【ライメイの山 中腹】
ファイ:とうとうここまで来たって感じだな。
パークたちはライメイの山を順調に登り、山の中腹まできたのだった。
イースト:うぅ…ちょっと怖くなってきたよ…
ヒーナ:大丈夫よ!…多分。
パーク:皆いい?まず、挑発的な態度はとらないこと。話し合いで落ち着きそうならそれが一番なんだから。特にファイ。わかった?
ファイ:わかってるって。
パーク:それじゃ、頂上まであと少し!頑張りましょう!
【ライメイの山 山頂 1F】
イースト:あ、グミが落ちてるよ。
ファイ:お、ほんとだ。これは…透明グミだな。
パーク:ねぇ、グミって?
ファイ:グミってのは、ダンジョンに落ちてたりしてる食べ物だよ。タイプに合ったグミを食べるとかしこさが上がるんだ。
パーク:かしこさ?グミが脳に影響あるの?
ファイ:そうじゃなくて…単純に新しい能力って考えてもいいと思うけどな。
ヒーナ:そうね。場合によっては不眠状態になったりするものね。
パーク:ふ~ん…でも、落ちてるグミ食べるって…流石に抵抗ある気がするんだけど…;
ファイ:そうか?グミなんてオレンの実とかリンゴと一緒で自然に落ちてるものだろ?
パーク:え…グミって人工的な食べ物でしょ?
ファイ:何言ってんだ?
(えぇ?どういうこと?でもこれ、グミ科の植物とかじゃないし…どう見てもグミキャンディーだよ…ね?)
ファイ:まぁ細かい事は気にすんな!
ヒーナ:あら?赤いグミみーっけ!食べちゃおv
パーク:ヒーナは赤いグミが好きなの?
ヒーナ:そりゃあ炎タイプだからね。パークだって、黄色グミ好きでしょ?
パーク:えっ?いや…
ヒーナ:ああ、なんでかグミ知らないんだったわね。でも、どう生活してればグミの存在を知らずに生きてこられたの?
パーク:それは…
ファイ:おぉっと!まぁいいじゃねぇか!それより早く進むぞ!
パーク:そ、そうだね。
ファイ:ん?これは爆裂のタネだな。
パーク:何それ?
ファイ:刺激を与えるとその名の通り爆裂するタネだよ。でも食べてすぐにみずでっぽうやひのこ感覚で出すと目の前にいる奴にダメージを与えられるんだ。
パーク:なんか随分とリスク高そうね…
ファイ:いや、実際そうでもないんだ。よほどののろまじゃない限り、自分の口の中で爆裂するなんてことはない。それに心配だったら投げつけてもダメージを与えられるしな。
パーク:そうなんだ。だったら素直に投げつければいいのね。
イースト:でもさ、投げつけると威力が落ちるよね?
ファイ:そうだな。だから一番は食べて出すのがいいな。
パーク:う~ん…ちょっと怖いなぁ…
ファイ:ま、パークは基本戦闘しないからそこまで気にする必要ねーよ。
パーク:う、うん…というか、これももしかして自然でできたものなの?
ファイ:当たり前だろ?グミもきのみもタネも、自然の恵みなんだ。
パーク:へぇ~。こんな不思議なものなのにね…
【ライメイの山 山頂 3F】
ヒーナ:ここが頂上らしいわね。
ゴロゴロゴロ
イースト:わわっ!雷が鳴ってるよ;
ファイ:おいサンダー!きたぞ!出てこい!
ゴロゴロゴロ ピカッ
サンダー:ギャオオオオオオオオオオッ!
稲妻と共にサンダーが現れた。
サンダー:待っていたぞ。さぁ…ダーテングを返してほしければ…
パーク:待ってサンダー!
サンダー:ん?
パーク:私たち、あなたと戦うつもりはないの。
サンダー:なんだと?
パーク:できれば話し合いで解決できればいいなと思ってるの。どうかな?
サンダー:……ならん。話し合う必要などない!
ファイ:おい!話くらい聞いてもいいだろ!
サンダー:断る!
(…?今さっき、少し返事を考えた?もしかして…まだ話し合う余地はあるかもしれない…)
パーク:サンダー。どうしてそこまで怒ってるの?ダウギさんが強風を起こして、何があったの?
サンダー:……奴の強風は、我を眠りを妨げた。我が怒りを晴らすのだ。
(…このサンダーは嘘をついている。たしかにサンダーの眠りを妨げたのが最初の理由かもしれない。でも…今のこのサンダーは、別の何かを隠している!)
サンダー:とにかく!ダーテングを返してほしければ、我を…倒せ!
ファイ:やっぱこうなるのかよ…
イースト:うぅ…やっぱり怖いよぅ…;
ヒーナ:大丈夫!こうなることも予想して準備はしてきたんだから!
ファイ:そうだな。…イースト、途中で倒れんなよ?
イースト:う、うん。頑張るよ!
『ゆうえんち救助隊の先制!』
ファイ:一気に攻め込むぞ!
『ファイの必殺技!{みずでっぽう}!』
『イーストの必殺技!{ひのこ}!』
『ヒーナの必殺技!{ひのこ}!』
サンダー:ふっ。
サッ サッ
『サンダーは攻撃を見切った!』
ファイ:!?こいつ…みきりを使ってやがるな!?
