アットウィキロゴ
 

ツルとカメ-26

  • 作者 ロボ氏

「それでは、ごゆっくりどうぞ」
「ありがとうございます」
 女中さんの尻ラインを拝めなかったのは残念だが、その悔しさを一欠片も出すことなく
僕は笑みを浮かべて礼をした。どんな修行を積んでいるのか水樹の家の人達は皆ガードが
鉄壁の如く頑丈で、一度も背後から眺めたことはない。幼い頃から遊びに来ているので、
かれこれ十数年間見逃していることになる。いつかは見たいと思っているのだが、実際に
見るにはもう数年かかりそうだ。まだまだ僕は未熟らしい。
「で、何がどうなった?」
 水樹が煎れてくれた茶を飲みながら尋ねると、顔を赤くして俯いた。
 今日水樹の家に来たのは他でもない、目の前で黙り込んでいるこいつに呼ばれたからだ。
どうにもお人好しが過ぎるらしい僕は、泣きそうな声でエマージェンシーコールを数分に
一度の割合でかけてきた親友を見捨てることが出来なかった。基本的には僕がフォローを
してもらうことが多いので、こんなときくらいは助けるのが筋だと思う。
 しかし何だろうか、見る限りでは何の問題もない。違う部分といったら着物を着ている
くらいだが、水樹の場合は家業の手伝いをする為に、外出する予定のない日はこの格好が
デフォルトなので違うだろう。外見は普段の水樹、女物の衣装が反則的に似合う男の子だ。
「カメ、アンドロギュヌスってどう思う?」
 いきなりの言葉に蒸せてしまった、突然何を言い出すのだろうか。こいつは身内の中で
誰よりも常識人だと思っていたが、とうとう壊れてしまったらしい。無理もない、周囲は
変人奇人の山だし毒されても仕方がないと思う。ただ問題があるとすれば、信頼していた
幼馴染みが無様に狂っていくのを見ていられないということだけだ。
 しかし今までエロには殆んど口を出さなかったのに、フタナリから責めるなんて随分と
コアな世界に足を突っ込んだものだ。例えるなら胴着を勝って貰った幼稚園児がいきなり
ルール無用の暗黒バトルに参加するようなものだ、無事に脱出することは不可能だろう。

「せめて最後は、安らかに」
「何を勝手に完結させてんのさ」
 いかん、流石に失礼だったか。
「で、フタナリが何だって?」
「あのさ、好きか嫌いかで言ったら?」
 再び俯き、袖口をいじり始めた。何が何だか分からないが、どうやら水樹は僕の見解を
聞きたいようだった。探究心は強いようで何度も視線を送ってくる。しかし訊かれても、
どう答えて良いのか分からない。基本的に僕はノーマルなので、それに興味が沸いたこと
は何度かあったのだが毎回敬遠していたのだ。
 だが単純な好きか嫌いかの二択で言うならば、
「好き、かな?」
 正確に言えば、嫌いではない、だ。
 それに安堵の表情を浮かべると、水樹は立ち上がった。そしておもむろに、下半身部分
の着物を捲り上げる。相変わらず綺麗な脚のラインだが、突然の奇行にまたもや茶を吹き
出してしまった。先程のフタナリ嗜好は許容出来ても、これは無理だ。
「早く降ろせ!!」
「違うんだよ!!」
 何が違うんだ、この痴漢め。
 こんなに股間を、
「膨らんで、ない?」
 目を擦ってもう一度確認するが、何故か膨らみが無い。いや、あるにはある。女パンツ
の中に若干の膨らみは見えるのだが、それは細く大きさも魚肉ソーセージの半分程だ。
 おかしい。
 慌ててパンツを擦り降ろすと、見慣れたものがあった。男なら袋が当然付いている位置、
そこには袋は無くて代わりに谷間が存在している。一真以外の身内に漏れなく存在する、
ピンク色の不思議な入り口が。これではまるで、フタナリだ。
「お前、袋はどうした?」
「分かんない、何か朝起きたらこうなってて」
 目尻に涙を浮かべ、息をすすりながら答える。
 僕は、今朝のミチルの言葉を思い出した。
『カメよ、マズった』
『どうした? 餌を溢したか?』
『いや、妙な風邪を引いてしまってな。妙な感じで力が暴走して、町内に妙なことが妙な
具合いで妙に連発しているかもしれん。だから先に謝っておく』
 成程、妙を連続で言うだけあって確かに妙なことになっている。
 しかし、これをどうするか。

