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革命

  • 作者 79氏

蕪「そうだお!」
蕪雲と家で仲良く遊んでいると、急に何かを思い出したように声を上げた。
ハロ「なんだよ。思い出してないで早く子猫様コンプしなさい」
蕪「それどころじゃないお」
ハロ「だから何だよ」
蕪「ウチの部に新入部員が加わる事になったんだお!」
ハロ「は?ウチのTHEサンクチュアリ百式-Ver2.01-部に?」
物好きな奴も居たもんだな。今まで蕪雲と二人してやってきた謎の部活動(同好会か)なのに。
ハロ「で?男か?女か?」
蕪「女じゃなきゃ覚えてないお」
ハロ「1リアル」
蕪「一人だけなのに・・・名前が出てこんお。確か、うるさい奴だお」
ハロ「それだけじゃわからんね」
俺は、再びパソコンと向き合った。
ハロ「うるさい奴、ね・・・」
蕪「・・・体験版やるヤシは男じゃないお」
ハロ「黙れ小僧!勝手に他のファイル閲覧すんな!」
新入部員、ねえ。
ツンとかチトとか、そういう俺たちを知ってる女子ならよかったんだがな。蕪雲の知らないヤシか。
もしかして、ウィッシュか?
いや、あいつはあの神社を放っておく事ができないだろう。
蕪「フラグ立たんお」
ハロ「うぃんどみるはあまりやらないからな、お前」
蕪「ZEROとは勝手が違うお・・・」
ハロ「(´・ω・`)知らんがな」
ま、いいか。明日になればわかるさ。
蕪「最高の気分wwwwwwwktkrwwww」
ハロ「黙れお前」

ハロ「ふあ・・・」
ねみい。
結局二時までやってたから。
ハロ「廃人、か・・・」
それにしても、何だ、風邪引きが多いな。
ツンも風邪で休んだらしい。学校終わったら会いにいくか。行かないとうるさいんだよな。
十人も休んでるんだから、もう欠席でいいだろ、先生よ。
そう思いながら、授業を聞いていた。
元々聞いてるか聞いてないか、耳に入っているだけで、黒板の字も目に映ってるだけで、
ツンが心配だった。
いつもは来ているのに。風邪引いてても、だ。

蕪「わかったお!」
放課後。バカなので風邪を引いていない蕪雲がやってきた。
ハロ「何が?」
蕪「新入部員だお!」
ハロ「新入部員?ああ、居たな、そんなの」
?「先輩!」
ハロ「ぐおっ!?」
突然俺は、背後から体当たり&ヘッドロックを受けた。
そのまま地面に叩きつけられた。
ハロ「ぐは・・・ぶ、蕪雲、助けろ・・・」
俺としたことが、『先輩』なんて萌えるフレーズを聞いて油断しちまったぜ。
蕪「・・・それが、新入部員だお」
ハロ「は?」
?「あ、すみません!つい・・・」
確かに、女の声だ。
そいつは、慌てて俺から離れた。それにしても、何て力だ。
?「ぼ、ボクは、ボクの名前は、しのたって言います!よ、ろしくお願いします・・・///」
俺は無言で立ち上がり制服のほこりをパンパンと払う。
蕪「ボクっ子(´Д`*)よく言えました」
ハロ「これ、何てセンター試験?」
し「?よくわかんないけど違いますよぅ」
背の低いやつだ。ウィッシュくらいかな?
ハロ「部活やってた?すごい力なんだけど」
し「あ、はい!バスケットを」
柔道だったらまだわかったかもしれないが。
ハロ「ま、よろしくな」
俺はそう言って、しのたとすれ違った。
し「え!?ちょ、ちょっと・・・」
ハロ「あ?」
し「か、帰っちゃうんですか!?部活は!?」
ハロ「今日はちょっと野暮用があってな」
し「――!そんな!最低です!部活サボるなんて!」
蕪「漏れも居るお」
し「あなたはきらいです」
蕪「ハァー(´Д`*)ーン」
し「とにかく、予定も守らない男の人なんてサイテーです。彼女に振られますよ?」
ハロ「何で彼女が居るって知ってるんだ?」
し「えっ!?えー・・・ボクは・・・その・・・あ、ホラ、一緒に歩いてるのを見かけたんで、てっきりそうかなーって」
蕪「とにかく、新入部員が来た初日なんだから歓迎会ぐらいするお」
ハロ「あいつ、妬くぞ・・・」
し「や、やだな、先輩ったら・・・///妬いたりなんかしませんて。何があるわけでもないし」
ツンにはメールしとくか。遅くなるから、先に飯食ってろって。

