夜明
静かな夜。
俺はなかなか寝付けなかったから、ベッドに腰掛けて月を見ていた。
外はよく晴れている。
満天の星空。月の光は、俺の部屋に静かに差し込んでいた。
そういえば、あいつが来た時もこんな夜空だったと思う。
――ウィッシュ。
あいつは今日も、人々の願いが叶うように祈り続けているだろう。
だろうとは思うが、・・・最近会ってない。
ウィッシュ、寂しいだろうな。
…いや。寂しいのは俺か。
時刻は既に十一時を過ぎていたが、それでも俺は無性に気がかりでしょうがなかった。
ここに居たってどうせ寝付けないままだ。
俺は立ち上がり、部屋を出た。
外は涼しくなく、それは夏が近付いているのを感じさせるものであった。
俺は導かれるように神社に辿り着いた。
ハロ「ウィッ――」
ウィッシュは床に横になっていた。
と、言うより、倒れていた。
ハロ「ウィッシュ!」
俺はウィッシュに駆け寄り、その上体を起こす。
体は温かい。やはり、眠っているだけなのだろうか?
周囲を見渡す。布団すら引かずに・・・
ウ「・・・ん・・・」
ハロ「!・・・ウィッシュ!」
ウ「え・・・?」
ウィッシュは目をゆっくりと開けた。
少し間があって。
ウ「ひゃっ!?」
ハロ「うわ!?ななななんだよでかい声出して!」
ウィッシュは急いで座り直した。
ウ「なっ・・・なななんで君がここに居るの!?」
ハロ「いや、俺は何か胸騒ぎがして・・・いやお前は何で倒れてたんだよ?」
ウ「倒れてた、って寝てただけだよ」
ハロ「嘘付け。布団も引いてなかったぞ」
ウィッシュは視線を逸らす。
ウ「・・・そういう健康法があって・・・」
ハロ「もう少しマシな嘘をつけバカ」
ウ「バっ・・・!バカじゃないもん!ホントなんだから!」
ハロ「はぁ・・・」
俺の勘も案外莫迦にできないもんだな。
ウ「本当に、なんでもない・・・」
ハロ「なぁ」
ウ「何?」
ハロ「俺ってそんなに頼りにならないか?」
ウ「えっ・・・」
ハロ「お前は何でも一人で背負い込んでしまう、そういうやつだからな」
ウ「・・・・・・」
ウィッシュは視線を伏せ、黙り込んだ。
何かを言い出そうとする様子を見せるが、すぐに口を噤み、今度は泣き顔になった。
ウ「たっ、頼りにしてないわけじゃなくて・・・」
言葉が途切れる。
俺は錯覚を思い出した。
俺なんかを頼りにできるわけが無いじゃないか。
俺はただの人間だし、二百年もあれば誰も俺の顔も名前も覚えてるやつなんか居なくなる。
ウィッシュは違う。
違うんだけど・・・その違いは俺にとってもウィッシュにとっても悲しすぎるものだ。
錯覚だなんて思いたくない。ウィッシュは人間だ。
ハロ「俺には解決できない問題なのか?」
ウ「・・・わかんないよ・・・」
ハロ「・・・そうか」
再び言葉が途切れる。
ウ「怖い夢を見て・・・それだけ」
ハロ「怖い夢?」
ウィッシュはコクンと頷く。
ウ「君に会わなくなってから日が空くと、だんだん・・・そのうち、毎日見るようになって・・・」
ハロ「どんな夢なんだ?」
ウ「・・・『願え』って」
ハロ「?」
ウ「君が居なくなるように願えって言うんだよ!」
ハロ「!・・・そんな事、誰が?」
ウ「わかんない!わかんないの!」
ついにウィッシュの目に涙が浮かぶ。
ウ「けど、それ、自分だと思・・・!わけ、わかんないよ・・・!!」
消えろって?ウィッシュが?
