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026 Forest of the freezer on trees~樹氷の森~

   【樹氷の森 2F】

パーク:にしても寒いね…

ファイ:そうだな。でも、氷雪の霊峰はもっと寒いんだろうな…

パーク:せめてコートか何かあればなぁ…

ファイ:コートは動きにくいだろ?戦闘に不向きだ。

パーク:戦闘って…

???:何してるのー?

ファイ:んあ?

   1匹のオオタチが話しかけてきた。

トルテ:僕は〔トルテ〕。この森にはよく来るんだ。君たちは?

パーク:私はパーク。こっちはファイだよ。

トルテ:それで、こんなところで何してるの?

ファイ:氷雪の霊峰に向かってるんだ。ここはただの通過点だ。

トルテ:氷雪の霊峰?ああ、ここから東に行ったところだね。何しに行くの?

パーク:キュウコンに会いに行くの。

トルテ:キュウコン?なんでまたそんな珍しいポケモンのところに?

ファイ:別にお前には関係ないだろ?行くぞ、パーク。

トルテ:それなら…僕が階段の位置を教えてあげようか?

ファイ:余計な御世話だ。それに、階段の位置は毎回変わるだろ。

トルテ:知らないの?不思議のダンジョンにも法則性があって、1つのフロアには数パターンの中からランダムって決まりがあるんだよ。

ファイ:えっ!?不思議のダンジョンにそんな決まりあんのかよ!?

トルテ:あるよ。現に僕はいつもこの森の1Fから最深階まで行くけど、記録してたら同じ形な事が何回かあった。

ファイ:マジかよ…

トルテ:この形は僕は覚えてる。どう?僕が階段の場所を教えてあげようか?

ファイ:…どうする?

パーク:なるべく早く進みたいし、教えてくれるなら助かるけど…

(このオオタチ、信用しても大丈夫なのかな…?)

   【樹氷の森 9F】

トルテ:どう?ここまで迷わずにこれたでしょ?

ファイ:そうだな。助かるぜ。

トルテ:ところで君たち、救助隊なの?

ファイ:ん?どうしてだ?

トルテ:救助隊バッジが見えてるよ。

ファイ:あ…

トルテ:なんてチーム?

ファイ:オレたちは、〈ゆうえんち〉救助隊だ!

トルテ:〈ゆうえんち〉…?キュウコン…あ!もしかしてあのキュウコン伝説の人間!?

ファイ:なっ!?(こいつ、なんで知ってるんだ!?)

トルテ:なんでも…伝説に出てくる人間は、世界を破滅に導くとかなんとか?

ファイ:パーク!逃げるぞ!

トルテ:あ、待って待って。別に消そうとかそんなこと考えてないから。

ファイ:え?

トルテ:君たちは追われて大変なんでしょ?困ってるんでしょ?困ってるポケモンを見捨てるなんて、僕らの名折れだよ。

パーク:名折れ?もしかしてあなた…

トルテ:うん。僕も救助隊だよ。〈らぶりー〉救助隊!

ファイ:ら、らぶりー……

トルテ:まぁそういうことだから、疑わずに安心してついてきてよ。

   トルテに連れられ、パークたちは樹氷の森の奥地まで行った。

ファイ:寒ぃ…

トルテ:ここを通り抜ければ樹氷の森は突破だよ。

??-?-:待て。

パーク:え?

   ビュォォォォォォォォォォ

   強烈な吹雪と共に、1匹のポケモンが現れた。

フリーザー:この森を抜けようとする者よ、止まれ。

ファイ:こいつは…3匹の伝説の鳥の最後の1匹、フリーザー!

(これが…3匹目の伝説の鳥ポケモン!なんだか、綺麗…)

トルテ:やぁフリーザー。君が出てくるなんて珍しい。

フリーザー:トルテか。離れていろ。我はそこにいる2匹を倒さねばならない。

ファイ:えぇっ!?どういうことだよ!

フリーザー:お主たちがこの森に入った瞬間、この森の温度が急激に上がってしまった。何をしたのか知らないが、このまま森の温度をあげられては困るのだ。

ファイ:ちょ、ちょっと待てよ!オレらはそんなことしてねぇって!

トルテ:そうだよフリーザー!このポケモンたちは、僕が1階からずっと一緒にいたんだから!

フリーザー:トルテ、離れていろ。

トルテ:ちょっと!僕の話聞いてる!?

フリーザー:お前の話を聞いていないわけではないし、お前を信用していないわけでもない。だが、お前が騙されている可能性はある。

トルテ:だからー!僕は1階で二人に会ったんだって!

フリーザー:ああ、たしかにお前は1階で会っただろう。だが、それ以前に何かを仕込むことも可能だということだ。

トルテ:そんなことする人たちじゃない!それはここまで一緒にいてわかるよ!

フリーザー:どうかな。そんなものはわからんぞ。

ファイ:おいおい、さっきから聞いてりゃなんだよ偉そーに。結局トルテが信用できないって言ってるようなもんだろ?

パーク:ファ、ファイ…

ファイ:トルテとお前の仲がどれほどなのか知らねーけどさ、信用してるって言うんならトルテだけじゃなく、トルテの言葉も信じてやれよ!

フリーザー:…ほぅ。ならば証明してみせろ。お前達が原因ではないということを。

ファイ:あぁ!?どう証明しろってんだよ!別に持ち物調べてもいいぜ?

フリーザー:証明する方法はただ一つ。…我を倒してみろ。

ファイ:いや意味わかんねぇよ!!何がどうなればお前を倒せって結論になるんだよ!!

フリーザー:そこのピカチュウ。

ファイ:って聞けよ!!

フリーザー:お前、キュウコン伝説とやらに出てくる人間だそうだな。

パーク:え…

ファイ:パークは伝説の人間じゃねぇぇー!!

フリーザー:完全に否定はできないのだろう?そして、それで追われているのだろう?

パーク:なんでそれを…

フリーザー:我はこの森の中のことならばわかる。トルテとの会話もな。

パーク:え?それって…

フリーザー:さぁ、お前達の力を見せてみろ!

ファイ:あーもう伝説ってなんでこうも人の話をまともに聞かねぇバトルマニアなんだよ!仕方ねぇ…パーク!行くぞ!

パーク:あ、うん!




                                    続く




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最終更新:2014年03月16日 02:25
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