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単発集・マグマ&ミリジュ

マグマ「やっほーミリジュー!うちがたまには相手してあげるよー!」

ミリジュ「マグマサマ。」

マグマ「いつも研究所守りご苦労さんだねー!よくそんなつまらなそうな警備やってられんねー?」

ミリジュ「これがワタクシの役目ですから。」

マグマ「今度何もないときどっか連れてってあげよっか!」

ミリジュ「いいのですか?でしたら、植物園がいいです。」

マグマ「いいけど、なんで?」

ミリジュ「全ての植物の栄養をいただきます。」

マグマ「うちが怒られるからなかったことにしていい?」



ミリジュ「マグマサマ、空とはどんな所ですか?」

マグマ「そっかー、ミリジュは森や地下、海しか見た事ないもんねー?」

ミリジュ「空に浮かぶというのは、少々気になります。」

マグマ「ミリジュも論鳥羽くらいできるでしょー?」

ミリジュ「それでは役割放棄になります。」

マグマ「この真面目ちゃんめー!」

ミリジュ「あ、海の水を全部吸い取れば地上が空になりますか?」

マグマ「ごめん何言ってるかわかんない。」



マグマ「ミリジュってさー、随分昔からいるけど成長しないよねー。」

ミリジュ「ワタクシはただの実験生物ですから。」

マグマ「けどさー、たまには大人に憧れたりしないの?」

ミリジュ「そうですね…生長はしてみたいですね。」

マグマ「あくまであんたは植物ってことだな。」



マグマ「ミリジュって何食べてんの?」

ミリジュ「水です。」

マグマ「それ飲み物な…。ほら、クッキーあるんだけど食べない?」

ミリジュ「いりません。」

マグマ「美味しいよ?1個食ってみ?」

ミリジュ「そんな水分を吸収される物を体内に取り込むわけにはいきません。」

マグマ「お堅いなー。」

ミリジュ「当然です。ワタクシはここを守らなくてはいけないのですから。常に万全で。」

マグマ「えらい!」

ミリジュ「当たり前の事をしているだけです。マグマサマも役目は果たしますよね?」

マグマ「え、いやうん今サボってるんだわ。」



ミリジュ「サボるとはいけませんね。怒られてしまいますよ。」

マグマ「そうなんだけどさー、たまには訓練とか抜け出したいってもんだ。」

ミリジュ「食べてばかりで訓練までサボってしまったら太りますよ。」

マグマ「問題ないって!」

ミリジュ「人間は大変ですね。ワタクシは植物なので太るという感覚がわかりません。」

マグマ「見た目は可愛い人間なくせによくゆーよなー。」

ミリジュ「樹木に変身できますがしますか?」

マグマ「いやあれ怖いからやめて。」



マグマ「ミリジュってさー、誰か人を好きになったりすんのー?」

ミリジュ「ワタクシにその感覚は必要ありませんから。」

マグマ「ふーん、やっぱそこは人間とは違うってことか。」

ミリジュ「ですが、ワタクシを生んで下さったあの方には感謝しています。」

マグマ「へー、そうなんだー!」

ミリジュ「あの方ともしあんな事やこんな事が出来たら…きゃぁ…」

マグマ「ちょっと待ってあんた何想像してんの!?」



ミリジュ「何も想像していません。」

マグマ「嘘言うなよ!?顔真っ赤にしておきながら!」

ミリジュ「少々体温が上昇したようです。」

マグマ「だから何想像したんだってば!?」

ミリジュ「マグマサマ、そろそろ戻った方がよろしいのでは?」

マグマ「逸らすなぁー!!」



マグマ「うちはこれで戻るけど、変な想像してないでちゃんと研究所守るんだぞー!」

ミリジュ「当然です。」

マグマ「じゃ、また来るよー。」

ミリジュ「今度はあの方連れてきて下さいね。その時は…」

マグマ「わかった来ないように言っとく。」

ミリジュ「マグマサマひどい…!」

マグマ「変な想像の内容を言ってくれたら連れてくる。」

ミリジュ「水分を抜き取って取り込んでワタクシの一部にしたいです。」

マグマ「わかった連れてこない。」



                        END
最終更新:2013年06月25日 16:35
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