アットウィキロゴ
 

ツルとカメ-17

  • 作者 ロボ氏

 日照りは収まってきたもののまだまだ残暑が厳しい今日この頃、皆様はいかがお過ごし
でしょうか。僕達は文化祭の準備の真っ最中、と言いたいところだけれど、他のクラスが
次々と出し物を決めてゆく中で僕のクラスだけが唯一決まっていない状態だ。皆我が強く
個性的なものにしたいらしく、そのせいで教室の中は混沌とした状況になっている。
「カメ、空中に視線を向けていないでちゃんと話し合いに参加しろ」
 教室中の視線が僕に集まるが、それで良い案が浮かんでくる筈もない。目欲しいものは
殆んど他のクラスや部活に奪われているので、思い付くものは平凡なものばかりだ。それ
で皆が満足する筈もなく、結局グダグダになってしまう。
「何でも良いんだ、言ってみろ」
 何か良いアイディアは無いかと廊下を見れば、全裸のマッチョが集団で通り過ぎて行く。
あれは確か男子バスケ部の全裸演劇だっただろうか、産まれたままの姿で役になりきって、
より文化的に作品のイメージを伝えたいと今朝校門前で部長が言っていたのを思い出す。
演目はリア王だったか。まさかシェイクスピアも、全裸のマッチョ達に演じられるとは夢
にも思っていなかっただろう。しかしヴェニスの商人じゃなくて良かった、そんなものを
演じていたら違うタイトルが流れかねない。
「……妙なものは無しだからな?」
 同じく廊下を見ていたアズサ先生が、眉根を寄せて言ってきた。だが僕は変態ではない、
そんなことを注意されるなんて随分とナメられたものだ。しかし、答えを期待されている
のもまた事実、ここは本腰を入れて応えるのが人の筋というものだろう。
「……カメ、被害のないものにしなさいよ?」

 背後からツルの声が聞こえてくるが、心配無用だ。是非ともツルが涙を流して喜び、更
には興奮して全裸で抱きついてくるような素晴らしい答えを出してみせる。いや、ここは
慎み深いツルの性格を考慮して力をセーブし、半裸程度で収めた方が良いだろうか。
「寧ろその方がエロい!!」
「何いきなり馬鹿言ってんのよ!!」
「良いから、早くしろ」
 アズサ先生が急かしてくるので、僕は瞬間的に考える。
 ツルの好きなものと言えば、洋菓子と珈琲だ。それだけだとつまらない、普通の喫茶店
になってしまう。となれば、食べ物以外で他にはない要素が必要になってくる。例えば、
何があるだろうか。メイドは隣のクラスが射的をやっているのでパクリになってしまうし、
獣系のものは何故か虎姉妹が乱入して場を仕切っているD組の独壇場だ。脱衣系のものも
考えたがありふれているので却下として、他には何があるのだろうか。
 視線を見回してみればコイと目が合った。
 天啓がくる。
「巨乳喫茶だ!!」
「何よ、その差別的な発想は?」
「……仕方ない、それで行くか」
「アズサ先生まで何を言ってるんですか!?」
 我ながら良いアイディアだ。これならツルが他の男に視姦されることも無いだろうし、
幸いうちのクラスには乳がでかい女子が多い。男子を見回してみれば感心したように頷く
者が多いし、過半数の賛同は得られている。他は知らん。疲れているのかアズサ先生も特
に注意をしてくることも無いし、何の問題も無い。それに巨乳は文化だ、文字通り文化的な祭を象徴していると言っても
過言ではないだろう。
 さて、半裸になっているかと背後を振り向けばツルの拳が顔面に突き刺さった。

