310 名前:
◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/08(金) 20:46:47.21 ID:VBEZQ18s0
翌日・・私は相棒とともにあの診療所へと向かった。時刻は朝の6時ちょい・・予定よりかは早いほうであったがなぜか私はドアを出てすぐさまに相棒に 乗り込んでいた。私はそのまま相棒であの診療所へと向かいことにした。
たいした渋滞もなく診療所へ入ってみると鍵は意外にも開いていた。そのまま私は診療所の中へと進むと制服らしきものが机にちょこんっと2着置いてあった。 1つは撤兵のだとして・・もしかしてもう1つのは私のか。私はそのまま納得すると更衣室で制服に着替えた。制服に着替えた私はそのまま大きな鏡があったので自分の姿を 見てみることにした。すると、そこに移っていたのはまるで別人のような感じの自分であった。
「・・これが俺か」
私は鏡に映った自分の姿に呆然としていた。考えてみるとこうして女体化した自分をじっと見るのは初めてだ。自分はこんな姿で行動をしていたのかと思うと新鮮なものであった。 そんな自分に見惚れていると扉が開かれる音がした、・・撤兵と彼であった。どうも同じ時間にばったりと出会ったらしい。撤兵のほうは数日前には退院しておりか見た感じ快調そのものであった。 撤兵も私をささやかな談笑をした後、そのまま更衣室へと消えていった。彼のほうはというと、そそくさと裏方のほうへと回っていった。・・なぜか少しムカついた。
そして撤兵も着替え終わり、ここの主でもあるジジィが出揃ったところで彼からここの業務内容が言い渡された。
「徹子さんは僕と一緒に現場の手伝いと薬の在庫のチェックをお願いします。あ、安心してください。徹子さんはまだ最初なんで始めは僕が教えてあげます。 礼子さんはそのまま患者さんの接客、それに各フロアの掃除・・あと、それに売り上げの計算をお願いします。じゃあ、徹子さんは在庫チェックからはじめるので僕についてきてください」
「お、おい!!俺だけ接客と売り上げの計算かよ!!・・って、もう行っちまいやがった。仕方ねぇ・・やるか」
私の声も虚しく、彼は撤兵を連れて裏のほうへと消えていった。このまま叫んでいても仕方ないので私はそのままモップを抱えながら部屋を掃除することにした。
314 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/08(金) 21:04:41.13 ID:VBEZQ18s0
私は各部屋の掃除をしたのだが・・まぁ、どれも汚かった。それにここ数年もまともな掃除をしていないらしく本格的にしなければまずい 状況であった。私はそのまま診療所中にありとあらゆる洗剤を駆使しながらこの診療所に巣食う、頑固な汚れたちに戦いを挑んだ。 しかし、洗剤を駆使してもここの頑固汚れは簡単には取れず、1フロアに洗剤の半分を使いながら雑巾で磨きに磨きまくった。そもそも私は口では 言うのもなんだが、掃除は得意なほうであり今までにもよく暇つぶしで部屋の周りを掃除していた。
「チッ・・ここは掃除もろくにしてねぇのかよ!!」
文句をたれながらも私は掃除に掃除を繰り返していた。それに、患者のほうもまだ来ていなかったので掃除に集中できた。それにしてもこの診療所・・掃除していけば するほどいろんなものが落ちでいる。前の患者の忘れ物やジジィの隠してあるエロ本・・それに本棚から溢れ返った膨大な医学書だ。私はそれらをきちんと整理しながら 慌しい時間を過ごしていった・・
「ハァ~・・ま、とりあえずはこんなもんだろう。後は細かく掃除していけば何とかなるだろう」
掃除に費やした時間は5時間近くだった。はっきり言ってここまで掃除に時間を費やしたのは生涯初めてであろう。それぐらいにここの部屋は汚れに汚れきっていた。 私はそのまま疲れた体を休ませるためにそこら変にあった椅子に座った。それにしてもこの診療所・・これだけ時間がたっても人っ子一人も来る気配がなかった。本来なら 最低でも2,3人は来てもいいじゃないかと思っていたのだが・・まぁ、ここの診療所は余り目に付かないところにあるし規模も余りない。それに・・こんなところに足を運びに来るなんてよほどの人なん だろうなと思った。
「この診療所なんざいつ潰れてもおかしくないってのに・・どうしてこう細々と経営できるんだろうな?」
そう・・私は思っていながら椅子に座っていると診療所のドアが開いた。
86 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 19:08:19.93 ID:Wl7pqJ+g0
診療所のドアの向こうからは赤ん坊を抱えた女の人がやってきた。正直言って私の苦手なタイプであった。チラッとみると赤ん坊のほうが熱を出しているような 苦しそうな表情だった。女の人は慌しい表情のまま私に詰め寄ってきた。
「お願いですッ!!この子を・・この子を助けてください!!」
「あ、あの・・そちらの紙に」
まるでどこぞやの時代劇のような光景であった。私は慌てながらもそのまま女の人に1枚の紙を手渡した。この紙に住所やいろいろなことを書いて私が彼かジジィに 出せば晴れて診断ができるそうだ。女の人はそのまま紙を書き終えると私はその紙を裏にいる彼に手渡した。それに余り人がいなかったのですぐに赤ん坊の診断が始まった。 私は暇なので売り上げの勘定をしながら暇なひと時を過ごした・・
