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?:ファイ…ファイ…
ファイ:(誰だ?オレを呼んでるのは…)
ファイは静かに目を開けた。
ファイ:(ピカチュウ…?)イアフ!?
ファイは飛び起きた。
パーク:わっ!!
ファイ:あ、あれ…?
パーク:何寝ぼけてるの?
ファイ:ここは…
パーク:ここはあなたの家でしょ?
ファイ:あぁ、そうか…
パーク:いつも早起きのファイが寝坊なんて珍しいね。それにうなされてたみたいだし…何かあった?
ファイ:いや、なんでもない。それより、今日も張り切って救助活動だぜ!
パーク:うん!
ポケモン広場
ざわざわざわざわ
ファイ:なんだ?随分騒がしいな。
そこには、普段広場では見ないポケモンたちがたくさんいた。
ヒーナ:あ!パーク!ファイ!
パーク:どうしたの?
ヒーナ:それが…大変なのよ!
ファイ:だから何がだよ。
イースト:〈FLB〉がマグマの地底から帰って来ないんだ!
パーク:えぇっ!?
ハスブレロ:あ、パーク!ファイ!ちょっとこっちこいよ!
パーク:え?
ブルー:君達がキュウコンと会った後に〈FLB〉がマグマの地底に向かったんだよね?
パーク:ええ。そうだけど…
ファイ:それ以降帰ってないって…1週間経ってるじゃんかよ!
ダウギ:〈FLB〉は優秀な救助隊だ。あいつら程の救助隊が1週間もかかるなんてことはなかった。だとしたら…
ファイ:あいつらがグラードンに負けたってのかよ!
ダウギ:そう考えるのが普通だろう…
????:だが、だからわしらを集めたのだろう?ダウギよ。
ダウギ:あ、ああ。そうだ。
パーク:この人たちは?
ダウギ:紹介しよう。この人は〈ハイドロズ〉救助隊リーダー、♂のカメックスの〔ハイドロ〕だ。
ハイドロ:例のダンジョンは炎タイプが多いらしいな。だが、わしの水技に敵う炎などないわっ!
ファイ:え…じゃあもしかして、こんなに今日人数が多いのって…
ダウギ:そうだ。ここにいるのは全員、救助隊だ!
パーク:この人たち全員…救助隊…
マダツボミ:その中でも優秀な方ばかり揃ってるのですよ。
ファイ:あ、お前あの時のマダツボミか。
マダツボミ:はい。その節はお世話になりました。
ヒーナ:ってかそんなに優秀な人たちなの?
マダツボミ:そりゃあもう!あのハイドロさんの〈ハイドロズ〉は、この前大規模な山火事をわずか10分で消火させてしまったんですよ!
ファイ:まぁ…水タイプだしな。
マダツボミ:〈ハイドロズ〉はとにかくメンバーが豪華で、オーダイル、ラグラージ…
ハイドロ:はっはっは!わしにかかればグラードンなんぞ簡単にやっつけてくれるわ!
???:あら、随分と自信過剰ね。
ハイドロ:む?
???:だったら…アタシも一緒に行こうかしら?
ダウギ:おぉ、助かるぞ〔エンリ〕!
マダツボミ:あの人は〈カラミツキ〉救助隊のリーダー、♀のオクタンのエンリさんです。じわじわと相手を弱らせて倒す戦法は有名ですよ!
???:じゃあ、俺も一緒にいってやろう。
マダツボミ:あれは…ゴローニャの〔ジゴロ〕さん!凶悪な救助隊で、見るだけで野生は逃げだすほどの威圧感をもつ〈ゴロゴロ〉救助隊のリーダーです!
ハイドロ:よぅし。わしら3人でマグマの地底とやらに行ってこよう。まぁ、大船に乗ったつもりで待っているがいい!はっはっは!
エンリ:それじゃ、いきましょ?
ジゴロ:腕がなるぜ…
3人はマグマの地底へ向かった。
ファイ:ちぇっ。なんだよ。オレらだって行こうと思ったのによ。
イースト:えっ!?
ハスブレロ:ははっ。お前達にはまだ無理だよ。あの3人は有名な救助隊のリーダーだ。お前達はまだそのランクまで届いてねーよ。
ファイ:んなことねぇよ!
ハスブレロは笑いながら歩いて行った。
ファイ:バカにしやがって…オレたちだって既に伝説のポケモン3匹と戦ったことあるってんだよ!
パーク:1回目は手加減してる相手、2回目は負け、3回目は中断だけどね。
ファイ:う、うるさいな…
ヒーナ:まぁ、わざわざ伝説と戦いに行く必要もないし、普段通り救助活動しましょ。
パーク:そうだね。
イースト:ところで、今日はオトいないみたいだね。
ヒーナ:またマイペースにどこかふらついてるんでしょ。放っておけばいいわよ。
レイス:じゃあ代わりに僕がお供しますよ。
ファイ&ヒーナ:帰れ!
レイス:いきなり手厳しいなぁ。
フェオレ:今日はどこにいくの?w
ファイ:お前もどっから湧いて出てくるんだよ…
パーク:じゃあ、今日の依頼はハガネ山と沈黙の谷だから、二手に分かれましょう。
ヒーナ:あ、じゃあ久しぶりにハガネ山に行こうかな~。
ファイ:じゃあオレは沈黙の谷に行くぜ。
パーク:副リーダーがそっちならリーダーはハガネ山に行くべきね。
フェオレ:あ、じゃあ僕はハガネ山行く~w
イースト:だとしたら僕は沈黙の谷だね。
レイス:じゃ僕はハガネ山に…
ヒーナ:3、3にするならあんたは沈黙の谷よ。
パーク:さ、行きましょ。
パークとヒーナとフェオレは走って行った。
レイス:あ、パークさん!
ファイ:よしイースト。行くか。
イースト:そうだね。
レイス:ふん!
ファイ:お前は行かないのか?サボテン。
レイス:パークさんがいないのに行く意味はない。
ファイ:ふーん。ところでお前さ、まだオレらの救助隊に入ろうとか考えてんのか?
レイス:当然だ。〈ゆうえんち〉救助隊に入り、パークさんの手助けをするんだ!そしていずれは…
ファイ:お前のいずれは知らねーけど、パークの手助けしたいんならパークがいなくても救助活動参加しろよな。
レイス:お前にそんな言われる筋合いはないな。
ファイ:どうせオレらがいない時は救助活動に協力なんてしてくれてないんだろ?
レイス:当然。パークさんがいないのにどうしてしないといけないんだ?
ファイ:ふーん…まぁオレ的には別にいいけどさ、ただ…今のままのお前じゃ、一生パークは救助隊に入れようとは思わないぜ。
レイス:何故だ?
ファイ:だってお前…救助隊に向いてねぇもん。誰か困ってる人を救助したい、助けたいって気持ち、ないだろ?
レイス:パークさんを助けたいと言ってるだろ。
ファイ:そうじゃねぇよ。それだからお前は向いてないって言ってんだ。
レイス:何を!
イースト:ま、まぁまぁ…喧嘩しないで;
ファイ:喧嘩はしてねぇよ。オレはこいつに忠告してやってんだよ。…レイス、本当に〈ゆうえんち〉救助隊に入りたいなら、どうしてパークが入れてくれないのか、もう一度よく考えてみな。
ファイは沈黙の谷へ向かい、イーストも後を追った。
レイス:(あのワニめ…何が言いたいんだ?誰かを助けたい気持ちって、パークさんを助けることが悪いことなのか?パークさんが困ってるのを助けるのが悪いことなのか?わからない…)
続く
最終更新:2014年03月16日 02:32