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その2

「ねぇミツヒデ、さっきノブナガに何されてたの?
ああ!もしかしてあんたがお漏らししたのって、ノブナガに何かされたから?」

 狂気に満ちた瞳でヒデヨシを見下ろしているミツヒデ。
しかしヒデヨシは好奇心からか、そのことに気が付いていない。

「そういえばさっきも漏らしてたよね?やっぱりあんたはお漏らしメガネなんじゃないの」
「……どうしてこんな馬鹿をノブナガ様は配下にしようとなされるのだ?」
「な?バ、バカってなにさ!お漏らしメガネのくせ……に?ど、どうしちゃったの、ミツヒデ?」

 ゆっくりとクナイが握られた右手を上げるミツヒデ。
ヒデヨシを見下ろすその瞳は、狂気と憎悪に満ち溢れていた。

「貴様は昔からそうだ。たいした武功を上げずとも、可愛がられ……そして、今も可愛がられようとしている」

 高く上げた右手に左手を添える。
両手で高くクナイを持ち、ヒデヨシを見下ろすその瞳には、狂気と憎悪と……激しい殺意に満ちていた。
その狂気と憎悪と殺意に満ちた瞳は語っている。
『何故このようなサルにノブナガ様は目をかけるのだ?私ではなく、何故このようなサルなのだ』と。
その狂気と怒りと憎悪がミツヒデを狂わせた。

「貴様などノブナガ様に必要ない。ノブナガ様にはこのミツヒデさえいればいいのだ。
貴様など、ノブナガ様の邪魔にしかならぬ。貴様のような貧乳のチビでは役に立たんのは明白だ。
貴様などおらずとも、このミツヒデがいればいいのだ。そう、貴様は邪魔なのだ。
貴様はノブナガ様と私との間を邪魔する不届きな奴だ。そのような不届き者は……」
「さっきから何をブツブツと言ってるのさ!そんなクナイで脅されても、アタシはノブナガなんかに仕えないんだからね!」

 振りかざされたクナイに、ゴクリを唾を飲み込みながら、ミツヒデに言い返すヒデヨシ。
しかしミツヒデは、ヒデヨシの言葉など耳に入っておらず、ただ小声で己の考えを言うのみだった。

「貴様のような不届き者は……死ね!」
「だから何をブツブツと言って……きゃあ~!」

 ミツヒデは狂気と憎悪と殺気に満ちた目で両手で高く掲げていたクナイをヒデヨシの心臓めがけ振り下ろした!

「死ね!死ね!しね!しね!シね!シネ!貴様は邪魔なんだ!
ノブナガ様には私さえいればいいのだ!側には私だけがお仕えすればいいのだ!
死ね!死ね!しね!しね!シね!シネ!死ねぇぇ~!」

 ヒデヨシの心臓めがけ、何度も何度もクナイを振り下ろすミツヒデ。
その表情は狂気に染まっており、ただひたすらにクナイを振り下ろしている。

「あっはっははははははは~!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!」

 ただひたすらに死ねと叫び、クナイを振り下ろすミツヒデ。
その顔は普段の冷静な表情ではなく、もはや狂人の顔としか思えない。



「はぁ!はぁ!はぁ!何故だ!何故死なぬ!何故死なぬのだ!……そうか、鎖帷子を着込んでいたのか。
ふ、ふふっ、私としたことが、少し焦っていたようだ」

 しばらくの間、一心不乱にクナイを振り下ろしていたミツヒデ。
しかし、いくら振り下ろしても、ヒデヨシの心臓に突き刺さることはなかった。
それもそのはず、ヒデヨシは衣服の下に、鎖帷子を着込んでいたのだ。

「ふふっ、そうか、貴様は心臓を貫かれる死に方は嫌なのか。……喉を切り裂かれたいのだな?」

 恐怖で声の出ないヒデヨシに見せ付けるように、クナイに舌を這わせるミツヒデ。
狂気に満ちたミツヒデの行動に、全身が震え、ガチガチと歯を鳴らすヒデヨシ。
ヒデヨシは、『アタシ、ここで死んじゃうんだ』と、覚悟を決めて目を瞑る。
その様子に満足げに笑みを浮かべたミツヒデは、左手でヒデヨシの髪を掴み首を反らせ、
右手に持ったクナイでヒデヨシの細い首を掻っ切ろうとした。
首筋に当てられた冷たい金属。ヒデヨシがその死の温度を感じた瞬間、部屋中に殺気が渦巻いた。

