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ツルとカメ-8

  • 作者 ロボ氏

 基本的に僕とツルの登校時間は早い方で、教室の中に入っても人影はまばらなことが殆
んどだ。ワンツーで乗り込んで無意味に時間を潰すことも少なくない。今日はいつもより
も更に早めに登校してきたので誰も居ないと思っていたし、実際音も全くしなかったので
どう時間を潰すのか考えていた。しかしその予想は外れて、しかもうっかりそいつに挨拶
するのを忘れてしまった。
 その理由は、眼前の人物がしていた行動がシュールだったからだ。
 悪い意味ではない。ただ声を掛けて良いものなのか迷っている内に、その機会を逃して
しまっただけだ。そうして眺めていること数秒、行為が終わったらしく、こちらを見ると
笑みを浮かべてきた。見る度に思うのだが、こいつ程笑顔が似合わない奴もそうは居ない
だろう。内面はとても良い奴なのに、損していると思う。
「おはよう、一真。お祈りはもう良いのか?」
「おぅ、ついさっき終わったところだ」
 そう、ついさっき一真がしていたのはお祈りだ。それを学校の中ですること自体珍しい
ものだが、それを更に妙なものに感じさせているのはその外見だ。一真は敬虔なキリスト
教徒の母親の精神を強く受け継いでいるらしく、十字架を片時も離さず身に着けている。
それだけならまだ良いものの、父親譲りの凶悪な面構えや短く刈り込んだ色素の薄い髪と
合わさって、誰もが一目で超不良だと思い込むようなものに仕上がっているのだ。そんな
見た目の奴が朝も早くから教室でお祈りをしているのを見ると、言葉では中々表現出来な
い不思議な気持ちにさせられる。僕もこれを見るのは初めてではないが、それでも未だに
慣れることが出来ない。

 ともあれ、久し振りに見る友達の顔だ。積もりに積もった話もあるし、まずは何から話
していこうかなと思っていると、
「アンタ、停学中じゃなかったの?」
 ツルがいきなり気不味い質問を投げ掛けた。
 しかし一真は特に気にした様子もなく、
「昨日までだ。事情を上が知ったから、その温情で短くなったんだろ」
 それを聞いて、良かった、と思った。
 そもそも一真は非が全くなかったとは言えないにしろ、それ程悪くはないのだ。停学に
なっていた理由というのも短く言ってしまえば簡単なもので、自分の正義に従っただけの
ことだ。その結果こうなってしまったことは一真にとっては不運だっただろう。
 ある日学食で昼食を食べていたとき、近くの席で喧嘩が起きた。そこで世話好きの一真
が仲裁に入り事情を尋ねたところ、どちらにも非があったことが分かった。それを聞いた
一真はその場で説教を始め、最後は拳骨で締めくくったのだった。しかしその最後の拳骨
が良くなかったらしい。幼い頃からそうされて育ってきた一真が自然にした行動だったが、
校内では暴力事件として扱われる。そうして一真は停学になったのだった。
「そんなこんなで、もうかれこれ……どの位だったっけ?」
「十日間だよ」
 たったそれだけと言うのか、それとも、もうそんなに経つと言うのか。ただ思っていた
よりはずっと短かった。何故か八週間近く、二ヶ月程会っていなかったような気がする。
「それっぽっちか」
「あ? 結構長いぞ? 勉強しかやることがなかったからそればっかりやってたら、いつ
の間にか大学ノートが大体三十冊が溜ってた」
 それは、こいつだけじゃないだろうか?
「ンなことはどうでも良い。それよりも、お前の変態列伝でも聞かせろ。十日もあれば何
かあっただろ?」
 ねぇよ。

