【電磁波の洞窟 B4F】
パーク:うーん。ここにバルキーがいるはずなんだけどなぁ…
ファイ:早く探さないとあいつらがきちまうよ!
シャドー:ケケッ!見つけたぜ!
ファイ:げっ!〈イジワルズ〉!
チャムカ:先に依頼主を救助出来た方の勝ちよ!こっちが勝ったら…イーストちゃんはアタシのものよ!
イースト:えぇっ!?;
ヒーナ:おばさん!そんな無茶苦茶な条件つけてんじゃないわよ!これは私たちの依頼だし、イーストだって私たちの仲間なんだから!
イースト:ヒーナ…
ヘシュウ:そんなことより、依頼主の報酬はたしか300ポケとみきりハチマキだったよな?それで何か食いにでも行こうぜ♪
ファイ:だからオレらの依頼だっての!
シャドー:おいお前ら!手分けして探すぞ!
チャムカ&ヘシュウ:おっけー!
シャドーたちはそれぞれ別の方向へ探しにいった。
パーク:私たちも手分けして探しましょう!
ヒーナ:おっけー!じゃあ私はあっちを探してくる!
ファイ:オレはあっちいってくる!
イースト:じゃ、じゃあ僕はこっちを…
パーク:みんな、気をつけてね!
パークたちも手分けして探しだした。
イースト:うぅ…やっぱり一人は怖いなぁ…でも、救助隊として頑張らなきゃ!…あれ?誰かいる…?
そこには、救助依頼を出したバルキーがいた。
イースト:バ、バルキーだ!おーいバルキー!
バルキー:き、君は?
イースト:僕はイースト。〈ゆうえんち〉救助隊メンバーだよ。
バルキー:〈ゆうえんち〉救助隊メンバー…!救助しにきてくれたんですね!
イースト:そうだよ!えっと、皆はあっちいっちゃったなぁ。いこっか!
バルキー:はい!
イースト:(にしてもよかった。シャドーたちより先に依頼主を見つけられて…これで安心だ。)
ヘシュウ:そいつが依頼主だな?
イースト:え!?
曲がり角からヘシュウが現れた。
ヘシュウ:そいつをこっちによこしな。ヒノアラシ。
イースト:ヘ、ヘシュウ!!
ヘシュウ:痛い目みたくないんなら、素直にその依頼人をこっちによこせ。
バルキー:あ、あの…あいつは?
イースト:あいつはヘシュウ。〈イジワルズ〉っていう救助隊だよ。
バルキー:救助隊?あの人も?とてもそうは見えない…
ヘシュウ:ははっ!そうだろうな!俺らは救助隊だが、上辺だけ救助隊なだけでやってることは悪事だからな。
バルキー:えぇっ!?
ヘシュウ:ほら、救助隊になっておけば、何かと融通きくし便利だろ?
イースト:許せない…
ヘシュウ:あ?
イースト:救助隊は…便利屋じゃない!助けを求めてるポケモンを救うためのとっても素晴らしいものなんだ!!
ヘシュウ:…お前、臆病らしいな。
イースト:え?
ヘシュウ:臆病なガキが…俺らに逆らってんじゃねぇぞ!
『ヘシュウの{ようかいえき}!』
イースト:わわっ!
『イーストは攻撃を避けた!』
ヘシュウ:避けたな。だが、次はどうかな?
『ヘシュウの{ようかいえき}!』
サッ バシッ
『イーストは攻撃を避けた!』
『バルキーにダメージ!』
イースト:あっ!
バルキー:うぅ…
イースト:依頼主に攻撃なんて…救助隊のすることじゃない!
ヘシュウ:俺らは別にポケモンを救助したくて救助隊やってるわけじゃねぇんだよ。…救助した報酬目当てでしてんだよ!
イースト:ふ…ふざけるなっ!
『イーストの必殺技!{ひのこ}!』
ボォォォッ
ヘシュウ:あちちっ!
『ヘシュウにダメージ!』
イースト:バルキー!こっちだ!
バルキー:は、はい!
イーストとバルキーは後ろに走り出した。
ヘシュウ:逃がすか!
ヘシュウは2人を追った。
イースト:はぁ…はぁ…皆どこにいるの…?
バルキー:あ!イーストさん!
イースト:あ!!
道が途絶え、行き止まりになっていた。
イースト:しまった…!
ヘシュウ:へへっ。ここまでのようだな。さぁ!こっちによこせ!!
バルキー:イ、イーストさん…
イースト:バルキー。君は何が使える?
バルキー:え?えっと…体当たりと…岩砕きです。
イースト:岩砕き?それってあの壁を破壊できるっていう?
バルキー:は、はい。
イースト:じゃあ、僕がヘシュウを足止めするから、その間に壁を破壊していってどこかの道につなげて!
バルキー:わかりました!
ヘシュウ:話は終わったか?じゃあいくぜ…俺の必殺技を喰らいやがれ!!
『イーストの{えんまく}!』
ヘシュウ:何っ!?
『ヘシュウは[からぶり状態]になった!』
ヘシュウ:しまった!
バルキー:その技は!?
イースト:えんまくのみでできる特殊な効果、[からぶり状態]だよ。必中技でも攻撃を当てることが出来なくなる最強の防御技!
バルキー:す、すごい…
イースト:さ、君は今のうちに岩砕きで道を!
バルキー:はい!
ヘシュウ:くそっ!見えねぇ!
イースト:ヘシュウ。無駄だよ。えんまくの効果が切れるのはしばらく経ってから。すぐに解除される技じゃない。
ヘシュウ:それは…どうかな?
イースト:え?
『ヘシュウの{ようかいえき}!』
ジュッ
イースト:うわぁ!
『イーストにダメージ!』
イースト:な、なんで…技を当てられるんだ…?
ヘシュウ:残念だったな。たしかに本来はまだ[からぶり状態]だろうよ。だが、俺の特性は脱皮。いかなる状態異常も速攻治る!
イースト:そ、そんな…!
ヘシュウ:くたばれ!
ファイ:そこまでだ!
ヘシュウ:!?
バルキーが岩砕きで砕いた先に、パーク、ファイ、ヒーナがいた。
ヘシュウ:ちっ…全員おそろいかよ…!だが、することは変わらねぇ!
ヒーナ:これでも喰らいなっ!
ヒーナは道具をヘシュウに投げつけた。
ヘシュウ:うっ!?これは…縛られの種!?
『ヘシュウは[こうちょく状態]になった!』
ヒーナ:その状態は誰かが触れるまで解けない!…たとえ脱皮でもすぐには解けないでしょ?
パーク:イースト。よくがんばったね。
イースト:…えへへ。
ファイ:パーク!
パーク:OK!
『パークは救助隊バッジを使った!』
ヘシュウ:ま、待ちやがれ!!
『パークたちは脱出した!』
『ヘシュウの特性「脱皮」発動!状態異常を回復した!』
ヘシュウの脱皮が発動した時、すでに5人はいなかった。
ヘシュウ:くそっ!覚えてろよ…!イースト!!
『パークは依頼をクリアした!』
続く
最終更新:2014年03月16日 02:13