グラードンを倒したファイは、パークたちのいる場所へと戻った。
ファイ:パーク!グラードン倒したぜー!
サイコ:おぉ、やったか!
ファイ:って、パーク!?
パークは倒れていた。
ファイ:おい!しっかりしろよ!
サイコ:まぁ落ち着けファイ。ここまでずっと気が抜けなかったのだ。少しくらい休ませてやれ。
ファイ:でも、せめて倒したってことくらい伝えないと、悪い夢でもみたら…
サイコ:心配するな。パークは、お主が必ず勝つと信じていた。
アクバ:お、いたいた。
カエン:サイコ!パーク!ファイ!大丈夫か?
サイコ:おぉ、お前達!
アクバ:グラードンは?
ファイ:グラードンは、オレが倒したんだぜ!
カエン:本当かよ!?俺らでも倒せなかったグラードンを!?
アクバ:信じられねぇ…
サイコ:カエン、アクバ。既に〈ゆうえんち〉は私たちよりも強くなっている。それは認めるべきだ。
カエン:まぁ…認めてやってもいいけど…
サイコ:さて、ファイ。お前はパークを連れて帰るといい。
ファイ:お前らは?
サイコ:グラードンと再度話をする。目覚めたばかりで暴走気味だったが、一度負けて頭が冷えただろう。後は私たちに任せておけ。
ファイ:でも、また暴走したら…
サイコ:大丈夫だ。今度は必ず帰る。だから帰っていてくれ。
ファイ:わかったよ。
ファイはパークを連れて帰った。
パークの家
ファイ:ふぅ。これでよし…と。にしても、パークのやつ全然起きなかったな…
ファイはパークをベッドに乗せ、自分の家に帰って行った。
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(あれ…?ここは…)
サーナイト:パークさん…
パーク:サーナイト!久しぶりだね。
サーナイト:はい。……
パーク:どうしたの?
サーナイト:…そろそろ、あなたに真実を話すべきなのかもしれませんね。
パーク:真実?
サーナイト:あなたが…どうしてこの世界に来たのか。あなたに教えなくてはいけませんね。
パーク:私がこの世界に来た理由…教えてくれるの?
サーナイト:はい。あなたは……~~~~~~
パーク:え?大事な部分が聞こえないよ!
サーナイト:~~~~~~~~~~~~~
パーク:待って!
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パーク:あ…
(目が覚めちゃった…大事な部分聞けなかったなぁ…)
ファイ:パーク!おっはよー!
パーク:あ、おはようファイ。
ヒーナ:パーク!
パーク:みんな!
オト:グラードンを倒したんですってね。
レイス:流石はパークさんですね!
ファイ:いやグラードン倒したのはオレ…
フェオレ:やっぱパークは希望の光だね!
ファイ:だからー!グラードンを倒したのはオレだってば!!
イースト:広場の皆も話聞きたがってるよ。行こうよ!
パーク:そうね。
ファイ:だからぁー……
パークたちはマグマの地底での事を皆に話した。
パーク:ふぅ。今日は話だけで1日過ぎちゃったね。
ファイ:帰ってきたばっかだからいいんだよ。ちょっとくらいゆっくりしててもな。
ヒーナ:そうよ!あ、明日はデパートでも行きましょうよv
ファイ:い、依頼が来てなかったらな…
夜
(今日は…サーナイト、出てくるかな?)
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パーク:この空間…サーナイト!?
もあもあもあもあ
(違う…似てるけど、いつもと雰囲気が違う!なんだろう…苦しい!)
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シャドー:ケケッ!まさかお前らが伝説のポケモンを倒すほどの実力を身につけるとは思ってもみなかった。だが…
『シャドーの{あくむ}!』
シャドー:寝てる時は…何も出来ないだろ?ケケケッ!(…それにお前は危険すぎる。元人間…お前がどういう経緯でポケモンになったのか知らないが、人間はこの世界じゃ…疎まれるモンだろ…!?)
『シャドーの{ゆめくい}!』
シャドー:(お前の夢を喰い尽くしてやる!…人間は…この世界じゃ存在してはいけないんだよ!人間は…ハブられるもんだろ!?なのにお前は…なんでこの世界に馴染んでんだよ…)お前は、俺と一緒の存在だろ…?
すぅっ
シャドー:(何だ?光…?)
突然現れた光が、パークの中に入っていった。
シャドー:な、なんだ…?え!?悪夢が…変わった!?
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(あれ?なんだろう?あんなに苦しかったのに、急に楽になった…)
サーナイト:あなたの夢に干渉している者がいました。
パーク:あ、サーナイト!って干渉って…?
