青春
春だなあ。
麗らかな春の日差しが大地を舐めるように照らし尽くす。
葉の一枚一枚に余す事無くその春の恵みを刻み込み、木々の生長を促すその光は、確実に俺のやる気を奪っていった。
ハロ「クソ、こんな、こんな馬鹿な・・・」
襲い来る眠気に目眩を起こす。
こんな所で倒れてどうする。俺は、俺は・・・学校に行くんだ!
バン!
ハロ「痛い」
背後から何者かが俺の後頭部を鞄のようなもので殴った。
こんな状態で敵に襲われるなんて、ツイてない・・・。
俺は膝をついた。
ツン「コラ!」
ハロ「おう!?」
跪く俺の背中をキックで猶も追撃!
ハロ「この容赦無い攻撃、さては・・・」
ツン「さっきから道の真ん中で何やってるのよ?」
む、聞き覚えのある声。
ハロ「ツ、ツンか・・・?」
ツン「そうよ。さっさと立ちなさい!」
ハロ「う・・・だが俺ももう限界のようだ。暗い・・・明かりをくれ・・・」
ツン「あったかくなってくるとこういう人が増えて困るわ。ごちゃごちゃ言ってないでさっさと立つ!」
ハロ「ツン・・・最後に、お前の声が聞けてよかっ・・・たっ!?」
ツン「いい加減にしなさい!」
またも蹴っ飛ばされる俺。
ハロ「おかげで目が覚めた。ありがとう、ツン」
立ち上がり、制服に着いた砂と靴跡をはたく。
ツン「・・・お願いだから、もうちょっとちゃんとしてよね」
ハロ「ああ」
ツン「やけに素直ね?」
ハロ「お前ほどじゃないと思う」
ツンは首を傾げて言う。
ツン「私が素直?」
ハロ「素直じゃないか。例えば・・・」
俺は、ツンの頬にそっと手を当てる。
ツン「えっ?」
そして、目を閉じ、顔をゆっくりと近づけた。本当に、かなりゆっくりと。
ツン「えっ?///ちょ・・・」
ツンの言葉が途切れる。・・・そろそろだろうか。
ツンは、目を閉じて待っているようだった。
ハロ「アぼーん!!」
ツン「きゃっ!?」
ツンの額を人差し指で突き放す。
ツン「なっ、なんなのよ!」
ハロ「やっぱり簡単に騙されたじゃないか。素直だな」
ツンの顔がみるみるうちに赤くなる。
ツン「最低!バカ!人の心をもてあそんで!」
ハロ「さ、からかうのはこのくらいにして学校に向かいますか」
ツン「何はぐらかそうとしてんのよ!まだ許したわけじゃないんだからね!聞いてるの?」
ハロ「聞いてません」
ツン「聞いてるじゃない!」
いやあツンで遊ぶのって、本当に面白いですね。
俺は罵声をBGMに、学校へと向かった。
ハロ「桜が天真爛満開だ」
まだ学校に着いていなかった。
ハロ「でもやっぱり散るところが綺麗だよな。日本人の心を揺さぶるよ」
ツン「私は夜桜が好きだな」
ハロ「あー、いいな。そうだ、今夜花見でも行くか」
ツン「今夜?そうね。そうしようかな」
ハロ「よし、決まりだ」
二人っきりって、久しぶりかも・・・。
ツン「・・・あ!」
ハロ「ん?」
ツン「誰か誘・・・」
しまった。自分から選択肢与えてどうするのよ私。
ツン「ごめん、なんでもない・・・」
ハロ「あ、そうか。気付かなかった」
ツン「えっ?」
嫌。やめて。誰か誘うとか言い出さないで。特に蕪雲とか。
ハロ「お前今日ニーソックス穿いてたんだな」
ツン「あ、うん」
ハロ「似合うぞ」
ツン「あ、ありがと・・・」
……。
ツン「ってどこ見てんのよ!」
ハロ「足」
ツン「いい加減視線逸らしなさいよ!訴えるわよ!変態!」
私は遠ざかってスカートを押さえ、脚を隠した。
ハロ「桜が綺麗だなあ」
ってもう見てないし!
いまいち掴み所がないのよ、こいつは。・・・そうだ!
ツン「桜はもういいから、さっさと学校行くわよ、変態」
ハロ「ああ、そうだな」
え?
何でこんなに自然なの?自覚してるの?