ウ「ご、誤解しないで!違う!!」
ハロ「待て、落ち着け」
酷く動揺するウィッシュを、俺は静かに抱き寄せた。
ウィッシュは何かに怯え、体は恐怖に震えているようだった。
俺は、そっと頭を撫でてやった。
ハロ「・・・・・・」
俺にはそれが、ただの夢だとは思えなかった。
今日、寝付けなくてここにやってきたことすら偶然には思えなかった。
ウ「あのまま・・・」
少し落ち着きを取り戻したのか、ウィッシュが口を開いた。
ウ「今日、あのまま君が来なかったら・・・」
ハロ「いや。俺は来た。考える必要は無い」
ウ「・・・・・・」
ウィッシュはギュッと俺にしがみついた。
こんなにも小さく、か弱いこいつを苦しめる存在とは一体何者なのか。
ハロ「俺は消えないし、お前も消えたりはしない」
ウ「いかないで」
ハロ「?」
ウ「私を、置いていかないで」
ウィッシュは、震えた声で言った。
ハロ「・・・どこからでも駆けつけてやる」
今日みたいに。
ウ「・・・うん」
………。
……。
…。
朝、か・・・?
ウィッシュは泣き疲れたのかあのまま眠ってしまったけど、俺はどうも帰れなくて。
布団を引っ張り出してきて、神社に泊まる事にしたんだ。
やれやれ。由梨に叱られちまうな。
ウ「ん・・・」
ハロ「起きたか?」
ウ「・・・・・・」
起きてないのか。
ウ「あ、あれ・・・?」
どっちなんだ。
ウ「おはよ・・・」
ハロ「おはよう」
ウィッシュはまだ寝惚けているようだ。
ウ「・・・えっとね」
ハロ「ん?」
ウ「ありがとね・・・」
ハロ「俺は何もしてないぞ」
ウ「・・・そうだね」
そこで納得するのか?なんだかよくわからなくなってきたぞ。
ウ「ここに泊まってえっちしなかったのって久しぶりだね・・・」
ハロ「何だ、そういう意味かよ」
ウ「違うよ」
ハロ「知ってるよ」
ウ「んー?こんがらがってきた」
ハロ「寝惚けんな。とりあえず俺は帰るぞ。由梨に怒られるからな」
ウ「ん・・・またね」
そう言うとウィッシュは再び布団をかぶった。
睡眠不足だったんだろうか?
ハロ「お休み」
そう言って、出口の戸から外に出た。
空は快晴。
まだ夜が明けきっていないようだ。時間にして、四時・・・いや、四時半といったところか。
このまますがすがしく家の中に入らせてくれたらありがたいんだけどな。
無理だった。
ユリ「どこ行ってたの?おにいちゃん」
玄関に正座して待っていたらしい由梨を目の前にして。
ハロ「おはよう由梨」
ユリ「おは・・・って違うでしょ?ごめんなさいは?」
ハロ「ごめんください」
ユリ「自分の家なんだからごめんくださいは言わなくていいの!」
ハロ「悪かった。ちょっと急用ができたんだ」
由梨はため息をつく。
ユリ「もう・・・心配するでしょ?書置きぐらい・・・ふぁ・・・」
ハロ「お前まさか夜通し待ってたのか?」
ユリ「・・・罰として朝ごはんよろしくね?」
ハロ「・・・はい」
ハロ「いや、本当に行かなきゃまずかったんだって」
無言の食卓。
ユリ「ふーん」
ハロ「決して、女のところに行ったとかそういうわけじゃないぞ」
ユリ「・・・行ったんだ。おにいちゃんのバカ」
なんでばれたんだ?
