『樹』(2)

47 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:25:21.79 ID:U6d/Ns7x0

さて・・來夢が女体化してから少し日が経った。 流石に來夢のほうもなれない女性の体の扱いに苦労しているようだが 何とか日常生活を送れるぐらいまでに回復していた。 來夢がこのまま家事に復帰できないとなると家としてはかなりの大問題だ。 俺も含めこの家の家事は來夢によって司っているといっても過言ではない。 特に料理の面に関しては來夢がいないとままならないほどであった。

そんな俺は今スクールで授業の真っ最中・・黒板には英語でびっしりと 授業の内容が書かれているものの俺にとっちゃそんなのはただの復習に過ぎ ない。事実、今やっている勉強は今の授業をはるかに多く飛び越している内容だ。 こないだなんかも飛び級の話を持ちかけられたが・・気の合う友人が多数いる このクラスと別れるのが恋しいので保留している。

(ふぅ・・まぁ、最近は來夢自身も落ち着いてきたことだし。よかったよかった・・)

俺は静かに勉強をしていると・・後ろから小声で俺に話しかけようとしているのが 1人いた。しかも、あろうことか英語が日常として飛び交うこの学園内にこの 俺相手に日本語である。

俺に向けて喋って来る相手は容易に想像できた。

48 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:28:14.83 ID:U6d/Ns7x0

「・・なんだ」

「いや・・暇だったから。ブラコンなあんたも暇だったの?」

「・・うるさい」

俺に話しかけてきた少女・・彼女の名は十条 香織、俺と同い年だ。 彼女も俺らと一緒で両親は親父の会社の幹部らしくてかなりのお金持ちの 部類に入る。そのため昔からの幼馴染で俺たちは3人良く行動を共にしていた。 それ故によく家の事情も知っている。彼女も俺と一緒で日本語と英語をうまく使う バイリンガルである。このクラスの生徒の中で日本語を扱うのは俺とこいつだけだろう。

ただ・・俺の初体験の相手ではないといっておく。それに立場としては幼馴染と いうより悪友の部類に入るだろう。故に俺や來夢についてもよく知っている。

「連れないわね。もう少し愛想良くしたらどう?」

「お前に愛想良くしてもな・・」

っと、俺は今までにこいつにされた数々の仕打ちを思い出していた。 まぁ、今となってはかわいらしい子供特有のお遊びだと思うのだが・・当時としては かなりのものであった。代表的な例とすればせっかく來夢が作ってくれた弁当を盗 まれるわ、ようやく完成直前のジグソーパズルを後一歩のところで完成させられるわ・・ 俺がバイトしようとしたとき紹介をしてくれるのはいいのだが・・そこはそっち系の お客が多いドラッグストアを紹介させられる羽目となる等・・こいつにされた 仕打ちは数え切れないほどあった。

49 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:32:30.80 ID:U6d/Ns7x0

黙っていれば超一級品の美少女であるのだが・・今までのことを思い出すと 悪友止まりであった。今でもこういった友人関係を築けるなんて不思議だ。 並の人間だったらこいつの行動に腹を立てて離れていってしまうはず・・ それを引き止めるなんて自分の中に何かが働いた証拠なのかもしれない。

「そういえば・・あんたの弟、女体化したんでしょ?」

「ああ・・まだ本人は余り慣れてないみたいだけどな」

「なら、ちょうどいいわ。私があんたに代わって面倒を・・」

「別にいい!!・・が、ただお前にも少し手伝ってもらおう」

俺は一応、ある程度は断っておくと後ろにいたあいつにも手伝いを要求した。 一応、悪友とはいえ女性であることには変わりはない。 なら少し來夢について手伝ってもらうとするかな。

「まぁ、來夢は私にとってはかわいい弟みたいなものだからね。 いいわよ、帰りにあんたの家に行きましょ?」

「お、おい・・いきなりかよ」

「だって、女体化した來夢を見ておきたいわ!!」

こいつは昔から行動力には定評がある。それを阻もうなど俺にはできない。 いや、阻めないといったところだろうか・・

結局俺は今日はあいつと一緒に帰りを共にした。

50 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:34:29.14 ID:U6d/Ns7x0

「ただい」

「わぁ、かわいいじゃないの!!」

「お前な・・仮にも俺の弟だぞ!!」

「うるさいわね!!減るもんじゃないでしょ!!!」

早速家に帰ったのはいいものの・・あいつは俺そっちのけで猫をかわいがる飼い主のごとく 來夢を撫でていた。香織さ~ん・・本来の目的を忘れてはいませんか? それに來夢自身も元々あいつと仲が良かったしな。

