ツルとカメ-34
衝撃。
いつも通りに真面目に考えごとをしていて、結果的にセンスやコイの乳を鷲掴みにした
ところまでは良かった。そこまでは普段と変わらず、ツルが椅子で殴打してくるのも今や
日常のことと化しているので問題は無い。クラスメイトも音に驚いたのか一瞬だけこちら
を向いたものの、すぐに談笑を再開し始める。いつも通りのこと、違いといったら今日が
出校日であることくらいだ。だが、何だか様子がおかしい。
「カメ、鼻血出てるよ!! うわ、これ、ちょっと!!」
あぁ、そうかと納得する。どこか違和感があると思ったら、鼻血のせいだったらしい。
ハンカチを取り出して当ててみると、それはものの見事に赤く染まった。青ざめるセンス
の顔を見ると、かなりの勢いで出てることが分かる。コイも珍しく心配そうに眉を潜めて
いるし、ツルはハンカチを取り出そうとしているもののテンパっているらしく、ハンカチ
が中々出てこないポケットを何故か拳で連打していた。
「心配なし、このくらい保健室に行かなくても」
ミチルに治して貰おうと思ったが、最近始めたバイトで疲れているのか机に突っ伏して
眠っていた。亀だということが関係しているのか元からよく眠るタイプだったが、最近は
睡眠係数がやたらと高い。今朝だって幾ら起こしても起きなかったので、運良く亀状態の
こいつをポケットに入れてきたのだ。人間状態だったなら、確実アウトだった。
それにしても困った。口の中は血の味で一杯だし、もうハンカチが出ているというのに
ツルはテンパったままポケット連打を続けているし、水樹は相変わらず外見がクラス一番
だし、ミチルの乳が机に押し付けられて歪み柔らかさ満点の素敵風景になっているし、
「ここは、やっぱり揉むか!?」
「いや、黙って保健室に行けよ」
半目をして忠告してくる一真の意見に従い、ツルの尻を撫でてから教室を出た。
「あら、いらっしゃい。凄い鼻血ね、どれだけエロいものを見たのかしら?」
のっけから思考がエロに向くなんて素晴らしい、しかもこれで保健教員が出来ているの
だから世の中捨てたものじゃない。人は戦争とエロによって発展してきたが、戦争は良く
ないことだ。だからエロに特化すれば人は更に発展する。それを地で行くエニシ先生は、
つまり最先端の未来型人間なのだろう。
そんな部分が最初は少し苦手だったのだが、これまでアズサ先生を交えての3Pを何度
か行ったことにより平気になってきた。人間の順応性というものは凄いのもだと実感する。
そして今は、
「ほら、こんな風に!!」
エニシ先生の乳を鷲掴むことも可能なのだ。
「あら、わざわざ揉みに来たの? 嬉しいわね」
「あ、間違えました。鼻血が止まらなくて。エロいことじゃないですよ? ほら、股間を
見れば分かると思いますけど、ちんこ立ってないですよね?」
「あら本当、今手当てするわね」
鼻に栓をしてガーゼを張り、そこでエニシ先生はしゃがみ込んだ。楽しそうにジッパー
を降ろしながら、こちらを上目遣いで見上げてきて、
「エロいことを考えてたかは、直で見ないと分からないわよね?」
ブツを取り出すと、おもむろに口に含んできた。今までも何度もされてきたというのに
慣れることはなく、とろけるような絶妙の舌使いに反応し、すぐに大きくなってしまった。
エニシ先生は全体を舐めながら口から一旦引き抜くと、唇に付いた唾液を手指で拭って
笑みを見せ、着ていたセーターを脱いだ。脱ぎきる際に裾が胸に僅かに引っ掛かり、首を
抜いた拍子にそれが外れて大きく揺れる。個人的に、この光景は大好きだ。
「カメ君と二人だけでするのは初めてよね」
「四月の始めに一回逆レイプされかけました」
