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023 Runaway trip~逃避行~

ファイ:よし、この時間ならまだ皆寝てるな。

ヒーナ:にしても、ほんと驚いたよね…まさかパークが人間だったなんて…

イースト:うん。でも、たとえ人間だとしても、パークはパークだよ。

オト:でも、私たちもご一緒しなくてよろしいのですか?

パーク:これは私の問題だから、皆に迷惑かけるわけにはいかないの。

イースト:でも、ファイは一緒に行くんでしょ?

ファイ:オレが一緒じゃないとこいつ一人じゃ辿りつけないだろ?

パーク:それじゃ…そろそろいこっか。

ファイ:そうだな。

????-:ま、まってくださ~い!

ファイ:ん?

   キャタピーやワタッコたちが走ってきた。

キャタピー:まにあった…

パーク:キャタピーちゃんたち…どうして…?

トランセル:〈FLB〉のサイコさんに聞いたんです。今日の朝出発するって。

ワタッコ:私たち、あなたがたをお見送りしてあげたくって。

パーク:皆…

キャタピー:ボクは、パークさんをしんじます!きっとキュウコンでんせつにでてくるにんげんじゃないです!

パーク:…ありがと。キャタピーちゃん。

   皆に見送られ、パークとファイは出発した。

ファイ:パーク、心配するな。キュウコンに会えば全てがわかるんだ。お前が伝説の人間じゃないって証明してくれるさ。

パーク:うん…

   それからパークたちは、様々な災害を目の当たりにした。

   地割れ、竜巻、土砂崩れ、山火事…

パーク:…ねぇファイ、もし…この災害が全部私の所為だとしたら…やっぱり、私が消えるしかないよね?

ファイ:な、何言ってんだ!そんなわけないだろ!?

パーク:そう言ってここまで来たけど、そうだったら…ファイならどうする?

ファイ:オレは…オレはパークを見捨てたりなんかしない!パークがもし伝説の人間で、消えるなら…オレも一緒に消えてやるよ。

パーク:そんなことさせられないよ…

ファイ:なんだよ。お前が言ったんだろ?そうだったらオレはどうするって。そうだったらオレはお前と消える。

パーク:…ばーか。

ファイ:馬鹿でいいよ。それでパークの気が紛れるならな。

パーク:ファイ…

   パークたちはさらに進み、ダンジョンもいくつか通り抜けた。そして…

ファイ:【炎の山】…名前からしても見た目からしても暑くて通りたくないな…

パーク:だったらファイは戻ってもいいよ。ここからは私一人で…

ファイ:アホっ!お前が何と言おうがオレはついていくぞ。

パーク:…じゃあ、今日はもう遅いし、今夜はここらで寝て、明日の朝に山に行こう。

ファイ:おうっ!

   パークたちは道外れの原っぱで野宿した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ファイ:……なんだ?ここは?

   そこは不思議な空間だった。が、次第にはっきりしてきた。

ファイ:あれ?ここは…オレたちの救助隊基地じゃないか!ってなんでオレ飛んでんだ!?

   ファイの体は浮いていた。

ファイ:ん…?あの二人は誰だ?

   基地の前に二人立っていた。そして、何か話をしていた。

???:待てよ…どうして…消えるんだよ?

?-?:ごめんね…あそこへ行った時点で覚悟は決めていたの。

???:待ってくれよ…まだお前に伝えたい事があるんだ!

?-?:あなたに会えてよかった。…さようなら。

   片方のポケモンが消えてしまった。

ファイ:な…なんだこれは…?

   残ったポケモンは泣いていた。

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ファイ:…夢…?

パーク:おはようファイ、どうしたの?

ファイ:いや…(なんだったんだ?あの夢は…?)

パーク:それじゃあ、山に行こうか。

ファイ:ああ…(はっきりは見えなかったけど…あれはオレたちの救助隊基地…だとしたら、あれは…オレたちなのか?)

パーク:どうしたの?やっぱり何かあった?

ファイ:いや、気にするな。それより行くぞ!

パーク:う、うん……




                           続く




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最終更新:2014年03月16日 02:23
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