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番外 お賽銭

  • 作者 79氏

ウ「ふい~・・・」
戸を開けて外に出ると、夜の空気が私を包んだ。
葉っぱの匂いがする。夏の、夜の匂いだ。
ウ「さて、と」
日課の賽銭箱チェックだ。
今日はやけに人が多かったみたいだけど、たくさん入ってるかな?
つ◯ウィッシュにお賽銭
ウ「あ、入ってる!」
100円だ。幸先いいなあ。
つ◎ウィッシュがハロとご縁がありますように、5円で。
ウ「五円玉だ・・・」
験かつぎかもしれないので、それを手にとって眼を閉じる。
こうすれば、込められた想いが・・・
ウ「・・・え?・・・そ、そんなわけないじゃん!バカみたい私・・・///」
サッ、と五円玉をしまう。
つ◯ウィッシュにお賽銭(家を売って用意[500])
ウ「す、すごい。五百円玉だ・・・」
景気いいなあ。
ウ「・・・『家を売って』!?えええそんなの受け取れな――全然景気良くないよ!?大丈夫かなこれ!?」
今日はいろんな想いが込められてるなあ。後が不安だけど。
つ⑩ウィッシュにお賽銭
ウ「あ、よかった普通の十円玉・・・」
何で賽銭ごときでこんなにドキドキするんだろ。
つ5000
ウ「ってえええええ!?ご、五千円札!?」
おろおろして左右を見渡す。
えーっと、えーっと、ごめんなさい?
ウ「う、受け取るよちゃんと」
うん、それでいいよね。

賽銭箱の(秘密の)蓋を閉め、鍵を掛ける。
ウ「では、みんなの願いが少しでも多く叶いますように・・・」
そう言って、私は目を閉じてしばらく祈りを捧げた。
……。

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最終更新:2007年08月03日 17:57