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006 Mt. steel~ハガネ山~

   パークの家(救助隊基地)

パーク:ポケモン広場?

ファイ:そう。救助隊をする上で何かと役に立つ場所なんだ。

パーク:どんな所なの?

ファイ:具体的には、ダンジョンで拾った道具やポケを預けられるところや、ポケで買い物をする所、連結技を作る場所に友達エリアを買う場所。

パーク:後半2つくらいがわからないんだけど…

ファイ:ん?ああ、じゃあまずは連結技からだな。

パーク:うん。

ファイ:連結技ってのは、たとえばオレがみずでっぽうとひっかくを連結させたとすると、みずでっぽうを撃った後に連続でひっかくが出せるんだ。

パーク:ああ、なるほど。2回攻撃できるってことね!

ファイ:そうだ!1ターンで2回攻撃できるってのは大きい。でも気をつけるべきところは、片方のPPが尽きたら連結が外れてしまうってことだ。

パーク:そうなんだ…じゃあ使う時は気をつけないとね。

ファイ:ああ。じゃあ次に、友達エリアの話だな。

パーク:うん、お願い。

ファイ:パークには家があるけど、新しくメンバーに入ったイーストたちには、救助隊としての家がないだろ?

パーク:え、元々あった家でいいんじゃないの?

ファイ:この近辺に住んでるだけならオレみたいに自分の家からこれるけど、遠くのダンジョンで仲間になったやつらはそっからここに来るのは大変だろ?そんな時、友達エリアっていう住む場所があれば、すぐにここにこれるってことだ。

パーク:なるほど。で、そのエリアを買うのね。でも、土地を買うって相当高いんじゃないの?

ファイ:いや、実はそうでもないんだ。最初は高かったんだけど、最近は少人数救助隊が増えて誰もエリアを買わなくなったんだ。

パーク:そうなんだ。売る側も大変ね。

ファイ:そうだな。でも、友達サークルのプクリンは結構能天気だし、そこまで危機感とかなさそうだけどな。

パーク:へぇ~。

ファイ:そんじゃ、実際に行ってみるか。

パーク:うん!

   ボコボコボコボコ

ファイ:ん?なんだ?地面が…

   ボコッ

   突然地面からダグトリオが現れた。

ファイ:うわっ!なんだ!?

ダグトリオ:ふぉぉっ!?出るところを間違えてしまった!入口に出ようと思っていたのに!

ファイ:…で、お前はなんだよ。

ダグトリオ:おお、申し遅れた。私はダグトリオ。ここは、〈ゆうえんち〉救助隊ですかな?

パーク:え?はい、そうですけど…

ダグトリオ:おお!お願いがあるのです!

ファイ:お願い?もしかして、救助依頼か?

ダグトリオ:はい!そうなんです!息子のディグダを助けてほしいのです!

ファイ:よしきた!どこだ?今すぐ行くぜ!

ダグトリオ:引き受けてくれますか!ありがとうございます!場所は、【ハガネ山】というところです!

ファイ:なっ!?ハガネ山だって!?

パーク:知ってるの?

ファイ:知ってるも何もこの辺じゃ有名な山だよ!鋼タイプのポケモンが多数生息していて、とても危険な場所なんだ!

パーク:えぇっ!?そんなに危険なの?;

ファイ:でも心配すんな。オレ達には、鋼に強い奴がいるだろ?

パーク:え?…あ!イースト!

ファイ:そう。あいつを連れていけば、そこまで苦労するようなとこじゃねぇよ。

パーク:それじゃあ、さっそくイーストに連絡を…

ファイ:ただ、そこが問題なんだよな…

パーク:え?どこ?

ファイ:実は、あいつがどこに住んでるのか聞いてないんだ…。

パーク:えぇっ!?

ファイ:でも、あいつにこの場所は伝えてるから、あいつが来てくれればなんとか…

パーク:来てくれればって…いつくるの?

