パーク:帰るって言ったって…相当遠いよね。
ファイ:そうだな。
トルテ:あはは…
ファイ:あれ?お前なんでいるんだ?
トルテ:樹氷の森までは一緒でしょ?
ファイ:あ、そうか。
パーク:そういえば、サンダーたちはどうなったかな?
ファイ:げっ!すっかり忘れてたぜ…
パーク:でも、ちゃんと炎の山には行かないとね。
ファイ:そうだな。
バババババババババババババ
トルテ:何の音?
パーク:空から聞こえ…って、えぇ!?
上空に1機のヘリが見えた。
ファイ:な、なんだぁ!?
トルテ:なんでこんな辺境の地にヘリが?
ヘリは静かに着陸した。
ガラッ
ヘリの扉が開き、中からポケモンが出てきた。
ヒーナ:パーク!
パーク:ヒーナ!?それにイーストとオト、レイスくんまで!
オト:無事で何よりですわ。
イースト:ファイも元気そうでよかったよ。
レイス:パークさん!パークさん!!パークさん!!!パーk…
ファイ&ヒーナ:うるさい。
ヒーナ:ねぇパーク!氷雪の霊峰は!?もうすぐなんでしょ?私たちも一緒に行くわ!
パーク:え、いや…もう氷雪の霊峰には行ってきたんだけど…
オト:あら、もう終わってましたの?
イースト:それで…どうだったの?キュウコンには会えた?
ファイ:おう。キュウコンに会ってきたぜ。
ヒーナ:それでそれで?パークは…どうだったの?
ファイ:心配ご無用!パークは伝説の人間なんかじゃねぇ!
ヒーナ:ホント!?ホントなのね!?
パーク:ほんとだよ。
ヒーナ:よかった…本当によかったよー!!
パーク:ごめんね皆、心配かけて…
レイス:あなたのためなら…このくらいの心配はしますよ。
ファイ:相変わらずうるさいサボテンだな。
レイス:久しぶりに会ったが相変わらず口の減らないワニだな。
ファイ:お前もだろ。
パーク:ところで、皆どうしてここに?というかそのヘリは一体…
ヒーナ:ああそれは…
数時間前のポケモン広場
オト:いい風ですわね~。
ヒーナ:オトはいつでも呑気ねー。パークたちのこと心配してる?
オト:してますわよ。でも、私たちが今ここでとやかくいっても状況は変わりませんわ。信じて待ちましょう?
ヒーナ:まぁそうだけどさー…
レイス:で…どうしてパークさんたちは出発の時に僕に連絡をしてくれなかったんだー!
ヒーナ:あんたいたら絶対落ち着いて出発なんてできないからよ。
レイス:何をーっ!
ヒーナ:あーもううるさいな!
シャドー:ケケッ!騒げ騒げ!どうせ帰ってきたあいつらは〈FLB〉辺りにやられてボロボロなんだからよ!
ヒーナ:あんたまた焼かれたいの?
レイス:パークさんは無事に帰ってくるんだ!
シャドー:さぁどうかなー?
レイス:あぁもう待てない!氷雪の霊峰だったな!?僕はパークさんを迎えに行くぞ!!
ヒーナ:迎えに行くってあんた…どうやって行くつもり?
レイス:僕を誰だと思ってるんです?
ババババババババババ
ヒーナ:ん?何の音?
イースト:わわっ!空見てよ!!
空から、1機のヘリが降りてきた。
シャドー:ゲゲゲゲゲ~ッ!?なんだこりゃ~!?
レイス:僕は数々の企業を束ねる大物会社の株主兼、我が会社、NEAの社長だぞ?自家用ヘリの1機2機など持っていなくてどうする!
ヒーナ:成り上がりのくせによくここまでなれたものね…
イースト:でも、これでパークたちの所に行けるよ!
オト:でもパークたちは私たちに来るなと言いましたし…待っておいた方がいいのでは?
レイス:誰が何と言おうと僕はパークさんの元へ向かう!
シャドー:行かせねぇ!
レイス:ああそうそう、このヘリを壊したら…1億ポケ払ってもらうからな。
シャドー:ゲゲッ!?あぶねぇ…シャドーボール撃つとこだったぜ…
レイス:愛しのパークさん…今すぐあなたの元へ…
ヒーナ:来るなって言われたけど、やっぱ気になるわ!レイス!乗るわよ!