ハロ「何してんだ。行くぞ」
ツン「あ、うん」
どうしよう。謝ったほうがいいのかな。
ちょっとハロの位置づけが微妙になった。
ウィッシュの居る神社の裏手の山。
あそこを越えて行くと橋が沢山ある渓谷に辿り着く。
落ちたらふたたまりもなさそうな位の高さの切り立った崖にはいつも霧が発生していて、なんとも神妙である。
ウィッシュが言うには、今ウィッシュが居る神社は昔その渓谷にあったそうだ。
大小さまざまな橋と、台地。
谷底には川が網目状に存在する。ような音が聞こえる。霧がかかっていて見えないからよくわからない。
夏でも涼しいし、木々も四季折々の表情を見せるので景観も美しいのだが、やはりその不思議な雰囲気のためか、
俺を含めた地元の人はあまり立ち入らない。
しかし、それでも観光客の客足が絶えることは無かった。
と、言うわけで花見は例年通り行われる。
夜一人であの渓谷に行ったら怖いぞ。今日は沢山人が居るだろうからなんとも無いけど。
まあ、一人では絶対行きたくないところだな。
そういえば今、授業中だ。全く聞いてなかった。
授業\(^o^)/オワタ
ハロ「さ、行くか」
ツン「あそこ怖いのよねー・・・」
ハロ「どうした。ツンともあろうお方が怖気づいたか!」
ツン「別に怖くないわよ。ハ、ハロが一緒に来てくれるんだから・・・///」
ハロ「あ、悪い。聞いてなかった」
ツン「わざとらしいのよ!///」
コオオォォォォォ・・・(谷に霧が流れる音)
入り口の、一番大きな橋の上に立つ。
相変わらず、不思議な感じがする所だ。
来る途中に神社があったんだし、ウィッシュも誘えばよかったかな?
うう。寒気がする。霧って言うか瘴気だなこれ。
ツン「ねぇハロ。はやく進みなさいよ」
ツンが背中をつつく。
霧は谷底にしか現れないため、先は見通せる。・・・明かりだ。あそこだな。
ハロ「そうだな。行こう」
よく見たら、既に人が沢山居る。
ああ、はやく人のぬくもりに触れたい。
俺たちは足早に露店群へと向かった。
ツン「わぁ・・・」
ハロ「『わぁ』?」
ツン「感心しただけよ。何?意外?」
ハロ「意外」
ようやく、と言っても百メートルほどしか歩いていないが、ようやく人々と合流できた。
先程までは想像もできないほどの大賑わい。
ハロ「折角来たんだし何か買うか」
ツン「そうね」
沢山の屋台が並んでいる。
…ふむ。
一番広いこの島(?)に屋台が集中してるな。買ったら別の島で静かに景色を眺めながら食べる、と。
ハロ「なるほどなるほど」
ツン「あっ」
ツンが奇声を発した。
ツン「・・・今なんか失礼な事考えたでしょ?」
ハロ「別に。なんか見つけたのか?」
ツン「あれ買って」
ハロ「チョコチワワか?」
ツン「チョコバナナよ!どこをどう間違えたらそうなるのよ!?」
ハロ「まずは、わたがしだろ?」
ツン「チョコバナナも定番でしょ」
毒「フランクフルトでしょ」
蕪「イカ焼きだお」
ハロ「混ざるな」
どこからか独身男性がやってきたぞ。
ツン「あんたたちも来てたの?」
毒「恥ずかしながら男二人で」
蕪「漏れはチト様の光臨を待っているんだお」
ハロ「チトも来るのか?」
蕪「知らんお」
ツン「意味ないじゃない」
蕪「来なくても構わんお。でも来てくれると嬉しいお」
ハロ「急に謙虚になったな?」
蕪「これもモテるためだお!」
毒「俺も諦めない」
渋「モテようと齷齪・・・それが実っても実らなくてもいい。それが青春であり、ふっ・・・若さ、か」
こんな所で何してるんですか渋沢さん。
毒「なんで金魚すくいの店やってるんだよ('A`;)」
渋「どうだ、ご両人。やって行かないか」
ハロ「じゃあやります」
ツン「やった事無いんだけど・・・」
蕪「漏れ漏れも」
毒「おまいら花見ろよ花」
ハロ「まことに遺憾」
ツン「うるさいわね!やった事無いって言ったでしょ!」
漁獲量は全く無し。
ツン「あれが破れ易いのがいけないのよ、全く」
ハロ「それは仕様だろ」
毒「ドンマーイン('A`;)」
蕪「・・・・・・」
調子に乗って捕まえまくった蕪雲。果たして彼は持って帰ってそれを飼うのか。
ツン「ほら、掬っちゃったら持って帰んなきゃいけないじゃない?だからあえて取らなかったの」
ハロ「あ、チト」
蕪「なぬ!?」
チトと雪花姉さんが歩いているのが見えた。
