194 名前:
◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 17:16:09.21 ID:zM3CNvpd0
@月○日・・桜の目立つ季節のなったものだ。俺たちも今年で高校最後の日々だ・・きっちり気を引き締めないとな。そうそう、入学早々からあった歓迎試験だが・・俺は無論、あいつもまぁまぁの点数で突破しやがった。あいつもやればできるもんなんだな。これが性欲に勝ち続けた結果か・・毎日毎日、家庭教師して良かったぜwwwwwそれに後から聞いた話だが、どうやらツンにもいろいろと教えてもらっているらしい。まぁ、あいつらカップルは相性もいいが、おまけに頭もいい。それにあいつらが目指す大学は俺よりも一つ上の大学らしい。特に内藤のほうは全体的に抑え役の感じだがああ見えてかなり頭がいい。テストの成績が張り出されたが俺とはわずかな点差であった・・ドクオのほうは・・あいつとうまい具合に争っているなwwww
っと、こんな呑気な日記も書けるのはこういった春特有の、のんびりした季節の成果もしれん。のんびりするのもいいが程ほどにせねばならぬな。そうそう、今年に入ってもうひとつ重大な出来事があったんだ。俺がいつもしているバイトの件だが、店長から話があって俺に副店長をやらないかといわれた。副店長は今のよりもぐっと忙しくなるがかなりの給料は保証されるらしい。どうしようか今迷っている最中である。
ま、けじめとしてこの日記にある言葉を残そうと思う。
“刹那に生きる”
196 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 17:32:53.23 ID:zM3CNvpd0
☆月△日・・ゴールデンウィークもすぎ、今日もかなり稼いだ。休みの日はかなり人が来るな・・くたばりそうになったときにはあいつの写真を毎日見ている。まぁ、当然であろう。それに先週バイト先は教えていないのに・・なぜかあいつが来た。それも取り巻き全員を連れてきて・・当然あいつらがいたところはかなり目立っており、周りのバイト仲間も俺にちょくちょく聞いてきていた。
でも、なぜあいつは俺のバイト先を掴んだんだ・・誰にも教えた覚えはないのに不思議なものだ。
バイトが終わると、あいつがわざわざ待っていてくれていた。まぁ、なかなかいいサービスだなwwwここバイトで溜まっていた疲労がすべて飛ばされるようだ。俺はあいつになぜバイト先を知っていると聞いてみた。するとあいつは微笑しながら俺にこういった・・
“バーカ、お前の行動などお見通しだ。”
お見通しか・・ま、そういう事にしておこう。でも、あいつには余りバイト先には行くなといっておいた。まぁ、今日は何とかなったのだがこのまま行くと俺の業務に支障が出てしまう。あいつが会ってきてくれるのはうれしいのだがな。
俺はそのまま晩飯を奢るとあいつと一緒に帰宅した。
201 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:03:39.23 ID:zM3CNvpd0
◇月※日・・今日とんでもないことをしてしまった。事の発端は数日前・・っといっても前の日記を書いたときから数えて2週間ちょいだ。きっかけはセックスをした後の軽い雑談だ。ヤってヤリまくった俺たちはベッドの上で軽い雑談をしていた。
「なぁ、お前料理はしないのか?」
突然の質問に呆気にとられる俺・・考えてみれば俺たちは料理は全くざらだ。俺は料理をする機会もなければする機会などない。いくら俺は勉強ができても家事はまだできない。・・それにこいつは家事ぐらいはやってほしいものだ。もっと贅沢を言えば手料理ぐらいは作ってくれないかな・・そんな野望を突然胸に抱いた俺はあの一言を言ってしまった・・
「お前、なんか料理してくればな・・」
はっきり言ってこの一言がまずかった。俺がふと漏らした声をあいつはしっかりと聞いていたのだ。声を聞いたあいつは少し怒りを溜めながら俺にこういった。
「ハァ?てめぇ何言ってるんだよ!!・・お前は俺の彼氏だから俺に尽くすのだ!!!」
はっきり言って俺はこの一言で切れた。思えば俺はこいつにかなり尽くしている。バイトやら家庭教師やら・・数えたら限がないものだ。というか、こいつにはこういった体で慰めてもらっていることぐらいしかできていない。俺は切れてしまった。
202 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:05:42.59 ID:zM3CNvpd0
「お前もちょっとは俺のために尽くせ!!・・考えてみればお前にはいつもやっているだろうが!!」
そして俺のこの一言が原因で俺たちはあーだこーだと言い争いながら、あいつは服を着替えて帰ってしまった。それから学校であいつと会うが・・全く会話すらしてくれない。しかも会うたんびにしかめっ面してきやがる・・流石に怒っているようだ。今までにもこういうことが何度かあったのだが1日か2日あたりでほとぼりが冷めてた程度だ。
- やっぱ俺が言い過ぎたのかね。もう2週間も会話してねぇよ(´・ω・`)
ああ・・僅かでもいいからあいつの声が聞きたい・・・アンナコトイウンジャナカッタヨ・・orz
