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あー、どうしたものか。
日本列島はものすごい寒波に襲われ、雪が尋常でないほど降り続いている。
ハロ「最近姉歯関連のニュースやらないな・・・」
どこかの県じゃ雪が四㍍も降り積もったとか言う話だ。
当然、ここも例外ではないわけで、大雪のせいでどこにも行けない。
?「おにいちゃん」
ハロ「なんだ」
この小さくて生意気で蹴っ飛ばしたくなるのは、マイ妹のユリ。二個下だ。
ユリ「車、出られないから雪かきしなさいって母さんが」
あー、これで一日潰れたな、と確信。
ハロ「はいな」
掛けてあったジャンバーを羽織る。
ハロ「・・・お前は行かないのか?」
ユリ「行かない。冬休みだもん、休むに決まってるっしょ」
ハロ「ああ、そうですか」
階段に差し掛かったぐらいで(俺の部屋は二階)、
ハロ「あー、寂しいなー!ユリがいないと寂しいなー!」
と、わざとらしく叫んでみるテスト。
ユリ「お、おにい!変な事言ってないで早く行ってよ!」
自分の部屋に戻ったはずのユリが後ろから罵声を浴びせる。
ハロ「寂しいな・・・」
ユリ「そんな顔したって行かないよ!」
正直、雪かきはあまり気が進まないので時間を稼ぎたいだけ。
ユリ「・・・大体、おにいちゃんには彼女がいるでしょ?あんまりそういう事言うとちくるわよ!」
別によくないか?
ハロ「はいはい」
ハロ「はぁー・・・」
鉛色の空に向かって息を吐く。
白い息が頭上を舞い、そして消えた。
片手にしたスコップをザク、と雪の上に立てる。
ハロ「お前の分まで生きよう。そう決めたんだけどな」
などどまねしてみる。
相変わらず雪かきする気はない。
ボスッ!
な、背後から雪球が特攻を!
ハロ「な、なにやつ!」
ユリ「早くやんなよ」
ハロ「・・・お前、雪かきしないんじゃなかったのか?」
ユリ「お、おにいちゃん一人じゃ不安だから、よ」
(´<_`)フーン
ユリ「お母さんが手伝えって」
ハロ「そっちのほうがまともな理由じゃないか?本当は自主的に来たんだろ?」
ユリ「///!ち、ちがうもん・・・言われてきたんだもん」
?「ブーーーーーーーーーン!!」
ハロ「なんだ?」
あ、ありゃ蕪雲じゃないか。
よくこんなに凍結した路面を走るなぁ。元気だ。
蕪「ハロ、げんきかおおおぉおぉぉぉぉ」
ダッシャーン!!
あ、転んだ。
蕪「ちょ・・・スリップ事故したお」
ハロ「今度からはちゃんと止まれよ。・・・なんか用か?」
ユリ「誰?この人」
蕪「ぃもぅと(;´Д`)ハァハァ」
ハロ「悪友だ」
蕪「今日は・・・何の用だお?」
ハロ「そりゃこっちの台詞だ。なんにせよ、今雪かき頼まれててな。どこにも行けない」
蕪「お耳を」
ハロ「なんだ」
……。
ハロ「後は頼んだ!」
ユリ「おにい!?」
俺は全てを捨てて逃げ出した。
ハロ「って、なんだ。ここ、ツンの家ジャマイカ」
蕪「ふふ・・・おまいはここで大人しくしてるお」
ハロ「テメー嘘ついたのか!発売日は延期のままなのか!?」
蕪「これも我が野望のためだお。許せ、相棒・・・今行くおおおおおおおお!!」
蕪雲はまたどこかへ走っていった。
ハロ「ん?」
蕪雲が、はらりと何かの紙を落としていった。
なんだろう・・・葉書?
ハロ「『チトはいつ蕪雲と◯っくるする?』」
ああ、きっと。
蕪雲的思考:フラグ立ちまくりだお!!!!!
