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011 Doubtful forest~怪しい森~

キャタピー:たすけてください!!

パーク:え?

   電磁波の洞窟でバルキーを救助してから数日が経ったある日のことだった。突然キャタピーが訪ねてきたのだ。

ファイ:お前、あの時の…

キャタピー:はい。ちいさなもりでたすけていただいたボクです。

パーク:どうしたの?

キャタピー:じつは、あやしいもりでトランセルくんとかくれんぼしてたら、トランセルくん、いつのまにかおくまではいっちゃったみたいで…ボクはこわくてはいれないし…どうすればいいのか…

ファイ:なーんだ。そんなことか。それなら、オレらに任せな。トランセルを連れて帰ってきてやるよ。

キャタピー:わぁ!ありがとうございます!

???-:ちょっと待った!

パーク:あ!シャドー!

シャドー:ケケッ!いい話聞いたぜ。トランセルを助けたいんだって?

キャタピー:え、あ、はい!

シャドー:だったら、そんな弱い救助隊じゃなくて、俺らに任せな。ケケッ。

キャタピー:え?

ファイ:またかお前は!キャタピーはオレらに救助依頼しにきたんだよ!お前が出る幕じゃねぇ!

シャドー:ケケッ。救助なんて先にしたもん勝ちなんだよ!だったら、こうするか?先にトランセルを救助できた方が勝ちだ。

ファイ:この前みたいにかる~くあしらってやるぜ。

シャドー:そう上手くいくかな?怪しい森は入り組んだダンジョンだ。慣れた奴じゃないと、すぐ迷うぜ?

ファイ:ふん!お前なんかに負けるもんか!

シャドー:ああ、キャタピー。俺らが勝ったら、ぜひ名誉あるこの〈イジワルズ〉にいれてやるぜ。ケケッ。

キャタピー:えぇ…やだ…

シャドー:ケッ。ガキはこれだから嫌いなんだ。だったら、お前のお母さんからたっぷり報酬をもらうまでだな。

キャタピー:えぇっ!?

シャドー:それが嫌なら俺らの救助隊に入りな!トランセル連れて帰ってくるまでにどっちがいいか考えときな!ケケケー!

   シャドーは怪しい森に向かった。

キャタピー:ど、どうしよう…あんなきゅうじょたいにはいりたくないし、だからといっておかあさんにめいわくかけられないし…

パーク:…大丈夫だよ。キャタピーちゃん。私たちがシャドーより先にトランセルくんを見つけ出す。そして、トランセルくんをここまで連れて帰ってくる。

キャタピー:パークさん…ファイさん…おねがいしますっ!

ファイ:どうする?イーストたち待ってたら、あいつが先についちまうぞ。

パーク:私たちだけで行こう。いち早くトランセルくんを救助するために!

ファイ:そうと決まれば行動だ!行くぜ!

パーク:うん!

   【怪しい森 1F】

パーク:なんか暗い森だね…

ファイ:ほんと、名前通り怪しい森だな。

ウリムー:む~っ!

ファイ:おっと、まずはレベル上げもかねて…

パーク:ストーップ!

ファイ:なんだよ!まだバトルするなとか言うのかよ!

パーク:当たり前でしょ?

ファイ:っつーかエアームドとは戦ったし、この前シャドーたちに技うっても何も言わなかったじゃねぇか!

パーク:エアームドもシャドーたちも悪者でしょ!ダンジョンにいるポケモンたちは自分たちのナワバリを荒らされたと思って怒ってるだけ!だからハガネ山ではわかりあえたじゃない!

ファイ:まぁ…そうだけどよ…

パーク:だから、もう交渉とまでは言わない。でも、なるべく戦闘は避けて。

ファイ:ちぇっ。わかったよ。それじゃ…逃げるぞ!

パーク:うん!!

   パークたちは逃げた。

   【怪しい森 13F】

ファイ:ここは少し明るいな。

パーク:そろそろトランセルくんも近いかもね。

シャドー:おぉっと、そこまでだ!

   森の奥から〈イジワルズ〉が現れた。

チャムカ:あらぁ?今日はイーストちゃんは一緒じゃないのね。残念ねぇ~。

ヘシュウ:ちっ。ほんとに残念だぜ。あいつを倒したかったのによ。

ファイ:(…イーストのやつ、なんでこんなに〈イジワルズ〉に人気なんだ…?)

シャドー:そっちは技が使えねぇから、事実上戦えるのはワニノコだけだな。

チャムカ:あらあら、3対1ね。これじゃアタシは休んでてよさそうね。

シャドー:はぁっ!?

