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041 Justice~正義~

ファイ:さぁ、攻めていくぜー!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァァァァー

   『グラードンの弱点をついた!』

グラードン:グォォ…

パーク:効いてる!

   みずのはどう威力60×タイプ一致1.5×激流1.5×抜群2×日差し0.5=135

ファイ:でもまだ威力不足か…!

グラードン:そのようだな。

   『グラードンの攻撃!』

   『グラードンの{マッドショット}!』

ファイ:うぉっと!

   『ファイは攻撃を避けた!』

ファイ:危ない危ない…

   『ファイの攻撃!』

パーク:ファイ!これ!

ファイ:お!サンキュー!

   ファイはスペシャルリボンをつけた。

グラードン:その道具は一体…?

ファイ:これは特殊技の威力をぐーんとあげる道具だ!更に威力アップだぜ!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァァァァー

   『グラードンの弱点をついた!』

グラードン:このくらいでいい気になるな!

   『グラードンの攻撃!』

グラードン:グォォォォォッ!

   『グラードンの{ソーラービーム}!』

ファイ:はぁっ!?

   『ファイは攻撃を避けた!』

ファイ:あっぶねぇ…あんな技聞いてねぇよ…

グラードン:ちっ…

   『ファイの攻撃!』

パーク:他にサポートできそうな道具は…ってあれ?何これ?

   パークはよくわからない道具を見つけた。

(こんなのあったっけ?…まぁいいや!食べ物みたいだし、ファイに投げれば有効活用してくれるよね!)

パーク:ファイ!これを!

   パークは道具を投げた!

ファイ:よっしゃ!さらにパワーアップだぜ!

グラードン:させん!!

   グラードンは横入りして道具を食べた。

ファイ:あぁっ!

グラードン:ん…な、なんだこれは!?

   『グラードンの[こうげき]と[とくこう]が下がった!』

グラードン:お前…何を投げた!?

パーク:え…えっと、紫色のよくわからないものを…

グラードン:まさか…ベトベタフードか!?

パーク:ヘ?何それ?

ファイ:ナイスだぜパーク!ベトベタフードは、食べると麻痺や火傷になったり、能力を下げたりする最悪の道具だ!

パーク:えぇっ!?

(あ、危な…私、ファイに投げちゃったよ…;)

ファイ:これであいつの攻撃はボロボロだ!まだまだ勝機はあるぜ!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァァァァー

   『グラードンの弱点をついた!』

グラードン:(我が…負けるのか…?古代から伝説のポケモンとして語り継がれてきたこのグラードンが?こんな現代の弱々しいポケモンどもに…?)

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   ポケモン昔話。

   遥か昔、海を干上がらせ、大地を盛り上げて大陸を広げたとされる古代の伝説のポケモンがいた。

   洪水に苦しむ人々を救い、陸の王と呼ばれた。そしてもう1匹…

   遥か昔、大雨と大波で大地を覆い、海を広げたとされる古代の伝説のポケモンがいた。

   干ばつに苦しむ人々を救い、海の王と呼ばれた。

   2匹の伝説のポケモンは正反対の存在であり、大昔に幾度も死闘を繰り広げた。

   大地と海とぶつかり合いは何カ月も何年も続いた。

   しかし、3匹目の伝説が仲裁に入り、結局決着がつくことはなかった。

   2匹の伝説はそれぞれ地底と海底に潜り、深い深い眠りについた。

   だが、仲裁が入ったとはいえど、2匹の伝説は互いの存在を否定し続けている。

   またどこかで出会ってしまえば…昔の戦いをもう一度繰り広げるかもしれない。

   そのため2匹が眠る地底と海底の入り口は封印し、二度と目覚めることのないようにした。

   解けることのない封印で…2匹は永遠の眠りについた。

   ポケモン昔話。おしまい。

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グラードン:(そうだ…負けられない…こんなところでは負けられないんだ…)グォォォォォォォッ!!

ファイ:まだ倒れないのかよコイツ!

グラードン:そうか…我が目覚めたということは、あいつも目覚めたと言う事!探さねば…あいつを!探さなくては!