「な、何奴!」

 その殺気に反応したミツヒデが、殺気を放つ人物にクナイを投げつける。
続けて投げようと両手に特殊クナイを構えた瞬間、先ほどまで狂気に満ちていたその表情は、恐怖に染まる。

「ノ、ノブナガ様!……こ、これは、その……」

 ノブナガは、投げつけられたクナイを大剣で払い落とし、何も言わずにミツヒデを睨みつける。

「……誰が殺せと命令した?」
「い、いえ、その、これは……」

 怒りに震えるノブナガの声に、ガタガタと震え、視線を会わせる事もできない。

「下僕の分際で、よくもこのノブナガにクナイを投げつけおったなぁ?また謀反でもするつもりであったか?」
「む、謀反など!も、申し訳ありません!ですが、わざとではありません!」
「……消えろ」

 土下座で謝るミツヒデに、手のひらをシッシッと振り、消えろと命じるノブナガ。

「え?消え……ろ?」
「今すぐこのノブナガの目の前から消えろと命じておるのじゃ!貴様のような下僕はもういらん!さっさと出て行け!」
「も、申し訳ありません!この償いは必ず戦場でいたします!ですからお慈悲を!ミツヒデを側に置いてください!」

 必死の形相でノブナガの足にすがりつくミツヒデ。
そんなミツヒデを蹴り飛ばし、汚物を見るような眼差しで、シッシと手を振り、言葉なく出て行けと命じる。
そんなノブナガの様子を見たミツヒデは、フラフラとおぼつかない足取りで部屋を出て行く。
涙をボロボロと零し、虚ろな目でフラフラと部屋を出て行った。
その後姿を見て、舌打ちをするノブナガ。

(嫉妬心を煽りすぎたか?嫉妬させてしまえば、ヒデヨシに何かをするとは思うておったが……
まさか我の命なく殺そうとするとはな。……どうやら部屋の外で弁明の機会を待っておるようじゃな、気配を感じよるわ。
ヒデヨシを攻め落とした後、ミツヒデも可愛がってやればよかろう)

 ノブナガは首からかけた榛名を片手に、まだ震えているヒデヨシに近づく。
そして、ヒデヨシの縛りを解き、震える小さな体を優しく抱きしめた。



「もう大丈夫じゃ。ミツヒデめは下がらせた。もう安心するがいい」

 ガタガタと震えるヒデヨシの縛りを解き、優しく抱きしめるノブナガ。
狂気に満ちたミツヒデに殺されかけたヒデヨシは、ノブナガの胸に顔を埋め、ガタガタと震えている。

「ヒデヨシ……こんなに震えて、よほど恐ろしかったのじゃなぁ。ミツヒデめには、後でお仕置きをしてやらねばいかんな。
お主も共にしてみるか?この……榛名を使ったお仕置きを」

 カタカタと震えていたヒデヨシは、榛名と言う言葉に反応し、顔を上げる。
その顔は恐怖に震えていた顔ではなく、興味津々といった、いつものヒデヨシの顔に戻っている。

「ははは、榛名に興味があるのか?よし、榛名の使い方を特別に教えてやろう」

 ヒデヨシの耳元でそう囁き、優しくヒデヨシを机の上に寝かせる。
縛りも解かれ、逃げようとすれば逃げることが出来るのだが、榛名についての好奇心が勝り、素直に寝転がってしまう。
その様子を見てニヤリとほほ笑むノブナガ。
寝転がるヒデヨシの頬を優しく撫で、語りかける。

「我はな……お主が羨ましかったのじゃ。お主の様な、カワイイ女子に生まれたいと思っておったのじゃ。
だからお主にいろいろなちょっかいをかけてしまった。それがお主を傷つけておったとは、夢にも思わなんだ」