「あのね、最近は自身を持ってきてたの。カメは馬鹿でエロいけど、私を大切にしてくれ
ているし、貧乳でも構わないと思っていたのよ。でもね……」
 ツルは久々に見る邪悪な笑みをこちらを向けて、せせら笑うように顎をしゃくった。
「良いじゃない、楽しみなさいよ。渡米してホルスタインと暮らせば? 乳がでかくて、
更には毎日牛乳飲めるなんて最高じゃない、健康的だし。この乳マニア!!」
 何て言い草だろうか。こちらは真剣に考え、悩みに悩み抜いて思い付いたというのに、
その対応は酷すぎる。しかしその一方で、ツルの言葉が嬉しくもあった。最近は体型を気
にすることも無くなってきたという発言は、僕の愛が実をしっかりと結んでいるという事。
二人きりのときは泣き虫だったのも治ってきているし、これだけで御飯バケツ三杯は余裕
で食べることが出来る。いや、五杯はいけるだろうか。
「お前ら、イチャ付くなら外でしろ」
 これはつまり、アズサ先生直々に許可が出たということだろう。
「さぁツル、保健室に行こう」
「行かないわよ馬鹿!!」
 照れているのか、可愛い娘だ。
 照れ隠しの拳がみぞおちに打ち込まれると同時に、HR終了のチャイムが鳴った。
 休み時間、いつもの如く皆が集まってくる。残念ながら一真は他のクラスメイトと一緒
に衣装の材料の買い出しに出掛けていて、個人的に少し居心地が悪くなっている。エロい
奴が他に居ない状態というのは、この企画にとって命取りだ。
「言うに事欠いて、そのボインカフェって何なのよ」
 予想通り、開口一番でコイに睨まれた。
「間違えるな、ボインカフェじゃなくて巨乳喫茶だ。つまりは、店員は皆巨乳という……」
「嫌味?」
 ツルが半目でこちらを見つめてくる。
「それって、男の人もデスか?」
 それは普通に無理だろう。

「アタシは行けると思うけど、他の男子はちょっと」
 水樹が苦笑を浮かべてスカートの端を摘んだ。
 巨乳になった水樹を想像してみる。悪くない、と言うか個人的にはツルの次くらいには
可愛いと思っているので、例え男であろうともそこらの女子よりずっと良い。幼馴染みと
しての贔屓目もあるのだろうけれど、巨乳姿で言うならば下手をするとセンスやコイより
破壊力があるように思えた。因みにツルの巨乳姿は過去に一度だけ見たことがあるけれど、
個人的には今の姿の方が可愛く思える。やはり幼児体型であってこそのツルだ。
 その気持ちを込めて笑みを浮かべツルを見ると、気味悪そうに一歩引かれた。
「で、何の差別意識で巨乳喫茶なのよ?」
 案外しつこい、何か思うところでもあるのだろうか。だが何故かと言われても、コイを
見たときに最初に思い浮かんだのが巨乳という単語なのだから仕方がない。文句ならば、
そのはしたない大きさの自分の乳にでも言って貰いたいものだ。折檻をするというのなら、
微力ながら僕も手伝いたいと思う。
 それは兎も角、
「巨乳喫茶なら、ツルは裏方になるな。正直、表に出ると広告に嘘発見で生徒会に捕まる」
「悪かったわね、乳がなくて」
「話は最後まで聞きなさい。だからツルは、僕と一緒に愛の共同作業だ。愛の共同作業だ!!」
「何で二回も言うのよ」
 コイが疲れた目で言ってくるが、惨めなものだ。羨ましいのだろう、それだけ僕とツル
の間にある愛は強く固く深いものだということだ。それに対して、ツルは珍しく顔を赤く
染めてそっぽを向いている。だが嬉しそうなのは、何となく雰囲気で分かった。
「仕方ないわね。か、勘違いしないでよね!! カメと一緒に仕事をするのが嬉しいんじゃ
なくて、ただ知らない奴らに媚を売るのが嫌なだけなんだから!! 分かった!?」