何故か、ウチで歓迎会をやることになった。
蕪雲の部屋は女性にはきつすぎる状態だからな。
ユリに『また新しい女の子連れてきてる・・・』とか言われちまったし。小声で。
そういうことは、なあ。こっちにも事情があるんだよ。
し「で、ここは何をする部活なんですか?」
蕪「エミルク○ニクルじゃね?」
ハロ「違うだろお前・・・。何やる部活かもわからないのに入ってきたの?」
し「いいじゃないですか、別に。興味本位です」
THEサンクチュアリ百式-Ver2.01-なんて名前の部活だからな。
ハロ「学校のハイテク関係の雑用をこなすのが我々の(表向きの)活動だ」
し「ふーん、わかりました」
蕪「わかった、って・・・パソコン使えるのかお?」
し「は?何ですか?」
ハロ「答えてやれよ」
し「ボクはパソコンなんて使えませんよ」
ハロ「(・・・何てことだ)」
し「だから教えてくださいよ、先輩」
ハロ「(・・・冗談じゃない)」
し「でも、あまり活動してないじゃないですか。この部活見つけるの大変だったんですよ?あまりにマイナーで」
ハロ「(・・・悪かったな)」
蕪「思ったことを口に出さないと、伝わらんお?」
ハロ「話にならンな!」
し「なっ・・・!」
ハロ「じゃ、あちきはお見舞いに行ってきます」
蕪「コラコラ!いくらなんでもそれはひどすぎるお!」
し「蕪雲・・・先輩?」
ハロ「明日にしよう。元々今日は都合が悪かったんだ」
しのたには悪いが、今はツンしか考えられない。
し「じゃあどこにでも行って下さい!ご自由に!」

蕪「いいのかお?」
し「・・・あんな人だなんて思わなかった」
蕪「ま、今日はハロも色々とあれだったからだお」
し「蕪雲先輩もです」
蕪「(;^ω^)?」
し「・・・なんでもないです。もう帰りますね」
蕪「じゃあ漏れも帰るお。・・・あ」

ツン「あ・・・」
気付くと俺は、ツンの部屋まで来ていた。
ツン「何の用?」
ハロ「何、って・・・お見舞いだよ」
ツン「何も持たずに?」
確かに俺は何も持っていなかった。
ツン「気の利かな・・・!ゴホッ!ゴホッ!」
ハロ「――!大丈夫か!?」
ツン「大丈夫よ。そんなに近づかないで。うつるでしょ。それより――」
ハロ「?」
ツン「なんか、考え事でもしてたの?」
ハロ「別に・・・」
ツン「何年一緒に居ると思ってるのよ。そんな事ぐらいわかるんだから」
ハロ「参ったな、そりゃ」
俺は、今日のことを話した。
ツン「それは駄目ね」
ハロ「駄目かな」
ツン「ハロの気持ちはうれしいけど・・・。あんたのわけのわかんない部に入りたいって子が来たのよ?」
ハロ「でも」
ツン「奇跡的なぐらいだと思うけどね。大切にしてやったらいいのに」
あの部は、俺と蕪雲が卒業したら自動的に廃部になってくれればいい。
そう思っていたから、別に
ツン「行ってあげたら?」
ハロ「え?」
ツン「こんな病人のところに居たら、風邪がうつるでしょ?」
ハロ「風邪なんか、どうって事じゃない」
ツン「早く行けって言ってるのよ!わかんないの?その子はね・・・!ゴホッ!ゴホッ!」
俺はツンの言葉を待った。
ツン「・・・そうでもなきゃ、あんな部に入るわけないでしょ」
ハロ「わかったよ」
ツン「ハァ・・・あんたが居ると、熱上がりそうよ」
俺は自宅に向かうことにした。
尤も、もうあの二人は居ないだろうが・・・。

家の玄関に着く。
ハロ「ん・・・?」
まだ二人の靴がある。何やってんだ?
まさか、家宅捜索を!蕪雲のやつ、俺を晒し者にする気かえ!?
俺は急いで自分の部屋に向かった。

