37 名前:
◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 22:54:52.04 ID:WTlrNT1+0
俺の一日・・人から見ればほんの些細なことなのだが、何気なく過ごしている日常が意味があると言うらしいが、 あまりよくわからない。だけども楽しくやっていることは事実なので深い意味は求めないようにする。
さて、女体化によって女になってしまったこの俺、世界一強い相良 聖(17)の一日を紹介しておこう。
「・・さて、起きるか」
朝、8:00・・起床と同時に俺の一日が始まる。普通の奴ならこの時間だと遅刻確定なのだが俺の場合は別に そんな慌てなくて普通に行くだけでも十分に間に合う、それに俺がHRにはいないことはすでに確定済みなので 大したことはない。家族と一緒にゆっくりと朝食を食べながら予想されるであろう予定を考えながらパンを齧る、 あいつみたいに予習復習などは俺にはとても似合わない行動だ。
38 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 22:56:11.88 ID:WTlrNT1+0
「聖、早く学校に行きなさい」
「わかってるよ。もう少しゆっくりしてから・・」
「それにこんなに可愛くなったんだからもう少し髪にも気を遣いなさい」
女体化というのはとてつもない変化を与えてくれるようで自慢だったがっつりとした自慢の肉体は体は男が群がる スタイルに・・短く切ってあった髪のほうは長いロングストレートにまで変化してしまうもので少し戸惑い気味であるが、 髪の手入れが予想以上にめんどくさい・・俺は適当でもいいと思うのだが母親がうるさく手入れしろとか言ってくる ので仕方なしにやっている限りだ。俺にとってはこんな長い髪など少しうざったいぐらいなのだが、結局は母の言う ことを聞いてちょくちょくは手入れしているようにしている。
「はいはいわかったよ。・・んじゃ、行ってくるわ」
「いくら強くなったとは言っても気をつけるのよ」
女体化してからどこか変わってしまった母親には苦労させられるのは仕様なのだろうか・・?
39 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 22:57:28.29 ID:WTlrNT1+0
鐘が鳴る鳴る何とやら・・いつものようにHRが終わった頃を見計らい教室へと入っていく、こんな動作ももう手馴れた もので今ではすっかり日常の一部として溶け込んでいるのだから面白く愉快なものだ。
「お前な・・いい加減HRが終わる頃に教室に入るのはやめたらどうだ?」
「うるせぇな! 朝早く起きて下らないHR聞いているより家でぐっすり寝るほうが健康的だろ」
「あのなぁ・・」
同じクラスの中野 翔にここまで言われるとここまでムカついてくるのは数ある理由が思い浮かべられるのだが とりあえずこいつに言われるとムカついてしまう。これでもいっちょ前に俺の彼氏を勤めているのだが、それなりに 楽しませてもらっている。こいつとは男の頃から数ある因縁に繋がっておりかつては宿敵として互いの肉体をぶつけ 殴り合いながらもここぞと言うときに邪魔が入り決着がつかづじまい・・今まで喧嘩では無敗を誇っていた俺にとって 喧嘩を引き分けたことなど考えられないことでそれだけこいつとの決着は俺にとっては重要だったのだ・・
だけども今となってはその意味合いも徐々に薄れつつある・・
40 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 22:58:04.41 ID:WTlrNT1+0
「逆に考えてみろよ、俺はこの生活を保っているからこうやってスタイル抜群じゃないか。だからこれでいいんだよ」
「確かにお前はモデルが見たら真っ青で逃げ出すぐらい抜群だが・・」
「だったらお前も得だろ? 俺の体を・・」
「それ以上はやめろ!!」
慌てて俺を口止めるあいつの反応を見ると面白くなってくる。 昔、俺とガチで殴り合いをしていた頃のあいつを思い出すとどうも今の日常にしっくり来ない部分もあるが、それでも 俺はこいつと一緒にいることでどこか安心を感じているのだろう。さて今あいつはバイトをしており最近はなかなか 出会える可能性も低く、その影響で他所に女を作っているのかと心配になってしまう。休みの日は可能な限り2人きり で出会っているのだが、平日となると学校でしか会える確率がないのでどこか虚しいというか・・よくわからない 気持ちだ。
