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048 Amusement park~遊園地~

(ここは…どこだろう?もやもやした変な空間…。ダメ、体が動かない…私、死んじゃったのかな?)

   パークは不思議な空間に倒れていた。

(これは…夢?……いや、夢じゃない…。そうだ…隕石の爆発に呑み込まれて…魂のまま…彷徨ってるんだ…。どうなるんだろう…)

???ー:ケケッ!パーク!こんなんでくたばっちまったのかよ!ざまあないな!

(シャドー!?…どうしてここに…?)

シャドー:ケケケッ!コイツをどうするかな?そうだ!ちょうどいい。このまま闇の世界へ引きずり込んでやるぜ。

   シャドーはパークを引きずって歩いた。

(シャドーに引きずられている…。シャドーは、闇の世界へ引きずり込むって言ってた…闇の世界って、どんなところだろう…?私はこのまま、知らない世界に捨てられてしまうのかな…)

シャドー:ありゃ?どうやら道を間違えたらしいな…

(……え?)

シャドー:俺様としたことが…どっちがどっちだか判らなくなっちまった…。ケッ!しょうがない。ここに捨てていくか…。じゃあな。アバヨ。

   シャドーは去って行った。

???:…おい。…おい、しっかりしろ!

(誰かが…呼んでる…)

ファイ:パーク!しっかりしろ!!

(ファ…イ…?)

   精霊の丘

ファイ:パーク!意識が戻った…!パーク!

   目を開けるとファイが手を握っていた。

パーク:ファイ?…それに皆も…

ヒーナ:パーク…よかった…生きてて…!

オト:心配しましたわ!

レイス:パークさんが死んでしまったら…僕は…僕は…っ!

イースト:本当によかったよ。

フェオレ:流石は希望の光!

キャタピー:ううっ、ぶじでよかったです!ほんとよかったです!

パーク:みんな…ありがとう。それより、隕石は!?どうなったの?

ノウレイ:心配するな。隕石は破壊された。すぐではないが…災害もじき、収まるだろう。

パーク:本当!?

ファイ:やったぜパーク!上手くいったな!これで…この世界は平和になるんだ!

ブルー:よかった!本当によかった!

カエン:今日はお祝いだな!

ハイドロ:祝砲にハイドロポンプ撃ちたいぜ~!

ハスブレロ:おおっと、こっちはヤメロ。向こう向け、向こう!

ダウギ:いや、撃て撃て!ハハハ!

ハスブレロ:じょ、冗談じゃないよ!

エンリ:アタシが逃げられないように押さえときますわん。

アクバ:お?いいな、それ!

ハスブレロ:みんなマジかよ!?やめてくれーっ!

数人:あははははははは!

(それにしても…。確かにあの時、シャドーが…助けてくれた……)

?-???:パークさん…

(え?サーナイト!)

   光に包まれ、サーナイトが現れた。

サーナイト:全てはあなたたちのお陰です。世界の平和が守られたのです。本当にありがとうございました。そして…あなたの役目もこれで終わりました。もうすぐ元の世界へ戻らなければなりません。別れの時が来たのです。

(ああ、そっか…もう来たんだ、この時が…)

サーナイト:辛いでしょうが…皆さんに、最後のお別れを…

   サーナイトは姿を消した。そして…

   ポゥ…

   パークの身体から光の粒が立ち上る…

キャタピー:あれ?パークさん?

ファイ:パーク!?その身体…どうしたんだよ!?

パーク:ファイ…皆…ごめん。今日でお別れなの。

イースト:ええっ!?

オト:なんですって!?

パーク:皆、今まで本当にありがとう。

ファイ:ちょっと待てよ…お別れってどういうことだよ!?

パーク:私のポケモンでの役目が終わったの。私の世界に…帰らなくちゃいけないの。

サイコ:な、なんと!

アクバ:人間の世界に…帰るだって!?

ファイ:なんでだよ…?どうしていなくなるんだよ!わかんねぇよ…救助隊はどうするんだよ!リーダーのお前がいなくなったら…

パーク:ファイ。ファイなら、皆と協力して…立派な救助隊にしてくれるって信じてる。

ファイ:待てよパーク…消えるなよ…!

ヒーナ:パーク!

パーク:ヒーナ、いつもいつも皆を元気づけてくれてありがとう。あなたの愛情のお陰で、明るいチームになれたわ。

ヒーナ:そんなの…パークがいたからじゃない…!私が明るかったんじゃなくて、パークが明るくさせてくれたの!

イースト:パーク…

パーク:イースト、あなたは本当に強くなった。もうあなたを誰も弱虫だなんて言わない。イーストは本当に強い勇気を持ってるわ。

イースト:その勇気は、僕はパークから貰ったんだよ…

オト:パーク…

パーク:オト、あなたはいつも自由気ままで、救助に参加するのも気まぐれだけど…困ってる人を放っておかないあなたは、いつも周りに幸福を与えてくれた。

オト:パークが一番、幸福を与えてますわよ…

フェオレ:パークぅ…

パーク:フェオレくん、あなたが結局何者なのかはわからなかった。でも、私たちの救助隊のために全力を尽くしてくれた。私にとってはあなたが本当の、希望の光よ。

フェオレ:僕が…希望の光…?

レイス:パークさん…

パーク:レイスくん、最初は身勝手な人だなって思ったけど、あなたは私たちのために何度も手を貸してくれた。その豊富な知識で手助けしてくれた。嬉しかったよ。

レイス:あなたに喜んでもらえて…光栄です…!

ファイ:パーク…!

