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冷照

  • 作者 79氏

シャーペンを置く。
ため息をつき、天井を見上げる。
チト「・・・・・・」
暇だ・・・。
ノートの上に数字を綴るのもいささか飽きた。
姉さんは勉強の時は絶対襲ってこない。なぜだか知らないが・・・でも自分の部屋にこもって勉強ってのは・・・はあ。
チト「・・・ハロ・・・」
って何口走ってるんだ私は。
ハロじゃない。勉強だ。勉強・・・。
姿勢を正し、再びシャーペンを取る・・・が。
チト「勉強じゃない」
そう言って、シャーペンを置いた。
それこそ違う。隠さなくてもいいじゃないか。
かっ、隠したいけど、多分それじゃ伝わるものも伝わらないし、それに。
チト「はぁ・・・」
再び、ため息をつく。
ピリリリリリ・・・
電話だ。
携帯電話を手に取り、画面を見る。
チト「は、ハロ!?」
思わず声を上げてしまう。
な、何だこの良過ぎるタイミングは。
ピリリリリリ・・・
あ、そうだ!電話に出ないと。
チト「・・・コホン」
通話ボタンを押す。
チト「はい」
ハロ「何か用か?」
チト「・・・・・・。それはこっちのセリフだ!」
ハロ「おお、そうだ」
まったく、次々と意表を突いてくる。
ハロ「今ヒマ?」
チト「ああ、ヒマだ」
と、飽くまで平静を装う。
ハロ「ちょっと、買い物に行かないか?」
チト「かっ、買い物!?」
えっ、な、何か私に選べるものあったか?
ハロ「な、何だよそんなに驚いて」
チト「な、なんでもない。気にするな」
ハロ「付き合ってくれるか?」
チト「も、もちろんだ」
と、飽くまで平静を装う。
ハロ「じゃあ一時(十三時)くらいに学院前駅で」
チト「ああ。わかったすぐ行く」
ハロ「・・・あのな、今十時なんだけど」
チト「えっ?」
言われて時計を見ると、確かに十時だった。
チト「じょ、冗談に決まってるだろう」
ハロ「『えっ?』とか言ってなかったか?」
チト「ふ・・・ふん、ジョークの分からんやつだな」
ハロ「はいはい。一時に駅でな」
チト「はあ・・・」
やってしまった、かな。
もう少し優しく接してもいいだろうに。
携帯をベッドに放る。
まあ、今更悔やんでもしょうがない。準備をしよう。

ドアがノックされる。
雪「チト♪ごはんごはん!」
姉さんだ。
チト「わかった」
ドアを開ける。
雪「あら?」
チト「?」
雪「何で着替えてるの?」
…しまった。
雪「さては・・・」
チト「昼ごはんが冷めてしまう」
私は姉さんの横を無理矢理擦れ違った。
雪「あ、ちょっと!」
チト「?」
しかし急に呼び止められ、振り返る。
雪「エプロン似合う?」
そういって姉さんはくるっと回ってみせる。
チト「似合う」
雪「本当?やったね」
姉さんは外出についてあまり詳しく聞いてこないようだ。
……。
こんな愛想の悪い女に、ハロは何の用があるんだろう。

じゅ、十二時三十分。
ここから駅に歩いていけば、そうだ、十二時五十分には着いているだろう。
うん、そのくらい余裕があれば十分だな。
深呼吸をする。
私は玄関の前から一歩外に踏み出し・・・
あ、服装。
こんなので大丈夫だろうか。
って言っても今更選ぶ時間なんて無いし・・・。
大丈夫だ、大丈夫。
私は歩き始めた。
天気は快晴。
雨は降らない。
……。
桜、散ってしまったな・・・。
もう葉桜に変わってしまった。
早いものだ。
桜はいつまでも咲いたままでいてはくれない。
そして、冬の時十分に冷えないと美しく咲いてくれない。
しかしどちらにせよ散る時が一番美しくて、最後には葉桜になる。
昔の人は、桜のそんな姿に世の無常さを覚えたそうだ。
自分はどの段階にあるのか、桜は指し示してくれないが。
ハロ「よお、チト」
チト「は、ハロ!」
駅で待つこと数分、ハロがやってきた。
ハロ「普段着もなかなかかっこいいな」
チト「な、なんだ急に・・・///」
ハロ「じゃあ行くか」
チト「他に誰か一緒じゃないのか?」
ハロ「ん?ああ。お前だけだ」
と、言う事は二人きりで?
チト「そうか・・・///」
ハロ「早く行こう。乗り遅れる」
チト「そ、そうだな」
二人きりで買い物・・・。
そんな余韻にもう少し浸りたかった。