ヒーナ:また面倒な技を…!
イースト:こっちが先制したはずなのに!
『サンダーの攻撃!』
サンダー:まとめて倒してやろう!
『サンダーの必殺技!{10まんボルト}!』
バリバリバリバリバリ
ファイ:うわぁぁぁぁ!
『ファイの弱点をついた!』
『イーストにダメージ!』
『ヒーナにダメージ!』
ファイ:いってぇ…オレなんか弱点つかれまくりだな…
イースト:相性悪いね…
『ゆうえんち救助隊の攻撃!』
ファイ:あいつはまだみきりが切れてない…普通に攻撃しても無駄なら…喰らえ!「しばりだま」!
ヒーナ:相手を[こうちょく状態]にする道具!これでみきりが切れるまでターン稼ぎを…
『しかし不思議な力にかき消された!』
ファイ:なっ!?
イースト:何が起こったの!?
サンダー:何も知らん者ども、教えてやろう。我ら伝説、そしてその戦闘空間に対して…そのような作られた道具は通用せん!
『サンダーの攻撃!』
『サンダーの必殺技!{10まんボルト}!』
ファイ:やばい…!
バリバリバリバリ
『ファイの弱点をついた!』
『イーストにダメージ!』
『ヒーナにダメージ!』
『ファイは倒れた!』
パーク:ファイ!
ファイ:くっそ…最近シャドーくらいにしか勝ててねぇ…でも、今回のオレらにはこれがある!
『ファイはふっかつのタネで復活した!』
ファイ:さぁ!まだまだ行くぜ!
ヒーナ:サンダーのみきりが外れた!今よ!
『ファイの必殺技!{みずでっぽう}!』
『イーストの必殺技!{ひのこ}!』
『ヒーナの必殺技!{ひのこ}!』
サンダー:ぐあっ!
『サンダーにダメージ!』×3
ヒーナ:やっとでダメージ与えられたって感じね…
サンダー:復活の種で復活か…だったら、この技を使うまでだ!
『サンダーの{こうそくいどう}!』
『サンダーの[素早さ]が上がった!』
『サンダーの{こうそくいどう}!』
『サンダーの[素早さ]が上がった!』
『サンダーの{こうそくいどう}!』
『サンダーの[素早さ]が上がった!』
ファイ:お…おい…いつまであげてんだよ…!?
『サンダーの{こうそくいどう}!』
『サンダーの[素早さ]が上がった!』
イースト:す、素早さMAX!?
ヒーナ:ちょ、ちょっと…これものすごーくやばいんじゃないの!?
サンダー:喰らえ!
『サンダーの必殺技!{10まんボルト}!』
バリバリバリバリ
『ファイの弱点をついた!』
『イーストにダメージ!』
『ヒーナにダメージ!』
『イーストは倒れた!』
イースト:いたた…
『イーストはふっかつのタネで復活した!』
サンダー:まだまだ行くぞ!
『サンダーの必殺技!{10まんボルト}!』
バリバリバリバリ
『ファイの弱点をついた!』
『イーストにダメージ!』
『ヒーナにダメージ!』
『ヒーナは倒れた!』
ヒーナ:っ…!
『ヒーナはふっかつのタネで復活した!』
サンダー:全てのタネを使い果たしてもらうぞ!
『サンダーの必殺技!{10まんボルト}!』
バリバリバリバリ
『ファイの弱点をついた!』
『イーストにダメージ!』
『ヒーナにダメージ!』
『ファイは倒れた!』
『イーストは倒れた!』
ファイ:ちくしょう…!
『ファイはふっかつのタネで復活した!』
『イーストはふっかつのタネで復活した!』
パーク:復活の種が…一気になくなっていく!
ファイ:あと1個しかねぇ…!
イースト:うぅ…やっぱり無理だったんだよ…伝説のポケモンに勝つなんて…
ヒーナ:高速移動で素早さがMAXになったサンダーに勝つなんて…そんなことできないわ…
(皆……どうしたらいいの?私はいつも見てることしかできない…リーダーとして…何かできることはないの!?)
ファイ:強い…。これが、伝説のポケモンか…!
(そうだ!バッグの道具!道具でサポートを…。…ダメ!不思議玉は使えない!だったら…他に…グミ…きのみ…こんなのじゃダメ!待って!そういえばさっき…)
「我ら伝説、そしてその戦闘空間に対して…そのような作られた道具は通用せん!」
(作られた道具…?不思議玉は作られた道具。でも…この道具は…)
「グミもきのみもタネも、自然の恵みなんだ。」
(自然の恵み!!作られた道具じゃない!)
バリバリバリ
『ヒーナは倒れた!』
『ヒーナはふっかつのタネで復活した!』
パーク:復活の種が尽きた!!
ファイ:くそっ…このままじゃ…負ける!
(皆は復活の種でHPこそ回復してるけど、もうボロボロ……だったら!)
パーク:皆!下がって!
ファイ:パーク!?何いってんだ!
パーク:皆は今のうちに体を休めてて。
ファイ:じゃああいつどうすんだよ!誰がそのターンつなぐんだよ!
パーク:……私が戦います。
続く
最終更新:2014年03月16日 02:17