ファイ:いや、それは…

ダグトリオ:あの…大丈夫なのですかな?

ファイ:あ、依頼はちゃんと受けるから心配すんな!しかたねぇ。パーク!俺らだけで行くぞ!

パーク:えぇっ!?危険だってわかってるのに?

ファイ:んなこと言ったってよ、イーストが来ないんじゃしかたねぇだろ!

パーク:…まぁ、相性が悪くっても交渉すれば…

ファイ:まだんなこと言ってんのかよ!!

ダグトリオ:あ、あの…

ファイ:大丈夫だって!

ダグトリオ:いえ、そうじゃなくて…

ファイ:ん?なんだよ。

ダグトリオ:言い忘れていたんですけど、私の息子のディグダは、エアームドにさらわれたのです。

ファイ:はぁぁっ!?

パーク:え、何?何?

ファイ:ちょ、ちょっと待ってくれよ!エアームドって言ったら、あのエアームドだろ?

パーク:あのエアームドって?

ファイ:数年前にどこからか現れて、ハガネ山を根城にしてる凶悪なポケモンだよ!

パーク:へぇ。それで?

ファイ:それでって…そんな凶悪な奴と最悪戦うことになるってことだぞ!

パーク:戦うって…交渉すれば…

ファイ:コイルみたいな元々まともだけど我忘れた奴にも交渉できなかったろ?それが元々凶悪なポケモン相手にできるわけないだろ。

パーク:う…でも…

ファイ:ま、心配すんな!どんな凶悪ポケモンだろうと、オレが倒してやるよ!

パーク:コイルに負けなかったっけ…?

ファイ:うっ!そ、それは…弱点つかれたからで…

パーク:ふふっ。わかってるよ。それじゃ、いこっか。

ファイ:お、おう!

   パークとファイはハガネ山に向かった。

イースト:はぁ、ひぃ…ついた…

ダグトリオ:おや?あなたは?

イースト:え、あれ?あれ?パークがいない…

ダグトリオ:パークさんとは、先ほどのピカチュウですな?

イースト:え、どうしたの?

ダグトリオ:その方たちなら、たった今ハガネ山に向かいましたが…

イースト:えぇっ!?

   【ハガネ山 1F】

パーク:この山、鉄で出来てるの?

ファイ:まぁそれが本来のこの山の由来だからな。

パーク:でも、結構ぼこぼこ色々な所に穴があいてるんだね。

ファイ:ここに生息するココドラってポケモンが鉄を食うポケモンなんだ。だからそこら中に穴があいててもおかしくねぇよ。

パーク:ふーん。そうなんだ。

ココドラ:ドラー!

ファイ:っと、いきなり出てきたな!

ココドラ:お前達、ここで何してるんだ?

パーク:えっとね、私たちは上にいるディグダくんを救助しにきたの。

ココドラ:救助?救助隊なのか?

パーク:うん。そう。

ココドラ:そうか。だったら、ちょっと協力してもらおうか。

パーク:え?協力?

ココドラ:ちょっとこっちこい!

   パークたちはココドラについていった。

ココドラ:おーいみんなー!

ヤジロン:ん?な、なんだそいつらは!?

ココドラ:こいつら、救助隊らしいんだ。

ヤジロン:救助隊?

ジグザグマ:救助隊が何の用だ?

ココドラ:いや、救助隊なら助けられるだろうと思ってな。

ファイ:んで?要件聞いてないけど、何がどうしたってんだ?

ココドラ:この穴に仲間のオニスズメが落ちてしまってな。どうも羽を痛めたらしく、出られないんだ。

ファイ:この穴にか?

   そこには、それなりに深い穴があいていた。

ファイ:…って、この穴はココドラが食った穴だろ!!

ココドラ:え?

ファイ:この穴食ったってことはこの穴からの脱出方法知ってんだろ!

ココドラ:それなんだが…

ファイ:ん?

