パークたちは順調に最上部へと進んでいった。
【天空の塔 最上部】
ファイ:ぶわっ!なんだよこの雲の量は!?
オト:前が見えませんわ…
そして、雲を抜けたその先には…
パーク:緑色の…龍?
レックウザ:お前達、ここに何の用だ。
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ポケモン昔話。
遥か昔、海を干上がらせ、大地を盛り上げて大陸を広げたとされる古代の伝説のポケモンがいた。
洪水に苦しむ人々を救い、陸の王と呼ばれた。そしてもう1匹…
遥か昔、大雨と大波で大地を覆い、海を広げたとされる古代の伝説のポケモンがいた。
干ばつに苦しむ人々を救い、海の王と呼ばれた。
2匹の伝説のポケモンは正反対の存在であり、大昔に幾度も死闘を繰り広げた。
大地と海とぶつかり合いは何カ月も何年も続いた。
しかし、3匹目の伝説が仲裁に入り、結局決着がつくことはなかった。
3匹目の伝説は、空の王と呼ばれ、オゾン層の中に住むと言われている。
綺麗な緑色の身体を持ち、その姿はまさに2匹の伝説を統括するに相応しいポケモンだ。
3匹目の伝説は2匹の戦いを鎮めた後、空高く登って行き…二度と地へと降りてくることはなかった。
ポケモン昔話。おしまい。
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レックウザ:我の名前はレックウザ。この空を守る者。お前達は何しにここへ来た?
ファイ:(こいつ、今までの伝説と違って話ができるかも!)今、すっごく大変なことが起こってるんだ!そこで、お前に協力してもらいたいんだ!
レックウザ:協力?我にか?
ファイ:ああ!
レックウザ:…断る。
イースト:えぇっ!?なんで!?
レックウザ:お前達がここまでこれたなら、それなりの実力があることは認めよう。だが、お前達の願いを聞くことは出来ない。
レイス:何故だ?
レックウザ:お前達が信用できないからだ。いきなり現れ、挨拶もなしに我に協力を求める無礼者など信用できると思うか?
レイス:このバカワニ!お前の所為じゃないか!
ファイ:うるせぇ!なぁレックウザ、挨拶もなしにいきなりだったのは悪かった、謝るよ!でも、それほどの緊急事態なんだ!
レックウザ:何も我が協力しないのは、お前が挨拶をしなかったからだけではない。
ファイ:え?まだあんのかよ!
レックウザ:我がお前達の願いを聞く時…それは、我にお前達の実力を認めさせることだ。
ヒーナ:ちょっと!あんた今認めるって言ったじゃないの!
レックウザ:ああ、たしかに認めている。だが、たかが天空の塔を突破した程度で本当に実力があるのだと思ったら大間違いだ。
パーク:え?
レックウザ:この世にはここよりももっと強いポケモンが生息しているダンジョンはいくらでもある。天空の塔などその足元にも及ばない。だからこそ、我はここにいる。この天空の塔を明け渡してしまえば、空の平和は乱されてしまうのだ。
イースト:あんなに頑張って登ってきたのに…ここよりもっと難しいダンジョンがあるなんて…
フェオレ:ここだけでもギリギリだったのに…
レックウザ:そうか。ここまででギリギリか。ならば話は終わりだ。お前達の願いを聞くことはできない。以上だ。
パーク:待って。
レックウザ:なんだ。我はお前達に用はない。
パーク:どうすれば…私たちの実力を認めてもらえるの?
レックウザ:…簡単な話だ。我を…倒してみろ。
ファイ:はぁっ!?ちょっと待てよ!お前を倒せだぁ!?何ふざけたこと言ってんだよ!
レックウザ:案ずるな。手は抜いてやろう。だが、手を抜いた我に勝てないのなら…本当に帰ってもらうぞ。
ファイ:くそっ…
レイス:やってやるさ。
ファイ:サボテン!?
レイス:ここまで来て後に引けるものか!やっとでレックウザに会うまできたんだ。ここで諦めるわけにはいかない!
オト:そうですわね。レックウザを倒して、この世界を救いましょう!
ヒーナ:負けられないわね。
イースト:えんまくで皆をサポートするよ!
フェオレ:僕も出来る限りは頑張るよっ!
パーク:ファイ、やろう。
ファイ:…おう!
『ゆうえんち救助隊の先制!』
イースト:まずは僕が先に撃つ!
『イーストの{えんまく}!』
『レックウザは[からぶり状態]になった!』
ファイ:続けー!