 と言うか何でこいつは普通に訊いてくるんだろう、まるで僕が常日頃から問題を起こし
たり、奇行を行ったりしているかのように聞こえてくる。僕自身は常識でしっかりと考え
て行動しているのに、たまにそうじゃないんじゃないかと思えてくる。この病んだ社会で
平和に暮らしてゆくには、個人の力というのは少し足りないのかもしれない。
「おい、何で遠い目をしてるんだ?」
「デリケートな問題なのよ、昨日四天王認定されたし」
 思い出させるなよ、本当に。
「それに、少しずつ治ってきてるんだから、あんまり刺激しちゃ駄目よ。変態に戻るから」
 何だろう、この妙な気分は。珍しくツルが直接的に味方をしてくれているの筈なのに、
何故か攻撃をされているような気分になってくる。しかも僕が変態だという意見は、もう
共通認識になってきているらしい。つい最近までは少しエロい男子生徒位にしか思われて
いなかった筈なのに、どうしてこうなったのだろう。
「その、何だ。すまんかった」
「分かってくれれば良いんだ」
「でもよ、カメも悪いんじゃねぇか? 前張りの妙なエロ本買ったり」
「燃やされたよ」
 懐かしきは我が戦友、夜空の星に姿を変えて僕を見守ってくれているんだろうか。炎に
身を焼かれながらもこちらをじっと見つめていた巨乳お姉さんの姿は、きっと永遠に僕の
心の中に残り続けるだろう。思い出は心を片時も離れることはなく、また黄金色の輝きを
失ってしまうこともない。それこそが、僕が生きてきた証でもあるからだ。
 僕のその想いが伝わったのだろうか、一真は辛そうな目を向けてきた。まぁ、こいつも
何だかんだ言って男だし、それに人の痛みをよく分かる優しい奴なのだ。
「大変だったな。もしかしてコレクションも全部か?」
「その通りだ」
「意味分かんない!! 男って皆こうなの!?」

 女には多分、一生分かるまいよ。
「あの本だけじゃなく、お気に入りも沢山あっただろ。特に尻を延々と責めるやつとか、
ストッキング関係で色々やるやつとかは異常なくらいテンション上がってたからな」
 あ、馬鹿、こんにゃろ。言うんじゃねぇ。
 そう言おうとしても時既に遅し、恐る恐るツルの顔を見てみると鬼のような形相をして
こちらを睨みつけていた。眉間に大きく皺が寄り、眉を立たせ、普段から不機嫌にすがめ
られている目は今や刃物のような鋭さを持っている。口元は辛うじて笑みのように見える
ものの、端は怒りをもって捲り上がり、毒の言葉を今にも吐き出さんばかりの迫力で僕を
圧倒していた。蛇に睨まれた蛙、と言うのはこんな状況のことを言うのだろうか。成程、
今ならその蛙の気持ちがよく分かる。こうなった以上、獲物である自分はただ震え、相手
が気分を変えるのを待ちながら死の恐怖に震えるほかない。
「ねえ、カメ」
 妙に優しい声を出してツルが立ち上がった。そのまま一歩踏み出すと、僕の頬に手指を
伸ばしてくる。あまりの恐怖に一歩下がろうとするが、滑らかに下がった手が僕の襟首を
掴み、距離を取ることを許さない。腰が抜けて崩れ落ちそうになったが、驚異的な腕力を
もって片腕でツルが僕の体を支えていた。身長差は約40cm、体重にして約30kg程の明確な
差が存在するのに、ツルの涼しげな顔からはそんなことは全く感じさせない。
「怒ってないから、正直に答えなさい」
 怒ってますがな、というのは恐ろしくて言えない。こんな状況でいつものノリを持ち
込んでしまったら、それこそ命取りだ。まぁそれは過剰表現だとしても、日常生活を普通
に送ることが出来ないくらいには痛めつけられる。実際、過去に何度かそんな目にあって
いるのでそれは折り紙付きだ。