目的地に着き、電車を降りる。
駅を出たところで聞く。
チト「今日は、どこに行くんだ?」
ハロ「簡単に言うと服屋」
チト「服屋か・・・」
ハロ「どうしたんだ?」
チト「私のセンスで選んでも大丈夫か?」
ハロ「ん?」
ハロはジロジロと私の服装をチェックする。
ハロ「大丈夫だと思うぞ」
その言葉が少し嬉しかったりもしたが。
チト「い、いやハロのを選ぶんじゃないか?」
ハロ「いや、しのたのを選ぶんだ」
し、しのた・・・?
ハロ「あいつ、もうすぐ誕生日みたいな事ほのめかしてたからな。チトが選んだと言えば感激するだろうと思って」
チト「そうか。しのたにな・・・」
ハロ「そうだけど」
チト「そ、そうだ。ちなみに私の誕生日は覚えているか?」
ハロ「九月二十九日だろ」
チト「正解。よく覚えてたな」
ハロ「美人の誕生日は忘れないのさ」
チト「からかうな!///」
ハロ「はっはっは・・・ま、だべってないで行きまひょか」
チト「く・・・///」
なんか軽くあしらわれてるような気がする。

超巨大デパートブティック街。
チト「お、おいハロ!」
ハロ「なんでしょ」
チト「当然選ぶの手伝ってくれるんだろうな?」
ハロ「流石にそこまで無責任じゃないぞ。金も俺が出す」
チト「だ、ダメだ!私も払う」
ハロ「じゃあ割り勘にするか」
チト「ああ、それでいい」
ハロ「・・・・・・」
ハロ「何か今日のお前、可愛いな」
チト「は・・・え!?///」
ハロ「いや、なんかリアクションでかいし、よく動くし、見てて面白い」
チト「笑いものになってるようにしか聞こえんが・・・」
ハロ「そうむくれるな。褒めてるんだから喜べ」
チト「偉そうに」
チトはどこへとも言わず足早に進み始めた。
俺も後からついていく。