 おぉ、×17にして初めて露骨にツンデレスレっぽい言葉を聞いた。
「め、メタな話は駄目デスよ」
 しかしツンデレガールは将来大丈夫なんだろうか。基本的に何かとどもってしまうし、
意思疎通が苦手なようだ。社会性もあまり高いと言えないだろうし、苦労するに違いない。
ツルは別だが、何となくそう思った。
「よそから怒られる発言は止めようよ」
 構わない。
「大体、何でそんな妙なこと言い出すのよ?」
「作者が年末年始に連続デスマーチ決定だから、精神的に疲れているらしい。その影響だ」
 これ以上は止めよう、いつもの『ツルとカメ』ではなくなってしまう。
 数秒。
 皆はいつもの雰囲気に戻ると、真面目に文化祭のことを話し始めた。自分で考えたこと
ながらふざけた企画名なのに、内容は思ったよりもまともになってきている。まあ店員が
全員乳がでかいという以外は至って普通の喫茶店になるので、それも当然かもしれない。
僕の意見が出るまではグダグダだったのにこんなに協力しているなんて、うちのクラスは
本当にひねくれ者が揃っていると思う。
 僕も内装や制服を考えていると、ミチルが興味深そうに頭を出してきた。
『お主ら、何をしとるんじゃ?』
「ん? ミチルは知らないのか?」
『去年までは興味無かったからのう、基本的に池の中に居たしの』
 知らないらしいミチルに、簡単に説明をする。
 毎年九月の半ば、織濱第二高校では文化祭『二織祭』がある。それ事態は普通の文化祭
だが、生徒数が異常に多いことと期間が五日間と長いことでそれなりに有名らしい。子供
の頃から地元に居たので特別なイメージは無いのだが、これを目当てに隣の市から来る人
も居るらしい。高校に入ってから知ったことだが市自体とも何かの提携をしているそうだ。
そんな訳で、文化祭の範囲には収まらないようなものになっているらしい。
 そこまで言ったところでミチルを見てみれば、つまらなそうに首を甲羅の中に引っ込め
眠っていた。自分から訊いてきたというのに、随分と失礼な亀だ。しかしどうも怒る気に
なれないのはミチルの性格故だろうか、僕は吐息をすると再びノートに向かい巨乳喫茶の
内装を考え始めた。きっと成功させようと、そう思う。
 あれから三日、何故かクラス代表に決まって忙しくしている内にそれだけ経った。今も
折角の休日だというのに学校に来てデスマーチ中だ、ツルと一緒に居れる分には構わない
けれどそれなりに辛いものがある。特に夜中トイレに出掛けたときに、その帰り道の暗い
廊下で男子バスケ部に会ったときなどは泣きそうになった。
 他にも様々なことがあり色々な意味で刺激的な生活だが、ポケットの中に居るミチルは
人気の無い場所でないと会話も出来ないので不満を漏らしていた。先程、やっとのことで
なだめすかして静かになってもらったものの、今度は呟くような声で、
『暇じゃのう』
 を連発している。亀というものは気が長いものだと思っていたけれど、違うらしい。
「すまん、後で相手をするから」
『良い、カメにも仕事が有るのじゃろ? なら仕方ないわい。だからと言っては難じゃが、
少し厠に連れて行ってくれんかの?』
「女子トイレに入ったら捕まるぞ?」
『男ので構わん』
「せ、性犯罪亀!! お前がそんなだとは思わなかった」
 物凄い説教を食らった。
「で、何するんだ? 個室だから他人には見られる心配が無いのは分かるけど、水遊びを
ここでするのは良くないと思うぞ。下手をすると流されるし、僕も個人的にトイレの水に
入ったのをポケットに入れたくない」
『大丈夫じゃ、少しばかり人の姿になるだけだからの。いざ、トータス! ロータス! 
ブルータス、お前もか!!』
 ポケットから出て便座に着地し、ミチルは珍妙な言葉を
叫び始めた。以前には無かったような気もするけれど、突っ込んではいけないのだろう。
只のノリだという可能性も捨てきれないが、それは変身の呪文か何かだったらしく、次の
瞬間にはミチルの体が白い光に包まれる。それはすぐに人間程の大きさになり、以前の姿
が脳裏によぎった。大きさ的に、今回はいきなり美女モードらしい。