 思いもしないノブナガの言葉に目が丸くなるヒデヨシ。
意地悪をされていたのは、嫌がらせとばかり思っていたので、驚きを隠せないようだ。

「ヒデヨシよ、今すぐに返事はせずともよい。……我に至らぬ点があったことは認めよう。
そして、改めよう。だから……戻ってきてはくれぬか?」

 真剣な表情でのノブナガの願いに戸惑うヒデヨシ。
ヒデヨシは、ノブナガが大好きだった。自分にはないものを全て持っていたノブナガ。だから憧れた。
まさかその憧れていたノブナガが、ヒデヨシのような女の子に生まれたいと思ってたなんて想像したこともなかった。
ノブナガの告白に動揺するヒデヨシ。
ノブナガはその様子を見て、見やりと笑みを浮かべ、榛名に命令をする。
『榛名よ、その力を解放せよ』と。

「きゅ、急にそんなこと言われても、信じられないよ。今はアタシにも大事な部下がいるんだし、やっぱり無理……きゃ!」

 戻ってきてほしいと言われ、ノブナガから視線をそらし、真剣に考え込んでいたヒデヨシは、断ろうとした。
それもそのはず、今や彼女は8人の戦国乙女の1人で、ヒデヨシにも彼女を慕う沢山の部下がいるのだ。
しかし、断りの言葉を口に出そうとした瞬間、今まで感じたことがない衝撃が、ヒデヨシの胸を襲った。

「な、なに?今なにをしたの?」
「答えはそう焦らずともよい。今はお主との再会を……この榛名で祝おうではないか」

 ヒデヨシは思った。青く光る勾玉を手にしたノブナガの表情、前にも見たことがあるなぁ、と。
どこで見たんだっけ?思い出そうとした瞬間、また衝撃が走る。
しかも、今度は一瞬ではなく、衝撃が持続してヒデヨシを責めてきた。

「きゃ!な、なに、これ?これ、なんなの?ノブナガ、やめ……ん、やぁぁぁぁ~ん!」

 胸に押し当てられた青く光る榛名。その榛名からもたらされる衝撃に、下腹が熱くなり、頭の中が真っ白になる。
体がビクビクと痙攣を起こし、縛られてもいないのに、自由が利かなくなった。
思考が白く染まる瞬間、ヒデヨシは思い出した。
『あのノブナガの笑みって……アタシにイタズラをするときに見せてた顔じゃないの』と。
また、イタズラされちゃうんだ……そう思った瞬間、胸の衝撃とは比べ物にならない衝撃が、下半身から全身を襲った。



「ひぎぃ!や、やあぁぁぁぁ~!おかしい!頭がおかしくなちゃうよぉ~!」

 下着の上から押し当てられた榛名。下着の上からでも十分にヒデヨシを狂わせている。
鎖帷子の上からでも、十分に感じさせることが出来た。
ノブナガは、ビクビクと反応しているヒデヨシを見下ろし、ニヤリと笑みを浮かべる。

(くっくっく、我を裏切ったのじゃ、そう簡単には許してはやらんぞ?今日はたっぷりと……泣かせてやる!)

 先ほどまで見せていた優しい表情とは一変し、残酷な笑みで榛名をヒデヨシに押し当てる。
押し当てられた榛名が動くたび、ヒデヨシは背中をそらせ、下着には染みが広がる。
今、ヒデヨシは、自身の体に何が起きているのか、まったく理解できないでいる。
理解しようとするも、全身を襲う、白い波に思考が押し流されてしまっている。
しばらく榛名を股間に押し当てて、ヒデヨシの初心な反応を楽しんだノブナガは、一度榛名の動きを止める。

「な、に?これ、なんなの?体が、おかしいよぉ」

 榛名の動きが止まり、一息つくヒデヨシ。ハァハァと息荒く、グッタリと机の上に寝そべる。
彼女は自身の体に何が起きたのか、まったく理解できないでいた。

「おかしくなどない。これが正常な反応じゃ。ほれ、その暑苦しい鎖帷子など脱いでしまえ。服など脱いでしまえ」

 榛名を軽く押し当てられただけで、達してしまったヒデヨシ。
朦朧とする意識の中、ノブナガに言われたとおりに身に着けている物を全て脱いでしまった。
……それが、本格的な榛名での攻めの開始の合図とも知らずに。 