ハロ「しのたに似合いそうな服ってなんだろうな?」
何気なく言う。
チト「特徴を挙げていけばわかりそうだが」
ハロ「ふむ・・・」
しのたか。
ハロ「眼鏡を掛けている。髪は青に近く、バスケやってたわりに背は低い」
チト「それはわかる」
ハロ「なんかうるさい、自分のことを『ボク』って言う、座右の銘は『強くなりたい』」
チト「何気なく酷い上に記憶が混同してるな」
ハロ「最近パソコン使えるようになった、嫌いな野菜は単子葉類、鼻歌は上手い」
チト「それ服装に関係あるか?」
ハロ「大体そんなところだぞ」
チト「要は子供っぽいって事か」
それも相当酷いぞ。
ハロ「間違ってはないけど」
俺も相当酷いぞ。
結構奥手かと思ったが、チトは服を選び始めた。
チトと二人きりで買い物なんて珍しいよな。
今日はしのたが喜ぶだろうと思って誘ったんだけど、いきなりの電話で来てくれたし。
本当にヒマだったからかもしれないけど。
……。
ハロ「チト」
チト「何だ?」
チトはこちらを向かずに返事した。
チト「お前も選――」
ハロ「久しぶりだよな」
チトの動きが一瞬止まる。
そして振り返った。
チト「何が?」
ハロ「ほら、こうやって二人きりで買い物とか」
チト「・・・・・・」
ハロ「いや、今そう思ったから言ってみただけだ」
チト「・・・そうだな」
チトはまた向き直す。
少しの間沈黙があった。
チト「でも、私は」
ハロ「?」
チト「ハロにとっては『久しぶり』だろうが・・・」
チトは俯いて言う。俺のほうを向いていないため、表情は確認できないが。
チト「私は、ずっと二人きりで・・・どこかに行ってみたいとか思ってる」
ハロ「・・・・・・」
チト「わ、私はな・・・!」
声が震えている。
ハロ「チト・・・」
チト「強がっては居るけど、それじゃ駄目で、全然素直になれなくて・・・自分が嫌だ」
俺はチトの震える肩を掴み、こちらを向かせた。
ハロ「・・・落ち着け」
チトは、やはり涙目になっていた。
それでも涙は流れてはいない。涙を流すことさえ・・・。
俺はそのままチトを抱きしめた。
チト「なっ・・・!離・・・///」
慌ててもがくチト。
ハロ「離すか?もう大丈夫か?」
チト「ひ、人が見てるだろ・・・///」
ハロ「店の端のほうだ。棚で目隠しになってる」
チト「・・・ハロ」
ハロ「お前は俺に冷たく接するけど、本当にそうしたくてそうしてるんじゃないだろ?」
チト「え・・・?」
ハロ「それくらいわかる。そのせいで自分を責めてたなんてわからなかったけど」
チト「・・・・・・」
チトは俺の肩に額を付けて俯く。
ハロ「いや、ほら、お前が素直なのもなんか変だし」
チト「素直なほうがいいだろ・・・」
ハロ「俺、そんな事言ったか?」
チト「・・・!・・・う・・・」
ハロ「お、おい・・・」
チトの目から堰を切ったように涙が流れ出す。
ハロ「お、おい・・・」
右手でチトの頭を撫で、なだめる。
チト「・・・・・・はぁ、・・・」
チトは鼻をすすりながら、俺から体を離し、袖で涙を拭った。
ハロ「・・・ほら、ティッシュ」
ポケットからティッシュを取り出し、差し出す。
チトはそっとそれを受け取り、また涙を拭く。
ハロ「自分に自信を持て。しのたはお前の事尊敬してるんだぞ」
チト「・・・ん」
ハロ「蕪雲はお前の事好いてるし」
チト「あれは放っておく・・・」
ハロ「素直になれなくても素直な意思はちゃんと伝わってる筈だ。俺じゃなくても」
チト「そうか?」
ハロ「・・・そう思うなら、今度は自分から誘ってみればいい」
チト「・・・私から」
ハロ「ああ。誰でもいい。そうすればきっと、素直じゃないお前が好かれてるのに気付く」
チトはふっと笑った。
チト「褒められているんだか貶されているんだかわからないな」
ハロ「ふん、素直じゃないな」
チト「・・・だな。さ、しのたの服を選ぼうか」
ハロ「ああ」
チトの顔は、いつしか以前の強気な顔に戻っていた。
チト「これはどうだ?」
ハロ「それはデカい。しのたは並大抵ではないくらい小さいぞ。お前のサイズで選ぶな」
チト「相当限られてくるな」
ハロ「いっそ切るなりして加工したらどうだ?」
チト「加工?それは流石に・・・」
ハロ「そんなんじゃお嫁に行けないぞ」
チト「く・・・!わかった」
わかるなよ。
ハロ「冗談だって。家に帰って練習するなよ」
チト「姉さんが邪魔するから練習もできないだろうけどな」
チトはそう言いつつ服を返しに行った。
雪花さんか・・・。
そういえば、よく外出を見逃してくれたな。機嫌が良かったんだろうか?
チトは別のものを持って戻ってきた。
チト「このスカートはどうだ?」
ハロ「違う!」
チト「ち、違う?結構子供っぽいけど可愛いデザインだと思うんだが」
ハロ「しのたみたいな自分の事『ボク』とか言ってる奴は短パンもしくはズボン」
チト「・・・なのか?容姿とかは気にしないでか」
ハロ「く・・・!いや、それは多少絡むが、しのたなら大丈夫だきっと」
理屈が無理矢理だ。趣味の領域に入ってしまうとどんなオプラートに包んで話せばいいかわからん。
チト「よくわからんが、『ボク』から連想してとことんボーイッシュな感じにしたいんだな?」
ハロ「大体そうだ」
制服のリボンもネクタイ型にしてるから本人もたぶん抵抗無い。たぶん。
チト「でも、背が小さいから可愛らしいほうが似合うと思うんだが・・・」
ハロ「あー、その辺はチトが選んだもののほうが優先だぞ」
チト「ふむ・・・では、両方の組み合わせで買おう」
ハロ「は?」
チト「『は?』じゃない。両方買う」
ハロ「そんな景気のいい話・・・」
チト「なら代金は私が払おう。こっちは自分で選んだんだからな」
ハロ「そこまで言われたら出さないわけにはいかねえ・・・!」
チト「私が払うって言ってるだろ。片方は割り勘、もう片方は全額私が。それで構わないな?」
ハロ「二つに一つか・・・」
チト「いや一通りの払い方しか言ってない」
本人が払いたいと言ってるんだし、ここは流されておくか。
それにしてもチト、はっきり言うようになってからますますツンツンしてきたな。
割合的には3:1のツンツレくらいか・・・。
という事はその逆パターンはツレデレ?
チト「精算するぞ。一円も出さない気か?」
ハロ「ああ、今行く」
いや、クーデレか・・・。

