『攫いの水辺』
テ「サライムシがいたからですよね?」
オ「勿論だ。」
テ「その他の生物もいるだろうに…」
オ「あの大量にいたサライムシは何だったのだろう?この星の生態系はまったく理解できないな…」
テ「軽く受け流さないでください;」
オ「今日はあの先に行ってみるぞ!」
テ「…はぁ。」
しばらく歩き、地下への入口を見つけた。
オ「やはり色々な種類のピクミンを連れてきてよかった。」
テ「それじゃあ行きましょう!」
地下1階
オ「さてと、いつも通りまずは探索をするか。」
いつも通りお宝をいくつか集め、5分がたった。
ひゅーーーーー
テ「ん?オリマーさん。何か聞こえませんか?」
オ「この音は…まさか…!」
ドッスーン
アメボウズ「Uooooooooooo!」
目の前にアメボウズが落ちてきた。
テ「アメボウズ!!」
オ「いかん!逃げるぞ!」
ピピーッ
オリマーはピクミンたちを集め、走り出した。
テ「オリマーさん!紫ピクミンを使えばいいのでは…?」
オ「そう思ったが、場所が狭すぎる!こんな場所では他のピクミンが潰されてしまう!一旦大きい場所まで逃げて体勢を立て直す!」
テ「ハイ!」
そして大広間にたどり着き、紫ピクミンを使ってアメボウズを倒した。
しかし、アメボウズからお宝は出てこなかった。
テ「えぇぇ;お宝無しですか;」
オ「まぁピクミンが潰されなかっただけマシだ。」
ピ「ピクー!」
オ「今度はなんだ;」
二人が振り向くと、青、黄、紫、白ピクミンが浮いていた。
オ「まったく…訳わからんな…」
テ「…オリマーさん。」
オ「どうした?」
テ「ピクミンたちの上付近が歪んでます…」
オ「歪んでいるだと?」
よく目を凝らしてみると、浮いているピクミンたちの上…とゆうよりも少し後ろの方の空間が歪んでいる。
オ「なんだ?」
テ「とりあえず、どうにかしないと!」
オ「そうだな!じゃあ何故か浮いていない赤ピクミンを、あの歪んでいる場所に投げるんだ!」
テ「ハイ!」
二人が歪んでいる空間に赤ピクミンを投げると、赤ピクミンが何かにぶつかり、その歪みの前にいるピクミンが落ちてきた。
そして、その歪んでいる場所からサライムシが浮かび上がってきた。
オ「サライムシ!?コイツの仕業か…」
テ「でも最初透明でしたよ!」
オ「透明になれるサライムシか…厄介な…」
テ「とりあえず、今落ちた紫ピクミンを当ててあの見えているサライムシだけでも倒しましょう!」
オ「ああ!」
オリマーが見えているサライムシに紫ピクミンを投げたが、紫はすり抜けて落ちてきた。その後何度も紫を投げたが、一向に当たらない。
オ「何故だ…?」
そうしてるうちにまた透明になってしまった。
テ「オリマーさん。赤ピクミンを投げてみてはどうですか?」
オ「赤か…よし!」
オリマーは赤ピクミンを投げた。するとまた見えるようになった。
テ「ここに赤ピクミンを!」
赤ピクミンは見えているサライムシに当たり、攻撃し始めた。
オ「コイツは赤ピクミンしか当たらないのか…?」
テ「それだけじゃないようです!」
オ「何?」
そのサライムシは、赤ピクミンを非常に嫌がっている。1匹しか攻撃していないのに空に飛び立てなさそうだった。
そして赤ピクミン1匹で倒してしまった。
オ「どうゆうことだ…?」
テ「とりあえず考えるのは後にして、他のピクミンも助けましょう!」
オ「ああ!」
浮いているのは全部透明のサライムシのせいだった。そして全員倒した。
オ「よし。命名。『クリアサライ』に決定だ☆」
テ「クリア…透明…随分と単純ですね。」
オ「そんなものだ。」
テ「そーですか。」
オ「しかしこの穴には透明の生物が多いな…」
テ「アメボウズにクリアサライですか…。あれ?そういえばクリアサライはピクミンを埋めようとしませんでしたね。」
オ「確かに…」
マ「その説明は僕がしよう☆」
いきなりテルキの横にMMが現れた。
テ「どっから現れたんだよ!;」
オ「神出鬼没だな…」