チャムカ:2人でもそんなワニ1匹倒せるでしょ?だったらアタシはゆっくりさせてもらうわ。

シャドー:ちっ。まぁいい。だったらヘシュウ!俺ら二人で…

ヘシュウ:いや、俺はイーストがもし来た時に戦うから待機させてもらう。

シャドー:おい!

ヘシュウ:なんだよ。別にいいだろ?

パーク:(あれ?この3人って結構仲悪い?)

シャドー:まぁいい!こんな奴、俺様1匹でも簡単に倒せるぜ!ケケッ!

ファイ:返り討ちにしてやるよ!

   『ファイVSシャドー』

   『ファイの先制!』

ファイ:さぁ!一気に攻めるぜ!

   『ファイの必殺技!{みずでっぽう}!』

   バシャアァァー

シャドー:ゲゲッ!

   『シャドーにダメージ!』

   『シャドーの攻撃!』

シャドー:これでも喰らえ!

   『シャドーの{さいみんじゅつ}!』

   みわわ~ん

ファイ:しまっ…!z…zz…

   『ファイは[ねむり状態]になった!』

パーク:ファイ!!

ヘシュウ:お、決まったな。

チャムカ:ええ。あれを喰らったらもうおしまい。シャドーの必殺戦法にハマったわね。

シャドー:ケケッ!これで終わらせてやるぜ!

   『シャドーの必殺技!{ナイトヘッド}!』

パーク:ファイー!!

   『ファイは攻撃を避けた!』

シャドー:なっ!?

ヘシュウ:眠ってるのに避けた!?

ファイ:残念だったな。もう起きてるぜ。

シャドー:何っ!?

ヘシュウ:…カゴの実か!

ファイ:そうだ!俺は戦闘前にカゴの実を持ってたんだ!

   『ファイの攻撃!』

ファイ:お前はたしかゴーストだよな?ゴーストへの有効打は…これだ!

   『ファイの{かみつく}!』

   ガブッ

シャドー:ゲゲゲゲゲーーッッ!!

   『シャドーの弱点をついた!』

   『シャドーは倒れた!』

   『ファイの勝利!』

シャドー:いてて…くそう…!

ヘシュウ:何やってんだお前は。次は俺だ。

ファイ:いいぜ。かかってこい!

?-?:はいストーップ!

ファイ:おぉ?

ヒーナ:その勝負、私たちも混ぜてもらえる?

パーク:ヒーナ、イースト!

ヘシュウ:イースト…!

   ドンッ

チャムカ:あらあらイーストちゃんじゃない!

   チャムカはヘシュウを押し飛ばした。

ヘシュウ:おいチャムカ。お前な…味方に攻撃してどうすんだ!

チャムカ:うるさいわねぇ。

ヘシュウ:なんだと?

チャムカ:小さい男は嫌われるわよ。

ヘシュウ:別に好かれるために生きてるわけじゃねぇよ!

チャムカ:愛のない人生なんて…つまらないわねぇ。

ヘシュウ:なーにが愛だ!お前はただ可愛い男の子みたらきゃーきゃー言ってるだけだろ!!

チャムカ:ムキーッ!なにをーっ!

ファイ:…イースト、ヒーナ。あれいけよ。

ヒーナ:OK。

   『ヒーナの必殺技!{ひのこ}!』

   『イーストの必殺技!{ひのこ}!』

   ボォォォ…ゴバッ

チャムカ:な、何よアレ!?

   二つのひのこが合体し、大きな炎の弾となった。

チャムカ:な、なにあれ~!?

   ゴォォォォォォッ

   『ヘシュウにダメージ!』

   『チャムカにダメージ!』

   『チャムカは倒れた!』

ヘシュウ:くそっ…!イーストめ…!

ファイ:まだ続けるか?

シャドー:ゲゲッ…こ、今回は引いてやる!だが、必ずお前らは倒す!!

   シャドーたちは逃げて行った。

?????:あの~…

ファイ:ん?

   森の奥からトランセルが現れた。

パーク:あ!トランセルくん!大丈夫だった?

トランセル:え?何がですか?

ファイ:何がですかって…俺らはお前を救助しにきたんだぞ?

トランセル:救助?依頼なんて出してませんけど…

パーク:キャタピーちゃんがきたの。トランセルくんが森の奥に行ったって。

トランセル:そうだったんですか。別に普通に森の奥に隠れてただけですが…

ファイ:呑気だな…

トランセル:よく言われます。

パーク:とにかく、森を出ようか。

   『パークは【怪しい森】をクリアした!』




                        続く




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最終更新:2014年03月16日 02:15
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