こういった気持ちのときはあそこへ行くとするか・・
41 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 22:59:54.37 ID:WTlrNT1+0
「礼子先生いる?」
「・・はいはい、いるわよ」
お昼ももうすぐ近い3時間目・・決まって俺は授業をサボってこの時間とある場所へと向かう。こういった気持ちは 誰かにぶつけるのがちょうどいい、だけども同世代の友人にぶつけるのも尺だし原因の大元を作り出したあいつは もってのほか・・
いろいろ考えられる理由としたら少し年上で帰心のある人しかない。学校に備わっている保健室・・ここで俺は 保健室にいる礼子先生に思いの丈を話しまくって気持ちをすっきりさせることにする。礼子先生なら人生経験豊富そう だし、何よりも俺よりもすごい人生を歩んでそうな気がしてならないものだ。
早速指定席となったベッドで寝転がると礼子先生にいろいろ話すことにした。
「で、今度は何?」
「あのバカが平日バイトしてよ、学校でしか会えないなんてどういうことだよ」
「・・あのね、バイトしてるとそんなものでしょ」
業務の傍らにもかかわらず俺の言葉に耳を貸しながらバサッと喋っていく先生には何度見ても感心させられるが、 更にその言葉はすべて的に得ているから恐ろしいものである。やはり伊達に先生をやっていないのだろうと思えて しまうのだが、そんな礼子先生だからこそどこか余計に安心する。
42 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:00:43.67 ID:WTlrNT1+0
「それにね、あなたこの時間になるとしょっちゅう授業サボってここに来るから職員会議でもたびたび話題に なってるわよ。たまには普通の授業も受けて教養もつけなさい」
「やだよ。それに先生だって旦那さんと会えないのは寂しいだろ」
「まぁ、確かに・・って、あっちは病院の院長だからなかなか帰る時間が取れないのよ。 急患の人だって受け持たなきゃいけないしね」
「そういうもんかね・・」
余り納得が行かない部分もあるのだが礼子先生の場合は旦那の仕事も十分に理解しているから冷静に受け止めて いるのだろう。だったら尚更、浮気とかそういった面では心配にならないのだろうか・・?
「あいつはああ見えても顔や性格がよくてモテるから油断してほかに女作ってそうだからな・・」
「そんなに彼が心配だったら直接本人に聞いて見なさい」
「それができたらとっくにやってるよ・・」
業務をしながらも先生の言葉にどこか納得してしまうのは悪い気はしないが・・あいつに正直に話すのは降参したよう であまり気が進まない、それにあいつに負けたとなると昔から眠っている俺の闘争本能に火を点けてしまうもので ますます対抗心を燃やしてしまう。
43 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:02:22.39 ID:WTlrNT1+0
「それに先生だって旦那さんが仕事場で何しているのだろうとか気になるものだろ?」
「・・」
今まで業務をしていた先生の体がぴたりと止まる、見て取れる先生の動揺に少しばかり面白みを感じてしまうの だが・・相手があの礼子先生ということを考えると後が少し怖そうな感じもしてくる。そんな気持ちが入り混じる中で しばらくの間が広がっていき俺は徐々に緊張が広がってくる、そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、礼子先生は ゆっくりと口を開く。
44 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:03:16.53 ID:WTlrNT1+0
「・・確かにあの人が病院で何しているかはわからないわ。でもね、私は誰よりもあの人を知り尽くしているから 安心できるのよ」
「そんなのわからねぇよ!! 今でもあいつの行動には――・・」