 ん、人間の姿?
 思わず叫びそうになったが、必死で声を堪えた。思い出すのは前回ミチルが変身をした
ときのことだ。そのときは全裸で、今回もそうである可能性が高い。何しろ亀に限らない
が動物の基本的な格好は全裸。これで誰かが駆け付けようものなら、この学校のことだ。
妙な噂が一瞬で広まり、やましい部分が無い潔白の身であっても結果的にツルに半殺しに
されかねない。実際、センスと素股をしたときなどは死を覚悟した。
 果たして光が晴れ、ミチルの姿が現れる。
「こんなもんかの」
 制服姿だった。似合っていることは似合っているが、どう見ても高校生には見えない。
全身から溢れ出る色気のせいで、どちらかと言えば特殊な性癖を持った良い年をした大人
が無理を押してでも着ているといった、そんな雰囲気がある。しかも油断は出来ない、何
しろ相手は亀だ。制服を着ておいて、他には何も着ていないという可能性もある。
「すまん」
 事前に謝れば大丈夫だろう、僕は乳を揉み続いてしゃがみ込んだ。便座の上に仁王立ち
をしているのでスカートの中も良く見える。調査した結果、ノーブラだがパンツを穿いて
いたのが分かった。これなら表に出ても大丈夫だろう。
「そろそろ行っても良いかの?」
「あまり派手にやらかすなよ」
 不思議そうに小首を傾げながら問うてくるミチルに答えると、嬉しそうにトイレを出て
いった。数秒後に外から男子や女子の叫び声のようなものが聞こえてきたが、これは多分
ミチルとは関係ないものだろう。きっとそうだ、そう思いたい。

 僕もトイレから出ると、知っている顔があった。
「センス?」
 の筈だ。だが身に着けているのはいつもの女子制服ではなく、巨乳喫茶の制服だ。もう
完成しているとは思わない、恐らく仮縫いの状態なのだろう。気を使っているのかどこか
動き辛そうにしていて、歩く姿も少し不自然だ。あまり刺激すると衣装が崩れてしまうと
思うので、背後から観察する。残念なことに後姿なので巨乳喫茶の味である乳は見えない
が、ゆったりとした服の上からでも尚分かる尻も中々の眺めだ。一歩動く度に左右に動く
豊かな肉は、健康的な発育の良さを視覚で伝えてくれる。
 暫く眺めていると、糸屑が付いているのに気が付いた。まだ完成していない状態といえ、
これでは良くないだろう。折角の可愛い衣装も台無しというものだ。
「センス、ちょっと待て」
「何デスか?」
「ゴミが付いてる、ちょっとじっとしてろ」
 腰の辺りにある糸屑を取ろうと軽く引くと、何かが切れたような音がした。
「え、え? 何デスか今の音!?」
 答えは、制服が教えてくれた。
 驚いてこちらを振り向けば、その激しい勢いに押されてバラけた布地が軽い音をたてて
床へと落ちる。遥か昔からのお約束的に、下着姿になったセンスの体が現れた。何故かは
分からないがブラも着けておらず、個人的にチャームポイントだと思っている陥没乳首も
まる見えの状態だ。頭に着けているオプションの犬耳と合わさり、それは正に雌狗だ。
「ひ、ひあぁァッ!!」
 なんて馬鹿なことを考えている暇など無かった。脇腹に空手有段者の拳を受けつつ乳が
揺れているのをいつまでも見ていたいと思っていたが、流石に廊下でこんな有害な格好を
させたままにしておくのは不味い。いくらここが変態学校であろうと、守るべきルールは
存在する。許可も取っていないのに半裸は危険すぎる。僕は慌てて布を掻き集めて、顔を
赤く染めたセンスを連れてトイレに駆け込んだ。個室に入り鍵をかけ、漸く吐息する。