プレゼントは俺が部活の時に渡す事になったので、チトを俺の家に招いた。
ハロ「ただいまー・・・って、ユリは?」
いつも汚れた俺を無垢な笑顔で迎えてくれるユリの姿が無い。
チト「いつもは居るのか?」
ハロ「ああ・・・ちょっと待っててくれ」
俺はリビングに入った。
そこには書置きがあった。
『夕飯の準備の買い物と、美佳ちゃんの誕生日のプレゼント買いに行くから少し遅くなるかもだけど待ってて。
おにいちゃん、美香ちゃんにいい服買ってきてあげてね?』
ハロ「・・・・・・」
ボーイッシュに徹した俺が来ましたよ・・・。
チト「ハロ、入ってもいいのか?」
ハロ「ああ、荷物は俺が置いてくるからそこに置いてて」
チト「わかった。じゃあ、お邪魔します」
ハロ「ほい」

俺はしのたんにプレゼントすべく買ってきた服の買い物袋を手に階段を上っている。
なるべくユリの目に付かん所に置いとかなきゃな。色々聞かれると厄介だし。
自分の部屋のドアを開け、服を・・・どこにしまっておこう?
机の脇に掛けとくか。灯台モトク口スって言うしな。
チト「ハロ・・・」
ハロ「うおっ!?」
驚いて振り返ると、チトが立っていた。
ハロ「何だよ夕暮れの薄闇にまぎれて」
チト「その・・・今日は、ありがとう」
ハロ「ああ」
チト「・・・・・・///」
チトの顔が見る見るうちに赤くなる。
ハロ「深呼吸、深呼吸」
チト「かっ、からかうな!///」
ふぅ、とチトは深く息を吐く。
チト「ハロの言葉、嬉しかった。なんか吹っ切れる事ができた」
ハロ「よかったじゃないか」
チト「何であんなに悩んでたんだろうって思えば、単に自分が悩むからいけなかったんだな」
ハロ「うん?」
チトは、一歩、また一歩と近付いてくる。
wktkと殺さないでくれという気持ちが錯綜する。
チトは急に視線を伏して言う。
チト「私は、やっぱりハロが好きだ。私は不器用だけど、それでも」
頬を染めて一生懸命にそう言うチトの姿がやけに可愛く映る。
チト「だ、だから・・・」
ハロ「!」
…俺は、何の抵抗もせずにベッドの上に仰向けに押し倒された。
チトは俺の上にまたがり、伏していた目線はいつの間にか俺を見下していた。
チト「・・・あ・・・」
チトが、既にいきり立ったそれに気付く。
チト「押し倒されるだけで勃つなんて・・・」
わざと困ったような顔をしてチトはそう言い、ベルトを外しにかかる。
チト「今日は、足でしない」
ハロ「・・・え?」
そこで『え?』とか口に出して言うなよ俺。
チト「・・・ハロのが、欲しい」
つまり?
ハロ「・・・!」
チトは、服を脱ぎ始めた。
日が暮れた。
わずかな光が、チトの体を照らす。
チト「じゃ、じゃあ、挿れる・・・からな?///」
ハロ「・・・綺麗な体だ」
チト「茶化すな!///」
ハロ「触っていい?」
チト「・・・好きにしろ」
好きにしろ、と言われたので両手は胸に伸びた。
チト「あっ・・・ハロ・・・!い、挿れるぞ!///」
ず、ずりゅ・・・
俺の竿は、ゆっくりとチトに飲み込まれていった。
チト「ぅ・・・あっ・・・!///」
俺も思わず手を離しそうになった。
チト「ふぅ・・・やっぱり、これのほうが一つになれた感じがす・・・!?///」
ああ、おっぱい柔らけえ。
チト「こ、こら、話聞け!」
吸いたいけど上半身持ち上がらねえ・・・くそ。
チトは両手を俺の腹に当てた。
前かがみになられたので、手はおっぱいから離れてしまう。
チト「空気読めない奴にはおしおきだ、この変態」
チトは早めに腰を動かしてきた!
ハロ「ぅ・・・ああ!」
竿全体がぬめぬめした襞に襲われ、なすがままに扱かれ続けている。
部屋全体に、その行為の淫靡な音が響く。ベッドの軋む音もだ。
ハロ「あっ、ぁあっ!」
チト「ほれ、ほれ、どうした?まさかもう出るなんて言わないよな?・・・ははっ」
ハロ「あっ、が・・・」
俺は出さないように、必死に耐えて悶えるだけだ。
チト「ふぅ、ああ・・・でも、気持ち、いい・・・///」
快感が股間から侵食していき、もう抑えが利かなくなっていた。
ハロ「あっ、ああっ、あ、ああ・・・」
俺はもうチトの動きに合わせて喘ぐ事しかできない。
チト「もう降参か?ふ、これだから、マゾの、変態さんは・・・///」
チトから発せられた言葉が、俺の脳を痺れさせる。
チト「出すなら、いつでも、出していいぞ?全部、受け止めてやるから・・・///」
もっと、出す前にもっとたくさん動いて、扱いてほしい・・・。
チト「あっ、ああっ!?・・・来い///」
俺はその願望に耐え切れずに、自ら下から突き上げていった。
ハロ「いっ、いいっ、いいいい!」
チト「出るの?じゃあ・・・あっ!///」
俺はそのまま、チトの中にたくさんの精液を注ぎこんでしまった。
チト「・・・あっ・・・熱い・・・///」
ハロ「・・・ぁ・・・はぁ・・・」
チト「早漏・・・///」
ハロ「ち・・・が・・・」
チト「変態・・・」
ハロ「・・・・・・」
それは仕方なかった。