まあ、どうせ雪花さんがチトを連れ出したんだろうけど。
蕪「ブーーーーン!!」
ツン「立ち直り早いわね・・・」
ハロ「ヴァカだからな」
蕪「漏れと結婚してくださいぶへぁ!」
あ、殴られた。
チト「つ、つい反射的に!・・・なんだ、蕪雲か。なら仕方ない」
ハロ「ちょwwww」
チト「!ハロ、月岡、日暮も来てたのか」
ハロ「ああ」
ツン「・・・こんばんわ」
毒「ドウモ」
チト「ところで、何でこいつは金魚の詰まった袋を私に差し出してきたんだ?」
ハロ「花束の代わりかと」
毒「魚束?」
ツン「考えうる最低のプレゼントじゃない!」
雪「あ!ハロ君!」
ハロ「うわ!?」
雪花さんが抱きついてきた。
チト&ツン「ちょっと!」
雪「ひさしぶり~!寂しかったんだよー」
ハロ「は、離れてくださいって!」
む、胸が当たってますしなんか凄くいい香りが・・・・
チト「姉さん!」
雪「わーかったわよ、もう」
雪「怒ったチトもかわいい♪」
ハロ「はは・・・」
苦笑いしかできない。
ツン「い、行きましょ!」
ツンが腕を引っ張る。
ハロ「え!?ああ、じゃあな!」
俺はツンに引きずられるようにしてその場を去らされた。
雪「じゃあねー。ふふ、あの子も可愛いなあ」
チト「そうやって人をからかうのはやめろ」
雪「チトに怒られても怖くないもん」
毒「蕪雲。立てるか?」
蕪「漏れはもう駄目だお。毒男、漏れの代わりにこの金魚たちを」
毒「お断りだ」
俺たちはやや細めの橋を渡り、静かな島に渡ってきた。
ハロ「そんなにムキになるなよ」
ツン「抱き疲れたくらいでデレデレしちゃってさ・・・」
ツンがいじけたように呟く。
ハロ「デレデレなどしていない」
ツン「してた!」
ハロ「ムラムラしてたんだ」
ツン「余計悪いじゃない!」
ハロ「冗談だ」
ツン「もう知らない!」
ツンはどこかへ走り去ってしまった。
ハロ「あ、おい!」
静寂があたりを埋め尽くし、冷たい風が通り抜けた。
本当に行ってしまったな。
ま、腹が減ったら帰ってくるだろ。
…なんて言ってる場合じゃないだろ?俺。バカか。
ハロ「ツン!」
俺は駆け出した。
人込みの中に、見覚えのある二人組を見つけた。
し「あ、先輩も来てたんですか」
ユリ「どうしたの?息切らせて」
みんな暇なんだな。と一瞬感心した。
ハロ「ツンを知らないか?」
ユリ「見てない・・・と思うけど。ごめん、人が多いからよくわかんない」
し「さては怒らせましたね?」
ハロ「う。実はその通りだ」
ユリ「女心のわからないおにいちゃんですから」
し「なるほど」
ハロ「うるせえ!とにかく、見てないんだな!」
俺は再び橋を渡った。
ハロ「はぁ、はぁ・・・」
あー、もう、十分頭冷やしました。これからは、抱きつかれそうになったらツンに抱きつくよ。
…なんか、違うような…。
橋の脇の桜が夜風に揺れ、さわさわと音を立てた。
ウ「あ・・・ども」
ハロ「ウィッシュ・・・」
入り口の近くまで来て、ウィッシュに会った。
ウ「ツンなら、さっき擦れ違ったよ」
ハロ「!本当か!?」
ウ「うん。なんか落ち込んでたけど・・・。擦れ違っても私に気付かなかったみたいだし」
ツン・・・。
ウ「急いで行ってあげたら?きっと喜ぶと思うな・・・」
ハロ「わかった。ありがとう!」
ウ「・・・・・・うん」
走って追うまでもなく、すぐにツンの後姿を捉えた。
立ち止まっている。
ハロ「ツン」
俺は、そっと呼びかけた。
――トン
ツンは振り返り、俺にすがりついた。
ツン「ごっ、ごめん・・・ごめんね・・・」
泣いているようだった。
その事に俺は一瞬驚いたが、ツンの頭を右手でそっと撫でてやった。
ツン「私・・・私、駄目。普通だよね、あんなの普通の事なのに、すぐ焼餅焼いて。バカみたい・・・」
ハロ「・・・」
ツン「いつも、いつも。ハロのことなんか考えずにさ。いい加減嫌でしょ?私みたいな・・・」
ハロ「わかった、わかった」
ぽんぽん、とツンの頭を軽く叩く。
ツンが涙に濡れた顔を上げる。
ツン「ハロ・・・でもね!それでも私は・・・」
ハロ「お前は俺の幼馴染だろ?」
ツン「え・・・?」
ハロ「俺は心が狭くてな・・・。嫌な奴なんだよ。すぐ人をからかうような」
ツン「それは別に・・・!」
ハロ「だから、嫌いな奴となんかずっと一緒に居られないんだよ」