「すまん、今代わりの服を」
 持ってこれない。
 離れようとしたが、袖をセンスにがっしりと掴まれていた。どういうことだと顔を覗き
込むと、頬は赤いままだが笑みが浮かんでいる。吐く息は酒臭く、酔っているらしい。
 センスはそのまま僕の胸に頬を寄せてきて、匂いをかぐように鼻を軽く鳴らしている。
こうして見ていると本当に犬のようだ。更に恐ろしいところはやけに似合っていて、普段
の様子からは想像も付かないような光景なのに何の違和感も無いところだ。センスは笑み
をとろけたものに変えると股間に手指を伸ばし、ジッパーを下げてくる。二人きりでエロ
モードに入るのはコイだけだと思っていたが、とんだ誤算だった。
 僕のものを下着から取り出すと、センスは嬉しそうに笑い声を出した。
「カメさんの亀さんデスよ~」
 こいつ、あまりの下らなさに作者も使いたがらなかったものを。
「畜生、誰だ酒を持ち込んだのは!?」
「コイさんデスよ」
 あのエロ巨乳め、今度会ったら揉みしだいてやる。
「とにかく、落ち着いて……」
「いただきマス」
 これ以上は流石に不味い。ここは学校で、しかも他の泊まり込みの生徒も少なくない。
見付かったら只では済まないだろうし、見付からなくても個人的に駄目だと思う。だが僕
の意思とは反比例するように、舌による刺激を受けた股間の竿は、どんどん元気になって
きている。音をたてて凄い勢いで吸われ、思わず声が漏れそうになったが、廊下から響く
物音に気が付いて口を塞ぐ。
 数秒。
 声が遠ざかり、安堵したのも一瞬のこと。今度は胸で挟んできたセンスを見下ろすと、
僕の先端に楽しそうに唾液を垂らしている。それを潤滑油にして扱き始めると、僕は再び
声を漏らしそうになった。竿を挟む豊かな双岳による刺激と先端を挟む唇と舌の感触に、
腰が抜けそうになる。もう半分そんな状態だというのに、僕が出さないのが不満らしく、
動きはますます勢いを増している。

「センス、そろそろ」
「あ、分かりマシた。気が付かなくて済みまセン」
 漸く分かってくれたか。
 直後、床に押し倒されていた。
「えへへ、カメさん大好きデスよ~」
 そう良いながら股間の布地を僅かにずらし、センスが腰を下ろしてくる。ぬめる感触と
僅かな抵抗感の後にあっけなく呑み込まれ、きつい圧迫感が全体を包み込んだ。センスが
腰を動かし始めると容赦なくひだが僕のカリを責めたててきて、今まで我慢していた声が
ついに漏れてきてしまった。愛液はあまり多くなく滑りにくいけれども、それがかえって
ざらつく構造を助けるような状態になっている。強い摩擦があるが、体全体を揺すること
で抜き差しをしているせいで大した問題にはなっていない。寧ろそれによって横の動きが
加わり、通常のものよりも与えられる快楽が強くなっている。蜜の量の少なさ故か、低く
響く粘着質に肉を擦る音が、やけに大きく聞こえてくる。
「どう、デスか?」
 息が詰まり、答えられない。
 不満そうに低く唸り、センスは腰を下ろしてきた。えぐるように腰を左右に捻り、
「どう、デスか?」
 再度、尋ねてきた。
「気持ち、良い」
 今度は一転嬉しそうに鳴き、再び腰を激しく動かしてくる。
 限界が、来た。
 引き抜こうとしたが深く腰を落とされているせいで逃げることも出来ず、達している窒
の容赦なく絞ってくる動きに負けて、奥に放出してしまう。十秒以上をかけて全てを絞り
出され、僕はそこでやっとセンスの膣内から解放された。
「えへへ、カメさん気持ち良かったデ……」
 言い切る前にセンスは顔を青くし、便器に突っ伏した。
「気持ち悪いデス」
 あれだけ激しく動けば当然かもしれない、酔いが全身に回ったらしくセンスは胃の中の
ものを全て吐き出そうと嘔吐を始めた。僕としては不本意ながら慣れたもので、震える背
を撫でつつ股間から垂れてくる液を拭う。吐く女性に対して手慣れるのは、人としてどう
なのだろうかと少し悲しくなってくる。ここはそんなスレではないというのに。
「畜生、三人目だよ」
 何故か視界が滲んで見えた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年08月04日 11:22