自分の部屋の前。
なんだろう。声が・・・。
?「あっ、せんぱ、先輩いぃ・・・これ、いいですぅ・・・」
?「どうだお?感想を聞かせてくれお」
…は?
?「はっ、はぁっ・・・なんだか、・・・熱い、火照って・・・」
ちょっと待てや。
なんか急に腹立ってきましたぞ。
一階に降りる。
ユリ「あ、おにいちゃん?どこ行ってたの?」
ハロ「いや、ツンのお見舞いに」
ユリ「そうなの?じゃあなんであの二人が残ってるの?」
ハロ「さあな。正直、俺もどうしていいか分からん」
はぁ・・・意味わかんねえ。
俺は、リビングのソファーにへたり込む。
どうしてあんなになっていたのかは知らないが。
俺の部屋に現在進行中の事実が転がっていた。
めちゃめちゃ複雑。
って言うか人に部屋でするか普通。
ハロ「俺、行って来るよ」
ユリ「よくわかんないけど行ってらっしゃい」
俺は立ち上がり、部屋を出ると階段を一気に駆け上がった。
そして自分の部屋のドアを開けた!
ハロ「くらあ!」
そこには、なんとも意外な光景が広がっていた。
し「ふへ?」
蕪「お」
二人が酒盛りをしていた。
ハロ「・・・現行犯で逮捕する」
蕪「漏れたち友達ジャマイカ!」
ハロ「うるせえ!」
し「おさけ、はじめてだったんすよぉ~。せんぱいもどぉですぅ~?」
お前らなんか、お前らなんか・・・!
ハロ「キライだーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
蕪「バ、バリアー!」

蕪「ふう・・・危なかったお。ハロを怒らせるとあんなもんじゃないお。しのたも今叱られてるだろうお」
漏れはハロの家を振り返って、そう思ったお。
蕪「親睦を深めるために、って名目じゃ駄目かお?」
そうつぶやいて、踵を返したお。
蕪「チト様至上主義だからしのたには興味ないお!い9(^Д^)プギャー」

