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神威

  • 作者 79氏

ハロ「ウィッシュ」
ここはウィッシュが居る神社。
正月も過ぎたし、今は人一人居ない。
ハロ「出て来いよ」
石畳も雪に覆われていて、半ば凍っているようだった。
ハロ「・・・このマゾマン」
ウ「誰が!!」
ガラッ、と奥の戸からウィッシュが出てきた。
ハロ「寒い中折角来てやったのに」
ウ「誰が呼んだの!?それに、私を呼ぶ時はそこのそれをガランガラン鳴らすのが定石でしょ!」
ああ、これね。
ハロ「で、『このガランガラン鳴らすやつ』の名前ってあるのか?」
ウ「え?えっと・・・」
ハロ「まさか、知らないなんて言わないよな」
ウ「ばっ、バカ言わないでよ!私はこれでもこの神社に宿る神様よ?そんなものの名前なんて当然」
ハロ「何?これ」
ウ「――知らない」
ハロ「m9(^Д^)プギャー」
ウ「なっ、何よその顔!何?今日は私をバカにしにきたの?」
ハロ「いや、願い事があるんだ」
ウ「ふんだ、今更何を言うのかねこの人は。人のこと散々バカにしておいて。ほー」
不服そうな顔をして歩き回るウィッシュ。
ハロ「仕方ないな」
ウ「?」
ハロ「じゃあ、俺がお前の望みを聞いてやる代わりに、俺の望みをお前が叶えてくれ」
ウ「えっ?本当?」
ハロ「嘘は嫌いだ」
ウ「うーん、じゃあねー、えーっとねー・・・んふふー・・・」
何笑ってやがる。
ま、どんなことを言われても何とも無いよう仕組んであるんだがな。
ウ「じゃあね、神社を建て直してほしいな」
あんまりだ。
ハロ「できる範囲で」
ウ「言ってることが違う!」
ハロ「今のはお前に非があるだろ!」
ウ「うーん・・・じゃあね、たまには、っていうかもっと頻繁に、ここに来てほしいな・・・なんて」
ハロ「そんな事でいいのか?」
ウ「う、うん・・・///」
ハロ「おk。じゃあ俺の望みを叶えてくれるか?」
ウ「うん、できる範囲で!」
ハロ「じゃあ、な・・・」
ウ「叶えたよ」
ハロ「どうも」
ウ「でも、ね・・・」
ウィッシュはニヤニヤして俺の顔を見つめる。
ハロ「なんだよ?」
ウ「友達想いなんだね。見直しちゃった」
ハロ「まあな」
ウ「で、さっきの約束だけど」
ハロ「ああ、『聞いてやった』」
ウ「?」
ハロ「『実行』はするかしないかわかんないけどな」
ウ「ひどい!クズ!ゴミ!鬼畜!紫外線!環境ホルモン!特定危険部位!本の帯!」
油断しおったな。バカめ。
ハロ「はっはっは・・・」
俺は怒り狂うウィッシュを尻目に、神社を発った。

蕪「マジかお!?」
ハロ「ああ、マジさ」
学校で蕪雲と飯食ってるときに、その旨を伝えた。
蕪「でも神頼みなんて信用できないお。ハロの話も完全に信じたわけじゃないし」
確かにそうだな。
ハロ「でも、願いの効果は日付が変わると無くなるらしいぞ?何もしないで終わっていいのか?」
蕪「やってみるお」
ハロ「処女は奪うなよ」
蕪「わからんお!(*゚∀゚)=3ムッハー」
ハロ「ちょwwwwww(ま、奪えんようになってるらしいが)」
蕪「って言うか、処女なのかお?」
ハロ「知らんけど(´・ω・´)」
蕪「一瞬ハロが確認したみたいな幻想を抱いたお」
ハロ「(あr・・・)ねーよwwww」

授業が終わると蕪雲はすぐにチトの元へ向かった。
蕪「チト様!」
チト「その呼び名はやめろと何度」
蕪「学校も終わったことだし、買い物にでも い か な い か」
チト「買い物・・・?」
蕪「・・・・・・」
チト「・・・・・・別に構わない」
蕪「そ、それじゃあ行くお!光る風追い越してー、今すぐにー」
チト「変な歌を歌うな。みっともない」
ハロ「(すげぇ。めちゃめちゃ効いてる。感動した。ウィッシュすげえwwwwww)」
と、物陰から見守る俺であった。

漏れたちは、また最後の聖域に来たお・・・。それに関して、いったんお互い家に帰って私服に着替えたお。
色々『シャバの人々』が行くデートコースを考えていたものの、普段行かないような場所ばかりだし、
何より、ありのままの自分(のライフスタイル)を見てもらうのが何よりも自然でしかも大切な事だお!
チト「また、ここか。ここにはあまり居たくないぞ」
蕪「漏れが着いてるから大丈夫だお」
チト「そ、そうか?なら、もうちょっと、居る・・・」
蕪「(*(*T∀T)=3=3ムッハッハー」
チト「ど、どうした?何で泣いてるんだ?」
蕪「なんでもないお・・・」
ハロ、感謝するお。