「何だ、香織さんも連れてくるならそう言ってくれればよかったのに」

「そうよね、ひどいお兄さんよね~」

「ハハハ、香織さんもあんまり兄貴をいじめないでね」

いじめるってどういうことだよ!!全く・・俺はそのままご丁寧に2人は仲良く話していた。

51 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:35:48.67 ID:U6d/Ns7x0

「そういえば・・服とかはちゃんと揃えたの?」

「うん・・下着は母さんのお下がりだし服とかも・・」

「ちょっとそれどういうことよ!!あんた弟に何も買い与えていないの!?」

「え?・・まずかったのか?そういったことは母さんがすべて決めちゃったし・・」

まずかったのかな?あの後、服とかは母さんが一通り揃えていたのだが・・ それに俺は今の流行が余りわからないし、それに來夢自身がそういった服を 好んで着るかどうかさえもわからないままであった。

あいつは呆れた視線で俺を見つめると來夢にこう告げた。

「來夢!!こんなバカな兄貴は置いておいて私と買い物に行くわよ!! あんたも自分の服ぐらいは欲しいでしょ?」

「なッ!!・・お前勝手に決めるなよ!!」

「勝手とは何よ!!勝手とは!!」

「お前なッ!!」

このまま俺たちは言い争いをヒートアップしていた。昔から俺とこいつは口喧嘩が 絶えないほうであった。そんな俺たちをいつも宥めていたのが來夢であった。 それは今も昔もなんら変わりはない。

來夢は持ち前の包容力で俺たちを何とか抑えるとこう言った。

53 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:40:21.38 ID:U6d/Ns7x0

「まぁまぁ・・2人とも落ち着いてよ。でも、正直言うと・・僕自身も服は欲しいと ころかな。母さんが一通り用意してくれたけどどれも全部、映画やドラマで 使った舞台衣装だったというし・・たまには僕だって自分で選んでみたいよ。

それに香織さんはそういうのが詳しそうだしね。僕も機会があったら自分の洋服を買ってみたいよ」

「ほらッ!!やっぱり、來夢はわかるわよね。じゃあ、いつにする? 私はいつでも構わないけど・・」

「そうだね・・今度の休みにしようか」

もはや2人は俺そっちのけでショッピングの話に夢中である。やはり女の子は こういった話に夢中になるのだろうか?よくわからないものである。

ここまで話が伸びたら俺の意向など完全無視だ。2人とも和気藹々としながら 日取りを決めている。それに來夢は今まで男だったのか?っという感じで あいつと何を買うかだとか、どこでご飯を食べるかとかいろんな予定を組み立てていっていた。

54 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/20(土) 19:41:15.57 ID:U6d/Ns7x0

「じゃ、あんたは荷物持ちね」

「ちょっと待て!!なんで俺が・・」

「男の子が女の子2人の荷物を持たずにのうのうとするつもり?」

た、確かに・・來夢はともかくこいつもこんな性格をすっぱ抜ければ女の子には 変わりがない。それに、そういった光景を考えてしまうとやはり男として気が引けるものがある。

「・・わかったよ。今度の休みだな予定を空けておく」

「助かるよ。兄貴が来てくれると」

「じゃ、当日はここに集合ね。特にあんたは忘れるんじゃないわよ」

こうして俺の意思に関係なくショッピングは敢行されることとなった。

115 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:29:38.77 ID:0Ekbk4kU0

雨を望む日・・何があるだろうか? 運動会、体育祭、マラソン大会・・いずれも運動を連想させる大会にだろう。 昔の俺もよく雨による中止を良く望んだものだ。それに限って天気はド晴れに なるのが世の常である。まぁ、微笑ましい思い出の部類に入るだろう。

だが・・今日という日の天気をどれだけ恨めしいと思ったことだろう。 空にさんさんと輝く太陽・・絶好のショッピング日和であろう。だけど、前日までの 俺は雨を望んでいた。どうせならでかいハリケーンが来て欲しいものだ。 ハリケーンが来た方にすればたまったものではないが俺にしてみれば好都合であった。

