安価『↑』

44 :ZD30:2008/02/12(火) 20:58:42.52 ID:Lv28sCzZO
デートの途中で鳥の爆撃を貰った俺と彼女はホテルの中に入った。
日中だと言うのに半分以上部屋が埋まっている。
俺達は残っている中で一番シンプルで安い部屋を選んだ。
エレベーターで目的の階に行くと部屋は直ぐに分かった。
部屋は6畳程度でダブルベットにソファーとテーブル、あとテレビと小さな冷蔵庫があった。
さしずめキッチンの無いワンルームマンションってとこか?

俺が部屋をキョロキョロ見てると彼女は「先、入るね」そう言ってバスルームに入っていった。

ここには着替えと髪を洗う為に入ったんだよな。
別にやましい事をする為に入ったんじゃない。
でも、先に入るって事は後で俺も入るんだよな。
という事は、もしかして…いや、単に髪を洗うだけなのかも?
残された俺は彼女の真意を計りかね、何をしていいか分からず取りあえずテレビを点けた。

喘ぎ声と共に全裸の男女がテレビに映し出された。驚いて慌ててチャンネルを変えたが、変えた先も同じ様な内容だった。
俺は取あえずボリュームを下げて続きを見た。

俺達もこんな事をするんだろうか?


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 21:04:30.85 ID:Lv28sCzZO
扉の開く音に慌ててテレビを消した。
バスローブ姿で戻ってきた彼女から石鹸の香りが漂ってきた。
「勇作も入ってきて」

「うん」平静を装ったが心臓が高鳴った
「イテッ!」立ち上がりかけた俺は股間が膨らんでいる事に嫌でも気付かされた。俺は前屈みのまま彼女の横を抜けてバスルームに入った。
俺が横を通る時、彼女がクスっと笑った。
ばれちゃってる…俺は顔から火が出るほど恥ずかしかった。
「こら!おさまれ!」俺は愚息を押え付けたが愚息は俺の意思とは関係なく反発してくる。
押え付けようとすればするほど反抗してくる愚息に「お前は反抗期か?」そう呟いた。

俺は着ていた物を脱いで美紀が溜めておいてくれた浴槽に浸かった。
そしてさっき見たアダルトビデオを思い出す。
俺達も同じ事をするんだろうか?
するとしたらあんな風でいいんだろうか?
しまった!俺、前戯のやり方を見てなかった。そもそも前戯ってどうすればいいんだ?

今までテレビや映画でそれらしいシーンは見た事はあるけど、アダルトビデオを見るのは今日が初めてだった。
さっきまでばりばり反抗期だった愚息は俺の不安と共に急に元気を無くした。
ちゃんと見ておけば良かったな…俺は少し後悔した。


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 21:07:44.15 ID:Lv28sCzZO
いつまでもここに居て悩んでいても仕方ない。
俺は体を洗ってバスルームを出た。

バスルームを出ると部屋の明かりが落とされていて、ベット脇の小さな照明だけが点いていた。
ベットの中、小さな照明に映し出される彼女の横顔は息を呑むほど綺麗だった。
俺は彼女の側に行くと布団の端を持ち上げ隣に滑り込んだ。

「お願い、暗くして」
俺はうつ伏せになってベットのスイッチを回し、やっと見える位の明るさにした。
「これでいいか?」
「うん、ありがとう」
布団の中に入り、仰向けになろうとする俺の右手を彼女が掴んだ。
俺は横になって彼女の背中に腕を回すとその体を引き寄せた。

彼女の顔がすぐ傍にある。瞳を閉じた彼女の小さな唇に自分の唇をそっと重ねた。

初めてのキスは柔らかくて気持ち良かった。
一旦唇を離し、今度は彼女に覆い被さるようにして彼女の唇を貪った。彼女の腕が俺の首と背中に回され優しく撫でてきた。
俺は唇から離れ首筋から下へとキスする場所を変えていった。
彼女はその度に甘い吐息を吐く。