203 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:07:38.30 ID:zM3CNvpd0
◇月☆日・・会話がない死にそうだ。
今日も何かと話そうとしたが見事にしかとされた・・
204 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:10:53.34 ID:zM3CNvpd0
◇月⊿日・・今日も進展がなかった。何とか俺は謝ろうとしようとしているのだが・・あいつは聞く耳すら持たなかった。
今日もバイトに行ったが全くやる気が出なかった。家庭教師の件については何とか家に入れてもらえるのだが・・あいつは黙々と勉強をしていた。
かいわがない しかばねになりそうだ
207 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:28:15.46 ID:zM3CNvpd0
◇月◎日・・会話がないまま更に2日がたった今日この頃・・流石にあいつと会話もしていないと精神的にもきつい。これがきっかけで別れてしまうのは絶対嫌だ!!あの告白は嘘となる。家庭教師の日、俺は面と向かってあいつに謝った。ただ一言・・ごめんと。するとあいつも俺に向かってこう謝った・・
「俺・・考えてみればお前にばかり迷惑ばかりかけていたな。・・俺なんか頑張るよ。」
意外だった・・あいつが俺に面と向かって謝って来てくれた。俺は思わずうれしくなってあいつを抱きしめてしまいそのまま・・溢れんばかりの欲情を抑えきれずにそのままやってしまった。そりゃそうだ、一週間以上も会話がなかったら言葉よりも先に行動が出る。俺はここ一週間以上のものをあいつに吐き出した。まぁ、あいつも同じらしくそのまま俺たちは勉強をしないままそのままヤってしまった。
ベッドで俺たちは横になると、あいつはボソッと俺にこう呟いてくれた。
「俺な・・料理だけじゃなく家事もやってみるよ。流石に今からじゃ無理だけど・・な」
うれしいひと時であった。やっとこの手で・・あいつの手料理が食える!!流石に今からは無理らしいがこいつなら多分やれる。いや、絶対できる!!この俺が保障する。こんなに綺麗で家事が完璧にできたらもう何も求めるものなど何もないッ!!俺はそのままこいつをぎゅっと抱きしめた。
この別れの危機を乗り越え、俺はいつか食べれるあいつの手料理を楽しみにしてた。
209 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:39:04.41 ID:zM3CNvpd0
▽月◎日・・やあ (´・ω・`) ようこそ、中野日記へ。
うん、「また」なんだ。済まない。仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この日記を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しいそう思って、この日記を書こうと思ったんだ。
じゃあ、書こうか。
っと、言うわけでドクオから教えてもらったバーボンハウスというものをやってみた。これなかなかつぼを突くなwww書きたいのはそんなことじゃなかったか。いきなり半年以上も飛んですまなかったな。また、この日記がなくなってしまったんだよ。なんでだろうな・・まさか神隠しか?
今日はいよいよ大学のセンター試験だった。できはと言うと・・まずまずなものであった。こればかりは運次第だ。流石のあいつもかなり不安になっているようだな。俺の家庭教師もここで成果が出る・・そう信じてる。前に書いた手料理の件についてだがあいつはなかなか見せてくれない。恥ずかしいのかな?まぁ、いつまでも待ってやるぜ。そうそう、俺車の免許取ったんだよ。たまにはあいつと一緒に遠出もしたいし・・何よりもあいつと2人でどこかへ行きたいからな。今、車の資金を溜めている途中だ。
それに・・俺はある思いを胸に秘めていた。
212 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 18:52:50.22 ID:zM3CNvpd0
俺の想い・・それは高校卒業して大学へと合格できたらあいつとあの場所で一緒に暮らすことだ。これが俺のあいつへのプレゼントだ。
もちろん、同棲にはいろいろな手続きも要るし何よりも重要なのは親の許可だ。あいつのほうの親にはもう報告済みなのだが・・問題は俺の親だ。何とか今まではあいつのことをはぐらかせてきたのだが、同棲となるときちんと報告しないとまずいな。俺はあいつと一緒に同棲の許可を求めるため親の門を叩いた。
・・・俺はあいつと一緒にきちんと交際と同棲を求める報告をすると、俺の親はずっと沈黙を突き通していた。もちろん、そう簡単には許可は出ないだろう。だけど、俺は粘り続ける。この同棲が将来の結婚への布石へとなるのだ。いつもはハイテンションのあいつには珍しく今日はきちんとしていた。
・・・報告を聞いて数分してからか、親父がとある一言を言った。
「いいだろう。・・ただし、こちらからは一切援助はしない。世間はそう甘いものじゃないからな・・」
