テルキとオリマーは昨日の場所に下りた。
オ「さて。今日は赤ピクミンを増やすことに専念するか。」
テ「はい!」
オ「私も久しぶりだからな。そこらのペレット草で腕試しといくか。」
テ「はい!」
オ「君…はいしか言ってないぞ…」
テ「はい!」
オ「…」(なりゆきでついてこいと言ってしまったが、まだ15の子供。こんな子供をやはりこの星の探索につきあわすのは危険か…。何か理由をつけてドルフィン号内で待機してもらおう。そのためにも、アカチャッピー辺りと出会い、この星の恐ろしさを体験してもらわねば…。それがこの子のためだ。)
テ「オリマーさん!」
オ「ん?何だ?」
テ「早くピクミンを投げてみて下さいよーw」
オ「ああ。わかった。」(とりあえずは敵もいないし、楽しそうだからいいか。敵がきたときに考えればいい。)
オリマーはピクミンをペレット草に投げた。
ピクミンは見事にペレット草の花の部分に命中。
そのままピクミンは1ペレットを運び出した。
オ「ピクミンがまだ一匹しかいないと大変だな。」
ポンッ
ピクミンがペレットを運び終わり、オニヨンから種がでてきた。
テ「おぉーっ!今から引っこ抜くんですね?」
オ「ああ。」
テ「手伝いますw」
1ペレットからでてきた2つの種を一つずつ引っこ抜いた。
その作業を繰り返し、赤ピクミンはあっという間に40匹になった。
オ「よし。軽くこの辺を探索してみるか。」
テ「はい!」
オ「いつ危険がくるかわからないから、君は私の後ろにいるんだぞ。」
テ「わかりました」
オリマーを先頭として、辺りを探索し始めた。
テルキは、ここの地形が眠りの谷と違うことに気づいた。
テ「この辺は眠りの谷じゃないんですか?」
オ「いや。元は眠りの谷だろう。しかし1年たって、地形が変わったようだ。」
(そういえば、希望の森が目覚めの森に変わったってのがあったような…。だとしたら…)
テ「じゃあ、名前変えるんですか?」
オ「そうだな…まぁ考えとくか。」
(どんな名前になるんだろう?楽しみだなぁw)
そんな事を考えていると、前方に赤い物体が見えた。
テ「あれは…?」
オ「あれは、アカチャッピーだ。」
テ「あれがアカチャッピー…。おっきいなぁ…」
オ「よし。丁度向こうを向いている。一気に叩き込む!」
(おぉっ!とうとうオリマーの勇姿が見れる!)
オリマーはゆっくりアカチャッピーに近づいた。
そして一気にピクミンを投げ出した。
赤「ピクー!ピクー!」
赤ピクミンたちは一斉にアカチャッピーを攻撃した。
アカチャッピーはあっという間に倒された。
テ「すごい!」
テルキは感動した。目の前で憧れのオリマーとピクミンの活躍をみれたのだ。
感動しない方がおかしい。しかしその時、
ふわっ
テ「えぇっ!?」
テルキの体が宙に浮いたのだ。
テ「な、何!?」
オ「慌てるな!トテツチホカシだ!」
テ「トテツチホカシ~?」
そう。テルキを宙に連れて行ったのはトテツチホカシだったのだ。
オ「今助けるぞ!」
オリマーはトテツチホカシにむけてピクミンを投げた。
するとトテツチホカシは耐え切れず地面に落ちた。
テ「いたっ!」
テルキも思いっきり地面に落ちてしまった。
オ「一斉にかかれー!!」
トテツチホカシはピクミンの包囲攻撃に負けた。
テ「・・・」
テルキは声がでなかった。
オ(いまだ!)「テルキ君。」
テ「あ、はい…」
オ「この星がどんな星か分かっただろう。君はおとなしくドルフィン号で…」
テ「はい!わかりました!」
オリマーの言葉をかき消すようにテルキが喋りだした。
テ「この星はとってもスリルがありますね!」
オ「は…?」
テ「ゲームじゃ楽しめないスリル…くぅ~!これから何が起こるのか楽しみです!」
オ「テ、テルキ君…」
テ「オリマーさん!これから頑張りましょうね!」
オリマーはテルキの勢いに押されてしまった。
オ(な、なんという子だ…これは、社長やルーイ君よりも厄介な…)
テ「よーし!頑張るぞー!!」
この日の探索は敵を運んで終わった。
残り58日
続く
最終更新:2013年07月25日 01:32