ものの数分してか・・赤ん坊の泣き声がした中で女の人は赤ん坊を抱えながらこちらへと戻ってきた。赤ん坊の表情を見ると穏やかに眠っており、先ほどの苦しそうな表情はどこへやらという 感じであった。女の人は私にお金を払うと私にまでお礼を言ってきた。
「本当に・・ありがとうございました。おかげでこの子が助かりました・・」
「は、はぁ・・」
私は再び呆気にとられた表情になりながらお金を受け取るとそのまま女の人は立ち去っていった。私はよくわからなかったのだが、ここでわかったのは赤ん坊が無事に風邪が治ったというぐらいしか わからなかった。だけど、先ほどの女の人の表情は先ほどとはうって変わり、とても安らかそうな顔であった。よくよく考えるとあれが母親の“表情(かお)”だったのかもしれない・・
88 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 19:20:26.33 ID:Wl7pqJ+g0
女の人が帰っていった後、彼とどんよりした顔をした撤兵がこちらに現れた。彼は私に先ほどの親子について詳しい説明をしてくれた。
「今の人はよくここに来てくれるんですよ。どうも苦労して産んだ子らしいので赤ん坊に慣れていないようなんです。だから・・こうして赤ん坊が風邪になったときには よくここに来てくれるんですよ」
ということはあの女の人はここの常連ということか・・まさかこんな小汚い診療所に常連がいるとは驚きであった。
「そういや・・なんで撤兵はあんなにどんよりしているんだ?」
「ああ・・徹子さんは先生に人体について教えてもらっていたんですよ。んで、本物にかなり似せたレプリカを見せたら徹子さん・・結構堪えた顔をしてました。 まぁ、最初の僕も同じような思いをしましたけどね・・」
待てよ・・本物だとッ!!!本物の臓器があるってことは・・犯罪じゃないのか?それに百歩譲って本物があるとしよう。それをどうやって手に入れたのかは・・ってレプリカかよ。 しかし、たかがレプリカごときになんで撤兵がビビッたんだ・・
私がそんなことを考えているとどんよりした撤兵がこちらへと向かってきた。
「冷夏~・・医者って大変なんだな」
「お、おい・・どうしたんだよ。いつものお前らしくないぞ」
「お前も見ればわかるさ・・あれは強烈なものなんだ。見ればわかるさ・・」
90 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 19:34:37.57 ID:Wl7pqJ+g0
この撤兵があそこまでなっているというとよほどそのレプリカというものはすごいらしいな・・ まぁ、そんな会話をしていると撤兵が彼と一緒にすぐに裏のほうへと戻った。どうも、2人まとめてジジィのありがたい医者についての 授業があるらしい・・
おかげで話し相手のいない私は暇で暇で仕方なかった。売上勘定も終えた私は何か娯楽はないかと探していた。すると、暇なのでここに置いてあった 漫画を見てみることにした。どうも女体化というものはその特性のためか度々に題材にしやすく漫画を見てみるとちらほらと女体化についての漫画が たくさんあった。
「ハァ~・・暇だ」
漫画も読み飽きた私は再び暇なひと時を送っていた。やはりこの世の中、暇というものが一番体に堪える物だ。適当に診療所内をさ探っては見たのだが・・ 暇潰しになるものが全くなく、あるとすればトランプだけであった。私はそのままトランプで1人さびしくおいちょカブをしながらこの余暇を過ごしていた。 それにしても何かおもしろいことはないのだろうか・・何かどでかいイベントが今の私は欲しかった。
「ッたく・・これじゃあ、部屋にいるときと大して変わらないじゃねぇか・・」
私は1人そんなことを愚痴っていると、再び診療所の扉が開かれた。
91 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 19:46:21.67 ID:Wl7pqJ+g0
「こんにちわー、先生いますか?」
今度は・・子供であった。それも3人もおり、私1人ではとても手の回らない状況であった。子供は懐に算数のドリルやら国語のノートを持っているところを 見るとここでいつも勉強をしているようであった。子供たちは適当にここを探っていると1人の子供が私に気がついたのか、私に話しかけてきた。
「ねぇ、おねぇちゃん。先生か泰助君知らない?みんないつもここで勉強を教えてもらっているんだ」
1人の子供が私に聞くとそれにあわせたようにほかの2人の子供が私の元へとぞろぞろとやってきた。相手は子供3人・・泣かすのは可能だがここで大人気ない行動は 避けたい。本来ならお帰りいただきたいところなのだが・・相手は子供、かなり強情だろう。かといって、この子たちは体になんら不調が見当たらない。むしろ元気がはちきれるぐらい 健康そのものだ。
「なぁなぁ、先生と泰助君は今忙しいじゃないのか?」
「う~ん・・でも、これやらないと先生に怒られるよ」
「そうだな・・あ、そうだ。ここにいるお姉ちゃんに教えてもらうってのはどうだ!!」
(ゲッ!!・・なんで俺がこんなガキたちの勉強見なきゃならんのだ!!)
