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022 The hill of the apparition of a living person~精霊の丘~

パーク:ついた…

ファイ:ここが精霊の丘だな。あ!見ろよパーク!あそこに立ってるのってネイティオじゃね!?

   丘の上に1匹のポケモンが夕日を見ながら立っていた。

ファイ:おい、お前がネイティオか?

????:・・・・・・・・・・

ファイ:おい!寝てんのか?おい!!

????:・・・・・・・・・・・

ファイ:くすぐってみるか。

   ファイはポケモンをくすぐった。

ファイ:ダメだ。反応しない…

????:・・・・・・・・・・ぐふ。ぐふふふふふふふふふ

ファイ:うげっ!?なんだ!?

????:・・・・・・・クワーーーッ!!

ファイ:おぉっ!?なんだよいきなり!?

????:お主ら、〈ゆうえんち〉救助隊だな?

パーク:ええ…そうですけど…

ノウレイ:ワタシはネイティオの〔ノウレイ〕。お主らがワタシを訪ねてくることは1ヵ月前からわかっていた。

(あれ…?ノウレイって…夢の中のポケモンが言ってた名前!!)

ファイ:そんな前にかよ!?…あ!ネイティオには過去や未来を見る力があるって本当なんだな!

ノウレイ:もちろんだ。ワタシはこの世界の始まりから終わりまで、全て見ることができる。

ファイ:だったら教えてくれ!パークは…一体どんな人間だったんだ?そして…キュウコン伝説に出てくる人間なのか!?

ノウレイ:…それは……

ファイ:それは…?

ノウレイ:わ…

ファイ:わ?

ノウレイ:わからん。

ファイ:はぁぁぁっ!!??

ノウレイ:言っただろう。ワタシはこの世界の始まりから終わりまで見える。だが、人間の世界のその者のことなど、見えるはずがないのだ。

ファイ:そんなぁ…

ノウレイ:ただし…そこの人間。

パーク:はい?

ノウレイ:お主が来たことで、この世界が明らかに変わってきている。

パーク:私が来たことで…?

ノウレイ:その変化がどちらなのか…ワタシにはまだわからない。だが…このまま誰も動かなければ、この世界は消えてなくなってしまうだろう。

ファイ:な、なんだって!?

ノウレイ:ただし何回も言うが、それがその人間の影響なのかはわからん。

ファイ:じゃあ、パークの影響で世界が変わってるってどういうことだよ!?

ノウレイ:わからん。

ファイ:未来見れるんだろ!?教えろよ!

ノウレイ:ワタシも完璧ではない。だが、その者によって世界は変わっている。

ファイ:それはわかったってんだよ!どう変わってんのか具体的に説明しろ!!

ノウレイ:…ワタシが出来るのはここまでだ。

ファイ:なんでだよ!

パーク:ファイ…いいよ。

ファイ:でも…

(この災害が私の所為なのかどうかはわからないけど…私がポケモンになった影響がこの世界に及んでることに変わりはない…それがプラスなのかマイナスなのかはわからない…)

ノウレイ:…クワーーーッ!!!

ファイ:うわっ!なんだよ!

ノウレイ:人間よ、少し席を外せるか?

パーク:え?ええ…

   パークは少し離れた。

ファイ:なんだよ。オレに何かあるのか?

ノウレイ:あの人間にはこれから先、とてつもなく辛いことが起こる。

ファイ:なんだって!?

ノウレイ:その事はあの人間一人では耐えきることはできないだろう。だが…お主、あの人間のパートナーとして、どんなに辛くても共にいる覚悟はあるか?

ファイ:…当然だ。パークはオレの大切だ。辛いことがあるなら、尚更離れるわけにはいかねぇ!

ノウレイ:いい答えだ。ならばワタシから言うことはもうあるまい。お主たち2人で…この危機を乗り切れ。

ファイ:ああ!言われなくたってそうするぜ!

   パークとファイは帰って行った。

   物陰

シャドー:ほぅ…これは驚いた。まさかあいつ、人間だったとはな…。ケケッ!キュウコン伝説ねぇ…

   ペリッパー連絡所

ナゾノクサ:あーっ!連結箱!ありがとうございますっ!