サーナイト:あなたに悪夢を見せていた者がいます。でも、安心してください。私が悪夢は吹き飛ばしました。
パーク:そう…ありがとう。
サーナイト:あと、昨日の続きなのですが…
パーク:あ、うん。私も聞きたいと思ってたの。
サーナイト:パークさん、あなたがポケモンになったのは…世界を救うためです。
パーク:え…そんなフェオレくんみたいなこと…
サーナイト:ええ。フェオレくんがどこでその情報を得たのかわかりませんが、まさしくあなたは世界を救うためにここに来たのです。
パーク:ちょ、ちょっと待ってよ!そんな事言われても…イマイチぱっとしないというか…
サーナイト:この世界に危機が訪れています。今までの災害は、その事が起こる前触れです。そして、その事が起こってしまえば…この世界は、破滅してしまうでしょう。
パーク:ねぇ、その事って、何なの?
サーナイト:そこまでは私も解りません。でも、その事が起こるのを防ぐために、あなたはここにいるのです。
パーク:でも、防ぐって言われても、何をどう防げばいいの?それに、どうして私が?ただ防ぐだけなら他にも…
サーナイト:あなたは覚えていないでしょうが、誰でもよかったのではなく、あなたでなくてはいけなかったのです。
パーク:どうして?
サーナイト:あなたがファイと出会い、共に戦う。それが、世界を救う唯一の手だったのです。
パーク:そんなの、誰が予知したの?それに私みたいな平凡だっただろう人間が…
サーナイト:あなたはあちらの世界で確かに約束したのです。こっちの世界を救うと…
パーク:そんな約束なんて覚えてない!だって、私は記憶がないんだもの…
サーナイト:それも約束の内です。
パーク:え…?私の記憶がないのも関係があるの!?
サーナイト:はい。あなたはあちらの世界で世界を救ってくれと頼まれ、救うと約束してくれました。でも…
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???:しかし、私たちの世界を救うためには、純粋な心が必要です。心の底から救いたいと思う純粋さが。あなたを疑うわけではありませんが、純粋だと言いきれますか?
自:私が純粋なのかどうかは自分ではわからない。でも…どうしても心配なら、私の記憶を消して。
???:記憶を…ですか?
自:そして、記憶をなくした私が本当に純粋なのかどうかを確かめて。私の記憶が戻らなくても、あなたたちの世界を救うように私を導いて。
???:でも、よいのですか?記憶が消えてしまえば、あなたの世界での自分がわからなくなり、何もかも失ってしまうんですよ?下手をすれば…永遠に記憶が戻らないなんてこともあり得ますよ?
自:それであなたたちの世界が救えるのなら、構わない。
???:…わかりました。あなたの記憶を消し、私たちの世界に送ります。…もし、純粋な心でなく、救いたいと思わなければ、あなたはずっと自分がわからぬまま、私たちの世界を彷徨うことになりますが…本当によろしいんですね?
自:私の考えは変わりません。きっと…記憶をなくしたとしても、私はあなたたちの世界を救うと言うはずですから。
???:強い意思をお持ちなのですね。でもきっと、それが真実。
自:真実…
???:では、あなたを送ります。いいですね?
自:ええ。
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パーク:え…?何?今の記憶…
サーナイト:それは、あなたの人間の時の記憶です。こちらの世界にくる直前の…
パーク:私自身が記憶を消すように頼んだのね…
サーナイト:はい。そして…あなたは、自らで証明したのです。あなたは間違いなく、この世界を救ってくれると信じています!
パーク:私が…この世界を…
(そういえば前にノウレイさんが…)
「お主が来たことで、この世界が明らかに変わってきている。」
(それって…私が世界を救うってことだったんだ…)
サーナイト:心配する必要はありません。この世界を救ってもらった後は、あなたは人間の世界に帰る事が出来ます。
パーク:えっ!?
サーナイト:あなたはこの世界を救うためにこちらの世界に来たのですから、その後はあなたにこれ以上迷惑をかけるわけにはいきません。なので、あなたは帰る事が出来るのです。
パーク:元の世界に…帰る…?
サーナイト:大丈夫です。何も心配することはありません。それに…
パーク:それに?
サーナイト:……た…望……なら…この…界……る……出来…す。
パーク:え?聞こえない…何…?
サーナイト:~~~~~~~~~~~
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(朝に…なっちゃったんだ…)
パーク:私が…世界を救う、か…
続く
最終更新:2014年03月16日 02:34