ココドラ:こんなに深く掘れるココドラはいないんだ。これは、エアームドが仕掛けていったんだ。

ファイ:エアームドが?

ココドラ:ああ。エアームドは力だけでなく戦略でもこの山を支配しようとしてる。

ヤジロン:こうやって穴を掘り、いわゆる深い落とし穴つくることで他のポケモンたちを傷つけ、自分に勝てないようにしてるんだ。

パーク:そんな…ひどい…

ジグザグマ:そんなことしなくても、僕たちじゃ鋼タイプのエアームドに有効打なんてうてないのに…

ファイ:エアームドめ…凶悪だとは聞いてたが、そんなことまでしてるなんてな…

パーク:とにかく、まずはどうやってオニスズメを助けるか考えようよ!

ファイ:そうだな。えーとヤジロン!お前浮遊だし、いけないのか?

ヤジロン:無理だよ。俺は地面から一定の距離までしか浮けないんだ。

ファイ:じゃあ…なんか紐か何かないか?

ジグザグマ:あったら僕らが既に助けてるよ。

ファイ:だよなぁ…

??:あらあら。何かあったのかしらねぇ。

   どこからか声がした。

パーク:ん?今の声は…?

??:どうかなさいました?

   そこには、エネコがいた。

ファイ:お前もこの山に住んでるのか?

??:いいえ、フラフラしてたらこの山にたどり着いたのですわ。

ファイ:そうか。

??:それで?どうなさいましたの?

ジグザグマ:僕たちの仲間のオニスズメがこの穴に落ちて出られないんだ。

??:あらあら。それは大変ね。

ファイ:紐か何か持ってないか?

??:紐はないですね。でも、助けることならできますよ。

ファイ:え?マジか!?

??:この山に住むポケモンのうち誰かが…空を飛ぶが使えますわね。

パーク:空を飛ぶ?

ココドラ:ちょ、ちょっと待てよ!空を飛ぶが使えるのは、エアームドだけだぞ!

ヤジロン:エアームドに協力なんて考えてるなら、まず無理だぞ。

??:どうして…エアームドさんの技を使うのに、エアームドさんに協力をお願いする必要があるのですか?

ファイ:は?お前何言って…

   『エネコの{ねこのて}!~{そらをとぶ}!』

   すぅっ

   エネコは地面から浮き始めた。

ファイ:なぁっ!?エネコが飛んだ!?

   エネコはゆっくりと降り、オニスズメを連れて上がってきた。

??:はい、どうぞ。

ココドラ:オニスズメー!大丈夫か!?

オニスズメ:うぅ…

ジグザグマ:さ!このオレンの実を食べるんだ!

パーク:あの、あなた…

??:はい?

パーク:ありがとう。助かったよ。

??:あら?あなたはこの方々の仲間ではないでしょう?どうしてあなたがお礼を?

パーク:私たち救助隊なの。それで、さっき依頼を受けたんだけど…どうしようもなくて…ほんと、ありがとう。

??:いえいえ。助け合うのは当然ですわ。それより、あなた方の本来の目的は?

パーク:え?ああ、私たちはこの上にいるエアームドからディグダくんを助けに来たの。

ヤジロン:エアームドから…?やめときな。

パーク:え?どうして?

ジグザグマ:これでわからなかったか?あいつは相手にしちゃいけないんだ。触らぬ神に祟りなし。

パーク:…あるじゃない。

ジグザグマ:え?

パーク:あなたたちが何もしてないのに、エアームドはこんなひどいことをしてきたじゃない。これでも…触らぬ神に祟りなしって言うの?

ココドラ:それは…

パーク:ファイ。いくよ。

ファイ:お、おう…

パーク:エアームドを……倒すよ。

ファイ:…おう!

   物陰

????:(あれが…〈ゆうえんち〉救助隊…か…)




                                   続く




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最終更新:2014年03月16日 02:12
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