「安心しろ、泣くな、男だろ?」
「そうなのかな?」
 判断が難しいところだが、実は完全に女になったのではないかと思う。外見といい股間
の秘密クレヴァスといい、ちんこが付いていても男だとは言えないだろう。もしかしたら
染色体もXXになっているかもしれない、そうなれば男だと証明出来るのは戸籍ぐらいだ。
言えば本格的に泣き出すかもしれないので、これは黙っておいた方が良いだろう。傷口に
塩を塗り込むような趣味は、僕には無い。
「でもさ、もしツルにちんこが生えたら女の子だって言える?」
「うん、仮にちんこが生えてまんこが消えても女の子だろ」
「そりゃ幾ら何でも無茶ってもんだよ!?」
 そうだろうか。
 しかし本当に本物みたいだ、いやミチルの謎パワーで作られたものだから本物なのか。
以前にツルが巨乳になったときも本物だったし、何のおまけか母乳まで出たくらいだ。
 そんなことを考えながら普段ツルにするように刺激を与えていると、指先に熱い液体が
絡み付いてきた。誰のものをベースにしているのか感度がやたらと高いらしく、まだ中に
指を入れてもいないのに手首を濡らす程になっている。膝は震え、僕の頭を掴んでやっと
立っている状態だ。指の動きに合わせて水樹の口からは吐息が漏れ、少し強めに撫でると
体をくの字に折って頭を痛い程に掻きむしってきた。
「ちょっと、カメ、人が、来ちゃ」
「あ、すまん」
 いかん、うっかり忘れていたけれと今僕達が居るのは水樹の家だった。例え秘裂が存在
するとしても、目撃をされて変に誤解をされてしまったら完全にアウトだ。僕はこれから
一生同性愛者の烙印を背負っていくことになるだろう、それは人として良くない。アウト
なんて生易しいものではなく、完全に精神崩壊まっしぐらとなってしまう。

「でも、少し興味あるかも」
「待て落ち着け水樹深呼吸だ!!」
 水樹は僕に唇を重ねると、深く吸ってきた。
「今はあたし、女の子だから」
 ね?、と言って僕の手を股間に導いてくる。ミチルの変態パワーは、体だけでなく脳も
バグらせてしまったらしい。おまけに何だろうか、この心の奥から沸き上がってくる熱は。
理性では危険だと分かっているのに、妙な衝動が手指を動かしてしまう。必死に袖を噛み
耐えている姿も色っぽく、着崩れした胸元が視覚的に心を刺激する。
 いつしかの酒よりも甘く脳髄をとろかして、普段の性別が思考から消えてゆく。
「すまん」
 一言断りを入れて僕は水樹の襟を広げ、覗いた乳首に吸い付いた。筋肉の着きにくい体
は細く、胸板は薄い。まるでツルのようだと思いながら舌で転がし、押し潰す。唇で弱く
挟んでこねれば、我慢出来なくなったのか高い声が漏れてきた。
 下の口に指先を這わせ、沈めてゆくと、背をのけぞらせて涙を溢した。膣内が勢い良く
締まり、吹き出した潮がシャツの肘の辺りまで濡らしてゆく。こんなに派手に反応をする
のはツルでも滅多にないことだ、体が余程敏感になっているのだろう。
 指を一旦引き抜くと、脱力した体は支えを失って床に崩れ落ちる。余韻があるのか舌を
だらしなく出し、体を上下に揺らしながら仰向けで寝ている。割れ目の上にある竿が少し
違和感を感じさせるが、それも含めていやらしく見えた。
 僕は濡れて既に意味を殆んど成さなくなっている下着を引き抜くと、少し考えた。ツル
が相手なら次は舌で責めるのだが、水樹にそれをすると顔に棒が触れてしまう。元より竿
をくわえるつもりも無いし、出来れば穏便に行きたいところだ。
「カメ?」
 僕は唇を胸に這わせると、手で竿を扱き始める。反対の手は前と後ろの穴を同時に責め、
ほぐしてゆく。指が簡単に二本入ったということは、処女ではないのだろう。以前後ろの
穴の初めてを奪ってしまったが、前の穴の初めてはそれに連動しているのかもしれない。
寧ろそちらの方が良いだろう、痛みは少ない方がお互いの為になる。
「カメ、早く、来て? お股が、熱くて」