やった・・やったぜ!!!これで大学を合格すれば晴れてあいつとの同棲生活が始まるぜ!!!そうなれば毎日バラ色の日々だ。流石に親の援助がないのはきついことだが、資金はもう十分に溜まってある。流石に、車はもう少ししないと買えないがな・・それに住む場所はもう決まってある。いつもあいつと行き来しているあの場所だ。合鍵もちゃんと作ってあるし、家具はもちろん備わっている。流石に1人用なのできついとは思うが、そこは何とかすればいいか。
俺は後は合格発表を待った。これで俺らの将来が決まる・・
223 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 19:24:11.44 ID:zM3CNvpd0
▽月З日・・とうとう合格発表の日だ。これで俺たちの将来が決まるといっても過言ではない。俺たちは固唾を呑みながらゆっくりと互いの手を握り締めながら合格発表を覗き込んだ・・これ以上に緊張するのはここ数年では味わえないものだろう。俺たちはゆっくりと自分たちの番号を探しこんだ。
結果は・・・合格だ!!俺もあいつも無事大学へと合格した。やった・・やったぜ俺たち!!これで後は同棲の書類を役所に出せば無事任務完了だ。長かった・・長かったぞぉぉぉぉ!!!!!!俺はこのひと時を永遠に忘れないだろう。もう、日記では書ききれないような思いだ。あいつとの同棲生活ということはあいつの手料理が毎日食べられるということだ!!!
俺もあいつを養うためにはバイトを頑張らなければな。・・でも、焦って子供を作らなければいいが・・まぁ、大丈夫だろう。避妊具も大量にあるわけだし、もしなくなれば礼子先生の伝で入手すればいいか。
これからの学園ライフが楽しみだぜ!!!!
225 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 19:39:34.31 ID:zM3CNvpd0
仝月○日・・今日は卒業式だ。長かった3年間・・といっても俺は2年ちょいだがwww思えばこの学校に入っていろんな奴に出会ったり喧嘩したり絡まれたりしたなぁ・・その中での一番の功績はあいつに出会ったことだ。あいつがいなかったらこの学校はたいしたもんじゃなかっただろう。だから・・良かった。それにあいつらの取り巻きたちも無事合格できたらしい。取り巻きの中でも危なかったのがドクオであったが、何とか無事彼女である白菊さんと同じ大学に合格できたらしい。考えてみれば離れ離れなんだよな・・ちょっとさびしい気もするが俺らは繋がってると思いたい。
最後のHRが終わり、俺は家に帰ると親父からとんでもないものをプレゼントされた。そう・・それは車だった。しかもワゴンである。本当は自分で溜めて買うつもりだったのだが・・思わぬことに俺は驚きながらも親父は俺にこう言ってくれた。
「今まで仕事で構ってやれなくてすまなかったな。これはお前の餞別祝いだ・・」
親父・・大切にするぜ。確かあの場所には近くに駐車場があったから問題ないな。俺は親父から鍵をもらいあいつの家へと車を走らせた。いつもなら時間がかかるあいつの家もこの車ではあっという間に到着した。すると、あいつの家ではかなりの大荷物が運ばれてきた。どうやら嫁入り道具・・らしい。気が早いな・・幸いにも車はワゴン車であったため荷物が入ってもかなりの余裕があった。つくづく親父には感謝したいところである。俺は助席にあいつを乗せると、そのまま車でドライブを楽しんだ。
今度は休みになったら遠出で旅行もしたいしな。まだその余裕はないがいづれできるだろうな俺はそのままあいつを乗せた車で颯爽と色々なところを走りまくった。
228 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/10/31(佐賀県警察) 19:51:54.50 ID:zM3CNvpd0
@月Ω日・・今日は大学の入学式だ。車で一緒に大学へと向かうと近くの駐車場へと車を止めた。どうやら車通学はだめらしい。だから俺は近くに駐車場があるかどうかを探していたのだ。入学式では高校時代とは変わらないありきたりなものであった。そんで、暇だからあいつと一緒に大学めぐりをしていると結構な数のサークルからお誘いがあった。まぁ、俺たちはそんな暇がないので無視しながら大学を巡った。どうも、この大学では俺たちのことは余り知られていないらしい。大学めぐりを楽しんだ後、簡単な説明が終わり俺たちは車が置いてある駐車場へと戻った。
そうそうこいつの料理の話だが、何とこっそりとツンに教えてもらっていたらしい。初めての料理はビーフシチューであった。その時の味は忘れられない。本格派のビーフシチューを出されたって絶対こっちを選ぶね。それぐらいうまかった。某料理漫画の人が食べたら多分・・地球がなくなってビックバンが起きるな。家事のほうは様となっていた。多分・・俺のために努力したんだろう。かわいらしいじゃないか・・俺のバイトのほうだが、副店長の件を引き受けた。高校のときは日数的に無理だったが、すでにあいつとは同棲しているので仕事などバチコーイ!!であった。椿のほうも無事高校に入学できているそうだ。今度の休みには全員誘ってあのペンションへと行ってみるか!!