冥「いらっしゃいませ御主人様♪」
チト「・・・は?」
突然のメイドカフェに戸惑うチト様。
っていうか何のためらいも無く女をメイドカフェに連れてく何て漏れジャスティス。
チト「いつ雇ったんだ?」
蕪「チト様。ここはいわゆるメイドカフェってやつだお」
チト「メイドカフェ・・・聞いたことはある」
蕪「入った事は無い、と」
チト「入る必要が無い」
チト様にとっては確かにそうだお(;^ω^)
蕪「ま、何事も社会勉強ってやつだお。君」
冥「なんでしょうか、御主人・・・」
蕪「この子にメイド服を」
冥「はい?」
チト「な、何でそんなもの着なきゃいけないんだ!」
蕪「目の前に着てる人が居るのにそれは酷いお(;^ω^)」
チト「――!そ、そうだな、すまない」
冥「あ、いえ・・・」
蕪「着たらきっと可愛いお」
冥「私もちょっと見てみたいですね」
チト「そ、そうか?でも、やっぱり抵抗はあるぞ・・・」
冥「私もそうでしたけど。スペアなら一着ありますんで、貸しましょうか?」
チト「だけど・・・」
蕪「見たいお」
チト「・・・わかった。でも、一度だけだぞ。後は絶対にやらないからな!」
wktkすること数分。
チト「これでいいのか?」
蕪「Σ(゚Д゚*)」

皆さんには映像は届きませんので蕪雲の心の中だけお送りします
ktkrwwwwwwwwwwwうはwwwwwwwwww百万回保存したwwwwwwwwうぇwうぇwwwwwやべえ萌え死ぬwwwwwwwwww
wwwうぇっwwww把握wwwwwwww√Wvw――

チト「――おい」
漏れを呼ぶのは誰お?
チト「おい、起きろ!」
蕪「起床した」
気がつくと、なんか控え室?らしき小部屋に寝ていた尾。
チト「ふぅ・・・驚かせるな」
あら?元の服に戻ってるお?
チト「私があの服に着替えたとたん、お前倒れて意識失ったんだぞ?」
あれ、もしかして漏れ、本当に萌え死ぬところだったお(;^ω^)?
蕪「残念だったお・・・もっと見たかったお・・・」
チト「・・・・・・」
せめてカメラに収めるんだったお。
チト「な、なぁ」
蕪「?」
チト「その・・・あれ、似合ってたか?」
蕪「当然だお!危うく萌え死ぬところだったお!心臓止まったお!」
チト「ど、どうも。喜んでもらえて何より・・・嬉しい」
また止まるから、心臓。
チト「こんなところにいつまでも居ると迷惑だ。早く出よう」
ハロ。漏れは決めたお!

「一日だけでいい」
「俺だけの願いじゃないんだ」
「あれでも友達だから」
「俺が直接どうこう出来る問題じゃない。お前の力じゃないと・・・」
当然だよ。
それに、私の願いを叶える能力は、二人以上が同じ願いを持ってないといけないんだから。
ウ「でもね。騙すのはよくないよね~、ハロ?」
私は復讐に燃えていた。
ウ「ていっ!」

蕪「チt・・・」
バキッ!
チト「――はっ!体が勝手に・・・!ここはどこだ?」
な、何が起こったお?
チト「なっ、蕪雲、お前なんで私と一緒に居るんだ!?冗談じゃない」
部屋を出て行くチト様。
蕪「ま、待つお・・・」
チト「なっ、ここは・・・!なんで私はこんなところに連れ込まれて!?」
聖域の出口を求め、走り出すチト様。
冥「あの・・・」
蕪「なんでもないお」
ウ「ふっふっふ・・・思い知ったか。これでハロの評判もガタ落ち。あとは・・・」

部屋の窓の外はもう真っ暗で、部屋の明かりに粉雪の姿が映えていた。
ハロ「夜だけど、まさか、大丈夫だよな?ちょっと不安になってきたぞ」
そこんとこ頼むぞ、蕪雲。
ダッダッダッダッ・・・
階段を駆け上がる音。
チト「ハロぉ!」
ハロ「おわっ!?」
何でチトが俺の部屋に!?
チト「わ、私、私は、怖いんだ・・・!」
俺にしがみつくチト。
ハロ「な、何だ、どうした?とりあえずもちつけ」
俺も何がなんだかさっぱりわからんぞ。
チト「気がついたら、蕪雲と、メイドカフェの、奥の個室で、二人っきりで・・・私は、記憶が無くて・・・!」
あいつ、あんなところに行ったのか。
ハロ「大丈夫大丈夫。今は蕪雲とも一緒じゃないし、メイドカフェに居るわけでもない。だろ?」
チト「もう、訳がわからなくて・・・」
なんかものすごく嫌な運びになってる予感。
っていうか蕪雲の野郎やりすぎだぞ。奪わなければ何やってもいいってもんじゃないだろ、全く・・・。
俺は、震えるチトの頭を優しく撫でてやる。