 言われるままに僕のものを割れ目に当てがい、腰を進める。熱く僕のものに絡み付いて
精液を絞り取ろうとする内部は、まさに名器だ。それだけでも半端じゃない快楽を与えて
くるのに、水樹は僕の腰に脚を絡めると激しく腰を使い始めた。正常位で良かったと思う、
これがもし騎乗位だったらどうなっていただろうか。
「ちょ、激し、すぎ」
「でも、でも」
 でも何だ、こんなに動かしてきた人は過去の中でもエニシ先生くらいのものだ。もはや
音でバレることを気にしていないのか、声を我慢せずに喘いでいる。ぬめる粘膜が擦れる
度に水音が部屋の中に響き、声と共に淫らな音楽を奏でていた。
 やられっぱなしでは性に合わないので、僕は水樹の竿を強く握る。
「や、何を」
 それを扱くと、水樹の声が一層大きなものになった。動かすのが困難になる程に締まり
が強くなり、腰が抜けそうになる程の快楽を与えてきた。
「や、やだ、やだやだ」
 涙に濡れた顔を覆い隠すように手を当て、しかし腰は逆に動きを激しいものへと変えて
ゆく。抜くどころか引くことすら出来ない程に脚で僕の腰を捕え、腰の捻りで奥をこじり
まとわりついてきた。もう我慢が利かなくなる。
「出して、お願い」
 奥に放出すると、漸く脚の力が緩んだ。
 僕はそれを引き抜き、
「あの」
 不意の声に目を向けると、障子の向こうに人影が見える。襖が躊躇いがちに開き、
「あの、さっき届いたお菓子があったのですが……お邪魔でしたね?」
 その言葉に、一瞬意識が飛んだ。
「いや、邪魔じゃないです!!」
「もっと見ろ、ってことですか?……ははは、ご冗談を。嫌あぁァッ!!」
 顔を恐怖で引き攣らせ、女中さんが光速で背を向け駆け出してゆく。
 初めて女中さんの尻を眺めることが出来たのに、嬉しさは全く沸いてこなかった。



 コイは残り僅かとなった水割りを一気に煽ると、勢い良くテーブルに叩き付けた。硝子
で出来たグラスは鈍い音をたてて揺れながら、蛍光灯の光を不思議に反射している。
 今日はカメが久し振りに水樹の家に泊まると言ってきたので、私もセンスの家に泊まる
ことにしたのだ。最初は家に居る予定だったけれど、カメが居ない独りの夜は何だか嫌な
感じだった。私はたまにコイやセンスの家に泊まりに来るけれど、私と付き合ってからは
カメはよその家に泊まろうとしない。何かあったときの為に、と言ってくれた。私も同じ
心構えで家に居ようと思ったけれど、どうにも居心地が悪く来てしまったのだ。やっぱり
カメは凄いな、とか甘えてばっかりだ、とか今まで悪いことをしてたな、って思う。
「こら、何を暗い顔をしてんのよ?」
 半目になりながら、コイがブランデーを注いでくる。いけない、どうやら顔に出ていた
ようだ。せっかく泊まりに来てるのに、何だか悪いことをした気分。
「あの腐れちんこのこと?」
「今度は何があったんデスか?」
 今度は、って言われても仕方がないかもしれない。カメは基本的には良い人だと思うし、
優しいし、勉強も運動も結構出来るし、背もかなり高いし顔も悪くはないと思う。完璧と
いかないまでも、周囲の男子に比べたら立派なものだ。私自慢の彼氏だし、そんなカメを
大切に思っている。カメ自身もこんなひねくれ者でチビで幼児体型のあたしを大切にして
くれているし、ここまでなら完璧だと思う。
 ただ、この世に完璧な存在など居ない。カメの良いところを打ち消す、大きな問題は、
「変態なのよね」
 吐息をしてブランデーを煽る、喉を焼く刺激が心地良い。