ま、いいか。ツンの家まで除雪されてたとは知らなかったし、ちょうどいいか。
…っと。
ツンのやつ、外に居るぞ?
ツン「はぁ・・・。・・・ハロ・・・」
ハロ「呼んだか」
ツン「!!!」
ツンは(驚きのあまりか)ものすごい勢いでずっこけた。
ツン「痛っ!」
パンツが丸見えだ。
ツン「な、何であんたがここに居るのよ///!?」
ち、隠した。
ハロ「たまたま通りかかった。ホラ、手ぇ貸してやるから立て」
ツンは怪訝な顔をして俺を見つめた後、手を握って立ち上がった。
ツン「あ、そうだ、せっかく来たんだから」
ハロ「ん?」
ツン「せっかく来たんだから・・・雪かき手伝いなさい」
ハロ「非常にやだ」
今、逃げ出してきたばかりだ。
ユリ「おにいー?どこぉー?」
や、やばい。連れ戻される。
ハロ「ちょっとかくまって!」
ツン「な、あんた何勝手に人の家に・・・!」
ユリ「あ!えーと・・・おにいちゃんの彼女さん、おにいちゃん来てませんか?」
ツン「え?・・・・・・来てないけど」
ユリ「そーですか。・・・しょうがないな・・・帰ったら仕返ししてやる」
ツン「それに私とハロは恋人同士なんかじゃ」
ユリ「ありがとーございましたー!」
ツン「聞きなさいよ!」
ふぅ、なんとかやり過ごした。
ツン「全く、誰かさんと同じでマイペース過ぎるわ」
ハロ「ナイスアドリブ」
ツン「わかったから手伝いなさい」
ハロ「家の中誰も居なかったぞ」
ツン「何見てんのよ!?」
ハロ「暇つぶしか?」
ツン「・・・本当は、出かけるつもりだったのよ」
ハロ「どこに」
ツン「どこだっていいでしょ」
ハロ「あー・・・俺の家か?駄目だぞ、あいつに捕まっちまうからな」
ツン「わ、わかってるわよ///!買い物よ、買い物」
ハロ「何も持ってないのに?」
ツン「う~///」
ハロ「はいはい」
ハロ「家の中はあったかいな」
ツン「・・・・・・」
炬燵に潜りこんで頭だけ出している状態。しかも足の裏も出てる。
ツン「そんなにもぐりこんでたら暑いでしょ」
いて、ツン、俺の足を踏むな。
ツン「狭いからもう少し出なさい」
ハロ「確かに暑い」
起き上がる。ツンは向かい側に座った。
それでも狭い。足伸ばせないぞ。
ハロ「この炬燵、正座用か?」
ツン「ちょっと小さいだけよ」
そうだろうか。
お、メール?チトからだ。
『なぜ蕪雲がうちの前に居たんだ?すぐそこで転倒して救急車呼ばれてるんだが』
ツン「誰から?」
ハロ「チト」
『スルー汁』っと・・・。
ツン「何のメール?」
ハロ「な、何でそんなに突っ込んで聞いて来るんだよ」
ツン「別に。ちょっと見せて」
ツンは身を乗り出して携帯を奪おうとする。
ハロ「あ」
一瞬の隙をつかれ、取られてしまった。
ツン「・・・何・・・転倒?何やってんの・・・」
ハロ「もういいだろ、返せ」
ツン「・・・」
ちょ、それ以上詮索すんな。エロゲのタイトル出てきたらどうする。
ツン「ちょ、まってよ」
ぐに。
ハロ「あぅっ」
愚息を足蹴にされ、変なところから声が出てしまう。
ツン「あっ!・・・ご、ごめん///」
それでも勃つ俺廃人orz
ハロ「許す」
ツン「ちょっと、屈しないでよ・・・」
ハロ「これって足コキだよな」
ツン「な・・・///!どこが!?ちょっと踏んずけちゃっただけじゃない!何気持ちよさそうにしてんの!?バカみたい!」