ファイ:お前何言ってんだ?独り言か?

グラードン:グォォォッ!お前達との遊びもこれまでだ!!

   ゴゴゴゴゴゴゴゴ

   グラードンは横穴を掘り始めた。

ファイ:なっ!?お前何してんだよ!?

グラードン:我は…地上へ行く!

パーク:えぇっ!?

ファイ:待てよ!それはオレらが許さねぇ!

グラードン:うるさい!我は…地上へ出て、あいつと戦わねばならん!我が宿敵…カイオーガと!!

ファイ:カイオーガ…?

グラードン:我の封印が解けた原因はわからんが、きっと…きっとあいつも目覚めているはず!

ファイ:だから行かせねぇって言ってんだろ!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァァァー

   『グラードンの弱点をついた!』

グラードン:グォォォォォッ!

ファイ:くそっ!あいつダメージ喰らっても穴掘りやめねぇ!どうすりゃいいんだ!?

サイコ:く…グラードン…

パーク:サイコさん!気がついたんですね!

サイコ:奴を…地上へ出してはいけない…!

ファイ:でも、どうすりゃいいんだよ…オレらじゃとめられねぇよ…もう、無理なのかよ…

(ファイ…もう、気持ちも折れて…)

   グラッ

(あ、やばい…意識が飛び始めた…)

ファイ:パーク、大丈夫か!?

パーク:う、うん…なんとか…

サイコ:ファイ…お前はどうしてここにきた?

ファイ:え?どうしてって…お前達の救助に…

サイコ:私たちの救助だけか?

ファイ:え…?

サイコ:お前が守りたかったのは…私たちだけではないだろう?

ファイ:オレが…守りたかったもの…?

サイコ:お前が本当に守りたいものは、なんだ?

ファイ:(広場にいる皆?地上にいるポケモンたち?救助隊のメンバー?全部大事だ。どれも失いたくない。でも…オレが本当に守りたいのは……)









「私、ファイと救助隊ができて、とっても嬉しいの!」



ファイ:(へへっ…なーんだ、案外簡単に見つかるものじゃんか…)パーク!バッグ丸ごと貸せ!オレが…あいつを止める!

パーク:わ、私も一緒に…

ファイ:無理すんな。お前はサイコと一緒にいてやれ。

パーク:でも、ファイ一人じゃ…

ファイ:心配すんな。…オレを信じろよ。絶対にあいつを地上に出させはしない。

パーク:…わかった。信じてるよ、ファイ!

ファイ:おう!任せとけ!!

   ファイはグラードンを追っていった。

ファイ:待て!グラードン!ここから先は一歩も進ませねぇぞ!

グラードン:邪魔だ!どけ!

ファイ:嫌なこった!

グラードン:ならば喰らえ!お前の弱点であるソーラービームを!

ファイ:そんな技…喰らってたまるかよ!「あめだま」!!

   『雨が降り始めた!』

グラードン:何っ!?

ファイ:やっぱりな。前にサンダーに言われたんだ。伝説やその戦闘空間に不思議玉は通用しないって。でも…直接伝説に効果を与えない尚且つ、ここは既に戦闘空間じゃないから不思議玉は通用する!

グラードン:天気が…変わっただと…!我の特性が無効に…?

ファイ:それだけじゃねぇよ…水技の威力は半減どころか…更に威力は上がるんだよ!!

グラードン:グォォォォッ!

   グラードンは進行方向を変え、逃げようとした。

ファイ:逃がすか!

   ファイは縛られの種を投げた!

   『グラードンは[こうちょく状態]になった!』

グラードン:しまった!

ファイ:これで…終わりだ!!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}』

   バッシャアアァァァァァー

   『グラードンの弱点をついた!』

   みずのはどう威力60×タイプ一致1.5×激流1.5×抜群2×雨1.5+スペシャルリボンα=405+α

グラードン:グォォォ…(こんな…現代の子に…我が負けるはずが……)

   『グラードンは倒れた!』

   『ファイの勝利!』

ファイ:へへっ…やったぜ…。パーク、約束はしっかり守ったぞ…!



                                  続く




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最終更新:2014年03月16日 02:34
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