それぐらい今日のショッピングは中止にして欲しかったのだ。

「・・何ぼやいてるの?」

「なんでもない・・それよりもちゃんと買ったのか?」

ここはN.Yのショッピングモール・・最近新しくできたとテレビで話題になっていた。 俺たちは3人ここでショッピングをすることにした。流石に故郷の日本と違い土地も 人も数倍多いここアメリカ・・故にさまざまな人種の人たちが軒並みに店を営んでいる。

そんな中に俺たちはいた。それも俺たちは日本人・・異人種が多いここアメリカではかなり目立った存在だ。

116 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:31:13.94 ID:0Ekbk4kU0

「兄貴~・・ほら、かわいいでしょ?」

「ああ・・とても似あt」

「でしょ?來夢は結構迷っていたけどあたしが選んであげたのよ!!」

ハァ・・こいつはささやかな兄妹のふれあいを邪魔したいのか? まぁ、來夢自身も喜んでいるようだしここはそれに免じてやるか・・ それにしても荷物の量が結構あるな。すでに俺の両手には 抱えきれないほどの荷物を持っているわけなのだが・・女というものは たくさん買い物するものなのか?いや、多分あいつの所為であろう・・

それにしても・・今日のあいつの服装は気合が入っていると いうか何と言うかな・・まるで何かをアピールしているような気がするな。 ・・なんでだろう?

「な、なぁ・・もう十分買っただろ?これ以上は・・」

「何言ってるの?・・これからに決まってるじゃない!!ねぇ、來夢?」

「うん、兄貴には悪いけどなんだか楽しんだ」

どうやら俺には拒否権というものがないらしい。結局俺はN.Y中にある ショッピングモールを可能な限り廻ることとなった。もうこうなったらどうにでもなりやがれ!!

117 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:32:56.58 ID:0Ekbk4kU0

歩く2人の美少女とそれを追いかける荷物の塊・・ パフォーマンスの多いここアメリカでもなかなか見られない 光景であろう。行く人々の視線を嫌ほど感じる。現在の荷物の 量は両手両脇にやっと抱えれるぐらいの量だ。

だけど余りにもの量で周りの人は俺の姿形を捕らえきれずに 動く荷物の塊としか見ていないようだった・・ 一応、前方の視界は確保できている。ちなみに・・買ったのは バッグやら香水やらと女の子向けの商品ばかりであった。 お金の心配だが・・買い物に行くと聞きつけた親がカードをバンッと渡してくれた。

昔、母さんと一緒に買い物に出かけたとき・・よく買っていたな。 そういえばあの時も無理矢理連れて行かれたっけ・・

「あんた、日頃は鍛えてるんでしょ?なら頑張ってちょうだい」

「兄貴も災難だね・・」

女の子は買い物好きだとよく言うが・・これは異常だ!!・・てか病気レベルだ。 まぁ、俺は日頃体を鍛えていあるのでこの程度の荷物など大して苦にならない。 來夢もなんだかんだ言いながらあいつと一緒にいろいろなものを買っていたな。 まぁ、でも・・あいつらも気を遣ってくれたのか、俺が限界に達した頃を見計らった ように迎えの車を用意していた。

ようやく俺もこの荷物の山から開放されることとなった。

118 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:34:39.80 ID:0Ekbk4kU0

「ふぅ・・疲れた」

「だらしないわね・・毎日体を鍛えてるんじゃないの?」

「うるせぇ!!!お前らが買いすぎなんだよ!少しは自重しろ!!!!」

「何言ってるのよ!!!だから頃合よく車を用意してあげたんじゃない!!」

「それとこれとは話が別だ!!」

ようやく荷物の塊から解放された俺はN.Yで一番人気の喫茶店で 落ち着いていた。しかも、俺の連れは見た目は超がつく美少女だ!! ・・とはいっても片方は性格に問題ありなのだが。まぁ、それ故に周りの 視線を感じてしまう。 それに休憩したのはいいのだが俺はまたあいつと懲りない言い争いをしていた。 來夢は頃合がつくまでじっと見守っている。昔と全く一緒だ。俺は荒れている 呼吸を整えるために置いてあったコーヒーを一気飲みする。 しかし・・飲んだコーヒーは純100%のブラック、しかも一気に飲んで しまったため俺は咽てしまった。

121 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:36:12.64 ID:0Ekbk4kU0

「・・と、とにかく、買い物が済んだんなら俺はもういいだろ。帰るぜ・・」

「あ、兄貴!!まだ時間があるんだし楽しもうよ。3人で遊ぶのも久々だしさ」

來夢は必死で俺を止めようとする。確かに俺の都合もあってかここ最近は 昔みたいに3人で遊んではいない。來夢の横にいるこいつともささやかな 世間話をする程度・・まともに遊んではいない。それにここで声を荒げると 思っていたあいつはじっと俺の行動を見守っていた。どうやらこの場は來夢に 任せることにしたらしい。