「どこに隠したの?」
「何のことかな?」
 襟首が強く捩られた。
「あのね、この前燃やしたときにはそんなのは見当たらなかったの。全部のエログッズに
目を通したから間違いないわ。さあ言いなさいさもないと明日モロッコに強制輸出でカメ
の股間の亀さんとおさらばになってしまうわよ!!」
「タンスの一番下の段の二重底の奥です!!」
 さらば愛しき夢の国。
「おはようございマス、って何をしてるんデスか?」
「あ、おはよう。これはね、日常をより良くする為のスキンシップよ。アメリカとか西洋
だと馴染みがないかもしれないけど、これが日本じゃ普通なのよ」
 この国以外で日本という名前の国家があるのだと初めて知った。少くともこの国で今の
ようなことが普通に行われているとしたら、国民的異性間コミュニケーション不全で国家
転覆寸前に違いない。外務省の人や国際交流活動家もさぞや国民性や文化の説明のときに
苦労をしているだろう。やはりエリートという人種は一味違う。
 と言うか、
「ンな訳あるか!! 妙なことを吹き込むな!!」
 無理矢理ツルの手を引き剥がし、距離をとる。手足が短いとはいえ、この台風のような
圧倒的な力で攻撃される恐れがある以上迂濶に近寄って和むことなど出来はしない。
 取り敢えず身を隠すように一真に近寄ると、目を丸くしてこちらを見上げてきた。
「どうした?」
「何で外国人が居るんだ?」
 そう言えばセンスが転入してきたときは、こいつは停学中だった。それにこいつは変な
部分で真面目すぎるところがあり停学中に連絡をとることも出来なかったから、会うこと
どころか知るのも今日が初めての筈だ。僕から紹介しようとも考えたけれどツルも黙って
二人を見ているし、本人達に自己紹介をしてもらった方が良いかもしれないので、僕の方
も黙って見ていることにした。

 数秒。
 一真はゆっくりと口を開き、
「ギブ・ミィ・チョッコレ……ヤンキーゴーホーム!!」
「何でいきなり媚びてから牙を剥くんだよ!!」
「うるせぇ俺も今混乱してんだ」
 やっぱり僕が紹介した方が良いだろうか。一真はちょっと意味の分からない状態になっ
ているみたいだし、言われたセンスもセンスで呆然としている。ツルに話を振るにしても、
今は少しタイミングが悪い。
 僕は吐息を一つ。
「こいつは転入生のセンス、日本語は通じるから妙な英語を使わなくても大丈夫だ。で、
こっちが僕の昔からの友達の一真。ヤンキーじゃない」
 宜しく御願いしマス、とお辞儀を一つした後でセンスは小首を傾げた。こちらを見ると
不思議そうな表情で、
「昨日までは居ませんデシタよね?」
「昨日まで停学中だったんだよ」
 言うなりセンスは顔を青くさせ、一歩後退してツルの後ろに隠れた。
「や、ヤンキー!! ビデオに撮られマスー!!」
「撮らねえよ馬鹿!! 話を飛躍させるんじゃねぇ!!」
「朝からうるさいわね。あ、一真アンタ停学解けたんだ」
「おめでとう、大変だったね」
 いつの間にか登校していたらしいコイと水樹が話に加わってきた。これで一真も含み、
皆が揃ったことになる。教室の中を見回してみると、他の生徒達もそれなりに増えていた。
こうなればもう大丈夫だろう、人に迷惑がかかるようなことを嫌うツルは、もう暴れたり
してこないと思う。だから安心して愛しい人に近付いた。
「帰ったら覚えておきなさいよ?」
 あれ、昨日も言われた気がするぞ? そして本当にエラい目にあった気がするぞ?
「カメ、アンタ顔が青いわよ?」
 コイにまで心配される程、ヤバくなっていたらしい。
「アンタを保健室に運ぶのあたしなんだから、面倒かけさせないでよね?」
 そっちかよ。