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 21:10:13.68 ID:Lv28sCzZO
俺はバスローブの紐を解くとそっと脱がした。
彼女はバスローブの下には何も着ていなかった。
俺は露になった胸のその先を口にそっと含んだ。
「あんっ」
彼女が小さく可愛らしい声で鳴いた。
その声に俺は我を忘れ彼女の胸を揉み、吸い、そしてキスをした。
それから俺は彼女の下半身へと手を伸ばした。
彼女の茂みの中はもうすっかり濡れていて俺の指はその奥に吸い込まれていった。
柔らかく温かい彼女のそこを撫でる度にビクッと痙攣し、息苦しそうに切ない声で鳴く。
俺は彼女に喜ばれようと夢中で愛撫した。

「もういいよ、来て…」
彼女に言われ俺は慌てて着ていたバスローブとパンツを脱いだ。
さっきまで意気消沈していた愚息はすっかり元の元気を取り戻していた。
「着けちゃだめ…」ベット脇のコンドームに手を伸ばそうとして彼女に止められた。
「でも…」
「大丈夫だから…」

俺は彼女の足を開かせて間に入り亀頭を濡れたクレバスに押し当てて入り口を探した。


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 21:13:08.85 ID:Lv28sCzZO
初めてなのでなかなか上手くいかない。
そうこうしている内にニュルッとした感触があって少しだけ入った。その先、何かに阻まれてる様な感触があってきつかった。
「痛っ」急に彼女が苦痛の表情を見せた。
「ごめん、痛かった?今日は止めようか?」
そう言う俺に微笑みながら「続けて」彼女はそう言った。
「じゃあいくよ」
俺は背中から彼女の肩に手を回しゆっくり腰を沈めた。
彼女の小さな悲鳴と共に何かが裂けるような感触があって奥まで入った。
そのまま腰を動かそうとすると彼女の体が強張り、ぎゅっと俺にしがみついてきた。
「お願い、ちょっと待って」
彼女の体の強張りと共に俺の息子もきつく締め付けられる。
俺の為に痛みに耐えている彼女が愛しくて抱きしめた。

暫くそのままで居たが少し痛みが治まってきた様で、体の緊張も解れてきた。
「動いていい?」
無言で頷く彼女を抱きしめながらゆっくり動く、その度に締め付けられ、余りの快感にすぐに我慢出来なくなった。
「イキそうだ」
「いいよ、出して…」
俺は直ぐに彼女の中で果てた。


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 21:15:26.47 ID:Lv28sCzZO
暫く抱き合い、繋がったままで居ると根元から先の方に向かって何度もしごきあげられる感覚があった。
「中、動いてるね」
「私にはよく分からないけど、それって気持ちいいの?」
「うん、すごく」
「なんか恥ずかしい。でも、勇作が喜んでくれると嬉しい」

彼女と話をしている内に俺の股間はまた元気を取り戻した。
「勇作、また大きくなった」

俺が動くと彼女が表情を変えた。
「ゴメン、痛かった?」
「うん、まだちょっと痛いけど、気持ちいい」

俺達はもう一度求め合い、俺はまた彼女の中で果てた。


シャワーを浴びた後、彼女はうつ伏せでベッドサイドに置かれていたノートに何か書いていた。
「何を書いてるの?」俺が覗き見ると矢印(↑)が書かれていた。
「何、それ?」
彼女は♂とか♀の記号を書きながら説明してくれた。
「これは私が16の誕生日に失ったもの、そして今日、勇作によって埋められたもの」
「私が今まで恋愛感情を抱いた事が無かったのは女体化して勇作を好きになる為だったのかも知れない」
「私は今、幸せよ」そう言って彼女は俺にもたれ掛かってきた。

「これから先、色んな事があると思うけど、俺と一生一緒に居て欲しい」
俺は勇気を振り絞って彼女にちょっと早いプロポーズをした。


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最終更新:2008年09月17日 18:28
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