ツン「・・・!」
ハロ「だから、ツンと一緒に居るんだ」
ツン「・・・・・・。え・・・?」
俺は、ツンの頬にそっと手を当てる。
ツン「えっ?」
そして、目を閉じ、顔をゆっくりと近づけた。本当に、かなりゆっくりと。
静かに、唇を重ねた。
それは、本当に短いキスだった。
ハロ「な、今のはからかいじゃなかったろ?」
ツン「・・・・・・」
ツンは未だに呆然としている。
ハロ「お、俺だって、マジなときはマジなんだよ」
あー、その・・・。
ハロ「振り回されて酷い目に遭うのも嫌いじゃないしな。ほら、俺ってマゾだから」
ふっ、とツンはようやく笑ってくれた。
ツン「そんな変態なハロが好き・・・///」
ツンは再び、俺の胸にコテンと頭を預けた。
ハロ「『変態な』は要らんぞwww」
結局桜もあまりよく見ていないし、何も買わなかった。
走り回って疲れたし・・・。
俺は、ツンをとりあえず俺の家に連れてきた。
ハロ「ただいま・・・」
と、言っても暗い屋内。ユリは帰っていない。
俺は自分の部屋に向かった。
ハロ「ふー・・・」
ベッドに横になる。
ツン「私も・・・。」
ツンもベッドに横になる。
二人で天井を見上げる。疲れているのだろうか。
月光だけが室内を照らしていた。
ハロ「・・・え?」
ツンが横からギュッと抱きついてきた。
ツン「私でも、その、ムラムラしてくれる?///」
あれは冗――
ハロ「・・・少し」
なんだよ。お世辞も言えないのか。
ツン「・・・そうね。雪花さん、美人だからね・・・」
ハロ「・・・ニーソックスなら」
ツンはくすくす笑い出す。
ツン「変態」
ハロ「うるせい!俺は足でされるのが好きなんだい!」
ツン「・・・そう」
ツンはそう言って、ベルトに手をかけてくる。
ハロ「え?えーっと・・・///」
拒むのか受け入れるのか曖昧過ぎて何の返事もできなかった。
まあ期待でいっぱいだったのは否定できない。
ぎゅ・・・
ハロ「う・・・///」
ツンはベッドの上に足を投げ出して座ると、早速その足で俺の屹立したそれを挟んだ。
ソックスの布の感触が心地いい。いい感じに摩擦感みたいなものが・・・。
ツン「じゃ、その、しごいちゃうけど・・・///」
ツンは足の裏で挟み込んだまま、上下させ始めた・・・。
ハロ「うっ、うあっ!ああ・・・///」
ツン「ちょっ、ちょっと大袈裟すぎよ///」
きっ、気持ちいっ!も、もっと足でして・・・おかしくなりそふ・・・。
ツン「こっ、この!少しは、声出すの、我慢しなさいよ!///」
ツンは竿を下腹部に押し当てるようにし、やや強めに扱き始めた!
ハロ「あっ、ああっ、あああっ!///」
あ、熱い。ぞくぞくして・・・それが気持ちよくなって、体全体に蔓延して・・・。
頑張って焦点を合わせ、頭を持ち上げツンの顔を確認しようとしてもかなわなかった。、
顔よりも近くの、眼下にニーソックスを履いた足で扱かれているのが見えて、足が動くたびにスカートの中の
パンツが見え隠れして、興奮が治まらない。
ツンの容赦ない足責めに俺は再び屈し、頭はベッドに沈んだ。
ツン「ニーソックスってそんなにいいの?私は・・・って聞いてるの?何よもう、よだれ出てるじゃない///」
ハロ「う、あ、え・・・///」
ハロ「あ、ああ!もう・・・」
ツン「この!あんたなんかね、やっぱ、マゾの、変態よ!これでいいの?いいんでしょ!?・・・う、我慢汁が・・・///」
ハロ「――っ!」
ツン「えっ!?早・・・」
俺はいつもよりすぐに射精してしまった。
白濁液が、ツンの足にかかっていく。
ハロ「はあっ、はあ・・・いい・・・///」
ツン「そんなに興奮する?」
ハロ「もっと・・・」
ツン「もっと、って・・・///」
ツンは挟みなおし、もう一度竿を引っ張りあげた。
そのまま、グイグイと責め、抜きにかかる。
ハロ「あ、っああ!」
ツン「ソックスだとここは痛いかしら?」
ツンは亀頭を足の指で弄り始めた。
ハロ「う、ああ!」
だが既に液まみれでぬるぬるになっていたため、痛くもなんともない。
むしろ布のざらざらが亀頭をなぞるとたまらなくなった。
ツン「喘いでばっかりいないで何か言いなさい!出させるわよ?」
ハロ「あぅ・・・が、・・・好き・・・だ」
ツン「///・・・ふん、聞こえないのよ!」
ぐにっ!