「あれはノーカンよ、カメ君逃げちゃったし」
青いブラを外しながら、エニシ先生は軽く笑った。だが碌にセックスを体験していない
どころか当時童貞だった僕からしてみれば、それも当然のことだ。訳も分からずちんこを
露出させられたら、それはもう怖いのだ。それを考えてみれば、今の僕は随分と、
「汚れたなぁ」
「そうね、平気で3Pするし」
言わないでほしかった。
くすくすと小さな笑い声を出しながら、エニシ先生はドアに鍵をかけた後でベッドの上
に横になる。寝そべったままスカートや下着を脱ぐ手付きは、何とも淫らで劣情を誘って
くる。最終的にエニシ先生はニーソックスだけを残して裸になったが、これはやはり最後
までしなければ解放して貰えないのだろうか。
「いやぁ、でも、僕にはツルが」
「今更何を言ってるのよ、良いじゃない」
豊かな胸を揺らして立ち上がると僕の腰を掴んで、綺麗な弧を描いてバックドロップ。
視界が反転したと思った直後には上手い具合いに組み伏せられていた。腹の辺りに双丘の
感触があり、目の前には何度も見てきたエニシ先生の割れ目がある。ツルと違い完成した
性器の形は最初こそグロいと思っていたものの、今は見ているとつい舐めたくなるものだ。
これが慣れというものだろうか。
エニシ先生が頭を動かした途端、股間がぬめりに包まれる。次に来るのは胸の柔らかい
感触で、視界がエニシ先生の下腹部で塞がっている今の状態でも、股間の竿に押し付けて
自在に姿を変えていると容易に想像出来る。パイズって貰うのは、もう何度目になるのか。
エニシ先生とセックスをするときには毎回して貰っているが、魅力的な体をしているだけ
でなくテクニックも凄いので、何度されても飽きないものだ。
尻の肉に掌を当てると、大した力を込めていないのに簡単に指の形に歪む。その弾力を
楽しみつつ最初は太股の内側をしゃぶり、吸ってキスマークを付けた。鮮やかに浮かぶ、
薄い赤の斑点は脚をいやらしく飾り、そこを舐めると黄色い声が漏れてくる。舌を離さず
移動させて蕾の周囲を唾液で濡らし、顔を上げて尻の肉にかぶりつくように吸い付いた。
軽く歯を立てながら小刻みに移動させて、再び割れ目へと戻る。
唾液をたっぷりと溜めてしゃぶるエニシ先生に応えるように、僕も何度も割れ目の周囲
を舐め続ける。固く充血したクリトリスを皮越しに撫で、優しく向いて摘むと、一瞬だけ
舌の動きが止まった。エニシ先生が相手のときは今まで受け身が殆んどだった。勝った、
と奇妙な征服感のようなものが沸き上がってくる。
「お願い、中に、中も」
深くくわえ込んだまま悶えるエニシ先生の太股を撫で、左右の人差し指で割り開いて舌
を侵入させる。震える太股が顔を挟み込んできたが、構わずに奥まで舌を伸ばして味わい、
更に両手の親指でクリトリスを挟んでこねる。すると竿を口から引き抜いて上体を起こし、
大きな声を漏らしながらのけぞった。胸が見えないのが難点だが、体重をかけて割れ目を
顔に押し付けてくるのを感じると嬉しくなってくる。
少しして果て、うつ伏せに倒れたエニシ先生の下から体を引き抜く。そして腰を掴んで
引き上げ尻を突き出させる格好にすると、僕は先端を痙攣している入口に当てた。
「やぁっ、待って。さっきイッたばっかりだから」
シーツに押し当てられて、くぐもった声が色っぽい。震える手指で枕を掴んでいるのも
見ていて興奮してくる。だからそう言われても止めることなど出来はしない。それに早く
教室に戻らないといけないのであまり時間は無いし、何よりまだ出していないので我慢が
利かないのだ。今のエニシ先生を見ていると、尚更そうだ。