多分・・多忙の末、日記を書く暇はないと思うが善処してみる次第である。
411 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 19:15:04.45 ID:MQGuGRa70
☆月?日・・大学生活に馴染みつつも、俺たちは相も変わらずに日常を過ごしていた。朝はあいつが朝食を作り、俺はその朝食にかぶりつきながら科目を必死に見る。やはり大学は今までのような宿題と違ってどーんとレポートが出る。それにかなり時間を費やされるのだが・・まぁ、何とか持ち前の根性と気合で頑張っている。あいつもそれなりに頑張っているようだ。
そんで時間になったらあいつを車に乗せて大学の近くにある駐車場へと行く。前にも書いたとおりに、大学は車通学はどうも駄目らしいのでこうして近くの駐車場へと止めているのだ。大学に入るれば講義に耐えなければならない。ちなみに俺とあいつは常に一緒の教科だ。そうそう、入学時にはある程度の衝突は予想はしていたのだが、何と誰も襲ってこなかった。こんなことは今までにはなかったのだが・・まぁ、いいだろう。
そんで、鬼のような長い長い講義が終わると俺はあいつを車に乗せると近くのスーパーへと運ばせる。ここで夕食の材料を買っておくのだ。今日はトンカツらしい。俺はあっさり系にしたかったのだが・・本人曰く「俺が何を作ろうが勝手だ!文句があるならてめぇだけ店で食いやがれ!!!」・・らしい。食卓はほぼあいつの気分で成り立っているといっても過言ではない。なので俺は逆らえないのであった。
まぁ、ここ数日の間、あいつはメキメキと料理の腕を格段に上げていったな・・ある意味での才能かもしれん。
そんで、あいつを例の道場まで送り届けると俺はバイトへと向かうのであった。道場のほうはよく内藤たちと会うらしい。内藤とドクオもあれから格段と強くなった・・らしい。あいつからみればまだまだらしいが・・それにしてもバイトはかなりの時間でしかも忙しい。まぁ、あいつを養う為なので俺はどんな苦労にも負けん。そんで、帰宅時間になるとあいつが俺を出迎えてくれるわけだ。晩飯を食った後は・・まぁ、そこはご想像にお任せする。
まぁ、これが俺らの1日の行動である。
436 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 21:19:33.46 ID:MQGuGRa70
Я月+日・・今日は学校とバイトも休みなので俺はあいつを連れてどこかへ行くことにした。たまには息抜きをせねば参ってしまうからな。俺はあいつをそういって誘うとあいつも俺の誘いに応じてくれた。どうも、あいつもここ最近どこかへ行きたいらしい・・そうと決まった俺は、早速車にいろいろなものを詰めることにした。まぁ、今日は軽いピクニックであるwww
俺はどこへ行こうかと考えながらあいつと一緒に車にいろいろな荷物を詰めていた。
荷物を詰めていざ出発。せっかくのピクニック・・俺は始めてくるまで遠出をすることにした。はっきり言って高速とかも初体験なのでちゃんと教習所で教わったのことができるか不安であった。何とか、インターチェンジを抜けるとここからは 体 力 勝 負 である。このままぶっちぎりで車は高速を突き抜けていった・・
438 名前: ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 21:28:37.45 ID:MQGuGRa70
高速でぶっちぎりのまま、俺は車の中であいつと雑談しながら目的地へと向かっていた。まぁ、しかし・・横にいたあいつは少し俺の運転に違和感を感じたようだ。まぁ、普段はこんなにスピードは出さないからな・・もしやいつぞやの遊園地でのことが甦っているのか?そんなことがないことを祈りつつ俺は途中のパーキングエリアへと寄った。
昼飯はパーキングエリアでのご飯・・ではなく、あいつがちゃんとお弁当を作ってくれた。しかも2人分・・こんなことを予測していたのだろうか?それにしても朝早くから作ってくれるなんて・・俺は幸せもんだなおいwww周りの視線が気になって仕方ないが・・まぁ、俺らの弁当がうらやましいんだろwwwこのままこのおいしい弁当を周りに見せ付けてやろうかっと思ったが、流石にそれはやめた。それにしてもあいつのお弁当はうまかった。やはり、ここまで家事はこなせるようになったのかと実感したな。思えば、最初に出会ってからはこんなことはまるっきり信じられないな・・あの頃の俺は若かったもんだ。このままもしかすると・・結婚という流れに行ってしまうのかね?