はっきり言って子供の勉強をみるのは家庭教師で十分だ。しかし、子供たちは私にその純粋な瞳で語りかけてくる。こういう時は目を合わせてはいけない・・私自慢のガンをかけることも可能なのだが 子供相手にそこまでするのは大人気ない・・それに簡単に引き下がらないだろう。
・・私に残された選択は1つだけであった。
94 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 20:00:37.65 ID:Wl7pqJ+g0
「んで・・ここはこうやってこう解くんだよ」
結局私は子供たちの勉強を見ることになった。幸い、まだ簡単なところで躓いていたので教えるのは容易であった。子供たちのほうも必死に 勉強をしていた。しかしまぁ・・私が家庭教師をするとは思いもよらなかった。それに聞いた話によると子供たちは時々ではあるがここの診療所で宿題やら勉強を 教えてもらっているらしい。私はそのまま3人まとめて勉強を教えていた。
「ここはこうだ・・わかったか?」
「「「うん!!」」」
子供は素直とはよく言ったところか・・私が解き方を教えると後はすぐに理解してほかの問題を解いていった。しかし、ここである疑問が浮かんだ。 なぜ、この子供たちはこの診療所で宿題をしにくるのか、宿題ならここでやらずとも親やほかの兄弟に教えてもらえばいいのに・・私は勉強している子供たちに 聞いてみることにした。
「なぁ・・お前ら、なんでここで勉強しに来るんだ?」
はっきり言ってこの質問がまずかった。子供たちは即座に苦い顔をした・・すると1人の子供が苦い顔つきのまま私に重たい声で説明してくれた。
「俺たち・・親が病気で死んじゃってさ。それで・・」
「・・聞いて悪かった。もう喋るな」
どうもこの子供たちはどこかの施設に預けられている子供らしい・・しかも互いの両親はすでに死んでいる。この子供たちも残酷な運命に翻弄されているのだろう。 ・・私は何とかこの重苦しい空気を取り除くのに必死に考えた。
96 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 20:15:44.49 ID:Wl7pqJ+g0
「でも、施設では・・」
子供たちの話は止まらず、ついには自分たちのいる施設の話までに突入した。確かに今の国は誰もが豊かな生活を送っている。誰1人として教育を受ける資格がある。 都心から外れたこの街も見る人、見る人みんな豊かな生活を送りながら幸せな生活を享受している。だけど・・その豊かさが生み出した影に飲み込まれている人たちがいる。 豊かすぎる物資・・日に日に進化する技術力。だけど、今でも貧困の差はある。それゆえに生活に追われて自害するものも多数いる。 この子供たちも親がそうであるのだと思う。社会の影に追いやられた子供たち・・並大抵の同情を掛けるのは失礼であろう。
「でも・・俺たち、精一杯生きてるんだ。」
「うん、先生が前に言ってくれた。「生きる限りは希望も絶望もある」って」
「だから俺たち・・頑張って生きるんだ」
正直・・子供というのはなんて強いものなのだろうっと思った。純粋な心を持つからこそあらゆる環境にも耐えていき続ける。この子達は私とは違い生きる希望や自分の道筋をしっかりと 見据えている。誰1人としてこの現実から逃げようとはしていなかった。
97 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/09(土) 20:16:10.56 ID:Wl7pqJ+g0
「・・強いな。お前たち」
「でも、まだ半人前だけどね」
そういって子供たちは無邪気な笑顔のまま私の応えてくれた。なんだか・・私もそれにつられて暖かい気持ちになった。
「あ、お姉ちゃんが笑った」
「本当だ!!」
「はいはい・・無駄口叩くな。まだ残ってるだろう?一気に終わらせてしまえ、その後に遊ぶのは子供の仕事だ」
考えてみれば・・きっかけはこれだったのかもしれない。
143 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/10(日) 09:41:50.79 ID:pD3j2INh0
そのまま、私は子供たちに勉強を教えながら余暇を過ごしていった。子供というのは1人1人の個性が違うものだった。そしてそのまま勉強を 教えていると時刻はすでに夕方を迎えていた。子供たちは空を見てそそくさと帰る準備を始めた。やはり、帰る時間というものは全国共通らしい。私にしては 珍しく子供たちを見送ってあげた。
