ファイ:よし、この時間ならまだ皆寝てるな。
ヒーナ:にしても、ほんと驚いたよね…まさかパークが人間だったなんて…
イースト:うん。でも、たとえ人間だとしても、パークはパークだよ。
オト:でも、私たちもご一緒しなくてよろしいのですか?
パーク:これは私の問題だから、皆に迷惑かけるわけにはいかないの。
イースト:でも、ファイは一緒に行くんでしょ?
ファイ:オレが一緒じゃないとこいつ一人じゃ辿りつけないだろ?
パーク:それじゃ…そろそろいこっか。
ファイ:そうだな。
????-:ま、まってくださ~い!
ファイ:ん?
キャタピーやワタッコたちが走ってきた。
キャタピー:まにあった…
パーク:キャタピーちゃんたち…どうして…?
トランセル:〈FLB〉のサイコさんに聞いたんです。今日の朝出発するって。
ワタッコ:私たち、あなたがたをお見送りしてあげたくって。
パーク:皆…
キャタピー:ボクは、パークさんをしんじます!きっとキュウコンでんせつにでてくるにんげんじゃないです!
パーク:…ありがと。キャタピーちゃん。
皆に見送られ、パークとファイは出発した。
ファイ:パーク、心配するな。キュウコンに会えば全てがわかるんだ。お前が伝説の人間じゃないって証明してくれるさ。
パーク:うん…
それからパークたちは、様々な災害を目の当たりにした。
地割れ、竜巻、土砂崩れ、山火事…
パーク:…ねぇファイ、もし…この災害が全部私の所為だとしたら…やっぱり、私が消えるしかないよね?
ファイ:な、何言ってんだ!そんなわけないだろ!?
パーク:そう言ってここまで来たけど、そうだったら…ファイならどうする?
ファイ:オレは…オレはパークを見捨てたりなんかしない!パークがもし伝説の人間で、消えるなら…オレも一緒に消えてやるよ。
パーク:そんなことさせられないよ…
ファイ:なんだよ。お前が言ったんだろ?そうだったらオレはどうするって。そうだったらオレはお前と消える。
パーク:…ばーか。
ファイ:馬鹿でいいよ。それでパークの気が紛れるならな。
パーク:ファイ…
パークたちはさらに進み、ダンジョンもいくつか通り抜けた。そして…
ファイ:【炎の山】…名前からしても見た目からしても暑くて通りたくないな…
パーク:だったらファイは戻ってもいいよ。ここからは私一人で…
ファイ:アホっ!お前が何と言おうがオレはついていくぞ。
パーク:…じゃあ、今日はもう遅いし、今夜はここらで寝て、明日の朝に山に行こう。
ファイ:おうっ!
パークたちは道外れの原っぱで野宿した。
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ファイ:……なんだ?ここは?
そこは不思議な空間だった。が、次第にはっきりしてきた。
ファイ:あれ?ここは…オレたちの救助隊基地じゃないか!ってなんでオレ飛んでんだ!?
ファイの体は浮いていた。
ファイ:ん…?あの二人は誰だ?
基地の前に二人立っていた。そして、何か話をしていた。
???:待てよ…どうして…消えるんだよ?
?-?:ごめんね…あそこへ行った時点で覚悟は決めていたの。
???:待ってくれよ…まだお前に伝えたい事があるんだ!
?-?:あなたに会えてよかった。…さようなら。
片方のポケモンが消えてしまった。
ファイ:な…なんだこれは…?
残ったポケモンは泣いていた。
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ファイ:…夢…?
パーク:おはようファイ、どうしたの?
ファイ:いや…(なんだったんだ?あの夢は…?)
パーク:それじゃあ、山に行こうか。
ファイ:ああ…(はっきりは見えなかったけど…あれはオレたちの救助隊基地…だとしたら、あれは…オレたちなのか?)
パーク:どうしたの?やっぱり何かあった?
ファイ:いや、気にするな。それより行くぞ!
パーク:う、うん……
続く
最終更新:2014年03月16日 02:23