 放課後、一真の停学解禁記念打ち上げをツルの強い要望で明日に延ばして、僕とツルは
帰りのHRが終わるなり速攻で帰っていた。万力のような力で僕の腕を掴み、半ば引きずる
ように僕を引っ張って帰宅したツルは、自分の部屋に戻らずに僕の部屋へと入り込む。
「動いたら半殺すわよ」
 半殺されたくないので動かないことにした。
 それを確認するとツルは何の躊躇いもなくタンスの一番下の引き出しを開いた。そして
段ごと持ち上げて引っくり返す。普通なら衣服が落ちてくるだけなのだが、普通ではない
部分がある。崩れた衣服の山の上に薄いベニヤ板が乗っており、更にその上には黒い二つ
の長方形がある。それを見ると、ツルは目を細めた。
「燃やすわよ」
 そう言って黒い長方形、二本のビデオを手に取った。
「返事は?」
「はい」
「……良かった」
 その返事に安堵したのか、急に力なく座り込む。そして涙目で僕を見上げると、
「本当に、もうエログッズない?」
「残念なことに、これで本当に最後だ」
「……良かった」
 先程と同じ言葉を吐くと、ツルは抱き付いてきた。僕の胸に顔を埋めているので表情は
見えないが、低く漏れてくる声で泣いているのだと分かる。いつもと同じ、泣き虫なこの
娘はいつも僕に対して不満を持っていて、いらついていて、そして最後にはこうして僕の
腕の中で身を震わせるのだ。多分それは、一生変わらない。
 数分。
「ごめんね、また泣いて」
「気にするな、もう慣れた」
 ごめんね、と再び呟いた後でこちらを見上げ、
「ね、好きにして良いわよ」
 それは、どういう意味なのか一瞬理解出来なかった。

 視線で尋ねるとツルは顔を赤くして下を向き、僕の胸を指先で突いてくる。いけない、
あまりの可愛らしさに脳内の煩悩リミッターが強制解除されそうだ。
 目を伏せているせいで僕のその葛藤に気付かないらしいツルは、絞り出すような声で、
「その、好きなんでしょ? お尻とか、ストッキングとか」
 そりゃ、大好物だが。
「だから、して良いから」
 その一言で完全に火が付いてしまった。思わず尻とストッキングの黄金コラボレートに
飛びかかろうとするが、しかしそれは僅か数cm手前で届かなくなった。あと少し、ほんの
ちょっと体を乗り出せば届く筈なのにそれが出来ないというのがこんなにもどかしいとは
思わなかった。何故だ、という想いを持ってその原因であるツルを見てみれば、いつもの
ように鋭い状態でこちらを見ている二つの目がある。
「あの、ツルさん?」
「言っておくけど、もう本とかで架空浮気も駄目だからね」
「もろちん」
「それを言うなら勿論でしょ!! 何でそんな下品な間違いすんのよ!!」
 いや、何故かと言われても。
「良いだろ、これからもっと下品なことすんだから」
「何か急にテンション下がってきた」
 それはいかん、とテンションを上げるべくツルの尻に手を伸ばす。幼い体にふさわしく
あまり丸みを帯びていないが、それでも女性特有の曲線はそれなりに存在していた。張り
も強く、手指でほぐすように揉むと快い弾力でもってこちらを押し返してくる。滑らかな
素材の手触りとこの感触は、まさに最高の手触りだ。いつまでも撫でていたい衝動に駈ら
れていたが、ツルがこちらを切なそうな目で見ていたので一旦手を止めた。
「どうした?」
「その、ね……胸の方も」
「ははは、この淫乱ロリめ」