一気に奥までぶち込んで、子宮の入口にまで打ち付ける。男を飲み込んで浅ましく動く
膣内のひだは、抜こうとすると貪欲に絡み付いてくる。逃げないで、と言っているような、
まだ欲しい、もっと欲しいと叫んでいるような、どこまでも渇望しているような動きだ。
僕もうつ伏せになって耳を甘噛みし裏に舌を這わせ、内部までもを犯す。二人分の重み
で潰れた胸の舌に手を滑り込ませて揉みしだき、もう片方の手では股間を丹念に責める。
「あのね、今日は危険な日だから外に」
言われて、ふと思い付いた。
「エニシ先生って、まだ僕と後ろでしてませんよね?」
待って、という言葉を無視して体を起こすと尻を掴んで広げ、親指で尻の入口をこじる。
一本は簡単に入り、左手の親指も思いの他すんなりと入れることが出来た。経験があるか
分からないが、これなら大丈夫だろう。愛液を掬って塗り付け、一旦割れ目から引き抜き、
尻たぶを掴んで穴を広げた。そして入口に当て、一気に押し進める。
本来はものを出す為の器官だ、異物の侵入を防ごうと強い抵抗が来るが、これが余計に
強い刺激を与えてくる。内部がうごめいて内部の粘膜が全体を擦り、入口部分の強い締め
付けもあってすぐに出してしまいそうになる。元から限界に近かったのに、これ程の快楽
を与えられて幾らも持つ筈が無い。
腰の勢いを増すと、泣くような喘ぎ声が部屋に響く。一際大きくエニシ先生の体が痙攣
して、割れ目からは勢い良く潮が吹き出してきた。同時に、僕も一番奥で射精する。
は、と吐息をしながら引き抜き、蜜や精液で汁塗れになっている下腹部を見ながら着衣
を整える。時計で時間を確認すれば、もう45分が経っていた。
「それじゃ、僕はこれで」
言って去ろうとすると、腕を掴まれた。さっきまで肩で息をしていた筈なのに、どこに
これ程の力が残っていたのかと思う程だ。振り払おうとしても、びくともしない。
「あの、さっきのグッタリは?」
「さ・そ・い・う・けモード、興奮した?」
はい、それはもう。
「本物っぽかったでしょ?」
本物だと思ってました。
背中から冷たい汗が吹き出て、恐怖が頭をもたげてくる。つまり僕はエニシ先生こは掌
で踊らされていて、今度はベッドの上で踊らされるということか。
逃がさないわよ、と舌なめずりをする淫媚な表情を見て、抵抗は無駄だと悟った。
◇ ◇ ◇
色々と酷い目にあった。結局あの後エニシ先生が満足するまで三発も絞り取られ、最後
にはもう足腰がまともに動かなくなった。それでまた時間をロスしてしまい、気が付けば
もう昼を回っている。恐らく教室には誰も残っていないだろう。
何と言い訳しようかとドアを開くと、がらがらの教室の中に一人、愛しい影があった。
「ツル、愛してる!!」
「うっさい!! 何をしてたのよ!! 心配したんだから!!」
正直に言おうか迷い、
「すまん、寝てた。鼻は大丈夫だ」
睨まれ、殴られた。
「心配して損した!! いえ、寧ろ心配なんかしてなかったわよ!! 誰が心配なんかするか、
馬鹿馬鹿!! もう帰る!! 今日の書類整理は一人でやってよね? 分かった!?」
一気に言って、ツルは教室を出ていった。それを追おうとしたが既に姿は見えず、更に
運の悪いことにアズサ先生に見付かり、最終的には、
「むなしい」
一人寂しく生徒会室で、月一で提出される部活の活動報告書をチェックしているのだ。
自業自得、という言葉が身に染みる。何と悲しいことだろうか、咳をしても一人、という
型破りにも程がある俳句があったが、今の状況は正にそれだ。
ここに入ってから五度目の溜息を吐いたとき、ノックの音が響いた。
「……入るよ」
独特の間を開けて入ってきたのは、オウ先輩だった。最近は受験で忙しいらしく、姿を