 カメは変態だけど、スケベ、とは微妙に違うのだ。何故かは分からないけれど、真剣な
表情で普通にセクハラをする。一度暇な時間に理由を訊いてみたけれど、理論展開が全く
理解出来なかった。悪意が無いのは分かったけれど、それだけだったのだ。変態的な部分
はそれだけではない、グッズ作りも趣味の一つとなっている。部屋をこまめにガサ入れし
毎回捨てているものの、部屋に入る度に大量の私グッズが置いてある。1/1サイズの私の
フィギュアが置いてあったときなんか混乱して、自分の人形にバックドロップを仕掛ける
という間抜けな行動をとってしまった程だ。エロ本やエロビデオを買わなくなったのは、
嬉しい。しかし情熱が全て私に向けられると、何かが間違っていると思えてしまう。
「それさえ無ければね」
「良い人なんデスよね」
「そうね」
 カメの前では酷いことばかり言うけれど、何だかんだ言ってコイも認めているらしい。
私も照れや恥ずかしさのせいで本人の前ではつい罵倒したり殴ってしまったりするので、
あまり人のことは言えないけれど。そんなとき、素直にカメの良いところを言えるセンス
が少し羨ましくなる。あまり仲良くされるのは困るけど。
 羨ましいのは性格だけじゃなく、
「少し頂戴よ」
 言って、センスの乳を掴む。私には無い膨らみは容易く指を飲み込んで、掌に収まらず
溢れた肉が豊かさを示していた。何を食べたらこんなに大きくなるのだろうか。
「このくらいあったら、カメも喜ぶのに」
 ミチルに巨乳にして貰ったときの、カメの喜び具合いは異常だった。普段は殆んど何も
してあげられないから、せめて乳だけでも大きくなりたいと思う。
「や、やめまショウよ。新しいDVD借りて来てるので、それ見まショウ。ほら前にツル
さんが見たいって言ってた『暗黒刑事ヘドロの魔法幼女大作戦』デスよ?」
 いけない、つい揉んだままだったみたい。
「ツル、何だかカメに似てきたわね」
 そうだったら、何か嫌だ。好きな人と似るのは嬉しいけれど、変態部分は勘弁だ。

 思考を切り替えるようにリモコンを手探りで探し、掴むと妙な声が聞こえてきた。目を
向けるとそれはセンスのスカートの中だった、どうやら手で動かしている内に変な部分に
当たってしまったらしい。さっき乳を揉んだことといい、エロいことの連続だ。
「ツル、何やってんの?」
 言いながらコイがテレビをつけた、手にはリモコンが握ってある。
「テレビをね」
 何かがおかしい。
 リモコンはコイの手の中にある、ならば私が握っているものは何だろうか。引き抜こう
としても引き抜けず、手を動かす度にセンスはおかしな声を出す。そういえばリモコンと
比べると若干細く、しかも体温と同じくらいの熱があった。
 まさか、
「ちんこ?」
 嘘でしょ!?
「ひ、ひあぁァッ!! なんデスかコレ!?」
 センス自身も身に覚えが無いらしく、スカートを捲った先の光景に驚いている。目尻に
涙を浮かべて見つめてくるけれど、私に訊かれても分からない。私だって突然の事態に、
頭が混乱しきっているのだ。センスには悪いけれど、フォローする余裕なんて無い。カメ
ならば何か言えるかもしれないけれど、私には不可能だった。
「違いマス夢デスよこれは夢デスよ」
 現実を認めたくないのか、センスはグラスを一気に煽った。
 数秒。
 黙って俯いてしまったセンスが心配になり、顔を覗き込もうとすると、突然面を上げた。
浮かんでいるのは笑顔だが、それは普段の明るいものではなく色っぽいものだ。無意味に
陽気な笑い声を出すと、その視線をコイに向けて立ち上がった。
「コイさん、良い体デスね?」
 嫌な、予感がした。
 センスはふらふらとコイに歩み寄ると、何の躊躇いもなく唇を重ねた。こちらに聞こえ
てくる程に激しく音をたてて吸い、情熱的に舌を絡ませる。コイは苦しそうな表情をして
いるけれど、そんなことは全く気にしていない様子で胸に手を伸ばした。