「おお、何度見てもお主の胸は小さいな。……どれ、大きくなるように榛名で鍛えてやろう」

 しばらくの間、ヒデヨシの胸の感触を懐かしむかのように揉みくだしていたノブナガ。
抵抗することすら出来ず、胸をもまれていたヒデヨシは戸惑っていた。
昔はいくら揉まれても平気だったのに、今は揉まれるのが辛い。辛いというか……気持ちいいというか。
アタシの体、いったいどうなっちゃったの?……どうなっちゃうんだろ?
ノブナガが胸を揉むことに夢中な間に、抵抗すればもしかしたら逃げることが出来たかもしれない。
しかし、彼女の好奇心がそれをさせなかった。否、彼女の体がそれをさせようとしなかった。
一度、軽くとはいえ知ってしまった榛名の力
その力をもっと知りたいと体が求めてしまっているのだ。

「ヒデヨシよ、仲直りに記念に、気持ちいいことをしてやろう。……いくらでも達するがいい。
榛名よ……その力を解放せよ!」

虚ろな瞳でノブナガを見つめるヒデヨシの目に、赤く光る不思議な勾玉が映る。

『あ、これが榛名なんだ。榛名って赤く光るんだ』

 朦朧とする意識の中、ぼんやりとそう思った瞬間、体全体を白い衝撃が走る。
彼女の目には、イタズラをするときに見せる笑みを浮かべたノブナガが、
赤く光る榛名を嬉しそうにささやかな胸に押し当てているのが見えた。
それが本日、ヒデヨシが覚えている最後の映像となった。



「やぁぁ~!胸!おかしいよ!頭が!しろいよぉぉ!」

 激しく振動する榛名を押し当てられ、プルプルと揺れる小さな胸。
ミツヒデのように激しく揺れることはないが、それでも榛名の振動に合わせるかのように揺れている。
その様子が面白く、つい長い時間押し当ててしまうノブナガ。

「ひゃん!や、やぁぁん!むねぇ!おっぱいがぁ!おかしい!おかしいよぉ~!」

 背中をそらし、榛名から逃れようとするヒデヨシ。
逃れようとする小さな体を抱きしめ、さらに胸を攻め上げる。

「ひぎぃ!くるぅ!なにかがぁ~!あたまがぁ、からだがぁぁ~!」
「そうかそうか、そんなに気持ちいいか?……やはりお主は可愛いな。可愛すぎてつい意地悪をしたくなる」

 涎をたらし、頭を振りまくるヒデヨシ。
そんなヒデヨシを見て、疼いてきたのか、自信の胸を揉みながらヒデヨシの唇を貪る。

「ん、んん~!んんんん~!んっくぅぅぅぅぅぅ~~!」
「ん、ちゅ、ちゅる……ふ、ふふふ、久しぶりに口付けをしてしもうたわ。昔はよう酔った勢いでお主にしたものよな?」
「ん、っかはぁ……はぁはぁはぁ、はぁぁぁぁ~」

 口付けをしながらの榛名の攻めで、一気に達してしまったヒデヨシ。
もはやノブナガの言葉は届いていないようだ。

「……やはりお主は可愛いな。もっと見せてくれ。お主が乱れ、喘ぐ姿を」

 グッタリと力なく息をしているヒデヨシの両足を開け、その中心にある彼女自身を見る。

「はっははは!やはりまだ生えてはおらぬか?……こんなところまで可愛いとは、さすがは豊臣ヒデヨシじゃな」

 何も生えていないヒデヨシ自身に手を這わせ、ヌルリとした粘液を指で掬う。

「生えておらずとも感じることは出来るか……さぁ、見せるがいい、お主が狂う姿を!」

 ノブナガの手にした榛名が再度赤く光りだす。

「ミツヒデ!お主も来るがいい!共にヒデヨシを攻め落とそうぞ!」

 部屋の外で聞き耳を立てているミツヒデを呼び寄せるノブナガ。
目を真っ赤に腫らしたミツヒデが、急いで駆けつける。



「ノブナガさまぁ……ひっく、ミツヒデはぁ、ミツヒデはぁ~」
「泣くのは後でよい!この、榛名でいくらでも泣かせてやろう。今は……ヒデヨシを攻め落とすのが大事じゃ」
「ノブナガさまぁ……ぐすっ、はは、かしこまりました!」
「では服を脱ぎ、ヒデヨシに覆いかぶさり口付けをするがいい。ヒデヨシの唇は柔らかく、なかなかの美味じゃぞ」