 しかしそちらも大好きなので手を伸ばす。スカートからYシャツの裾を取り出してそこ
から手を入れ、脇腹から手を滑らせて乳にまで手指を這わせてゆく。勿論、その間も尻を
触り続けることを忘れていない。これは今日のメインだ、おろそかにはしたくない。そう
してダブルの触感を楽しみながら触ってゆくと、あることに気が付いた。
「ノーブラ?」
「今日、熱かったし」
 それとノーブラに何の関係があるんだろう。いくら熱いと言ってもブラジャーを外した
程度ではそれ程涼しくなるとは思えないし、いくらスリップ越しとはいえそれは不安なの
ではないだろうか。ツルには確か露出する趣味はなかった筈だ。
「その、ね。熱いとパッドが蒸れて、パッド外すとぶかぶかで」
 成程、それでいつもよりも乳が小さく見えたのか。それに、いつも感じていた違和感が
消えた。裸と制服姿で乳の大きさが違うように見えていたのは目の錯覚じゃなかったのだ。
どおりで揉めそうで揉めないと思った、それ程なら揉めないのも無理はない。
「何納得したような顔してんのよ」
「なんでもない」
 言いながら乳首を軽くつねり、擦りあげる。それだけでツルは高い声をあげながら身を
よじらせた。いつも思うのだがよほどここは弱いらしい。先程僕に頼んできたのも、尻を
いじられる僅かな恐怖から逃れる為なのかもしれない。

 ここで方向性を変えていつもの前の穴に行こうかとも思ったが、足が首にかかってその
考えを止めた。すべすべとした感触が僕の頬を撫で、更に眼前にはスカートが捲れ上がり
露出した下半身がある。乳をいじる僕の手指の動きにあわせて揺れる尻が、心の中の冷静
な部分を削りとってゆく。
 思わずストッキングに手をかけて、しかしそこで止めた。
「どうしたの?」
 ツルがとろけた目と荒い息で尋ねてくる。
「破って良い?」
「……予備はあるから」
 僕は遠慮なく破き、尻の肌を露出させた。白い部分に黒い繊維がうっすらと食い込んで
いる光景を見て絶叫したくなった。夢にまで見たものが、しかもそれが愛しい愛しいツル
の体で再現されている。
「じろじろ見ないでよ」
「すまん」
 見ない代わりに、触る。直に肌を擦り、揉み、ほぐす。下着をずらし、愛液を指の先に
絡めて後ろの穴の周囲をなぞるとツルは大きく体を震わせた。そのまま穴の中に指を侵入
させてゆくと、こちらを見て熱く長い息を吐く。
「入ってんの、見える」
 言いながら軽く出し入れさせると、大きく喘ぐ。どうやら、指の一本分くらいは大丈夫
のようだ。続けて二本に増やしたが、問題ない。これならば多分、入れても良いだろう。
逸物の先端に愛液をからませると、尻穴の入口に先端を触れさせた。

「うあぁ、これで私も変態の仲間入りか」
「大丈夫、世の中にはアナルエントリーというものがある」
「それは目的が違うでしょ!!」
 これだけ元気ということは、恐怖も殆んどなくなっているだろう。
「入れるぞ」
 返事を待たずに一気に突き入れた。前の穴とは違う快感が伝わってくる。酷く狭い入口
とは裏腹に奥行きは広い。ツルの場合、体格を見て分かるように前の穴は奥行きはそれ程
深くない。と言うよりも結構浅く、七割程しか入らないのだが、こちらは根元まで埋まる。
動かすと全体が粘膜に擦れ、かなり気持ちが良い。
 快感に任せて激しく腰を動かす。大丈夫かと思ってツルの顔を見てみると、苦しそうに
しながらも確かに喘いでいた。ほんの少しだが、自分から腰も動かしている。
「ね、カメ。気持ち良い?」
「やばい、もう出そうだ」
 唇を重ね、舌を絡ませながら腰の動きを更に激しくする。
「もう、出る」
 言葉と共に、中に放出する。
 尻穴から引き抜くと、そこから白濁した液体が泡の弾けるような音と共に溢れてきた。
上気した顔やとろけた表情、荒い息や全体で息をするように呼吸にあわせて揺れている
汗ばんだ体が合わさり、色っぽいと言うよりもいやらしく見える。
 しかし、それよりも一番似合う言葉は、
「綺麗だな」
「馬鹿、この変態」
 ツルは強い笑みを浮かべ、
「さ、燃やしに行くわよ」
 やばい、すっかり忘れていた。
 さらば我が青春。

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最終更新:2007年08月04日 10:00