「センス、アンタね」
 唇を離して文句を言おうとしたコイだけれど、眉根を寄せて喋るのを止めた。センスが
指先で背中を撫で、胸に円を書くようになぞっている。今まで見たこともないエロい光景
に、つい見入ってしまった。動こうとしても、何故か体が動かない。それどころか、この
二人から目を離すことが出来なかった。
 行為はエスカレートしてコイの服は半脱ぎにされ、もはや意味を成していない。今では
ただ布を体にまとわらせているだけの状態だった。センスは露出した胸に吸い付き、両手
で胸と股間をまさぐっている。コイはされるがままの状態になっていて、喘ぎ声を出して
下着をしどしどに濡らしていた。いけない、見ていると何だか股が熱くなってくる。
「イきマスよ、コイさん?」
 センスはコイの下着を降ろし自分のスカートを捲ると、固くなったそれを割れ目にぶち
込んだ。よほど快感が強かったのか、コイはブリッヂ体制になって絶叫する。
 電子音。
『おい、もしかして誰かフタナリになってるか?』
 鋭い。
 普段ならば毎回の頭がおかしい質問だと思うだけで終わるけれど、今回は事実に見事に
当てはまっていた。これは、本当のことを言うべきだろうか。
「何を頭がおかしいこと言ってんのよ、この変態!!」
 うぁ、つい普段の癖で言っちゃった。
『それと、何だか後ろからセンスとコイの黄色い声が』
「普段からエロいことばっかり考えてるから幻聴が聞こえんのよ馬鹿もう切るね」
 一息で言い終えると、通話ボタンを押した。ついでに電源を切って、溜息を吐く。これ
以上話をややこしくしたくないし、何よりカメを巻き込みたくなかった。
 コイ達に目を向けると、二人でぐったりとしていた。センスはスピードタイプらしく、
一回目はもう終わったようだった。それにしても、重なりあって潰れている二人分の巨乳
というのは目に毒だ。見ていると何だか苛々してくる。
「次は」
 センスが起き上がって、こちらを見つめてきた。背筋に寒感が走り、この場所に居ては
いけないと本能が告げている。慌てて逃げようとしても、股間が熱く、しかも腰が抜けて
いて上手く立ち上がることが出来ない。でも、逃げないと。
 這って進もうとしたけれど、
「逃がしまセンよ?」
「一人で逃げないでよ」
 二人に足首を掴まれた。

 それからの行動は早いもので、先程までぐったりとしていたのが嘘のように手早く服を
脱がされてしまった。両手両足を押さえ付けられ、動けなくなる。
「ふふ、一緒に堕ちようよツル」
 嫌だ!!
「あは、ツルさんのおっぱい可愛いです」
「や、胸は駄目」
 舌を這わされ、指先でいじられて、我慢出来ずに声が漏れてしまった。荒い呼吸を吸う
ようにコイが唇に吸い付き、舌を絡めてくる。全身を隅々まで見られ、愛撫されていると
いうのに、恥ずかしさではなく快感が込み上げてきた。体に、力が入らない。
「入れマスよ」
 もう、どうでも良い。
 頷くと下着を剥かれ、熱くて固いものが当てられた。それは一気に奥まで入り、子宮の
入口まで突いてきた。カメ程ではないけど大きなそれは中を圧迫し、少し苦しくなった。
しかし隙間なく詰め込まれたそれが動く度に、中を引きずり出されるような程に擦られ、
苦しみはすぐに消えてゆく。熱いそれで中を掻き混ぜられる度に、思考が溶けてゆく。
「ツルさんの、小さくて、キツくて、ぬるぬるしてて、気持ち良いデス」
 いきなり動きが激しい。中を擦り切らそうとでもするようにセンスの腰は高速で動いて、
奥を少し乱暴に突いてくる。コイは自分の割れ目をいじりながら、舌で私の体を舐めあげ
てきた。ぬるぬるとした舌と、肌に触れる大きな胸の柔らかな感触が気持ち良い。
「ひぁ、駄目駄目、もうイく」
「あは、あたしも限界」
「ひぅ、出マス!!」
 大量の汁を出されると同時に、イってしまった。
 直後。
 突然玄関のドアが開く音がして、続いて廊下を走る音が聞こえてくる。
「大丈夫かツル!!」
 いきなりドアを開き、カメが出てきた。
「……良かった、相手が野郎じゃなくてセンスで……」
 カメは少し黙り、
「って良くねぇェ――!!」
 絶叫した。
 うるさいけれど、こんなに私を心配をしてくれたカメが嬉しかった。
 カメ、大好きよ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年08月04日 12:04