見ることはあっても会話をする機会は無かったので珍しく思う。隣に、と言うか彼女の前
にホウ先輩が居ないのも珍しい。いつもの無表情で部屋に入ると、一年間生徒会の副会長
として慣れ親しんだ椅子に座ってこちらを見た。
「……あと、どのくらい残ってる? ……やるから、貸して」
残り少なくなっていた報告書を渡すと、素早く目を通してペンを走らせてゆく。しかし
何故こっちに来たのか分からない。わざわざ来る用事は無いと思うし、本来は僕を助ける
義理も理由も無い筈だ。それなのに、こうしてこの場に居るのが分からない。
「……ツルちゃんに頼まれたの、カメ君が大変だろうからって」
自分で手伝えば良いのにね、と言いながら銀色の髪を掻き上げながら、もうチェックが
終わったらしい紙の束を整える。相変わらずの仕事の早さに、素直に感心した。
「……ツルちゃんも分かってないね。……大好きなら、本人がやれば良いよ。……ボクは
大好きなホウ様と一緒に仕事が出来て嬉しかった、きっとこれからも一緒だよ」
でもね、と吐息。
「……最近は、違うんだ。……ボクはホウ様のメイドだけど、それだけで終わってほしく
ないんだって。……ボクはこのままでも良いんだけど、それじゃぁ駄目なんだってさ」
愚痴、とも違う感じがする。ホウ先輩を誇っているようにも見えるし、どことなく寂し
そうにも見える。神秘的な褐色の肌を持つ彼女は憂いを帯びて睫を伏せ、僕に語りかける
のではなく、ただ心に浮かんだ気持ちを吐露するように言葉を紡ぐ。
立ち上がって僕の前に立ち、
「……ごめんね、つまんない話で」
唇を重ねてきた。
「……ボクはまだ分からないけど、君なら分かるかもしれないから。……教えて、ホウ様
が認めて誉めた、ボク意外でも色々できた君が。……ボクの進む道を、いきたい方向を」
目尻に薄く涙を浮かべ、抱きついてくる姿は迷子と同じだ。親を見失って、進む方向も
分からずに、自分の立っている場所も分からずに迷い歩くいたいけな子供。強い存在感も
感じられず、寄る辺ない道を歩き続ける子供。
僕はオウ先輩を抱き寄せ、髪を撫でた。
「オウ先輩は、どうしたいんですか?」
数秒。
「……ボクは、ずっとホウ様の隣に居たい。……叶わないかもしれないけど、でも」
「だったら、そう言えば良いじゃないですか。分かってくれるまで、何度でも」
簡単な話だ。少しでも可能性があるのなら、届くまで何度でも手を伸ばせば良い。仮に
届かなくても、諦めずに伸ばし続ければ、いつかは届く。迷子もいつかは親が見付かるし、
大きく成長すれば誰かの隣に立つことが出来るようになるのだから。
「……ありがとう、少し勇気出た。……でも、まだ足りないかも」
頬を染めて求められた口付けは、今度はそれだけではなかった。僕の唇を割って、歯を
開きながら舌が侵入してくる。僕の体を椅子に固定するように体重を預けた体から、甘い
匂いが漂ってきた。思考を染める香水の香りは、オリエンタルな雰囲気のオウ先輩によく
似合う。これでジプシー風の衣装でも着ていたら完璧だな、と下らない考えが浮かんだ。
ネクタイを緩めてボタンを外してゆくと、オウ先輩も僕のベルトを外しジッパーを下げ
股間をまさぐってくる。ホウ先輩とエロいことをする為だろうか、意外と短く切り揃えて
ある爪で竿の先端を弄びながら、何度も唇を重ねてきた。
一旦唇を離してオウ先輩のYシャツの前を開き、肌の色によく映える純白のブラを引き
上げる。敢えて外さないのは、色の対比が綺麗だったからだ。
大きくはないが形が綺麗な胸の先端、既に固くなっている乳首を口に含む。今は残りの
発射可能な数が少ないので簡単に出す訳にはいかない、その代わりに丹念に愛撫を重ねる。