『パークの必殺技!{でんげきは}!』
『ファイの必殺技!{みずのはどう}!』
『ヒーナの必殺技!{かえんほうしゃ}!』
『オトの{ねこのて}!~{でんげきは}!』
『フェオレの{でんきショック}!』
『レイスの必殺技!{ニードルアーム}!』
ドガガッ
ファイ:へへっ、どうだ!
レックウザ:それが…お前達の攻撃か?
ヒーナ:まるで効いてないよ!
『レックウザの攻撃!』
レイス:だが、あいつはえんまくを喰らってるからまともに攻撃はできない!
『レックウザの{りゅうのまい}!』
『レックウザの[こうげき]と[すばやさ]が上がった!』
パーク:能力を上げた!?
レックウザ:まだまだ行くぞ。
『レックウザの{りゅうのまい}!』
『レックウザの[こうげき]と[すばやさ]が上がった!』
ファイ:やべぇ!あいつの行動回数が増えたら…
イースト:あぁ!えんまくがとけちゃった!
レックウザ:さらばだ。
『レックウザの{げきりん}!』
ヒーナ:パーク!危ない!
(あ…負けた…)
ファイ:パーク!
ファイはパークを押し倒して攻撃を避けた。
ファイ:あっぶねぇ…パーク!しっかりしろ!気持ちで負けてんじゃねぇぞ!
パーク:ファイ…うん!
レックウザ:1回避けただけだ!まだまだ行くぞ!
『レックウザの{げきりん}!』
ヒーナ:全員ちゃんと持ったわね?さぁ、避けるわよー!
サッ サッ
レックウザ:(何だ?こいつら、こんなに冷静に我の攻撃を避けている?)
ヒーナ:知りたい?私たちの秘密…
レックウザ:秘密?
ヒーナ:これよ!
ヒーナは頭に巻いたハチマキを見せた。
レックウザ:みきりハチマキか。
ファイ:どうだ!攻撃が当たらないだろ!
レイス:バカ!過信するな!みきりハチマキは完璧に避けられる道具じゃない!
ファイ:そんなことくらい知ってんだよ!
パーク:ファイ!前!
ファイ:え?
ドガッ
ファイはレックウザのしっぽで弾き飛ばされた。
ファイ:いってー…
レックウザ:攻め方が悪かったようだ。やはり…数には数だな。
パーク:皆!気をつけて!
『レックウザの{じしん}!』
グラグラグラグラグラグラグラグラ
パーク:ぅ…
レイス:まずいな…7人中4人も弱点か…
オト:だったら私が攻撃しますわ!
『オトの{ねこのて}!~{げきりん}!』
『レックウザの弱点をついた!』
オト:どうですの?
レックウザ:なるほど…相当な実力のようだ。だが…まだまだ足りないな!
『レックウザの{げきりん}!』
ドガガガッ
『オトにダメージ!』
パーク:オト!
オト:痛いですわ…。
(このままじゃ全員負けちゃう…でも、ここで負けたら…この世界が崩壊してしまう!そんなこと…させない!)
パーク:この世界は崩壊させない。だから…負けるわけにはいかないの!
バチバチッ
フェオレ:(パークの体から電撃が…今までとは全然違う!まさか…これが…)
『パークの{10まんボルト}!』
バリバリバリ
『レックウザにダメージ!』
ファイ:10まんボルト!?
イースト:やったぁ!新しい技だ!
レイス:でも、必殺技じゃない!?
レックウザ:(この勢い…今までと全然違う!)
パーク:絶対に、この世界を…皆を守って見せる!!
フェオレ:これが…希望の光…!
『パークの必殺技!{ボルテッカー}!』
バチバチバチバチ
ファイ:電気を纏った突進!?
オト:あんな技…見た事ないですわ!
バリバリバリバリッ
『レックウザの急所をついた!』
レックウザ:ぐ…(こんな力が一体どこに…?)
「絶対に、この世界を…皆を守って見せる!!」
レックウザ:(守る…か…。ナルホドな。こいつらは…大切な物がわかっているということか…)
『レックウザは倒れた!』
ファイ:レックウザが倒れた…?
パーク:え?倒し…たの?
ヒーナ:やったわ!パーク!レックウザを倒したのよ!
パーク:私が…レックウザを…?
オト:すごいですわ!
フェオレ:流石は希望の光だね!
レイス:パークさん、より惚れました!
イースト:すごいすごい!!
ファイ:よくやったパーク!これで…この世界が救われるんだ!
(私が…私自身の手で…この世界を救えた…。これで…私の役目はおしまいなのね…)
続く
最終更新:2014年03月16日 02:36