安価『夢』

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/31(月) 03:57:41.21 ID:wxGSJUeuO
「なんじゃこりゃー!」
俺、岡野恵一はトイレの中で松田勇作ばりの叫び声を上げていた。
「な…無い!どうして」
顔を洗って歯を磨いた時にはちょっと変位にしか思わなかったが、トイレで用を足そうとしてやっと重大な異変に気が付いた。
元々華奢で女顔な上に眼鏡を外していたからトイレに入るまで女体化に気付かずにいたのだ。
何故俺は女体化したんだ?これは童貞が罹る病気みたいなモンだろ?俺は既に済ませたじゃないか、それに先日もしたぞ……

うっ……やばい、おしっこ漏れそう…
俺は上げた便座を戻して腰を掛けた。チンチンがあった筈の所には申し訳程度に毛が生えてだけで突起は影も形も無かった。
その間にも脳みそはフル回転で原因を追求していた。が、答えなど出る筈も無く、空しい現実だけが目の前にあった。
取り敢えず用を足した俺は立ち上がりながらパジャマと一緒にトランクスを上げた。
「ひゃっ!」
トランクスが濡れて雫が足を伝いやがった。道理で女の子がトイレで拭く訳だ……とかそんなんて納得してどうする。
取り敢えず親に相談しなきゃ……台所で朝飯を作っている親父に声を掛けた。
「親父!」
「どうした?おめー便所でも騒いでたけど、なんかあったか?」
パンツとシャツだけで台所に向かっていてた親父が顔だけこっち向けて聞いてきた。
「俺のポコチンが消えた」
「へっ?」
俺が勇気を振り絞って言ったのに、親父はぼけっとした間抜け面で聞き返してきやがった。
「だからチンチンが無くなったって言ってんだろ!」
「女体化か?それにしちゃ乳無いぞ、おめー夢でも見たんじゃねえか?」
信じてねぇーでやんの、だからさ、見せたさ、パンツを下ろして綺麗さっぱり無くなった股間を…あーも、今思い出しても恥ずかしい。


344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/31(月) 04:01:18.11 ID:wxGSJUeuO
まあ、これで親父は信じてくれたんだが、それで俺が今日の学校どうしようかって聞いたら、行けばいいじゃねぇーかだと。
それだけならまだしも「お前の死んだ母ちゃんも乳が小さかったけどお前は母ちゃん以上……いや、この場合以下か…小さい……うごっ!」

「コラ、親父!散々人の乳が小さい小さい吐かしやがって!それに母ちゃんは死んでねぇだろ!親父の女癖の悪さに嫌気がさして逃げちゃったんじゃねぇーか!」
「まぁ、そういう事もあった様な気がするが、親父を殴るこたぁねぇじゃねぇか!そんな事よりさっさと飯喰って学校行きやがれ!」
「だから服とかどーすんだよ?」
「今のが合ってんじゃん、変える必要があるか?それとも何だ、お前、スカートが穿きたいんか?」それは正直御免被りたい。

「うぐっ……いやだ」

「だったらうだうだ言わずに行って来い!」

もうこうなったらしゃあない、行ってやろうじゃないの!

俺は親父の作った飯を喰って、いつものブレザーに着替え学校へ向かった。

「あらっ?岡野君、なんかいつもと違わなくない?」
教室に入って席につくなり隣の女の子に声を掛けられた。やばい!気付かれたか?
「そーか?いつもの恵一だろ?」
俺の机に腰を掛けて間に入ってきたのは友達の酒井だ。こいつ鈍感で助かるよ。
「それよりお前、聡美と付き合ってんだろ?どこまで行ったんか正直に教えろ!」
いきなりそれか!
「ノーコメントだ」
セックスしましたなんて言えるか、アホ!
それなのに何で女体化しちまったんだろ?あれって童貞がなるもんだろ?


345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/31(月) 04:03:51.10 ID:wxGSJUeuO
「おい、恵一……恵一君……おーい!」
考え事をしてて酒井が話し掛けているのに気付かずにいた。
「あっ、悪い、何だ?」
「噂をしてたらほら、彼女のお出ましだぞ、早く行ってやれ!」

酒井に急かされて教室の入口で待ってる聡美の所に行った。
「どうした?」
「今日、学校終わったら恵一んトコ行っていいかな?」
「別にいいけど…どうした?」
「じゃあ、学校終わったら行くね」俺の質問には答えず、それだけ言うとさっさと自分の教室に戻って行った。
一体何の用事だろ?もしかして明るい家族計画?……それはやばい!俺が女体化したのがバレちまう。それだけは絶対阻止しなきゃ

「あの娘、岡野君と付き合ってたんだ?まぁ、それもありかな」
俺が戻ると隣の娘が自分に言い聞かす様に聞いてきた。なんか意味深なんですが、どー言う事なんでしょう?

取り敢えず女体化一日目は母親譲りの貧乳?微乳?のお陰で気付かれる事はなかった。


346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/31(月) 04:06:58.70 ID:wxGSJUeuO
ピンポーン!
玄関のチャイムが鳴る。
案の定、来たのは聡美だった。
彼女は家に上がると俺の部屋を見たいと言う。それなのに部屋に入るなりどう言う訳かウチの親父の帰りについて聞いてきた。
「今夜は夜勤って言ってたから帰りは明日の昼前だね」
俺がそう言った時、確かに彼女の目が輝いた。
そして次の瞬間、俺はベットに押し倒されていた。
いつもと違う妖艶な彼女の表情に俺の中の勘がアラートを発していた、やばい!やばい!逃げなきゃ!
次の瞬間、彼女の手が俺の未発達の胸を揉んだ。
「ふふっ、やっぱりね」
そう言うと俺の足の間に入れてた彼女の足が俺の股間を圧迫する。その間も彼女の胸への愛撫は止まらない。
「アタシね、本当は男より女の子が好きなの…」
「だったら……何で俺とセックスしたんだ?」
「ゴメンネ、あれは素股だったの」
俺は彼女に騙されていたのだ。
「アタシの夢はね、女体化した貴女とこうなる事だったの、見事にかなったわ、しかも貧乳眼鏡っ娘!モロアタシのタイプ」
俺は服をたくしあげられ小さな乳首を吸われると自分では信じられない様な声を発していた。
この日、俺は果てる事の無い快楽の波に飲まれていった。


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最終更新:2008年09月17日 18:25
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