片手なので少し強めに抱き締めながら、もう片方の腕を脇腹に滑らせる。なぞりながら胸
の下にまで指先を滑らせて、揉むことはなく掌を背中に移動させる。子供を慰めるように
軽く背中を叩き、先程通ったラインで手を戻してスカートまで降ろした。
「……カメ君、慣れてるね」
不本意ながら。
そのままスカートを捲って下着を足首の辺りまで降ろして毛の薄い割れ目に指を往復、
ゆっくりと埋没させてゆく。まずは人差し指、中指までも入った。締まりはキツく、中で
曲げて奥を引っ掻くと溢れた熱い吐息が首筋に吹き掛けられる。処女ではないようだが、
あまり使っていないらしい。感度は良いみたいなので、問題は無いだろう。
「入れますよ」
「……うん、大丈夫」
腰を抱えて僕のものを当てがい、抱き寄せて埋めてゆく。指が二本でもキツかったので
一回目で上手く入るか心配だったが、割合すんなりと入っていった。膣内は狭く、奥行き
も浅いので根元を残したまま奥に当たる。
溢れ出した蜜が股間を温く濡らすのを感じながら竿の抽送を開始すると、オウ先輩は眉
を僅かに寄せた。だが首に腕を絡め、僕の肩を支えにしながら積極的に腰を動かしてくる。
大変なら姿勢を変えようかと思ったが、強くこちらにしがみ付いてくる姿勢なので腰しか
動かすことが出来なかった。
「……気持ち良い?」
僕があまり動かないのを気にしてか、不安そうな目をして顔を覗き混んでくる。合意の
上とはいえ半分は強引に進めたようなものだ、そのことに罪悪感のようなものがあるのか
ついには動きが止まってしまう。ホウ先輩とのこともそうだが、気後れすると言うのか、
失礼な話だが気遣いが下手だと思った。本当に嫌いならホウ先輩だって何も言ったりせず
突き放すと思うし、僕だってこんなことをしたりなどしない。
その意思を込めて僕の方から唇を重ね、髪を鋤きながら腰の動きを開始する。オウ先輩
は口の端を歪めて、途端に喘ぎだした。僕に合わせて腰をリズミカルにくねらせて、僕が
引けばオウ先輩も腰を引き、突けば奥まで飲み込もうと強く腰を突き出してくる。
舌を絡ませあい、お互いに口の中を貪ってゆく。胸に溢れた唾液を指で掬って目の前に
掲げてみせると、舌を伸ばして指を舐めてくる。張り付いた無表情の下に薄く滲んでいる
ものは、紛れもなく自分から相手を求める強い意思だ。こうやってホウ先輩にも臨めれば
良いだろう、そう思いながら何度も深くオウ先輩の奥をえぐる。固い入口を越えて子宮の
中にまで行くような、それだけの勢いを持たせてこじる。褐色の肌を味わうように肩から
胸へと舌を滑らせて、鎖骨を噛んだ。折れそうな細い骨をしゃぶると、血に似たオウ先輩
の味が口の中に広がった。甘い匂いがしているのに、そこだけがやけに生々しい。
「……ありがとう、気持ち良いよ」
深く腰を落として僕にもたれかかり、頭を掻き抱いてきて、胸が顔に押し付けられる。
直後膣内の締め付けが更に強くなって震え、オウ先輩が達したのだと理解した。それから
幾らか遅れる形で僕も達して、子宮口に押し付けたまま精液を放出する。
引き抜くと、垂れた白濁液が黒い革張りの椅子を汚した。
「……ありがとう、ボクのヤケっぱちに付き合ってくれて」
「良いですよ、このくらい」
三度目のありがとうを言いながら椅子から降りるとハンカチで自分の股間を拭い、下着
を穿き直す。今まで意識していなかったが、こんな姿もまた良い。今度ツルに頼もうか。
「……本当は君のこと、ちょっと好きだったんだ」
オウ先輩は言いながらぎこちない笑みを浮かべ、部屋から出ていった。
最終更新:2007年08月04日 17:50