 いそいそと服を脱ぐミツヒデ。しかしその表情は冴えない。冴えない表情のミツヒデをいぶかしむノブナガ。
せっかく独断でヒデヨシを殺そうとした罪を許してやったというのに、まだ不満に思っているのかと、沸々と怒りが湧いてくる。

「ミツヒデ、お主なにやら不満げな顔をしておるなぁ?我が命に従うのがそこまで不満か?」
「い、いえ!そのようなことはありません!ただ、その……ミ、ミツヒデは、まだ口付けというものをしたことがござません」

 真っ赤な顔で俯きながら話すミツヒデ。ミツヒデが何を言いたいのかがよく分からずに首をかしげるノブナガ。

「わ、私は、は、初めての口付けは、その、ヒデヨシなどではなく、その……」

 一段と真っ赤に染まったミツヒデの顔を見て、彼女が何を言いたいのかを悟ったノブナガ。
赤い顔でモジモジとしているミツヒデを強引に引き寄せ、耳元で囁く。

「そうかそうか、貴様はこのノブナガに初めての口付けをささげたいと言うのじゃな?
よい心がけじゃ、褒めてやろう。では、褒美じゃ……ん」

 潤んだ瞳でまっすぐにノブナガを見つめるミツヒデの唇を強引に奪うノブナガ。
一瞬目を見開いたミツヒデはうっとりと瞳を閉じ、ノブナガの背中に両手を回し、ギュッと抱きついてくる。
しばらくの間、唇と舌でミツヒデを犯したノブナガは、唾液の橋を架けながら唇を離す。
激しい口付けを終えたノブナガは、榛名を片手に再度命令を下す。

「満足したか?ではこれよりヒデヨシを攻め落とす!早く裸になり、ヒデヨシに覆いかぶされ!」

 うっとりとした虚ろな眼差しでノブナガを見つめるミツヒデ。
よほど嬉しかったのか、その目からは涙がポロリと零れてくる。

「か、かしこまりました。ノブナガ様の仰せの通りにいたしますぅ」

 ふら付きながらも服を脱ぎ、全裸になるミツヒデ。
そんなミツヒデを見てノブナガは、思う。もはや完全に我の操り人形だな、と。

「覆いかぶさり口付けで攻めればいいのですね?」

 まだグッタリとして動けないヒデヨシに覆いかぶさったミツヒデ。
その大きな胸が、秀吉の胸の上で押しつぶされ、お互いの乳首を刺激しあっている。

「そうじゃなぁ……榛名を使いやすいようにヒデヨシの両足を貴様の足で広げるようにいたせ」
「はは!かしこまりました!」

 ノブナガに言われるがまま、覆いかぶさった状態で両足を使い、ヒデヨシの両足を広げる。
自身の股間も丸見えになっているのだが、気が付いていないのか、まったく気にする様子もない。



「では、我が貴様にしたように、口付けで攻めるがよい。我は頃合を見て榛名で攻めるとする」
「はは!では、この明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシを攻撃開始いたします!……ん、んちゅ、ちゅちゅ」

 ミツヒデの口付けを逃れようと身をよじるヒデヨシ。
しかし上から覆いかぶされており、先ほど強烈に達したため、力がまったく入らない。
最初は抵抗していたヒデヨシだったが、いつしか彼女も舌を使い出し、ミツヒデの胸に手を伸ばしてその感触を楽しみだした。
ノブナガは、今目の前で行われているみだらな行為を皮肉な笑みを浮かべ、眺めている。
かつては両名共に謀反を企て、ノブナガの命を狙った裏切り者だ。
その2人が、今、目の前でお互いの胸を揉みながら口付けをかわし、お互いの唾液を飲み込んでいる。
丸見えになっている下半身は、2人共にドロドロに濡れており、2人が性的に興奮しているのが分かる。
ノブナガは改めて思う。榛名の力の凄さを。
散々榛名の力を試すために使ったミツヒデはともかく、少しの時間しか使用していないヒデヨシでさえ、
股間をドロドロに濡らし、ミツヒデと一心不乱に口付けを交わしているのだから。