「今はね・・そのうち誰かを愛して結婚したらあなたにもわかるわよ」
そういって礼子先生は再び業務を再開する。礼子先生が言うと夫婦やら愛とかの言葉には更なる深みと説得感が 増してしまうもので羨ましく思えてしまう。でもそれだけ礼子先生なりに苦労してここまで来れたのだろうと思って しまい、どこか感情に耽ってしまう。
そんなこんなで礼子先生と話していると気分がスーッとしてくるもので今まで溜まっていたあの気持ちが吹き飛んで しまう。やっぱり授業をサボってここに来る価値はある、礼子先生には悪いけど今後もここを活用させてもらおう。
「あ、もう4時間目も終わりか・・さてと飯にしないと」
「これで気が晴れた?」
「今日のところはな。んじゃ、また寄らせてもらうぜ!」
「あのねぇ・・」
呆れ気味に吐息を吐く礼子先生を尻目に俺は再び行動を開始することにする。
46 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:04:18.89 ID:WTlrNT1+0
お昼休み、ここですることといえば隣のクラスにいるダチとの昼飯しかないだろう。昔から帰心に置ける友人など 存在しなかった俺にダチと言う存在ができたのには今でも驚いている、これも女体化による運命のめぐり合わせに 他ならないだろう。
「そういや今日はテストなかったか?」
「俺たちのクラスには国語の抜き打ちテストがあったお」
「そうね、急にあったからびっくりしたけどそんなに難しくなかったわね」
余裕たっぷりそうに言うのはツンと内藤カップル組、幼馴染と言う下手な関係ではあるがその絆の強さが少しだけ 羨ましく思えてくる。それにこの2人はあいつほどとはいかないものの、俺よりも頭も良いものでよく俺に授業の 復習などをしてくれる。
「相良のクラスは小テストしなかったのかよ? ま、結果は目に見えているが・・」
「何だと!! ドクオだって俺と大して変わらねぇだろ!!」
俺の結果にケチをつけたドクオに弁当片手に自分の名誉のために怒鳴る。ドクオは内藤たちの幼馴染兼友人であり 内藤たちと友達付き合いをした縁でそのまま友人として丸く収まっている。内藤たちとは違い見たまんまのなよなよ 体系のドクオは俗に言うオタクなのだが、そいつらに共通する気持ち悪いねちっこさ等まるでなく、違和感なしに 何でも話し合える存在だ。
47 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:04:40.54 ID:WTlrNT1+0
「今まで下のほうを独走していたよく言うぜ、中野の家庭教師がなければここまで伸びなかったろ」
「あいつは関係ない! この俺の実力があってこそだ!!」
「・・お前の性格が羨ましいわ」
呆れたように呟きながらパンを食べるドクオ・・そしてツンたちが俺に一言。
「ま、あんたの実力云々もあるけど・・やっぱり一番の要因は中野じゃない?」
「俺もそう思うお。それにしても中野は教え方もうまそうだお」
「・・ちくしょぉぉぉぉ!!! あいつはおまけに過ぎん!!!!!!」
学園内に響き渡る俺の声に重なりながら昼休みの終わりを告げる鐘の音は鳴り響く・・
48 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:05:58.02 ID:WTlrNT1+0
学校も終わりを示す放課後・・この時間は部活動に励むものが主なのだが、俺は迷わず学校を後にするとそのまま 真っ直ぐにとある道場へと向かう。この道場は俺のガキの頃から存在しており、中にはくたばいぞこないのジジィが いるのだが人を見た目で判断してはいけないもので、合気道の有段者だ。 昔から近所に住んでいた俺はよくジジィに目をつけられ何度も入門をさせられそうになったが持ち前の腕力でこれを 退けていたのだが、女体化してから力もうんと下がり腕力も並になってしまって苦渋の決断の末にジジィの元で 合気道を会得することとなる。それに男のときは数多くの野郎からいろいろな恨みを買われていたので腕力に変わる 力が絶対不可欠だったので相手の力を利用する合気道がぴったりだったのだ。
「さ、今日も一汗流すか」