「・・車には気をつけろよ」
「「「うん!!」」」
そういって子供たちは元気よく自分たちの家へと帰っていった。空には鮮やかな夕暮れが広がっていた・・ 私はそのまま自分の持ち場へ戻ると今度は子供たちと入れ替わりで彼が撤兵ともにやってきた。撤兵のほうはやはり慣れないことをしたのか疲れている様な感じで あった。
「ハァ~・・今日はなんか疲れたぜ」
「ま、最初のうちはこんなもんだろう」
私はそう撤兵に言うと撤兵は何とか納得してくれたようだ。それにどうやら私たちは夕方までの勤務らしい。なんと、夕食までもつけてくれるというサービスもある。もちろん料理を作るのは 彼であって私が作るはずがない。私はそのまま疲れている撤兵を置いていつもの服装に着替えるとそのまま彼と一緒に夕食の買出しへと向かった。意外にも近くにスーパーがあるので歩いてそんなに時間がかからなかった。
スーパーへ向かう道の途中・・彼が私に今日のことを振り返りながら語ってくれた。
144 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/10(日) 09:52:11.29 ID:pD3j2INh0
「今日はご苦労様でした。今後もこのようにやっていきますのでよろしくお願いします」
「あいあい・・よろしゅう頼みますよ」
その後もスーパーへと向かう道の途中、私たちはいろんな会話をした。
「徹子さんは結構、呑み込みが早いって先生が驚いていました」
「・・ま、あいつは元々、環境に適応するのが早いからな」
撤兵は元から周りの環境の変化に柔軟に対応していった。族をやっていたときも撤兵がうまく周りの環境に溶け込んでほとんどの奴をまとめていた。最初に私と出会ったときは 互いに敵同士であったが、数々の死闘を経てようやく仲間になった。そしてすぐに私の配下につきNO2として私の右腕となって働いてくれた。よくよく考えれば撤兵は私のことを一番に理解している 友人に近い存在なのかもしれない・・私が寝返りに遭ったときも私と一緒に最後まで抵抗してくれた。
「そういえば・・今日は驚きでした。まさか礼子さんが子供の面倒を見ていたとは」
「て、てめぇ・・見てたのか!!!」
どうやら昼過ぎのあの光景はばっちりと見られたようだ。私は怒りながらも見られたものは仕方ないと思いそのまま拳を収めた。すると、彼が私に驚くべきことを言い放った。
145 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2006/12/10(日) 10:07:07.22 ID:pD3j2INh0
「でも・・意外でしたね。礼子さん、結構子供の面倒見がよかったじゃないですか。徹子さんも驚いていましたよ」
「え・・」
「なんだか・・先生みたいでした」
はっきり言って驚いた。まさか私が先生・・何をいっとるのだこいつと思いながらも私はあのときの光景を必死に思い出していた。確かに子供たちは 必死に勉強していたがそれは子供たちの才能であって私はそのきっかけを導いたに過ぎなかった。それに私じゃなくても才能のある奴だったら容易いものだろう。 むしろ私はそこまでできる人間じゃない。
・・私はそんなことを考えていると彼の言葉はさらに続いた。
「・・あの子達はかなりつらい環境に置かれています。でも、礼子さんはそんな子供たちの才能を引き出して後の将来に活かせることができると思います。・・失礼ですが礼子さんは自分を過小評価 しすぎですよ。人間誰だって才能があります。礼子さんは僕よりも人に教えるのが長けていただけですよ」
意外だった・・私は昔から評価はされてきたが、それを認められたことは一度もなかった。だから、彼の言葉は実に意外であった。初めて、自分の才能が人に認められたとき人間はうれしいものだろう。 それが積み重ねとなってその才能を徐々に開花させ自分を磨いていくのだろう。私は褒められはしたがこういった風に認められたことは1度もなかった。・・だから初めて人に認められたとき、どのように対応していいのか 全くわからなかった。
だけど、この気持ちは決して不快なものでなく
・・とてもうれしいものであった。
私はそのまま彼と一緒にその足でスーパーへと買い物へ向かった。 初めて人に認められたうれしさを実感しながら・・
最終更新:2008年09月17日 19:13