ウ「いい展開にさせるもんですか。私の恨みを受けてみろ!」←もはやストレス解消のためにやってる

ハロ「?(なんか、急に・・・)」
チトって、いい匂いがする。
こうしていると分かるけど、体も華奢だし。蕪雲がそうしたのも分かる気が・・・いやいや。
でも、微妙に胸当たってるし・・・。
ハロ「あっ」
マイサンが反応し始めてるのに気付き、俺はあわてて体を離した。
チトにばれたろうか。
鎮まれ、鎮まりたまえ。
チト「どうした?」
ハロ「あ、いや・・・」
な、何でだろう。チトが無性に可愛い?
チト「なんだ、そういう事か。こんな状況でも、そんななんだな」
無意識に不自然な体勢をしていたため、簡単にばれた。
ハロ「その、何だ、最近、してないから」
なんちゅう言い訳ですか。と全米が声を揃えて言った。
チトはそれを聞いてため息をつき、
チト「そこに寝ろ」
とベッドを指差して言った。
ユリ「おにいちゃん?誰か来てるの?」
ハロ「!あ、ああ、蕪雲がな。宿題間に合わなくて、手伝ってるんだ」
ユリ「あ、そうなの?」
ドアの前から去ってくれた、みたいだ。
チト「うまいな」
ハロ「・・・・・・」
チト「そ、そんな欲しそうな目で見るな。こっちが恥ずかしくなる」
なんだか知らないが、して欲しくてたまらない。
チト「大体、慰めてもらうのは私の方だろ、泣き付いてきたというのに・・・」
チトはそんな愚痴をこぼしながらベッドに乗っかり、すでに仰向けになっている俺の体をまたいだ。
チト「で?どうすればいい。これでも私は落ち込んでるんだ。そう簡単にテンションはあがらな・・・」
俺は何を思ったか、両手でチトの胸を掴んでいた。
チト「なっ・・・///い、いきなり何・・・」
そしてそのまま、俺の手はチトの胸を堪能し続けた。
チト「あ・・・ゃめ・・・///」
ハロ「ツンのより大きいな」
チト「こんなときに何言ってるんだ・・・///」
こんなときしか言えないと思う。
半ば俺の意識とは無関係に、俺の体はチトを求め続けていた。
やっぱり、柔らかいな・・・///
ハロ「入れたい」
チト「・・・外で勘弁してくれないか?」
ハロ「・・・・・・」
俺は無言でズボン、パンツを下ろした。
チト「駄目だ。その・・・もし、今、な、中に出されたら、妊娠してしまう・・・から」
チトは愚息を見て見ぬ振りしながらそう言う。

ウ「うわー・・・///すごいことになっちゃった・・・流石に可哀想だし、この辺にしよう」

ハロ「?(ちょっと治まった?)・・・わかった」
チト「じゃあ、これで」
チトは、その濡れたパンツを俺の聖剣の根元にあてがった。
そしてやがて腰を動かし始めた・・・・。
ハロ「う、うぁ、あ・・・///」
チト「こら、そんなに喘ぐな///」
パ、パンツ越しに、何者かに挟まれて、扱かれ・・・!
ハロ「かっ、・・・・・・!・・・・・・!」
喘ぐな、といわれたので頑張った。
ハロ「お、お前だって濡らし過ぎだ。穿いてるくせに、ぬるぬる・・・」
チト「黙れ、お前が言うな///」
結局、俺は自分の白きで上着を汚すんだけどな。脱いでなかったから。
なんかもう、わかめ。

ハロ「ウィッシュ」
ここはウィッシュが居る神社。
あ、これ鳴らさないといけないんだっけ?
と、『それ』を掴んだ瞬間、そおっとウィッシュが奥の戸から顔を出した。
ハロ「まだ鳴らしてないぞ」
ウ「・・・ごめん」
ハロ「別に、咎めにきたわけじゃない」
ウィッシュは申し訳なさそうな面持ちで歩み寄って来る。
ウ「・・・・・・」
ハロ「それにな、ウィッシュ。今までこんなに日を空けずに俺が来た事があったか?」
ウ「ない」
ハロ「『そんな事でいいのか?』って言ったろ。俺はそんなに器量の狭い人間でねーの」
と言って、ぽんぽんとウィッシュの頭を叩く。
ウ「ごめんなさい」
ハロ「お前がいつもそんな顔するんだったら来ないぞ」
ウ「!」
ウィッシュは零れかけていた涙を急いで拭き、そしてこう言った。
ウ「うん、来なくても一応顔は見れるんだけどね」
ハロ「え?」

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最終更新:2007年08月03日 16:27