10月4日
誕生日
とうとう目覚めてしまった
俺はドキドキしながら股間に目を向ける
俺のマグナム君は失われていなかった、
俺「ちょwwwwマジかよwwwwwwwwフヒヒwwwwwwwww」
PC起動!ギコナビ発動!VIP召喚!!!
テンション上がりっぱなしだw
VIPPER達もおめでとうと言ってくれた
この方法で俺は1日生きながらえた、しかし問題はこれからだ、俺はこのまま毎日あの女にフェラされるのか??
…
俺「…こんなんじゃ駄目だ」
俺は逃げてる俺が急に嫌になった
俺は全てを決めた、俺はもう逃げない、これは運命なんだろう
俺がモテずに生きてきた人生、彼女いない暦=生きてきた年数、俺は男で生きる資格は無いんだ
多分、俺はこの1日があったからこそこの真実に気づけたんだと思う、女になっても決してプライドを捨てなかった岡島のように
俺も潔く
運命に身を任せよう
流れに乗り逆らいもせず
誰も俺を責めはしないだろう、いや、あの人は俺を責めるかな
俺は覚悟を決め、男である最後の日
俺はオナる事もせずただ天井だけを見つめていた
今までの人生を振り返りため息をつく
俺「俺まともな生き方してないな…」
この1週間、俺はただ男でいたくて、ただそれだけで戦い続けた
しかし真実に気づき、無駄なあがきを辞めた
最後のカードも捨てて、俺はただただその時を待つだけだった
最後の晩餐とはよく言ったものだ、俺は今最後のVIPの真っ最中だ
やはり待つのは性に合わない、スレを立てた
『【最後の】明日俺は女体化してしまう【VIP】』
VIPPER達は皆いい奴だ、こんな莫迦な俺に励ましの言葉をくれたり
勇者と称えてくれたり、本当にコイツ等は素晴らしい奴だ
時間を見るともう8時、台所へ行くと親父が飯を作ってくれていた
冷えてしまってはいたが本当にうまかった
時刻は11時を越えた頃、突然涙が流れてきた
俺「なんだ…なんで涙が…」
やはり恐怖と後悔があるんだろう、涙が止まらなかった
結局俺は無駄にあがいて自己満足で終わらせていたのか
これ以上考えるときっと俺は逃れようと岡島のところへ行ってしまうだろう
もう何も考えず、寝ることにしよう
洗面所の鏡に俺はこう言った
俺「じゃぁな、漢の俺、もう二度と会えないけど、元気でな」
俺は俺に別れを告げベットに入る
眠気がすぐに襲ってきて予想以上の早さで眠れた
きっと、次目が覚めた時に俺は居ないだろう
でも、新しい俺を「これからよろしくな」と、優しく迎え入れよう
最終更新:2008年09月10日 02:19