ドルフィン号内
オ「おっと。すっかり忘れていた。」
テ「どうしたんですか?」
オ「機械ダイオウを調べるんだった。」
テ「あ、そうでしたね。」
オ「よし。今日は徹夜で調べてみるか…」
テ「駄目ですよ!明日はマシンマスターと戦うんですから!早く休まないと…」
オ「しかし、これについて調べれば、奴がどんなものを使っていて、それはどんな性質があるのかがわかる。そうすれば、奴の攻撃なども少しはわかるようになる。」
テ「…じゃあ、あと一時間ですよ。」
オ「ありがとう。じゃあ、さっそく調べてみよう。」
オリマーは機械ダイオウの分解を始めた。
オ「なかなか頑丈だな…紫ピクミンに手伝ってもらわないと分解も難しい…」
船内にいる紫ピクミンたちにも手伝わせ、徐々に分解していった。
テ「随分と細かい機械ですね。」
オ「ああ。これを一つ一つ調べるのは大変だな…」
そして、全ての分解が終わり、調べる事にした。
オ「まずは、機械ダイオウの背中の部分だ。」
・・・・・・・・・・・
結果
オ「…ただの機械だ。」
テ「え…」
オ「う・・・む・・・。つ、次だ!次は、機会ダイオウの舌だ。」
・・・・・・・・・・・
結果
オ「粘着性のあるものを塗っただけのただの機械だ。」
テ「またただの機械ですか…」
オ「…次!機械ダイオウの顔の部分だ!」
・・・・・・・・・・・
結果
オ「これまたただの機械だ。」
テ「…」
オ「この分だと全部ただの機械…?い、いや、そんなはずはない!次だ!」
しかし、どこを調べてもただの機械だった。
オ「ただの機械しかないのに、どうして動くんだ…!?」
テ「オリマーさん…僕もう眠いです…」
オ「う…あ、あと一個だ!我慢してくれ!」
テ「はい…」
オ「ラストは、機械ダイオウの胃袋と思われる部分だ!」
・・・・・・・・・・・
結果
オ「…こ、これは…!」
テ「またただの機械ですか?」
オ「…これは…なんだ…?」
テ「え?」
オ「この機械は、まるで生きているかのようだ。極僅かだが、息をしている!」
テ「き、機械が息を!?」
オ「更に、この機械の厚さは10cm。この中に、血液らしきものが見られる!」
テ「えぇ!?」
オ「戦闘中に食べたピクミンたちは、この厚さ10cmの機械の中に取り込まれ、溶かされた…そういった感じだろう。」
テ「溶かされた…ってなんか…;」
オ「しかし、機械ダイオウ自体はもう動かないのに、何故これだけは動いているんだ?」
テ「もしかして、最初は機械ダイオウの全ての部分がこの機械のように生きていたんじゃないですか?」
オ「何!?」
テ「そして、ピクミンが倒した事によって、呼吸や血液の流れが止まる…つまり、普通に生き物の生命活動が終わったような感じなんじゃないですか?」
オ「そして、生命活動が終わった機械はただの機械に戻り、たまたまこの部分だけ生命活動が終わらずに…とゆうよりも壊れずにが正しいな。それで、壊れずに、いまだに呼吸をし、血液が流れている…と?」
テ「そうじゃないと、ここだけが生きていても、機械ダイオウ自身があんなに活発に動き回れるわけないです。」
オ「しかし、こうは考えられないか?」
テ「え?」
オ「この部分が生きていて、その他の機械に命令を出していた…では駄目か?」
テ「それは無理じゃないですか?いくら命令をしても、機械自身に動く力がないと…。ただの鉄の塊に何を言っても無駄ですから。」
オ「うむ…じゃあ何故…?」
テ「そういえば、ドルフィン初号機は喋るんですよね?あれはどういう原理ですか?」
オ「あれは、意志を持つようにプログラムしている。…といっても、私が造ったわけじゃないから、詳しくは分からないが…」
テ「う~ん…ドルフィン初号機とはやっぱり違いそうですね…」
オ「ああ。だが、また新たな疑問ができてしまった。」
テ「え?」
オ「何故あいつはピクミンを食べるんだ?」
テ「はい?」
オ「普通のダイオウデメマダラなら、食用としてピクミンを食べるのは普通だろう。生きるためにな。だが、機械ダイオウが食べる必要はこれっぽっちもないのだ。」
テ「確かに…。でも、それもプログラムされていれば…」
オ「いや、プログラムするような機械がどこにもないのだ。」
テ「…ということは?」
オ「テルキ君が言ったように、全てが生きていないと、あのように動くのは不可能ということだ…」
テ「…本当に生きて…?」
オ「だが、あくまで推測に過ぎない。できれば、これを造った本人に聞きたいが、あの調子じゃまともに聞いてくれそうにない。」
テ「一回捕まえて聞くしかないですね。」
オ「あの機械っ子を捕まえる事なんか出来るものなのか…」
テ「機械っ子って…そんな可愛いもんじゃないですよ。」
オ「この前地下で見たときに思ったのだが、身長が君と同じ位だし、よく思えば声も高めだ。つまり、まだ子供ということだ。」
テ「子供…」
オ「もしかしたら、テルキ君と同い年かもな。」
テ「同い年なわけないですよ!あんなやつと一緒にしないで下さい!」
オ「いやいや、可能性があると言っただけだ。」
テ「まったく…」
オ「さて、これ以上機械ダイオウについては調べられそうにないな。」
テ「じゃあもう寝ましょうよ。僕ホントに眠いです…」
オ「ああ。スマナイな。つきあわせてしまって…」
テ「いえ。いいですよ。結構色々と分かることもありましたし…」
オ「そうか…。じゃあ寝るか。」
テ「はい。」
残り51日
続く
最終更新:2015年02月18日 18:58