ファイ:ま、楽勝だったぜ。

マダツボミ:本当にありがとうございました!

ヒーナ:そんじゃ、帰りましょうか。

   夜

(ネイティオが言った事…私が世界を変えているということ。もし、私はキュウコン伝説に出ている人間なら…確実に私がこの世界を破滅に導いてる。どうしよう…?)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

パーク:これは…あの夢!

?-???:~~~~~~~~~~

パーク:あ!あなた!

?-???:私はサー…イ…

(あれ?いつもよりはっきりしてる気がする…もしかしたら、普通に会話できるかも!)

パーク:あの、あなたは?

?-???:私はサーナイト。

パーク:サーナイト?…あ!キュウコン伝説に出てくる人間をかばったポケモン!どうして私の夢に…?やっぱり…私が伝説の人間だから?

サーナイト:それは…お答えすることはできません。

パーク:どうして?

サーナイト:私はただ、あなたのサポートをすることしか出来ません。こうして夢の中から…

パーク:どういうことなの?あなたは私とどんな関係があるの?あなたの実体は…どこにいるの?

サーナイト:私の実体は…とある場所に封印されています。決して解けることのない封印…

パーク:それは…人間をかばったから?

サーナイト:はい。

パーク:私の夢の中に出てくるってことは…やっぱり私がその人間だからじゃないの!?

サーナイト:…。

パーク:あなたは何を伝えるために私の夢に出てくるの?

サーナイト:氷雪の霊峰という場所をご存知ですか?

パーク:え?知らないけど…

サーナイト:ここから遥か東に行った場所にある辺境の地です。

パーク:そこに何かあるの?

サーナイト:それは言えません。

パーク:どうして?あなたはいつも重要な事は言ってくれない…

サーナイト:これが私にできる…唯一の事だから…

パーク:私は…どうすればいいの?私がいるだけでこの世界は変わる…だったら、いなくなった方がいいの?

サーナイト:それは……~~~~~

パーク:あ!待って!消えないで!

サーナイト:~~~~~~~~~~~~~

パーク:まだ…聞きたいことが…

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(氷雪の霊峰…そこに行けば、何かわかるのかな?)

ファイ:おーい!パーク!朝だぞー!

(外でファイが呼んでる…いかなきゃ。)

ファイ:よっ!今日は依頼きてないから、掲示板見に行こうぜ。

パーク:イーストたちは?

ファイ:まだ来てないみたいだな。まぁ先に依頼決めてても問題ないだろ。行こうぜ。

   ポケモン広場

   ざわざわざわ

ファイ:なんだ?何かあったのか?

   ポケモン広場の中心には、シャドーがいた。

ファイ:あ、お前…また悪さしてんじゃないだろうな?

シャドー:ケケッ。悪さ?どっちがかな?

ファイ:どういう意味だ?

シャドー:おいパーク。お前…人間らしいな。

パーク:!!

シャドー:そしてキュウコン伝説…キュウコンの尻尾に触れ、祟りを受けた人間がこの世界に来る時、この世界は災害と共に破滅する!

ファイ:お、お前…どこでそれを!?

シャドー:ケケッ。お前らがナマズンやネイティオと話してるのは聞いてんだ!

ファイ:(くそっ…一番厄介な奴に聞かれちまった…!)

ハスブレロ:なぁパーク。お前…人間なのか?

(どうしよう…どう答えたらいいの…?)

ブルー:なぁパーク、答えてくれよ。

ファイ:な、何言ってんだよお前ら!そんな奴のことなんか信用すんなって!どうせいつもの悪だくみだろ!?

ハスブレロ:俺らはパークに聞いてんだよ!

ブルー:ねぇパーク、本当に君は人間なの?

(否定…できない…っ!)

シャドー:否定しないってことは認めるんだな?ケケッ!さぁお前ら!そいつがいれば世界が破滅に近づくぞ!ここで倒せば…世界は救われるんだ!