制服から胴着に着替えると俺はいつものようにこの道場にいる門下生100人を一度に相手にする。 合気道と言うのは女の体に非常に馴染みやすいのでめきめきと上達し続け、初めて一週間・・ついに道場の主で あるジジィをぶっ倒したおかげで免許皆伝をもらったのだが、今でも腕が鈍らないようにこうして放課後には足を 運んでいる。気合を十分に入れて今日も100人倒しを始めるか。
「よしっ! お前ら今日も徹底的にやるからな」
「マジかよ・・」
「俺なんてまだ昨日の疲れが取れてねぇよ・・」
「細かいことでごちゃごちゃとうるせぇな!! てめぇ等それでも男か!!!」
周りがざわめく中でもお構いなしに俺はさらに怒鳴りあげる。1人の女に怒鳴られる100人の男という呆れた構図を 生み出すのは少し複雑な気もするが常に実戦の空気を体に馴染ませておかないと腕が鈍ってしまうものでこうやって 門下生100人相手に組み手をしている。
だけどもこういったことは想定内なので今日も適当に煽っておくとする。
49 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:06:54.64 ID:WTlrNT1+0
「・・ッたく、しかたねぇな。俺を倒せたら一緒にデートしてやるよ」
「と言われてもな・・」
「前も似たようなものだったし・・」
やはり何度もやっていると効果は薄れていくもので周りのやる気もどこか素っ気無い・・もう一言煽り立てるすることに しよう。
「いいか、よく考えてみろ。お前らは100人、俺は1人・・その中から俺を倒せればもれなく俺と一緒にデートが できると言うおいしい選択なんだぞ?それに俺は完全に無防備状態で隙を見つければすぐに打ちのめせれる。
- それに俺を完膚なきに負かせることができたらキスしてやってもいいぞ」
「「「「「・・・ウオオオオオォォォ!!!」」」」」
後から言う煽り文句と言うのは絶大な効果を発揮するものでさっきのやる気のなさはどこへやら・・門下生たちは 一斉に俺のほうへと襲い掛かかり組み手が始まる。ある者は堂々と、またある者は奇襲をかけて俺に襲い掛かって くるのだが当然全員を返り討ちにしながら野郎の叫び声とともに時間だけ過ぎていく・・
50 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:08:01.96 ID:WTlrNT1+0
「ッたく、ちょっとだけ手加減したとはいえ情けねぇな・・」
完全に伸びている奴らを見て少し情けなくも思ってくるが、よくよく考えるとそれだけ俺の腕がさえていると言うことで 我ながら惚れ惚れとしてしまう。それに近々開かれる合気道の大会があるらしいのだがこれだと予選で敗退して しまうのだろうかと心配にもなってくるもので、きつく鍛えないとまずいのかもしれない。
まぁ、俺にとっては関係ない話なのだが・・
「おいジジィ!! こいつら鍛え方が足りないんじゃないのか、大会だったら予選敗退だぞ」
「こやつらの鍛え方が足りないんじゃなくてお前が強すぎるんじゃよ。それにお主も大会に出れば優勝なんて・・」
「誰があんな糞下らないものに出るか!! 何度も言っているように俺はあくまで護身のために合気道をやっているんだよ!!」
あくまで俺にとって合気道は自己防衛のためであって大会などと言う馬鹿馬鹿しいもののためにやっているのでは なく、何も俺は合気道で強さを目指す気などさらさらない。人並み以上に強ければそれでいいのだ。俺に逆らう奴など この世にあってはならないもので、常に最強を目指さなければならないもので男時代のこういった名残が今でも残っているものだ。
51 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:08:55.23 ID:WTlrNT1+0
「・・さて、ずいぶん時間余ったな。ランニングから帰ってきたドクオと内藤でも鍛えるか」
言い忘れていたことだがドクオと内藤もとある事件を契機にこの道場で己の体を鍛えている。ジジィが言うには 2人ともそれなりに筋はあるようで大会に出場する予定のようだが今の実力では優勝などは到底不可能に近いな。 だからもっともっと鍛えまくってそれなりに実力をつけさせなければならないだろう。内藤たちのトレーニングを じっくりと考えると雑用をし終えてたツンからもこんな一言。