流石に結婚は俺の就職が決まってからしたいもんだ。できちゃった結婚なんてなったら親はびっくらこくだろうなwwww
俺はそんなことを考えながらあいつの作ってくれた弁当を頬張りながら休憩を取っていた。
442 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 21:46:18.46 ID:MQGuGRa70
サービスエリアも通り過ぎ、ようやく目的地のインターチェンジを通り過ぎた。渋滞にならんで本当によかった。俺が向かったのはとある田舎であった。いつも見ている都会の風景とはまた違い、さまざまな山々が俺たちを出迎えてくれた。俺はそのまま車を走らせると横にいたあいつはというと、すっかりこの大自然の景色に夢中になっていた。結構意外な光景であった・・こいつ俺よりもそういったところに慣れていると思ったけどな。そんな俺の考えとともに車は目的地である荒巻山の頂上へとたどり着いた。
荒巻山・・かって、昔の豪族であった荒巻氏の財宝が埋まっているという・・まあ、簡単に言えば埋蔵金だな。それに昔日本史で習ったことだが、荒巻氏というのは非常に穏やかで1日の大半を眠ってすごしたという。・・こんな奴が一大勢力を持つなんて意外だな。まぁ、結局当時この国の実験を持っていた狐星氏によって吸収されたんだよな?たしか・・まぁ、勉強の気分はここで捨てておいて・・荒巻山はそのまんまの自然の空気を俺たちに与えてくれた。自然の恵みに感謝だ・・っと普段環境問題なんかに興味がない俺が言っておこう。あいつはというと・・元々、行動派のためか俺そっちのけですでにどこかへ行ってた。俺はそのままあいつを追いかけることに専念させられた。
数分してか、ようやくあいつに追いつくと休憩所でのんびりとすごしていやがった。ま、いいか。それにこんな山の中にも休憩所ってあるんだな・・テレビじゃ結構やってるもんだが実際はこういったもんは少ないらしいからな。なかなか、風流のある場所だな。しかしここ・・本当に人っ子一人見当たらんな。ってことは・・
さぁ、俺が次のやることはもうすでに決まっていた。
449 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U? []:佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 22:03:10.13 ID:MQGuGRa70
さぁ、こんな山の中で2人の男女がいたら・・もちろんやることは1つしかない。そう・・レッツ青姦だ!!・・我ながら性欲しかないのが情けないが一度でいいから試してみたかったのだ。どうも、俺のダチによるとスリルとサスペンスを同時に味わいながら人間本来の気持ちよさが味わえるらしい。さて・・残るはあいつの承諾だ。俺はゆっくりと・・あいつにさり気な~くそっとキスをした・・のだが、あいつはそっとキスをかわすと俺にこう言った。
「お前こんな山奥でもしたいのか!!・・全く、お前ェは性欲だけは一人前だな。弁当作ってやったんだからそれでいいだろう。」
何とドぎつい一言・・ま、当然といえば当然だよな。しゃあないか・・ここは素直に退こうとしよう。
それから俺らは先ほどのことも忘れ、日ごろの鬱憤や疲れなどは吹き飛んでいきながら思いっきり山の中で遊びまくったwwww特に川のほうでは俺が2本分竿を用意していたので1本をあいつに渡すと俺も釣りを楽しんだ。俺は待っても待ってもなかなかあたりがこなかったのだが横にいたあいつはじゃんじゃん魚を釣っていた。なんでだ・・結局俺は魚が一匹も来なかった。後であいつに聞いた話だが、どうもあいつはよく釣りをしていたらしいな。あいつの意外な趣味を発見したな。それから釣った魚は全部その場で火を熾しながら塩焼きにして食した。・・大丈夫だったよな?
帰りの車の中ではすやすやと寝息を立てたあいつを見ながら俺は車を走らせた。・・・ああ、眠みぃ。横にいるあいつがうらやましいぜ。でも、居眠り事故なんて起こしたら洒落にならないからな。
俺は沸き起こる睡魔と闘いながら車を運転するのだった・・
最終更新:2008年09月17日 18:43