マ「『クリアサライ』か…。なかなかいい名前をつけたねw」
オ「お前に褒められてもあまり嬉しくはないな…」
マ「あれ?そんなこと言っていいの?せっかくクリアサライの性質を教えてあげようとしてるのにw」
オ「教えてくれ」
テ「切り替わり早!」
マ「この生物は、一度この世を去った生物なんだ。」
オ「この世を去った生物だと?」
マ「証拠に…ほら。倒したはずのクリアサライが消えてるだろ?」
オ「確かに…倒した時は死骸が残っていたのに…」
マ「あれは成仏できなかった亡霊だよ。」
テ「亡霊…;」
マ「この洞窟には…成仏できていない亡霊が沢山住みついている。」
テ「怖…;」
オ「クリアサライに赤ピクミン以外のピクミンが当たらなかったのはどうしてだ?」
マ「クリアサライは幽霊だから。」
テ「じゃあなんで赤ピクミンはあたったの?」
マ「赤ピクミンは特殊な蛋白質で出来ている。その特殊な蛋白質がクリアサライは苦手のようだ。」
テ「理解できないのですが;」
オ「特殊な蛋白質って何だ;」
マ「耐火性があるんじゃない?そこまで細かくは知らないよ。赤ピクミンがいないのにここまで調べられた僕がすごいと思ってよ。」
オ「…まぁいい。教えてくれてありがとう。」
マ「へぇ。僕にもお礼を言うんだねw」
オ「誰であれ貴重な情報を教えてくれたんだ。礼くらい言う。」
マ「ふ~んwじゃあ、もう一個いい情報教えちゃおっかな~w」
オ「何だ?」
マ「『ハルガネムシ』…って言ったっけ?あの寄生虫。」
オ「ああ。」
マ「あの寄生虫を作ったのは僕だよw」
オ「なんだと!?」
テ「なんのためにあんな危険な生物を…」
マ「生物実験だよ。」
オ「生物実験だと!?」
マ「あいつを他の生物の中に入れたら…どうなるのかなーってw」
オ「ふざけるな!」
マ「ふざけてないよw…そーいえば、一回目はよくも邪魔してくれたね…」
オ「…ヘビガラスのことを言ってるのか…?」
マ「まったく。あれも成長すればケメクジを食い破ったヤツ程の大きさになったものを…」
オ「お前…!!」
マ「そうすれば他のヘビガラスになんか負けなかったのになーw」
オ「黙れぇぇぇ!!!あの寄生虫のせいでどれだけ苦しんだ生物がいると思っているんだ!寄生されたヘビガラス、ケメクジ、それに仲間のヘビガラス!」
マ「何マジになってんだよw」
オ「お前にはその大きさがかわらないのか!」
マ「たかが3匹じゃんw」
オ「お前はあのヘビガラスの悲しみがわからないのか!!」
マ「なんだよ…ヘビガラス程度で騒ぐなよw」
オ「お前だけは…お前だけは許すかぁーー!!!」
テ「オリマーさん!」
オリマーはMMに殴りかかった。
マ「…ふん」
マシンマスターは軽く受け流した。オリマーは勢いあまって地面に倒れた。
マ「僕に殴りかかろうだなんて…無謀だねw」
オ「この…!」
オリマーは紫ピクミンを掴んで投げた。
マシンマスターはひょいと避けた。
マ「焦っても僕には勝てないよw」
テ「オリマーさん!落ち着いてください!」
オ「しかし…こいつだけは…!」
マ「そんなに許せないの?w…でもさ、なんだかんだ言ってるけど、君たちだって色んな生物を殺してるんだよ。今まで何匹殺したのさ?」
オ「…」
オリマーは言い返せなかった。
マ「生物実験は普通に考えたら確かにいけないことかもしれない。でも…この星では普通が通用しないんだよ。そんな常識を突き通そうとしても無駄。」
オ「…」
マ「そもそも普通ってなんだろうね?…僕さ、5年以上の記憶がないんだ…」
オ「何?」
マ「気がついたらこの星で…誰も味方がいなくて…」
オ「…お前…まさか…?」
マ「っと、何を話してるんだろう?;あははw;…ふぅ。じゃあ僕はもう出るよ。頑張ってねーw」
そういうとMMはさっさと帰っていった。
テ「オリマーさん、まさかって?」
オ「…いや。気にするな。それより、早く進もう。」
テ「…?」
残り49日
続く
最終更新:2015年02月18日 19:01