「あんたの実力なら大会に出ても優勝間違いなしよ。大体ここの門下生の人たちってそれなりの実力でしょ? それを毎日100人も倒しているんだから大会に出てみても・・」
「俺はな、喧嘩のほうが性に合っているんだよ。 それに大体、大会なんざ糞まじめの奴がこなせればいいんだ、別に俺は合気道で天下を目指すわけじゃないしな」
それに大会なんざ参加したら余計に面倒な騒ぎが起きそうなのでいい気分じゃない。それに形にとらわれた 試合なんざ俺の性分に合わないしな・・
「だから俺はこうやってコーチに専念してるんだよ。内藤たちが強くなってくれればいいわけだしな」
「あんたほど自分の才能に気がついていないのも珍しいわ・・」
「ま、俺が最低限コーチすればあいつらでも何とかなるだろう。 ・・さ、俺はここで帰らせてもらうか、後はいつものようにあいつらに指示通りのことをさせてくれ」
荷物をまとめて更衣室で道着から制服に着替えるとそのまま家に戻ることにする。途中、俺の着替えを覗こうとした 輩をきちんと始末するとそのまま道場を後にした・・
52 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:11:01.82 ID:WTlrNT1+0
自宅に戻ると晩飯を食べ終え、風呂に入って今日1日の疲れをリフレッシュさせる。風呂と言うのはたまった疲れを 一気に吹き飛ばしてくれるもので心身ともにどこか心地よいものにしてくれるから好きなものだ。湯船から上がり 石鹸で身体を洗うのだが女の身体は男と違ってどこか洗いにくさを覚えてしまう。
男のときは適当に洗ってもそれなりに何とかなるのだが、女の身体は何かと丁寧にやらないとしっくりこない。 それに胸のほうもかなり膨らんでどこか微妙な感じだ、胸をもまれると成長すると言う言葉があるが俺の胸はまさに その言葉のとおりにあいつに揉まれて成長し続けているのだから、こちらとしてはこれ以上大きくなると洗いづらくて 困るものだ。
「・・女って意外と面倒なんだな」
身体も一通りに洗い終えて髪のほうにシャンプーをつけるが、これがまた洗いづらくて洒落にならない。 こんなロングストレートなど洗うだけでも大変なのにさらに手入れもしなければならないとなると重労働に近いもので、 最初はこの作業がめんどくさくてあまり気も進まなかったのだが、母親に言われ何とか努力しているものだ。 そのお陰で今では何とか様になっているのだが・・どこか手つきも少しおぼろげなのは仕方ないだろう。 前に一度ばっさりとこの髪を切ろうと思ったのだが周りからの猛反対により一時断念している、それにあの時は 珍しくもあいつが断固として反対していたのはなにやらこだわりがあるのだろうか・・?
「全く・・ま、あいつのためにもう数年は我慢してやるか」
あいつの我が儘にもう少し付き合ってやろうと心の中でほくそ笑みながら、ゆっくりとシャンプーを髪に絡ませると 俺は髪の手入れを始める、この髪ともまだまだ数年は付き合っていかなければならないんだよな・・
53 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/09/04(火) 23:11:36.10 ID:WTlrNT1+0
「ふぅ~・・いい湯だった」
風呂に上がると身体を拭いてパジャマに着替えると自分の部屋でのんびりとくつろぐ、女になってから広くなった ベッドに寝転がるのは少しだけ得した気分になってくる。女になってから部屋の物もずいぶん様変わりするようになり、 俺にとっては少し複雑な気分だったのだが・・女になってからはああいったエロ本などなんら価値すらないので 持っていても仕方ないだろう。
ベッドに横になるとだんだんと身体に溜まっていた眠気が噴出しているようで意識のほうもトローンとしてくる。 今日も一日が終わり明日もまた始まる・・日々変わらぬ俺の日常には何の価値があるのか自分でもあまりよく わからないものだが全くの無意味ではないということはよく解る。 男から女になる・・言葉で説明するとあまりよくわからないが俺にとっては意味のあることなのだろう。
俺の・・相良 聖の一日は俺の眠りと共にまた・・・
―fin―
最終更新:2008年09月17日 19:02