかし今はこれに頼る以外方法は無い!!!
俺が俺である為に、俺が自分を守る為に、俺はクズにも成り下がろう、土下座でもなんでもしよう

俺「………」

今一瞬親父が土下座しているビジョンが…

俺「ふぅん、オカルト話は(ry」

いや、冗談はともかく、この女体化症候群遅延促進部とやらに頼るしか手が無いのも昨日のうちに気づいていた
岡島に断られた時点でさ、そういえばアイツなんで休んだんだろうか…
無遅刻無欠席がアイツの唯一のとりえだったのに





あ、俺のせい!?(気づくのが遅い)

放火GO!
じゃなくて放課後
俺テンション高杉だw
もしかしたら女にならずに済むかと思えばwktkが止まらないZE!!!
まぁそんなワケで第二科学室にやって来たワケだが
電気点いてない…留守ですか??

ガラ――――――――――

ぉk、鍵はかかってないようだ

俺「失礼しますー誰か居ますかー?」


……
………
ぉk、把握、留守だな
と帰ろうとした時

?「貴方、歳と誕生日はいつ??」

いきなり過ぎてビビった、後ろを振り返ると眼鏡の女生徒が立っていた
これが噂の自然女…結構カワユスwwwwwwwいやいや、そうじゃなくてだな
俺「え…と15歳で10月4日が誕生日です」
女生徒「…っ!!ピッタリじゃない!」
は?何が?
女生徒「でもまだ早いわね、後5日もあるじゃない」
確かに今は9月30日だが、何を言っているんだこのアマ
俺「あの…話が見えないんだけど…」
女生徒「貴方!女体化症候群遅延促進部に入りなさい!」
…は?え?なんだこの急展開、某少女の憂鬱じゃあるまいし

なんだかんだでそれから一時間程彼女にその理論について語られた
遅延と言ってもその行為一度につき約1日遅延される、なんともご都合主義な事だ
1日遅延するだけで回避できるワケでは無いらしい、次の日には女体化するとの事
しかし所詮は1日、毎日しないと流石に意味は無い、それでもその1日はとても大きな1日となろう
駄菓子菓子、問題が発生した

肝心なその方法を教えてくれない、彼女曰く「10月3日にまた此処に来なさい」
10月3日って普通に日曜日なんですがwwwうぇwwww
まぁ、俺は来るしか無いんだよな、俺は浮かれながら家路に着いた久しぶりにスキップなんてしたような気がする


その夜、俺は積み続けてきたエロゲをやっていたAIRをやって泣きまくってひぐらしやってビビりまくって
このまま男でいるつもりでもやっぱり心残りにならないように万全を尽くす俺は多分臆病者だ
VIPは一度も見れなかった

どうこうしてる内にまた朝がきやがった


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最終更新:2008年09月10日 02:14
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