ハロ「いや、でも決してやましいわけじゃ・・・」
ユリ「無理に弁解しなくてもいいよ」
ハロ「し・・・信じてくれ最愛の妹よ」
ユリ「・・・ふん」
って言うかあの状況を一から説明しろって言うのは無理があるぞ。
いきなり願いがどうの消滅がどうの言い出したら通報も已む無しだろ。
変なカウンセリングうけて『大丈夫ですた』みたいな判定受けて出所した所をツンに抱き付かれても納得いかんぞ。
学校の人たちの俺を見る目が変わるぞ。
ハロ「それでもいいのか」
ユリ「え?」
ハロ「いや。素直に謝る。今後は・・・」
もうしません。
いや、それだと困るかも知れないしな・・・。
ハロ「今後は緊急時を除き、無駄な夜間外出を控えます。きっと」
ユリ「それは普段から心がけなよ!」
それもそうだ。
ユリ「・・・いいよ、もう」
ハロ「え?」
ユリ「許してあげる。元からそんなに怒ってないし。今に始まったことじゃないし」
今に始まったことじゃないし、って言うのは少し傷付くな。
ハロ「感謝する」
ユリ「その代わり、何かおごってね」
ハロ「・・・ああ」
こちらハロ。学校に到着した。
ツン「元気無いわね」
ツンは机の上に鞄を置いて言う。
ハロ「そうか?」
ツンが俺の左隣の席っていうのも偶然ではないような・・・。
ツン「何かあった?」
ハロ「別に」
ツン「・・・別に隠さなくてもいいのよ?」
ハロ「問題ない」
ツン「・・・問題無いんだったらそんな顔しないでしょ」
ハロ「そうだけど」
ツン「・・・ちょっと!」
ハロ「ん?」
ツン「『ん?』じゃないわよ!さっきからどこ見てんのよ!バカ!///」
ハロ「いや、お前が足組むから」
ツン「目ぇ離す!」
ハロ「ナイスなニーソッk」
ガッ
ロ「目から星出た。ガチで」
ツン「出るわけないでしょ!?変態!///」
戦場では鞄すら凶器になりうる。いやいや勉強になりました、と・・・。
毒「変態ハケーンm9('A`)」
蕪「変態が居ると聞いて㌧できますた!!」
ハロ「沸くな!」
毒「比留間(ひるま)っから視姦とは言語道断」
蕪「見るならこっそり見るお」
ツン「殴られたいの?」
ハロ「勘弁してやれ。根はいいやつらだ」
蕪「座り直しちゃったせいで視姦も不可能。道路交通法第十九条第二項『視姦は控えめに』を違反したお」
毒「立件フラグ」
ハロ「視姦はプライバシー関連だろ?その項目って二人乗りじゃなかったか?」
ツン「あんたたち三人とも逮捕されたほうがいいんじゃない?」
毒「オレモカヨ('A`;)」
結構悩みとは無縁だな、こいつら。
俺が変態とか言われて敢えて否定しないのは自覚があるからと開き直っているから。
これはもう仕方ないよな。ないよな。
ハロ「とにかく、お前らに人の性癖をとやかく言われる筋合いなど無い!」
蕪「く・・・大きく出たお」
毒「言ったっけ?」
ツン「恥ずかしい事大声で言わないでよ、もう・・・」
大丈夫そうだったとは言え・・・。
やはり、ウィッシュが気になる。
もし、俺を拒んでいる存在がウィッシュ自身だったら。
俺は、大人しく消えるべきなのだろうか?それが、ウィッシュの望んでいる事なら。
じゃあウィッシュはどうなる。独りで生きていくのか?
もしかしたらあの日俺の家に来たのは、寂しくて仕方なくなったから助けを求めに来たんじゃないか?
そいつは、ウィッシュが助けを求める存在を片っ端から拒み続けていくつもりなら、俺は許さない。
ただ、その存在がウィッシュ自身だったら。
俺はどうすればいい?
東「江口遥!」
ハロ「Yes?」
東「バカ者。『いえす?』ではない。この問いに答えろ」
今日何回バカって言われたかわからんな。
ハロ「えーっと・・・」
『問い聞こえさせたまふ』の敬意の対象は誰か?
うーん・・・。
ハロ「それがわかったら苦労はしない」
東「・・・聞いてなかったんじゃな?しばらく立っとれ」
ツン「(何やってんのよ)」
ハロ「(考え事してたんだよ)」
しかも東雲てんてーは十数分後くらいに『ん?なんで立っとるんじゃ?』とか言い出すから困る。
背低いくせに。ロリ顔のくせに。声高いくせに。
よく考えると好み。参ったなこれ。
東「江口遥!」
ハロ「ごめんなさい聞いてませんでした」
東「・・・もう座っても良い、と言おうとしたのじゃ」
ツン「(さっきからなんなのよあんたは・・・)」
ハロ「(アフリカではよくあること)」
結局、俺はウィッシュのことが頭から離れなかった。
学校が終わったことにも気付かなかったぐらいだ。
なんとなく上の空で・・・。
適当に相槌打ってたから、ツン怒ってるかもな・・・。
――いや。
ハロ「ちょっと出かけてくる」
ユリ「うん・・・」
俺は家を出、神社に向か・・・おうとして。
ハロ「簡単に済みそうな用事じゃないから、泊まりになる」
そう言い残して家を出た。
外はまだ夕暮れ。
すっかり日が長くなったな、と思う。
昨日とは違って少し雲が出てきたか、ぐらいの空模様。
…俺は大体確信していた。
あれは、ウィッシュだ。
ウィッシュが近付こうとするものを排除する。そうだとしても、排除するのは俺だけで終わる。
何故なら。
その後はウィッシュが気を付ければいいだけの話だからだ。
ウィッシュが俺を拒もうとしている事。
それが真実だという事を。
神社に着く。
ウィッシュは、いつもの部屋で祈りを捧げている最中だった。
ハロ「ウィッシュ」
ウ「あ・・・来てくれたんだ」
ハロ「・・・・・・」
ウ「どしたの?」
ハロ「きのう、あれから考えてみたんだけど――」
ウ「そっか、そうかもね・・・」
ウィッシュは終始黙って俺の話を聞いてくれた。
だが驚いた様子もなく、半ば自覚しているかのような態度であった。
ハロ「超人的な能力を持ったものは、誰か一人のものになってはいけない」
ウ「天賦の能力を持って人々を助け、信仰が私を形作る」
ハロ「ウィッシュは、そう在りたいのか?」
ウ「そうだけど、そうじゃない」
ハロ「?」
ウ「私は、人間になりたい」
ハロ「・・・・・・」
ウ「私が人の心と体を持ってるからそう思うのかもしれない。でも人の心が無いと人の願いは汲めないんだよ」
どこまでも不完全だ。
『人間になりたい?』だって?