オト:お邪魔しますわ!
イースト:僕も行くよ!
レイス:あっ!こら!
ヒーナ:さっさと出発しなさい!
レイス:あーもう!女性じゃなかったらなんて横暴なんだ…
ヒーナ:グダグダ言ってないて早く出発させる!
レイス:わかりましたよ。出発だ!
4人を乗せたヘリは、氷雪の霊峰に向かって飛び立った。
現在
ヒーナ:というわけなのよ。
パーク:それでヘリで…
ファイ:成り上がりめ…
オト:ところで、そちらの方は?
ファイ:ああ、こいつはトルテ。途中から一緒についてきてくれたんだ。
トルテ:初めまして。〈らぶりー〉救助隊のトルテだよ。
ヒーナ:私たち、〈ゆうえんち〉救助隊のメンバーだよ。私はヒーナでこっちはオト、こっちはイースト。
オト:よろしくですわ。
イースト:よろしくね。
トルテ:そっちのサボネアは?
レイス:僕は〈ゆうえんち〉救助隊のレイスです。以後お見知りおきを。
ヒーナ:だーからあんたはいつからメンバーになったんだっての。
レイス:ここまで貢献したんだからメンバーに入ってもいいでしょう?
パーク:〈テングス〉で頑張ってね。
レイス:なんでだぁー!!
ファイ:さーて、それじゃあ帰ろうぜ。
オト:そうですわね。
皆はヘリに乗り込んだ。
ファイ:あ、トルテ。お前も途中まで乗れよ。
トルテ:いや、僕はこのまま歩いて樹氷の森に行くよ。
パーク:トルテ!色々と…本当にありがとう!
トルテ:またどこかで会おうね!〈ゆうえんち〉救助隊!
ヘリはトルテを残し、その場を飛び立った。
パーク:ねぇレイスくん、広場に戻る前に…寄ってほしい所があるんだけど…
レイス:寄ってほしい所?どこですか?
パーク:炎の山なんだけど…
レイス:…わかりました。おい。
レイスは運転手に指示を出し、炎の山へと向かった。
【炎の山 山頂】
パーク:あれ?ファイヤーもサンダーもいない…
????-:ギャオオオオオオオオオオオオオッッ!!
バサッバサッ
火山の中からポケモンが現れた。
ファイヤー:む?お前達か…
ファイ:ファイヤー!
パーク:あの…サンダーは?
ファイヤー:ふん…あいつはもう帰ったぞ。
ヒーナ:な、なんで伝説のポケモンが…?
ファイ:ここを通った時に会ったんだ。その時、〈FLB〉が呼んでくれたサンダーのお陰で通り抜けられたんだけどな…
パーク:やっぱり、ちゃんと話はつけておきたかったの。
ファイヤー:…それなら無用だ。
パーク:え?
ファイヤー:今、この世界で様々な災害が起こっているそうだな。先ほどフリーザーとも話をした。
ファイ:えぇっ!?フリーザーもここに来たのかよ!?
ファイヤー:お前達と会った後に来たようだ。
パーク:それじゃあ…
ファイヤー:あの二人に言われたのならば仕方ない。お前を信じてやろう。
ファイ:それ信じてなくね?
ファイヤー:ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!
ファイ:だーもううるせぇな!
ファイヤー:お前達、この災害の原因は、結局お前達だったのか?
ファイ:違うぜ。キュウコンに会ってそれを証明してきたんだ。
ファイヤー:そうか。ならば構わない。しかし…このままでは世界が崩壊する…。一体何故?
ファイ:わからねぇ。でも、パークをこんな目に合わせたのがもし誰かの仕業なら、オレらでこの災害の原因を突き止めて、絶対にこの災害を止めて見せる!
ファイヤー:…お前達に託そう。
ファイ:おう!任せろ!
レイス:そんな無謀な賭けをして大丈夫か?
ファイ:ま、まぁ…きっとなんとかなるって!
パーク:…なんとかしよう。私たちで。
ファイ:…おう!
ファイヤー:任せたぞ。
パークたちはヘリに乗り、炎の山を離れた。
続く
最終更新:2014年03月16日 02:28