「さて、そろそろ頃合か?」

 楽しそうに2人の行為を見ていたノブナガは、榛名を片手に立ち上がり、2人の丸見えになっている股間に榛名を近づける。

「ではそろそろ本気を出せ、榛名よ!ヒデヨシを落としてしまえい!」

 赤く光を放ちだした榛名は、低い音と共に細かく、そして激しく振動を開始した。
その榛名を、濡れて光っている何も生えていないヒデヨシの股間に近づける。

「ヒデヨシよ、我に忠誠を誓え。我の配下となり、一生を尽くせ!」

 激しく振動する榛名を股間に当てた習慣、まるで雷に打たれたかのように全身を痙攣させるヒデヨシ。
上に乗っているミツヒデを振り落とそうかという勢いだ。

「んん~!んんん~!んっんん~!ふぐぅぅぅぅ~!!」

 しかしミツヒデがその体を抑え、口付け続けている。
ヒデヨシは榛名の衝撃から逃れることが出来ず、叫び声を上げることすら出来ず、全身を痙攣させ、全身を快楽の海へと沈めた。

「はぁっはっはっはぁ~!派手に達しおったわ!ほれ!もっといけ!どんどんいけ!」

 榛名からもたらされる強烈な快楽に沈んだヒデヨシ。しかしノブナガはそのまま沈んでいくことを許さなかった。
ヒデヨシが涙を零し、全身を痙攣させて意識を失っても、榛名を当てることを止めなかった。
何度も意識を失っては起こされて、また意識を失わされる。
何度も何度も繰り返され、快楽に支配された思考で、ヒデヨシは自分がノブナガのペットなんだと悟った。
アタシはノブナガ様のペットなんだ、ノブナガ様のために働かなきゃいけないんだと悟ってしまったのだ。

「はっははははは~!もはや抵抗する力も無い様じゃなぁ?」

 視線の定まらない瞳で、宙を見つめるヒデヨシ。
その耳にはノブナガの言葉は入ってこず、ただ、快楽に支配された思考がアタシはノブナガ様のペットなんだと繰り返していた。



「これにてヒデヨシは陥落したようじゃな。ようやったミツヒデ!褒美をとらすぞ!」

 ヒデヨシの愛液でドロドロになった榛名を手にミツヒデにほほ笑みかけるノブナガ。
ミツヒデはその笑みの意味を理解し、自ら四つんばいとなり、尻を振る。

「お願いでございます……早く、早くミツヒデにお慈悲を!」
「はっははははぁ~!お主は本当に手のかかる下僕じゃな。では、褒美を取らせて……なんじゃ?」

 ミツヒデに榛名を使おうとしたノブナガの手が止まる。
尻を振り、榛名を求めるミツヒデの横に、虚ろな目をしたままのヒデヨシが座り、ミツヒデと同じく四つんばいになったからだ。

「くっ、くくっ……よかろう、貴様ら2人に褒美をくれてやるわ!」

 視線の定まらない瞳でミツヒデに向かい、ニッコリとほほ笑み、ミツヒデの手をギュッと握るヒデヨシ。
ミツヒデも握り返し、ほほ笑み返す。
その様子を満足げに眺めていたノブナガは、赤く光る榛名をミツヒデの股間に押し当てる。

「ひぎぃ!い、いいい!ノ、ブナガ、ざま!ミ、ミツヒデは!ミツヒデはぁぁ~!」
「はぁ~っはっはっはぁ!次はサルじゃ!」
「んあああ~!ノブナガさまぁ!い、いい!気持ちいい~!ヒデヨシはぁ~!ヒデヨシはぁ~!」