三日後。部室にて。
チトが選んだほうの服が、何故か無くなっていたんだが・・・?
あのあと俺は力尽きたから何も知らなくて。
…とにかく。
ハロ「しのたん、誕生日おめでとう!」
し「ありがとーございますー。なんですかこれ?」
ハロ「服だ」
気に入ってくれるとありがたいんだが本当に。
袋からボーイッシュな衣裳が次々と取り出されますがニヤけるなよ蕪雲てめえ。
し「これ、先輩が選んだんですか?」
年貢の納め時か?
ハロ「そうだ」
半生\(^o^)/オワタ
し「それにしてはなかなかいいですね」
ハロ「・・・え?」
それなんてお世辞?
ま、まあ良かった・・・。
?「しのた」
聞き覚えのある声が背後から。
し「ち、チト先輩!?」
蕪「神光臨中につきktkrwww」
チト「これ・・・」
そして見覚えのある袋を差し出すチト。
し「え・・・これ」
チト「私が選んだ服だ。気に入ってくれると嬉しいが」
し「気に入らないわけ無いですよ!ありがとうございます!!」
しのたは袋をギュッと抱きしめて深く礼をした。
チト「ま、まあ喜んでもらえて何よりだ。それより・・・」
し「何ですか?」
チト「その・・・今度どこかへ出かけないか?」
し「え・・・ええええええ!?ぼぼぼぼぼボクなんかとぉ!?」
『ぼ』が多い。
し「勿論です!ご一緒させていただきたく!」
チト「そうか」
よしよし。これにて一件落着・・・。
し「で、蕪雲先輩のは何ですか?あまり期待はしてないんですけど」
蕪「ぇ」
ハロ「『ぇ』じゃねえwwwww」
蕪「・・・強いて言えば『幸せなひととき』だお」
ハロ「用意してないんだな」
し「しっ、信じられない!何もいらないけど!」
チト「これで何度目か・・・」
蕪「ちょ」

  ウボァー

チトはレベルが上がった!

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最終更新:2007年08月03日 17:55