その願いを叶えられるのは誰なんだ?願いの精の願いを叶えられるのは?
…叶えるだけか?
そんなの、人にとっては厳しすぎる。
誰だ?ウィッシュをこんな運命に晒しやがったのは。
ウ「私は、ハロがここに居てくれるだけで十分」
ハロ「そんな・・・俺だって、何かしてやりたい」
ウ「座って」
ハロ「ウィッシュ、諦めるなよ。俺も諦めない。人間になる方法だって、きっと見つかる」
ウィッシュは微笑んだ。
ウ「だね」
ハロ「冗談で言ってるんじゃない。俺はウィッシュに出会った。だからもう一つぐらい奇跡は起こる」
ウ「そう信じるよ」
ハロ「だか・・・え?」
正座していたウィッシュが、目を閉じて俺に顔をゆっくり近づける。
ハロ「ちょっ・・・」
まもなく唇が触れ、首に腕を回される。
らしくなく積極的なウィッシュに、俺は動揺してしまう。
やがて、唇が離れる。
ウ「おどろいた?」
ハロ「あ、ああ」
わけもわからず、そう答える。
ウ「・・・寂しいよ、ハロ・・・会いに来てよ・・・」
ウィッシュはそう言う。
俺は目の前に居るのに。
目の前に居るのに、涙まで浮かべて、寂しそうに呟く。
ハロ「ウィッシュ!」
ウ「きゃっ!?」
俺は、やや乱暴にウィッシュを押し倒す。
ウ「は、ハロ?」
服の間から手を差し入れてわずかに膨らんだ胸を触り、そして唇を奪い返す。
ウ「んん!?んっ・・・んん!///」
舌で口の中を撫で回し、犯し、貪っていく。
ウ「ん・・・ぷは、ぁ・・・んんっ!///」
深く長いキスが終わる。
ウ「ぁ・・・///」
ウィッシュは体をびくびくと痙攣させながら、天井をうつろな目で見つめていた。
ハロ「覚えてるか?ここ・・・」
ウ「ひゃう!?///」
袴の上から、ウィッシュの股間をなぞる。
ハロ「お前が始めてきた時・・・」
ウ「そ、その話は無かった事にぃ・・・///」
ハロ「何言ってやがる」
そういいながら、俺はウィッシュの衣服を脱がしにかかる。
ウィッシュは口では抵抗するものの、体は弛緩しきっていて抵抗する気は無いようだ。
やがて、幼い体が露わになる。
ウ「・・・やぁ・・・///」
ハロ「直接触られたほうがいいだろ?」
ウ「あぅ・・・ひゃうっ!///」
ハロ「まだ触れただけだぞ?敏感だなウィッシュは」
ウ「変態みたいな事いわないでよ・・・///」
ハロ「ん?」
ウ「あっ!///」
ハロ「さっきからここ弄られて喘いじゃってる人のほうが変態かと」
俺は、わざと音を鳴らして弄くる。
ウ「あっ、ちが・・・!んん!///」
ウィッシュは手足をじたばたさせて悶える。
ちゅ・・・。
ウ「あっ!は、ハロ・・・!///」
俺はウィッシュの乳首に口をつけた。
ウ「あっ、やっ、ひゃっ!///」
揉めるほども膨らんでいないが、乳首は既につんと立っていて、十分感じているようだ。
唇でなら揉む事はできそうだ。その柔らかさが、唇を伝わってくる。
ウ「はぁ、うぅ・・・///」
ハロ「ウィッシュ・・・」
ウ「ほ、ほえ・・・?」
『ほえ?』じゃない。
ハロ「挿れていい?」
ウ「・・・きかないでよ///」
俺はベルトを外し、ズボンを脱ぎ、パンツも下ろした。
ウ「・・・あぅ・・・///」