一方、ここは俺の部屋。
ハロ「ホラ、立て。そして(・∀・)カエレ!!」
し「あれ~?先輩?いつから居たんですかぁ~?」
ハロ「いつまで居るんだお前は。カエレ」
し「いやですよぉ~、ボクにどれだけ酷い事したか、分かってますぅ~?」
ハロ「それは誤るから。な、カエレ」
し「こりゃ呑まずには居られんでしょお~・・・おお!?」
ハロ「ぐへっ!」
腹に一撃。
ハロ「ガハッ」
その場に尻餅をついて倒れる。
こ、殺される・・・!ついカッとなってやられる。逃げねば!
そう思って、上半身を起こす。相当効いた。クソ、酔っ払いめ。
し「なぁーにやってんすかぁー!」
しのたの頭突き(顎下から)。
視線を天井からしのたの顔に向きなおし、怒号を飛ばす。
ハロ「舌噛むところだったろバカ野郎!」
しのたは四つんばいになって俺に眼前に顔を差し出している。
そして、今度は泣き顔になり、
し「ひ、ひどいです。バカって言った。バカって」
ハロ「ああ、ああ!分かったよ!すいませんでした!反省してるからさっさと出てけ!な?」
し「いや、反省してない!」
面倒くさ!こいつ面倒くさ!
ハロ「っていうか顔近いぞ。離れてくれ」
し「顔?はあ、へえ~」
ハロ「なんだよ」
し「私のこと嫌い、みたいな態度取っておいて、近づかれるとドキドキしちゃうんですか?」
ハロ「(・・・悪かったな)」
し「ボクって可愛いからな~、無理ないかな~」
ハロ「今の発言でだいぶ変わったぞ」
し「なあ!」
ハロ「お、おい!?」
しのたはそう言うなり、正座し、俺のifと呼ばれた子をズボンの上から触ってきた。
ハロ「バカ!やめろ!今の君の行為は、法廷で証言されると不利になる場合がある」
し「なんかよくわかんないけど、またボクのことバカにしたな!」
ハロ「ど・・・どけ!」
し「ふん!わかってるよー!こうすれば何でも言う事聞くようになるんだから」
ハロ「く・・・くっ!」
どうして・・・俺の周りの女は皆・・・!
ウィッシュは違ったか・・・。
し「先輩、どーしました?これ、そんなにいいんですか?いまいち、よくわかんないんですけどお」
ハロ「か、帰れ・・・!」
俺は殆どなすがままにズボンも下着も下ろされ、逆らっているのは口だけだった。
しのたは顔をそれの前に持ってきて、興味深そうに観察しながら手で扱いてくる。
し「不思議ですねえ、男の人って。なんでこんなもん擦られただけで気持ちよくなるんですか?」
しのたは知ってるのか知らないのか、そんな言葉を発しながら手コキしてくる。スレタイ嫁。
ハロ「ぐ、うう・・・///」
思わず喘ぎ声を上げてしまう。
だがこれは、しのたの『やる気』に火をつける行動に他ならなかった。
し「先輩、可愛い・・・ボクの、今のよかったですか?」
ハロ「・・・・・・!」
初対面同然の、向こうは前から俺のことを知っていたらしいが、そんな奴に酔った勢いで抜かれてたまるか。
当然、俺も駄目だとは思ってるんだが・・・
ハロ「・・・ぁ・・・!」
し「随分、なんていうか、従順になったというか・・・」
ハロ「・・・?くあ・・・///」
しのたは何か話しながらも、俺の竿を扱き続ける。
俺は必死にこらえていた。身を任せちゃいけない。コイツは、ただの部活の後輩で、まだよく知らなくて、
でもそんな理屈を付け加えたところで、俺はこいつのこの行為から逃れられそうもなかった。
し「急に、しおらしくなって。男の人って、そんなもんなんですか?」
ハロ「う・・・ぁ・・・///」
そ、それってまさか・・・!
思考をめぐらせるより先に、ピンチは迫っていた。
ハロ「うあ!や、やめろ、しのた!離せ!オイ!」
し「嫌です」
しのたは、手を離すどころか、ますます激しく扱いてきた。
ハロ「バ、バカ!くっ、うあっ・・・!」
し「わっ!ちょ!先輩!」
結局、俺は、しのたに向かって顔射してしまったのだった。
し「うわ~、もう・・・///」
しのたはティッシュを探している。
ハロ「はぁ、はぁ・・・(くそ)」
俺のバカ。さっさと逃げりゃよかったのに・・・!
ああもう最低だ。何やってんだ、俺・・・。
し「これは駄目ですね。ちょっと顔洗って来ます」
ハロ「そのまま行くのか!?」
し「誰が汚したと思ってんですか」
ま、一応は拭いてあるし、ばれないか・・・。
しのたは部屋を出て行った。

し「んん・・・」
ハロ「やっと目ぇ覚ましたか」
し「あれ?ここ、先輩の家だ・・・」
ハロ「酔っ払って寝てたんだろうが」
し「・・・?夢だったのかなあ・・・。うーん・・・そりゃ、そうだよね」
しのたはあの後、部屋に戻ってくるなり、気を失ったようにかくっと眠ってしまったのだ。
それから、四時間はぐっすり。
し「今、何時ですか?」
ハロ「夜九時過ぎだ」
し「ええ!?それってめちゃめちゃ遅いじゃないですか!どーして起こしてくれなかったんです!?」
ハロ「三十分ごとにほっぺをはたいてやったぞ」
し「そんなんじゃ甘いですよ!震度四でも起きなかったんですから・・・!ああもう帰らなきゃ!」
しのたは急いで起き上がり、『お邪魔しましたー!』って言って家を出て行った。
ハロ「こっそり出て行けよ・・・」
またユリに睨まれるだろ。
ハロ「・・・・・・」
ベッドに座る。
しのたが寝てる間に考えたんだが。
冷たい態度を取る、急にしおらしくなる。
俺・・・もしかして・・・いや、そんなはずは・・・。
大体、恋愛感情を持ってそうしてたわけじゃないし、でも、しのたの前でだけだ。

し「そうだ」
翌日、しのたに仕方なくパソ技術を教えていると、急に何かを思い出したように声を上げた。
ハロ「なんだよ。思い出してないで早く変数覚えなさい」
し「それどころじゃないですよ」
ハロ「だから何だよ」
し「席替えでユリちゃんがボクの隣の席になったんですよ!」
ハロ「は?」

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最終更新:2007年08月03日 16:27