ハスブレロ:なぁシャドー。やっぱり俺は信じられねぇよ。パークがいるだけで世界が破滅に近づくなんて…そんな馬鹿げた話…

シャドー:じゃあなんだ?今までにないこの数々の災害をただの自然災害で済ませるつもりか?ん?破滅してからじゃ遅いんだぞ?今ならまだ間に合うんだぞ?

ファイ:このやろう…!

シャドー:ファイ、今ここで俺を倒したって無駄だぞ?俺はお前のためを想っていってやってるんだ。そんな奴、倒しちまえばいいんだよ!

ファイ:ふざけんな!パークはキュウコン伝説に出てくる人間なんかじゃねぇ!

シャドー:ほぅ?そんな証拠はどこにあるんだ?

ファイ:証拠は…ないけど…でも、お前の言ってることだって証拠なんかないだろ!

シャドー:証拠ならあるさ!そいつが突然現れた頃からこの災害は始まったんだからな!そいつがこの災害と関係があることは明白なんだよ!

ファイ:んなもん根拠も何もないだろ!

シャドー:根拠ならあるさ!キュウコン伝説と同じく人間からポケモンになってんだからな!!

ファイ:ち、違う!

シャドー:だったら否定してみな!絶対に違うっていう証拠を見せてみろよ!

ファイ:それは…

シャドー:否定できないんだな?だったら…そいつがこの災害を起こしてるってことだ!

ファイ:確信は持てないだろ!

シャドー:確信は…そいつを倒せばもてるぜ!

ファイ:なっ!?

シャドー:さぁお前ら!その人間を倒せ!!

ファイ:ちょ、ちょっと待てよ…な、ハスブレロ?お前はこんな奴の事信じないだろ?おいブルー!?

ハスブレロ:パーク…悪い。世界を救うためだ!

ファイ:お前ら…何言ってんだよ!?おい…やめろって…

シャドー:さぁ!かかれー!!

ファイ:パーク!に、逃げるぞ!!

   パークとファイは逃げた。

   救助隊基地前

ファイ:はぁ…はぁ…とりあえず大丈夫そうだな…まさかあいつらが攻撃してくるなんて…

(どうしよう…皆にバレてしまった…私が人間だということが…)

ファイ:パーク…心配するな!オレがあいつらを納得させてやるよ!

パーク:…無理だよ。

ファイ:そんなことないって!オレが必死で説得すればあいつらだって…

パーク:証拠もないのに誰が信じてくれるっていうの?

ファイ:それは…

サイコ:それでは信じてくれないだろうな。

ファイ:げげっ!サイコ!?

サイコ:皆にバレたそうだな。

パーク:あなたも…攻撃してくるんですか?

サイコ:…そうだな。私も救助隊、世界を破滅させるわけにはいかん。

ファイ:くそっ…

サイコ:だが、お前が伝説の人間じゃないと証明できる可能性はある。

パーク:えっ!?

サイコ:【氷雪の霊峰】へ行け。

(夢でサーナイトが言ってた場所!)

サイコ:本当かどうかは知らんが、そこにキュウコンがいるらしい。

パーク:キュウコンが!?

サイコ:出発は明日の朝、皆が寝静まっている頃がいいだろう。

ファイ:ちょっと待てよ!まだ誰も行くとはいってないぞ!

サイコ:そうか。それなら結構。私も明日になったらお前達を全力で倒しにかかる。それだけは覚悟しておけ。

   サイコは歩いて行った。

ファイ:どうする?パーク。

パーク:…行かないといけない。

ファイ:…だよな。

パーク:ファイは、イーストたちにこのことを説明して。

ファイ:お前…一人で行こうとか考えてないか?

パーク:…

ファイ:はぁ…やっぱりな。一人じゃ行かせねぇよ。…オレも行く。

パーク:でも…

ファイ:お前一人でそんな場所にたどり着けるわけないだろ?オレに任せろ。な?

パーク:…ありがと。



                                続く




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最終更新:2014年03月16日 02:23
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