屹立したそれを、ウィッシュにあてがう。
そして・・・
ウ「んっ、あ、あぁああぁあぁう!///」
一気に奥まで挿入する。
ウ「あっ・・・あ、はぁ・・・///」
ウィッシュの中で俺の竿は襞にくすぐられ締め上げられる。
奥へ奥へと蠕動し、俺に射精を促そうとうごめいている。
このままでも十分気持ちいいが・・・。
ハロ「いくぞ・・・」
ウ「えっ?・・・え?あっ、んあっ!///」
俺は腰を動かし、ウィッシュを突き始めた。
ウ「あっ、んあ・・・!ハロ!早・・・!は、ハロぉ!///」
ハロ「はぁ・・・はぁ・・・」
気持ちいい。俺は欲望の赴くままにウィッシュを責め続ける。
ウ「あ・・・ゃああぁぁぁあ!///」
ひときわ大きな喘ぎ声を上げると、ウィッシュはぐったりとしてしまった。
ウ「はぁ・・・はあ・・・///」
俺は腰の動きを止め、少しの間その様子を観賞していたが、
ウ「あ・・・ああ!///」
やはり我慢しきれずに、再び運動を始めてしまう。
ウ「あ、あうぅ、も、らめぇ・・・!///」
ハロ「はぁ、はぁ・・・」
で、出る。出そうだ・・・。
このまま、中に・・・。
ハロ「出す・・・」
ウ「ほへ・・・?――あっ!あ、あっ、あ・・・///」
俺はそのまま、ウィッシュの中に思いっきり射精した。
ウ「あ・・・///あついよ・・・ハロの・・・///」
ハロ「はぁ、は・・・」
そう言うと、ウィッシュは再びぐったりとしてしまった。・・・恍惚とした表情のまま。
でもそれは何か幸せそうに見えた。
俺は余韻に浸りながらも、ゆっくりと引き抜いて、事後処理を始めた。
何のためらいも無く中に出せるのは何ともいいなぁ、と思いつつ。
まぁ少し背徳感もあるけど。
ハロ「いけないよな、こういうのは」
ウ「ぇへへ・・・///」
声漏れてるぞ。
……。
…。
朝か。
ハロ「ん・・・」
結局、泊まりになってしまったか。
ウ「おはよ」
ハロ「ん?ああ・・・アホ毛」
ウ「朝からそれは酷くない!?」
ハロ「冗談だ」
ウ「くぅ・・・全然冗談に聞こえない」
さ、そろそろ帰るか・・・学校あるし。
ウ「ねぇ」
ハロ「ん?」
ウ「私、決めたよ」
ハロ「何を?」
ウ「何を、って・・・。私、人間になる!」
ハロ「・・・マジで言ってんの?」
ウ「賛成なのか反対なのかはっきりしてよ!言いだしっぺは誰!?」
ハロ「俺。もちろん大賛成だけど・・・どうやって?」
ウ「ハロが願えばいいんだよ。私の願い、ハロを介してなら叶えられるでしょ?」
ハロ「・・・ああ、そうか。おまい頭よくね?」
ウ「ふっふーん」
と、ふんぞり返るウィッシュ。
ウ「それを叶えるだけの力が私にあるかどうかなんだけど・・・」
ハロ「大丈夫だ。お前ならできる。根拠は無い」
ウ「・・・だね。なんか一言多いけど」
ハロ「でも叶ったら、ずっと一緒だ」
ウ「ずっと一緒だ!」
ハロ「でも中田氏は当分禁止だ・・・」
ウ「ってそんな事はどうでもいいの!まずは!///」
ウィッシュが見た悪夢。
その正体は不明だけど、その悪夢もやがて忘れられるだろう。
確かな明るい朝が、またやってくるのだから。
最終更新:2007年08月03日 20:32