あうぅ・・・言葉責めにしか取れな
いや待て携帯返せ。
ハロ「はぁ・・・はっ・・・///」
俺はもう炬燵の机の上に頭を預け(;´Д`)ハァハァしてますた。
ツン「ちょっと・・・///いくらなんでもだらけすぎ・・・」
ハロ「う・・・く、そんな事、言ったって・・・///」
ツンは(俺の希望に健気に応え)ぐにぐに足でしてくれている。
ツン「こんなのが気持ちいいなんて、ちょっとわかんないんだけど」
わかってたまるか的な。
ツン「あ、いや、気持ちいいのは見たらわかるけど・・・」
ハロ「じゃあ、俺も、足でやってやろうか?」
ツン「えっ///?」
……。
……くっ。
ハロ「・・・届かない」
ツンが足で押さえつけてるわけだしな。物理的にアシックスナインは無理ぽ。
ツン「何よ、もう・・・」
ハロ「あう・・・///」
ツン「(ちょっと面白いかも)・・・えい」
ハロ「ぅあっ!」
ぐにぐに。
ハロ「くあ・・・ツンエロいよツン///」
ツン「そっちが頼んだんでしょ、もう///!ハロのほうがエロい!」
ぐ・・・気持ちいい。
この、自分の意志ではとめられないような感覚がまた・・・。
ツン「な、何で腰動かしてるのよ///!バカ!なんかいやらしい!」
ハロ「勝手に」
ツン「勝手に動くわけ無いでしょ!はぁ・・・もう見てられない・・・///」
あまり善がり狂いすぎてヒかれてしまったか。
ハロ「は、はぁ・・・!」
じんじん、と何かがこみ上げてくる。
ハロ「ちょ、ちょっとまって・・・」
ツン「?」
ハロ「すー・・・はー・・・すー・・・はー・・・。・・・ふぅ。再開」
ツン「再開、って・・・」
ぐn・・・
ハロ「あー、待って」
ツン「ああ、そういうこと!ここで出しちゃ駄目!ね?やめるから」
ツンは足を退き、サッと炬燵を離れた。
ハロ「ふうー・・・」
イカンマジヤバイシロキノコドモタチヨミニクキアラソイヲシズメタマヘ・・・
ハロ「はぁ」
頭を持ち上げる。
しかし静まった(一時的だが)とは言え、出すまでには気が済まない。
気っていうか息子の気がすまない。
靴下を気にしているらしいツン。
今すぐにでもこやつにブッ込みたいが(寸止めによる理性崩壊中につき)、耐えるべきなのか。
ツン「!」
ツンが驚いたような顔で俺を見る。めちゃめちゃ睨んでたらしい。
ツン「や、やっぱり、出さないと気が済まないもんなの?」
ハロ「耐え難い」
ツン「炬燵から出れば・・・って何言ってんの私///睨む事無いじゃない、全く、スケベなんだから・・・」
じゃあ俺はこの炬燵から出るぜ!
ピンポーン!
ツン&ハロ「Σ(゚Д゚;)ダレカキタ!!」
サササササササッ!
(`・ω・´;) ,~~i
[⊂彡 [ティシュ]
しーん。
ツン「はい」
ツンが応対する。俺もこっそり後ろから様子を伺う。
ユリ「あーっ!おにいちゃん!やっぱりここに居たんだ!」
テメーは俺を怒らせた!!
ユリ「帰るよ!雪かき、後は一人で全部やってよね!」
ツン「自業自得」
うらぎりものーー。
ユリ「ん?おにいちゃん、なんか変なにおいするね・・・」
ツン「///」
ハロ「しないしない!わかった、観念した、さあ帰ろう!」
ちくしょう・・・
ちくしょおおおおおおおーーー!!
あー、どうしたものか。
最終更新:2007年08月03日 16:25