 交互に代わる代わる2人を攻めるノブナガ。
ミツヒデがイクとヒデヨシに移り、ヒデヨシが達すると、ミツヒデを犯す。
ミツヒデが失禁をし、意識を失い、ヒデヨシが泣きながら全身を痙攣させ意識を失った時、ノブナガは榛名を止めた。
お互いの手をギュッと握り締めたまま榛名で攻められ、ほぼ同時に意識を失ったミツヒデとヒデヨシ。
こうして、豊臣ヒデヨシの長い一日が終わった。

 ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の1人豊臣ヒデヨシ。
彼女は同じく戦国乙女の1人、織田ノブナガの手に落ち、明智ミツヒデと同じく快楽の底へと沈んでいった。



「ねぇノブナガさま~?一緒にお風呂はいってもいい?」

 ノブナガの寝室で、ノブナガに寄り添うように布団に入っていたヒデヨシ。ノブナガに腕枕をしてもらい、ご機嫌のようだ。

「わ、私もご一緒させていただきたいです!」

 同じく寄り添うように布団で寝ていたミツヒデが言葉を挟む。
ノブナガに腕枕をしてもらい、うれし泣きをしていたのか、目には涙の後が残っている。

「そうじゃなぁ……では共に入り、一汗流すとするか?」
「やったぁ~!アタシ、お背中流しま~す!」
「抜け駆けとは卑怯だぞ!ノブナガ様の背中は私が流すと決まっているんだ!」
「あああ~!うるさい!耳元で騒ぐでないわ!」

 あの後、意識を取り戻した2人を連れて、寝室で仮眠を取ったノブナガ。
ヒデヨシが配下に加わったため、機嫌がよかったのか、2人に腕枕をしてあげるというサービスまでしたようだ。

「ゴ、ゴメンなさい……」
「申し訳ありません……」

 ノブナガに一喝されたことにより、シュンとする2人。
そんな2人を見てノブナガは思う。さすがは榛名だ、ヒデヨシもミツヒデ同様に我の虜だな、と。

「交代で流せばいいだけの話であろう。ではさっさと湯につかり、汗を流すとする……」

 布団から起き上がり、湯船に向かおうとしたノブナガ。その時、大慌ての伝令が寝室に駆け込んできた。

「も、申し上げます!駿河の今川ヨシモト、軍勢3万を率い、進軍しているとのことです!
狙いは……おそらく榛名とのこと!我らを攻めるつもりです!」
「ば、馬鹿な!3万だと?そんな桁外れな軍勢を、率いて攻めてくるだと?」

 ミツヒデが信じられないといった表情で声を上げる。

「イエヤスは?徳川イエヤスはどうしたのよ!まさかもう滅ぼされちゃったの?」

 ヒデヨシも驚きの声を上げる。
駿河から攻め込んでくるには、途中にある三河を通れなければいけない。
三河には、戦国乙女の一人、徳川イエヤスがいる。そのイエヤスはどうしたのか、と。

「そ、それが……イエヤスは城から出てこず、ヨシモト軍の進軍を許した模様です」
「……くっくっく、それはそうであろう。3万の大軍、普通なら相手になど出来ぬわなぁ。
しかしあのヨシモトに、そこまで力があるとはなぁ」

 煙管を咥え、一息吸い込み白い煙を吐き出すノブナガ。
その表情はまるで、3万の軍勢が迫っていることを楽しんでいるかのようだ。 

「ヒデヨシ、ミツヒデ。風呂は後じゃ。まずは……ヨシモト軍を打ち倒し、今川ヨシモトを生け捕りにいたす!
……この戦で武功を立てた者に、我が背中を流す権利をくれてやろう。2人とも、我が背中を流したいのであれば、励むがいい」

 大剣を手に取り、寝室を出て行くノブナガ。
ノブナガの背後では、ミツヒデとヒデヨシがお互いを睨みつけ、ライバル心をむき出しにしている。
その様子を背中で感じ、ノブナガは思った。
ヨシモトよ、3万でも5万でも引き連れてくるがいい。雑魚をいくら率いてこようとも、我らを倒すことは出来ん!と。

 ノブナガは、今川ヨシモトを迎え撃つために軍議を開き、決戦場所を定めた。
そして、すぐに出陣をし、今川軍との決戦の地……桶狭間へと向かった。
最終更新:2008年10月18日 01:25
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