パーク:ファイ、最初に私を見つけて、救助隊に誘ってくれて本当にありがとう。あなたがいてくれたから、私は今ここにいられる。出会えて…本当によかった。

ファイ:待ってくれよパーク…オレ、パークがいなくなったら…どうしたらいいのかわかんねぇよ…!

パーク:ファイの強い正義で…私たちの救助隊をもっともっといい…最高の救助隊にしてみせて。きっとファイなら出来るって信じてる。

ファイ:…おう…。任せとけ…!

パーク:他の皆も、私たちの救助隊の手助けをしてくれてありがとう。

サイコ:礼には及ばん。むしろ、感謝すべきなのは私たちの方だ。ありがとう。

キャタピー:ありがとう、パークさん!

   ポゥゥゥゥゥゥ

   パークを包む込む光が激しくなってきた。

パーク:もうそろそろみたいね…。皆……サヨナラ…!

ファイ:パーク!!オレ…お前が…~~~!!

   パークの身体は光に包まれ、天に登って行った。

   ファイが最後に言った言葉は、パークに届いたのだろうか?

ヒーナ:パーク!

レイス:パークさん!

イースト:パーク…

オト:パーク…!

フェオレ:パーク!!

ファイ:パークーーーーーーーーーッ!!!

キャタピー:うぅっ…パークさぁん…

カエン:なんで…なんでいなくならなきゃいけないんだよ…!

ダウギ:あいつには借りがある。なのに…まだ何の礼もできてない…

ハスブレロ:ホントだよ…こんな急にいなくなっちまうなんてよ…!せっかく世界が救われて、これからだって時によ…

ノウレイ:…いや。パークのお陰で世界が救われたのだ。今思えば…天空に行くときのパークの様子は、まるで何かの定めを待ってたかのようだった…

ファイ:きっと…きっとあいつは、オレらを助けるためにポケモンになったんだ…そして、隕石を破壊した時が別れの時だって知ってたんだ…

レイス:だとしても…どうしてもっと早く言ってくれなかったんだ…

サイコ:言いたくても言えなかったのだ。お前達が悲しむのと同じくらい…パークもまた、別れるのが辛かったのだ。わかってやれ…!

ファイ:パーク…うぅ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!



(これは…天に向かって登ってる私の魂なのかな?…このままどこに行くんだろう?…?何か声が聞こえる…)

???:あなたの友達が悲しんでいる…。いなくなって初めてわかる。かけがえのない大切な存在に…。もしあなたも強く願うのなら、またいつか出会うことができるでしょう…

(私が…強く願えば…いつか……きっと…)









(ん…朝…?)

自:ふぁ~ぁ…眠たぁい…

(あれ?なんだろう、この手の感触…誰かが握っていてくれたみたいな…すごく、温かい感触…)

   時計を見た。

自:えっ!?うっそもうこんな時間!?学校行かなきゃ!

   慌てて制服に着替え、家を飛び出した。

自:はぁ…はぁ…なんとか間に合った…

生徒:あ、やっと来たよ!遅いよ!〔遊〕!

遊:んー、なんかね、すっごくながーい夢を見てた気がするの。

生徒:夢?

遊:うん!なんだかね、遊園地にでもいたみたいな…すっごく楽しい夢!

生徒:遊園地ってあんた…また自分の名前とかけてんじゃないでしょうね?

遊:えー!違うよー!ってかまたって何よまたって!

生徒:いつも「私は遊園地の遊だー!」とか言ってるじゃん?

遊:そうだったっけ?

   光風 遊(ひかりかぜ ゆう)。自分の名前が遊園地の遊だと言っている。

   そのくせに昔は遊園地を英語で言うと「Park」だと勘違いしていた。

   彼女にはポケモンになった記憶はない。ごく普通の生活の中の、夢の中の一部として処理されている。

生徒:あ、宿題忘れちゃった…ねぇ遊、ちょっとうつさせて?

遊:ん?いいよ。困った時はお互いさ…ま…

(あれ…この台詞、誰かが言ってたような…?誰だっけ…)

   でも、彼女が真実を知った時…



Feore
   「一緒にいてわかった。やっぱり…パークは希望の光なんだ!世界を救えるのは…パークなんだ!」



Leis
   「パークさん、大丈夫ですよ。パークさんを傷つけるような奴は、僕が成敗してみせます。」



Oto
   「あらあら…冗談のつもりでしたのに…でも、暇つぶしにはよさそうですわね。」

   「入ってくれるの?」

   「もちろんですわ。でも…私、気まぐれですから…いつも救助に参加できるとも限りませんわよ。」



Heina
   「理由なんて特にないよ。ただ…一緒に、救助隊をしてくれないかな…ってね。」

   「…報酬で貰ったポケで、綺麗な宝石たくさん買っちゃうわよ?」

   「…歓迎するよ!ヒーナ!」

   「パーク、ファイ、イースト。よろしくねv」



Irst
   「私たちは君のような素敵な人がメンバーにほしい。…どうかな?」

   「パーク…ファイ…。…こんな僕でよければ…喜んで!」



Park
   「ひゃああああああぁぁぁぁぁぁーーー!!!!」

   「うわっ!な、なんだよ!いきなり!」

   「ワ…ワ、ワ、ワ、ワ、ワ…ワニノコが喋ってるぅー!!??」

   「はぁ!?何言ってんだお前。ポケモン同士が話すのは普通だろ?」



Fai
   「パーク。オレと…オレと救助隊をやってくれないか!?」






   「よーし!今日から〈ゆうえんち〉救助隊結成だー!」








   また出会える時が来るかもしれない。




                          To Be Continued?




最終更新:2014年03月16日 02:37
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