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028 Sacred mountain of the ice and snow~氷雪の霊峰~

ファイ:うわ~さみぃ~っ!この辺常に吹雪いてんのか?

トルテ:うん。でも、もうすぐ氷雪の霊峰だよ!

ファイ:そうか。とうとうここまで来たって感じだな。

パーク:そうだね。

(これでやっとでわかる…私が、キュウコン伝説に出てくる人間なのかどうかが…)

   ビュォォォォォ…ォ…

ファイ:お?なんだ?吹雪が急に止んだぞ?

トルテ:あれ?なんでだろう?

   すぅっ…

(え?誰?)

   パークたちの前に、うっすらとポケモンが現れた。

パーク:あ、あなたはサーナイト!

サーナイト:パークさん、とうとうここまでたどり着きましたね。

パーク:初めて…夢の中以外であなたに会えた…

ファイ:おいパーク。誰と会話してるんだ?

パーク:え?誰とってサーナイトとだよ?

ファイ:サーナイト?そんなポケモンどこにいるんだ?

パーク:え…ほら!目の前にいるじゃない!

ファイ:んー?トルテ、お前見えるか?

トルテ:いや…誰もいないけど…

パーク:え…どうして?

サーナイト:私の姿はあなたにしか見えません。

パーク:どうして私にだけ?やっぱり私がキュウコン伝説の人間なんじゃ…

サーナイト:それは、全てこの先にある氷雪の霊峰でわかることです。

   すぅっ…

   サーナイトは消えてしまった。

ファイ:おいパーク、サーナイトなんてどこにいるんだよ?

パーク:もう消えちゃったよ。

(全てが…氷雪の霊峰でわかる…。もしかしたら、人間の頃の私のことも…)

   【氷雪の霊峰 入口】

ファイ:ここが氷雪の霊峰か…

(この奥に、キュウコンがいる…。私が伝説の人間だったら…どうしたらいいんだろう…)

ファイ:…パーク、心配すんな。なっ?

パーク:うん…

トルテ:よし、それじゃあ行こうか。

   【氷雪の霊峰 1F】

ファイ:うっへぇ!やっぱさみぃな!

トルテ:まぁね。でも、フリーザーが管理してる樹氷の森みたいに常に一定の寒さってわけでもないから、その分こっちの方が寒さはないかもね。

ファイ:炎タイプでもいねーかなー。

トルテ:このダンジョンに炎タイプはいないよ。

パーク:やっぱり、氷タイプが多いの?

トルテ:いや、氷タイプはオニゴーリくらいで、後はチルットとかヤルキモノ、サナギラスやハブネークみたいにばらばらだよ。

ファイ:よくこんな寒い所で生活しようと思うな…オレならまず無理だぜ。

トルテ:まぁワニノコは毛がないからね。

ファイ:そう考えたらチルットは寒さに耐性とかありそうだけどな。実際は氷技弱点だけど。

トルテ:ははっ…あ、えーっと…この形は…こっちが階段だよ。

パーク:そういえば、トルテはここにもよく来るの?

トルテ:まぁフリーザーのお使いで奥地にいるオニゴーリに会いに来るくらいだよ。でも、最深階の5階には…まだ行ったことはないよ。

ファイ:え?そうなのか?

トルテ:うん。あそこはこの霊峰でも聖域って言われてて、オニゴーリたちも近寄らないんだ。

ファイ:おいおい…そんなとこ言って大丈夫なのかよ?

トルテ:そこに行かないとキュウコンに会えないんでしょ?だったら行かなきゃ。

ファイ:意外とお前って強気なんだな。

トルテ:意外とは余計だよ。

   【氷雪の霊峰 中腹】

ファイ:あとちょっとだな。

パーク:そうだね。

ファイ:これでやっとでパークの疑いが晴れるぜ。

パーク:だといいけど…

ファイ:だといいけどじゃなくてそうなんだって!大丈夫だってば!

トルテ:じゃあそろそろ行こうか。

   【氷雪の霊峰 奥地 4F】

トルテ:この形は…あ、階段あった。

ファイ:よし!それじゃあ行くぜー!

オニゴーリ:ちょっとまった。

ファイ:おぉ!?オニゴーリ!

オニゴーリ:ん?トルテか。ここは4階だ。引き返せ。

トルテ:オニゴーリ、悪いんだけど、今回は5階に行かないといけないんだ。通してくれないかな?

オニゴーリ:できないな。この先は聖域。俺達でも行くことが出来ない聖域に、お前といえども通すわけにはいかない。

トルテ:聖域なのはわかってる。でも、緊急事態なんだ。

オニゴーリ:いかなる事態でもここを通すわけにはいかない。

ファイ:くそっ!目の前にキュウコンがいるってのに…!

オニゴーリ:キュウコン?そんなポケモンはここにはいない。

ファイ:嘘つけ!ここにキュウコンがいることはわかってんだよ!

オニゴーリ:いないと言ったらいない。わかったら帰れ。

ファイ:わかんねぇよ!だからー!お前が知らないだけでそこにキュウコンがいるんだよ!

オニゴーリ:物分かりの悪い奴め…力ずくでも帰ってもらうぞ!

ファイ:望むところだ!最近は伝説としか戦ってなくてまともに勝てなくてイライラしてたとこだ!

   『ファイVSオニゴーリ』

   『ファイの先制!』

ファイ:さっそくこの技、使わせてもらうぜ!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァー

   『オニゴーリにダメージ!』

オニゴーリ:さっさとお帰り願おうか。

   『オニゴーリの必殺技!{ぜったいれいど}!』

   ビュォォォォォー

ファイ:うぉぉぉぉ!!??

   『ファイは攻撃を避けた!』

ファイ:あっぶねぇ…おいお前!一撃技使うんじゃねぇよ!

オニゴーリ:そんなルールはない。俺はお前達を追い返す。それだけだ!

ファイ:ムカつく野郎だな…

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァー

   『オニゴーリにダメージ!』『オニゴーリは[混乱状態]になった!』

オニゴーリ:おぉ!?

ファイ:よっしゃ!トドメさすぜー!

   『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』

   バッシャァー

   『オニゴーリにダメージ!』

   『オニゴーリは倒れた!』

   『ファイの勝利!』

ファイ:やったぜ!パーク!行くぞ!

パーク:あ、うん!

オニゴーリ:く…くそう…

トルテ:…オニゴーリ、ごめん。でも…今回だけは、どうしても行かないといけないんだ…

   【氷雪の霊峰 奥地 5F】

ファイ:ここが聖域と呼ばれる5階か…

パーク:キュウコンは…どこだろう…?

???:見つけたぞ。

ファイ:キュウコンか!?

   後ろからの声に3人が振り向いた。

サイコ:まさか本当にここまでたどり着くとはな。

ファイ:〈FLB〉!?

アクバ:まったくだぜ。途中で追いつくと思ったのによ。

カエン:だが、ここまでだ。

ファイ:(やべぇ…最悪だ…まさかサイコたちがオレたちを追ってきて、追いつくなんて…もう少しなのに…!)

サイコ:パーク。お主に恨みはない。だが…世界の平和のためだ。ここで消えてもらうぞ!




                               続く




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最終更新:2014年03月16日 02:26
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