ハロ「あ、ああ!」
ツン「ちゃんと言わないと出させてあげないわよ?」
ハロ「ぁ・・・うう、す・・・」
ちゃんと言わないと、って言っておきながら扱き続けてるじゃ・・・これじゃ言えない・・・。
ツン「どうしたの?変態!」
ハロ「あ、ああ・・・。・・・?」
ツンは俺がイくタイミングを見計らってか、扱くのをやめて寸止めした。
ツン「いいなさいよ」
ハロ「俺は・・・ツンが好きで・・・すぅ!?」
ツンは再び扱き始めた!
ツン「ははっ!心がこもってないのよ!」
さ、さっきより激し・・・!出る・・・!
ハロ「うあ。あああ・・・。・・・?」
ツン「もう一回チャンスをあげるわ」
また寸止めにされた!もう、そこまで来てるのに・・・!
出したい!出したい!出したい!
ハロ「俺は、ツンが好きで・・・!」
ツン「中断しないでちゃんと言いなさい?ほら、ほら!」
ハロ「お、おれっ、俺はツン・・・が・・・」
でっ、出る・・・!
ツン「あっ、あぁあ!寸止め失敗・・・///」
俺はさんざん寸止めされた挙句、二度目の射精をした。
焦らされたせいか、一度目と劣らない量を放出してしまった。
ツン「・・・ふん!まあいいわ。許してあげる」
ハロ「ぅ・・・あ・・・///」
頭がくらくらする。
完璧に屈服した・・・。屈服させられた感が・・・。
……。
翌朝。
天気は相変わらず快晴。
ツン「全く、あのニーソックスもう穿けないじゃない///」
ツンが怒ってなのか照れてなのかそんな感じでなんか言ってきた。
ハロ「昨日送ってやったのに文句言うなぁ・・・」
俺は無気力にそう答えた。
ツン「しゃきっとなさいよ」
ハロ「そんなに若くねえ・・・」
ツン「高校生でしょ?」
ハロ「ぅえ~・・・」
大体春と言う季節がやる気を奪うんだ。俺の名前と一緒の季節のくせに。
ハロ「あれ?」
ツン「何よ?」
ハロ「ってことはお前今日ニーソックスじゃない?」
足を覗き込む。
バン!
後頭部を殴られた。鞄で。
ツン「そんなことしたら捕まるわよ!」
仕方なく頭を上げる。
ハロ「少年は「了承の上だった」と供述・・・」
ツン「完全に不意打ちだったと思うけど。残念だったわね、普通のソックスで」
ハロ「それもまた良し」
ツン「どこまで変態なのよ。ハロが好き、とは言っても変態は嫌いだからね!」
ハロ「嫌いでも俺はツンが好きだから!」
ツン「――・・・え///」
ハロ「はーっ!やっと言えた・・・」
ツン「えと・・・?『やっと』って?」
ハロ「昨日寸止めされたときから続きを言えてなくて」
ツン「あれはもういいの!」
ハロ「はは・・・あだっ!」
何かにつまづいて転んだ!何だ?糸?
毒「失敗ng」
蕪「野郎を転ばせてどうするお!チト様とかフェミニンを転ばせるお!写真g」
ツン「社会のクズ!」
ハロ「ド変態どもが!!成敗してくれる!!」
蕪「人の事言えるかお?(^ω^;)」
毒「俺は負けるわけにはイカナイ。だから逃げる」
ハロ「待て二人ともゴルァ!!」
渋「うーむ、青春だ。記念に一枚写真を撮っておこう。君、カメラを」
ツン「無いわ」
渋「・・・・・・」
シュボッ
渋「・・・いい天気だ・・・」
桜の木が春風に揺られ、花びらが一つ、宙を舞った。
最終更新:2007年08月03日 17:23