さっきみたいに声を出すようなこともせずにじっとこの場を見守っているのだからかえって不気味だ。

「で、でも・・」

「兄貴・・せっかく香織さんが誘ってくれたんだから楽しもうよ」

「ちょっと、來夢!!余計なこというんじゃないわよ!!!」

「まぁまぁ・・香織さんも遊ぼうよ。ね?」

「・・ま、まぁ、來夢がそういうなら別に私は構わない・・わ」

この広大なアメリカ・・いや、世界中でこいつを抑えることをできる人間は ただ1人・・來夢だ。さっきまで店中に鳴り響いていたあいつの轟音も今は萎んだ 風船のようになっている。昔から改めて思うが來夢の一声はかなりの威力である。

まぁ、來夢に昔から頭が上がらないのはこちらも同じで俺もどうしようか悩んでいた。

122 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:37:12.06 ID:0Ekbk4kU0

「まぁ、3人で遊ぼうよ」

「・・・わかったよ。今日は徹底的に遊ぶか!!」

「ありがとさん。兄貴」

來夢は微笑しながら紅茶を一飲みした。どうも、女体化してから元々あった お淑やかな部分が更に強調されたようだ。 こんな風にお願いされたら別の意味で首を縦に振ってしまうこと間違いなしだ。

女体化してから更に磨きがかかっている來夢を見つめながら、俺は開き直りながらここ大都会の N.Yで遊びまくろうと思った。

123 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:39:55.38 ID:0Ekbk4kU0

「ハハハ、兄貴下手だな」

「そうそう、こうした柔軟なゲームはこいつには無理なのよね」

「うるさい!!・・ただ、面倒だっただけだ」

ゲームのスコアを見ながら俺はガクッとため息をつく。 今俺たちがいるのは喫茶店から離れたところにあるゲーセンで最近に できたものでありゲームの数量や設備も申し分ない・・それ故にN.Yでは ちょっとした人気スポットである。んで、さっきやったのは戦争のリアリティを 追及したガンアクションゲーム。個人のプレイよりも複数の連係プレイが 強要させられるゲームだ。

そういった総合芸が苦手な俺はスコアをじっと見た。

124 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:40:26.00 ID:0Ekbk4kU0

「最近はゲームしてなかったから難しかったな・・」

「フフフ・・負けを認めるのね!!」

「こ、この野郎・・こうなったらとことんやってやるよ!!!」

「上出来!!行くわよ!!」

「ふ、二人とも・・」

こうなってしまったからには勝負しかない。こいつの一言は 俺の闘争本能に火をつけてしまったようだ。こうなればもはや來夢いうことは 馬耳東風・・金がなくなるまでにやってやるか! 特にこいつとは互角中の互角・・決着をつけるには申し分ない舞台だ。 ブロードウェイ真っ青な舞台が出来上がるだろう。

こうして俺たちの昔からの因縁の対決が始まる・・

126 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/01/21(日) 21:41:50.95 ID:0Ekbk4kU0

俺たちは戸惑う來夢を引き連れるとそのままゲーセンにおいてあった ゲームというゲームを制覇しまくった。ゲーム慣れしていなかった俺は 始めは苦戦するようになったが徐々に慣れるようになってかあいつと 互角の勝負を繰り広げるようになった。

そんな勝負を繰り広げていたら目立つのは必須・・しかも、標準以上の 美貌を放つ日本人のあいつだから尚更だ。周りには男性が非常に多い。 果たしてこの男性の何割が横にいるあいつの本性を知っているのだろうか? 無知は罪とはよく言ったものである。

「終わったわ!!來夢、結果はどうなの!!!」

「今回は自信があるぜ!!」

「え、え~っと・・」

來夢は戸惑いながらも重たい口調で結果を読み上げた。

「えっと・・結果は引き分けってところかな」

「え・・ひ、引き分けだとぉぉぉ!!!」

「間違いよ!!!きっと機械の誤審よ!!!!!」

俺たちはまさかの結果に唖然としたがこうなってしまったからには 仕方ないだろう。俺たちは同時に電光板に表示されていた スコアをみると、あいつと一緒に肩を落として結果に愕然とした。


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最終更新:2008年09月17日 19:32
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